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青葉台 写友会作品展 大和さん出展

2008-05-24 | ア-トな話し
熊取町 煉瓦館 5/23から5/29 9時から22時


元の職場の先輩で、熊取町在住の大和重郎さんの写真作品が展示されるということで、初日に早速行って来た。

前回、同じ煉瓦館で、私の作品が展示された時(煉瓦館 アート展に出展)には、いちはやく駆けつけて頂いた。

青葉台の"長生会"主催とのこと。
全作品が同じサイズというのは、会場がスッキリします。
最近流行のワイド半切(A3ナビ)。パソコンでも印刷できるのがいいですね(機種によるが)。

大和さんの作品は2点出ていました。



題は、「奈良飛火野」
浮見堂ですね。
さすがという感じです。

他には「京都嵐山」がありました。

御年77歳。君は「まだ若いな~」と言われてしまいましたが、ますますお元気でご活躍ください。

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ルーヴル美術館展 フランス宮廷の美  神戸市立博物館

2008-05-18 | ア-トな話し
4/26~7/6まで開催中。

ルイ15世、16世の時代の王宮文化を伝える華やかで凝った装飾品やタペストリーなどが一杯、当時の豪奢な雰囲気を味わえます。
サブテーマが「ようこそ、セレブの世界へ」 。
最近のセレブとは、レベルが格段に違いますがね。
写真は、展示場の1階。ベルサイユ宮殿の写真があります。
ここは撮影可能です。記念写真にどうぞ。



ディアナ像の飾り枠付き掛時計
素晴らしいですね。
美術史の用語で、ロココ(Rococo)というのがあります。バロックに続く時代の美術様式で、18世紀、ルイ15世のフランス宮廷から始まり、ヨーロッパの各国に伝えられ流行した。会場でロカイユと表示されているのも同じこと。
植物の葉のような複雑な曲線を用い、徹底的に手の込んだ作品であり、豪華である。



時代を代表する人として、一番有名な人が、この人。ポンパドゥール夫人。

ポンパドゥール侯爵夫人の肖像が会場にあります。60cmx45.5cm
見落とすことはないと思いますが、意外に小さい作品です。

華美華麗な、この時代なのに、本人の服には、何の装飾も付けてない。
周りの小物は、ロココ調一色です。
美人の自信ですね? 絵は29歳の頃。
ルイ15世の愛妾で、才色兼備。音楽、美術と多才であったと言われている。
時代のリーダーと言える。



マリー=アントワネットの旅行用携行品入れ
どこに移動しても不自由なくいつものお茶や食事が楽しめるようになっている。磁器のカップや、数々の銀器にはマリー=アントワネットをあらわすMAの組み合わせ文字が施されている。
自分では運べない大きさと重さです。

ハプスブルク家に生まれたオーストリアの皇女マリー・アントワネットは、14歳でフランス王室に嫁ぐ。鈍重な王太子ルイ16世との結婚生活は幸福とはいえず、その反動で快楽に明け暮れる彼女であった。

亡命の時に持って出る予定だった旅行カバン。

そんな想いで、このカバンを見ると、なんか悲しくなりますね。
成功しなかった亡命の2年後に、断頭台に消える。








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卯の花 -夏は来ぬ-

2008-05-18 | 街角の話し
卯の花と言えば、童謡の「夏は来ぬ」を思い出す。

 卯の花の匂う垣根に、ホトトギス、早も来鳴きて、忍音もらす 夏は来ぬ

佐々木信綱作詞・小山作之助作曲

曲を聞いてみたい人は、二木紘三さんの、ここがおすすめ

5月17日土曜日のNHK・TV”ウィークエンド 関西”
(午前7時30分~8時15分)の吉村真希さんの”気象コーナー”で、長居公園の卯の花を紹介してました。

早速、長居公園に行って来ました。
長居公園の管理事務所に聞くと、NHKの取材の後のせいか、丁寧に場所を教えてくれます。

「卯の花」は昔は、歌のように生垣にも使われていたようですが、最近は見かけません。
「卯の花」はウツギ(空木)というアジサイ科の落葉低木です。

卯月(旧暦の4月)に咲く花という意味のようです。

NHKの影響は大きく、「あった、あった テレビでやってたのは、これや」となかなかに賑やかです。



こちらは、同じ仲間ですが、少し違う「バイカウツギ」。
最初白い花ですが、ピンクになり、やがて赤になる。
まるで酔芙蓉のようです。ここ

二ヶ所にあるので、しっかり管理事務所に聞いてお出かけください。

お豆腐のおからのことも「卯の花」と言いますが、こちらは、その白さから名付けられたようです。

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清水

2008-05-11 | 街角の話し
静岡県は清水に行って来た。
ペトマサさんが清水に引っ越され「遊びに来ないか?」とお誘いを受け早速お邪魔した。新幹線は、「ひかり」で「静岡」で乗り換え、在来線で「清水」。
4月の初め、天気は今ひとつだったのが残念。

