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ドラマ「おみやさん」の鴨川の飛び石はどこに?

2010-07-31 | 街角の話し
飛び石 今日は水量が多い。

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テレビ朝日の木曜日夜8時からドラマで「おみやさん」というのがある。
現在シリーズ7が終わって休憩中。

このテレビに出てくる鴨川の飛び石を探しに行きました。

ネットで下調べをすると。

鴨川の飛び石は3ケ所ある(4ケ所と言う説もある)
どうやら三条辺りがドラマに近いようだ。

京都市立美術館に行くついでに、鴨川縁を三条から二条まで歩いて見ました。

ドラマにも橋が写ってるし、橋は次の通りにある。

三条大橋(三条通)
御池大橋(御池通)
二条大橋(二条通)
丸太町橋(丸太町通)



三条大橋から、御池大橋。ないな。
下流にも、それらしいものはなさそう。



暫く歩くと、「これだ!」

川に段差があり、飛び石があり、橋が写っている。
橋は二条大橋(二条通)でした。

もっと近寄って見ました。


いい感じです。


「おみやさん」あまり見たことのない人のために。

京都府警鴨川東警察署資料課(通称「迷宮課」)に勤務する
鳥居勘三郎(京都府警鴨川東警察署資料課長 警部)-渡瀬恒彦)が、
部下の七尾洋子(京都府警鴨川東警察署資料課 巡査)-櫻井淳子)とともに、
今起こっている事件から迷宮入りした事件を解決していく。
シリーズ毎の主題歌もなかなかいい。シリーズ7は、安全地帯「オレンジ」でした。

舞台は京都。鳥居勘三郎の家は旧家でお手伝いさんが居ます。
ゆっくりのんびり見れる、警察ドラマです。


飛び石から土手に上がると....美術館はちょっと遠いけれどね。

水量が少ない日だと飛び石を渡れそうです。

ドラマの撮影場所が、ここかどうかは分かりませんが・・・・
多分ここです(笑)

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ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち

2010-07-24 | ア-トな話し
2010年7月6日(火)~8月29日(日) 京都市美術館

名画のフルコースをどうぞ

本展覧会の謳い文句である。

47名の画家の80点が展示されている。

写真のように、美術館の壁にはいつも意匠を凝らした看板が出ているが
今回は画家の名前がヅラリと並んでいる。

エル・グレコ、レンブラント、コロー、ミレー、クールベ、ピサロ、マネ、ドガ、シスレー、セザンヌ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ロートレック、マティス、ピカソ

まるで美術の教科書のようです。

他には、ヴァン・ダイク、ムリーリョ、デ・ホーホ、ルソー、シニャック、ラトゥール

これで22名。壮観です。

まさに、教科書に出てくる画家のフルコースです。


なかでもモネが大挙してやって来ました。計11点。
「モネの冒険」と名付けられた部屋には、その内10点が展示されています。



モネ 「積みわら(日没)」

モネは 積みわら をテーマに25点製作している。

この「積みわら(日没)」は色がすごい。

積みわらが燃えているような感じ、黄色もピンクも青も。

あり得ない色ですね。「光の画家」の別称通りです。
この色は、モネの頭の中にしかない。

今回、楽しみにしていた作品です。

(ジヴェルニー近郊の積みわらのある草地も展示されていますが、積みわら連作とは別)





モネ ヴァランジュヴィルの崖の漁師小屋

これもあり得ない絵です。
家に行く道がないし(笑)、どこから描いたの?

会場では印刷した絵を額に入れて売ってますが、一番人気でした。
部屋に飾るには最高の絵ですね。
カタログによると「市場向けの作品」ということ、狙い通りと言うことです(笑)



モネ アルジャントゥイユの雪

その年に、初めて降った雪  雰囲気が出ていますよね。まだ緑が残っている。
珍しい作品です。




モネ ジヴェルニー近郊のセーヌ川の朝

まさにモネらしい作品 夜明けのセーヌ川、幽玄ですね。
「何も見えないが、すべてがそこにある」
そんな暗闇から、夜が明けて、太陽がわれわれに見せてくれる。

そんな感動が伝わってきます。



モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」


「モネの冒険」の部屋とは別の「描かれた日常生活」の部屋にあります。
本展覧会のポスターでお馴染みの作品。

ボストン美術館でもっとも人気のある作品と言われている。
若い女性は妻のカミーユ。

子供の前の馬のオモチャは手作りではないですよね。
自宅の庭で寛いでるにしては、服も含め全体がオシャレな雰囲気です。



ミレー 馬鈴薯植え

ミレーの代表作 「晩鐘」 「落穂拾い」(両方ともオルセー美術館所蔵)と共に
パリ万国博覧会に出品された代表作。

駕籠の中に居てる赤ん坊を見つけるくらいに近寄って見ましょう。

このコーナーには

マネの音楽の授業もあります。背景が真っ黒な絵です。-良く見ると塗りつぶしではないのですが。

「多彩なる肖像画」の部屋では

レンブラントの「ヨハネス・エリソン師」と「ヨハネス・エリソン師の妻マリア・ボッケノール」。
主催者としては、自慢の作品です。その迫力は現場で確認してください。

他にもいろいろあります。

ドメニコ・フェッティ「改悛のマグダラのマリア」

マグダラのマリアがどんな人か知ってると見方が変わるかも。

フランチェスコ・デル・カイロ「洗礼者聖ヨハネの首を持つロデヤ」

良く見ると、恐い絵ですよ。




ゴッホ「オーヴェールの家々」

わらぶき屋根とタイル屋根の家の対比
全体の配色、筆の荒々しいタッチ。

まさにゴッホです。

展覧会のカタログは3つの異なる表紙の分が売り出されています。

この作品と
ミレー 馬鈴薯植え
モネ 「アルジャントゥイユの自宅の庭のカミーユ・モネと子ども」

我が家には、この ゴッホ「オーヴェールの家々」の表紙の分を買いました。

ボストン美術館改装により、素晴らしいチャンスに恵まれた訳ですが。
ボストン美術館の英語表記は

Museum of Fine Arts です。

カタログにも載っています。まさにFine Arts です。

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龍馬伝

2010-07-10 | 心に残る本
NHKの大河ドラマです。

毎週楽しみに観ています。

ドラマの謳い文句は

名もなき若者は、その時「龍」になった。

幕末史の奇跡と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を
幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描く、オリジナル作品。

龍馬伝 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) は大分以前に買った。

最近買ったのが、その後編だ。



この本の表紙とそっくりなのがある。



こちらはJRの駅にある。

本屋で見つけても、自分がすでに持ってるように勘違いしてしまう(笑)

JRに置いているこの冊子はなかなかの優れものです。
**まだ あると思います***

龍馬ゆかりの地の案内が丁寧。

高知、安芸、鞆の浦、下関、長崎、京都伏見、京都洛中、神戸。

いつか行かねばと思ってしまう。

龍馬に関する本は、今本屋に一杯あります。どれを読むか悩んでしまいますね。

龍馬の最大の謎は「暗殺」です。

何故暗殺されたのか、誰が殺したのか、指示したのは?
謎ばかりですね。

この暗殺事件は、近江屋事件と言います。

幕末の慶応3年11月15日(1867年12月10日)に
坂本龍馬と中岡慎太郎が京都河原町近江屋において暗殺された。

京都見廻組を実行犯とする説が最も有力である。

近江屋事件から5年、この事件の再捜査を、邏卒(警察官が巡査と呼ばれる前に用いられていた呼び方)・鬼木寛次郎がある人物から依頼される。なぜ今ごろ……。

とまどいながらも真相を追い求める寛次郎の前に、意外な人物が現われて彼の行く手を阻む。

たどりついた真犯人とは?
竜馬暗殺の黒幕を暴く歴史ミステリー小説です。


「竜馬暗殺」推理帖 (PHP文庫)

稲葉 稔 (著)

事件後5年後と言う設定が面白い。関係者も生き残っている人も多いので事件調査のために訪れる。

難しいテーマなので、事件としてはスッキリしない。
龍馬ファンなら一読の価値がある。



我が家の本棚にあった本。1994年発刊なので、本屋さんにはないかもですが・・・

坂本龍馬 
物語と史蹟をたずねて

八尋 舜右 著

なかなか面白い内容。

龍馬の初恋の人とも言うべき、加尾は、前土佐藩主山内容堂の妹・友姫が三条公睦に嫁ぐ際に友姫の御付役として上洛し、以後文久2年(1862年)まで三条家に仕えた。
慶応2年(1866年)土佐で西山志澄(にしやま ゆきずみ)と結婚。西山志澄は波乱の人生を送るが、1898年(明治31年)第1次大隈重信内閣では警視総監を務めた。

エピソードが豊富です。

龍馬の姉、栄の話も出てきます。脱藩の手伝いをして、その後自殺した人です。
異説もあるようです。

天誅組の話もあります。
そうです、先日奈良の五条を訪れた時に展示に出会いました。

史蹟案内とエピーソードも豊富な好著です。ブームに乗って復刊されるかもです。


当時は、激動の時代でした。

多くの若者が、日本のためにと意気込んでいたのです。

動機も違ったでしょう。目指す方向も違ったでしょう。

結果、歴史的には評価されない生き方、死に方もあったでしょう。

でも、いいじゃない。

そんな時代に、精一杯。生きたというのが。

それが、このドラマの面白いところです。

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