清水駅で降りたら、迎えに来て頂いていた。まずは駅のモニュメントに、びっくり。
駅前の何もない広場に、直径12mの巨大な輪。「空のむこう」と名付けられているようです。
見過ごしたが対になるモニュメント「この空のもとで」というのもあるようです。

まず脳裏に浮かんだのは、北斎です。
富嶽三十六景【尾州不二見原】俗に「桶屋」と言われている絵です。
この絵を真似して、輪の中に富士山を入れて撮りました。
あいにくの天気で明瞭ではないのが残念ですが、じっくり見ると富士山が見えますよ。

後日、ペトマサさんが、富士山がくっきり見える時に撮影して
ブログに載せてますので、ご参考に。


さすがにハイブリッドカーという静かなエンジン音のプリウスで、マンションへ。


マンションからの夕景の富士山。
前景は清水港。
各部屋から、顔を上げれば、富士山が見えるという絶好の位置にマンションが建っています。
まさに富士山は、"我が手中にあり"
富士山は、この方向から見えるのが"表富士"
"八面玲瓏(はちめんれいろう)"という富士山を讃える言葉があります。
東西南北、どこから見ても美しいということです。
右側の稜線の中ほどに、少し"こぶ"になっているのが、"宝永山"。
江戸時代の宝永4年(1707年)に富士山が噴火した時に出来たもの。

富士山の後は、いつも通りの豪華な夕食、奥様の手作りのお料理もさりげなく添えられていました。
ネオンの夜景も美しいとのことでしたが、ずっと、おしゃべりと飲んで夜もふけました。


翌朝。早起きの、ご褒美は、巴川をくだる釣り船。写真はマンションから。
ここ清水港の伝統的釣り法の「かかり釣り」に向かう一団です。

このように、親船(機械船)が和船(ボート)を曳いていき、それぞれのポイントに係留して釣るのを「カセ釣り」といいます。
そこで、ダンゴで黒鯛(チヌ)を釣る釣り方を「かかり釣り」と言う。紀州のだんご釣りと同じだと思いますが。



早朝の散歩。エスパルス通り。
ここ清水の名物【1】は、サッカーJリーグの清水エスパルスです。
オレンジの建物が、エスパルス.ドリームハウス。
後方のマンションが「キララシティ」。ペトマサさんがお住まいのマンションです。


早朝の清水港。釣りをしている人が居たり、いろんな船が停泊しています。
観光船、海上保安庁の船等々。
これは、帆船オーシャンプリンセス号。向こうには富士山が見えます。
残念ながら、曇り空。
港の中、どこからでも富士山が見える。
港には「広場」があったり、昔の荷役用のクレーンを保存してあったりと、いろんな物があり、刺激的な早朝散歩でした。


清水名物【2】は、清水次郎長。ここが生家です。

  清水港の名物は お茶の香りと男伊達
  見たか聞いたか あの啖呵 意気な小政の
  意気な小政の 旅すがた

ご存知?「旅姿三人男」。我等仲間内では有名な歌です(笑)
でも、あの歌が、石原裕次郎の歌だと知れば、イメージギヤップに唖然としたりして(笑)



清水船越堤公園。ここからも富士山が見えます。



いい感じです。




静岡の名物、茶畑とさくら。
ここの茶畑は、刈り込み不足?


名勝 日本平からの富士山。



昼食の「しみずみなと 刺身定食」
清水魚市場、河岸の市の「おがわ」
開店と同時に飛び込んだが、1時間待ち。
清水一の人気店のようです。
清水港は、マグロの水揚げで有名。
見てください、このマグロの分厚さと色。食べ切れないボリュームです。
トロマグロ、鉄火マグロ、ウニ、イクラ、甘エビ、イカ、タコ。

そして本日は、市場に入ったからということで、「生のサクラエビ」--写真右上。
がオマケに付いてます。
この心意気がうれしいね。次郎長みたいな男伊達。

サクラエビはここ駿河湾が日本での100%の水揚げという、名物【3】です。
禁漁期間もあり、前日に解禁になったばかり。
生に出会うのは、珍しいということで、本日のお土産は、生サクラエビに決定です。

いろんな感動がある町、清水。
ペトマサさんと奥様ありがとうございました。

富士山が、くっきり、さわやかでなかったのだけが残念。

くっきり富士山は、ヘトマサさんのページでお楽しみください。清水新生活のコーナーです。

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瀬戸内寂聴展

2008-05-11 | ア-トな話し
高島屋 大阪店 4/30~5/15開催。

「生きることは愛すること」

この人が言うと妙に説得力がある。

会場は、おばさま方で、結構混んでいます。

多芸多才 土の仏像、水彩画、木彫りのお地蔵様等、ご自身の作品が一杯展示されている。

交遊範囲の広さもすごい、いろんな人からの贈り物も展示されています。
莫山が良かったな~。

作家生活50周年とのこと。

百貨店でやる、この種の展覧会にしては、十分楽しめる内容です。
100円で寂聴愛のおみくじもあります。吉でした。



会場内の「京都 寂庵の書斎」コーナー。ここは写真撮影OKです。
中央の机は、谷崎潤一郎の机を模したとVTRで説明がありました。
引き出しの多い立派な机です。

このお気に入りの机のように寂聴さん、ご自身「引き出し」の多い人なんだと感じました。
一度は行って見たい。寂庵です。


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「画家としてのミュシャ ―絵画と素描―」 堺市立文化館

2008-05-10 | ア-トな話し
ミュシャを知らなくても、どこかで、見たことのある絵だよな。という人は多いだろう。
ミュシャの作品はタイトルの写真のような、特色ある作品。
これは会場の入り口のディスプレイ。「夢想」というリトグラフの作品です、今回は残念ながら、展示されてなかった。

堺市立文化館内にある、「アルフォンス・ミュシャ館」に行ってきた。
彼の作品は、ここで常設展示されているが、平成20年3月15日(土)~7月13日(日)までは、表題の、企画展を開催中。

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭のアール・ヌーヴォーの代表的画家です。彼は、チェコで生まれ、パリの舞台女優、サラ・ベルナールのポスターを制作して一躍有名になった。
これも今回は展示されていません。

「アルフォンス・ミュシャ館」は、いわゆる「ドイ・コレクション」である。
「カメラのドイ」の創業者である土居君雄のコレクションを彼の死後、遺族が堺市に寄贈したもの。「カメラのドイ」も今はないけれど。

今回の企画展の目玉は、この作品です。



タイトルは『巫女』。
彼の作品の多くは、リトグラフでありポスター用です。
絵そのものも美しいが、描かれるのは北欧系の美女。
日本人好みなのかも知れない。

そんな中で、油彩のこの作品は珍しい。
幻想的な雰囲気で、思わずぼうっと眺めてしまいます。
他の作品は、人形的な美しさですが、これは今にも戦いに出て行きそうな
凛々しい女性の美しさです。
チェコの神話が素材のようです。

シヨップで、この絵葉書を探したがありませんでした。
「理由は分かりませんが作られていません」とのこと。
替わりに頂いたのが、このパンフレットです。

常設展に戻ったら、是非もう一度行きたい。

今回は、見ることが出来なかったが、「黄道十二宮」です。




同じビル内にある「与謝野晶子文芸館」は共通券で入場出来ます。
堺が生んだ偉大な歌人を偲ぶことが出来ます。
ここに「明星」という当時の歌集も展示しています。
挿絵を見るとびっくりしますよね。
さっき見てきた、ミュシャの作品?と思ってしまいます。
残念ながら、これは、日本の画家「藤島武二」の作品です。
当時、アール・ヌーヴォーが全盛だったのですね。



これは南海電車堺駅にある晶子の銅像です。
"ふるさとの 潮の遠音の わが胸に"

堺には、晶子の歌碑は10数個あります。
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蘇鉄山登山

2008-05-09 | 街角の話し
2006.5.20に日本一低い山 天保山に登ってきた。その時のブログはここ

厳密に言うと、天保山は、"二等三角点のある日本一低い山"ということになる。
山と言うからには、国土地理院の地図に載っていることが前提
平成8年(1996年)に天保山は、地図に復活した、標高 4.5mだ。

今回、登頂した 蘇鉄山は、堺市大浜公園にある。
"一等三角点のある日本一低い山" である。

写真は「登山証明書」です。

2000年4月に、国土地理院の地図に「山」として載った。それまでは、ここの三角点は"大浜公園"という名称であった。つまり山でなかった。
標高 6.85mだ。

三角点は、国土交通省国土地理院が管理している。
三角測量に用いる際に経度、緯度、標高の基準になる点のこと。通常、見晴らしの良い場所に設置されるため、高山の山頂付近に設置されている場合が多い。

三角点の間の距離によって等級を決めている。
一等三角点は、設置間隔は45km。柱石の一辺は18cm。全国に972点。
一方、二等三角点は
設置間隔は8km 、柱石の一辺は15cm、全国に5056点 。




大浜公園入り口



まもなく登山口。いい雰囲気です。



登山口の案内


これが山頂。前方の石が、三角点。



神明神社。南海本線堺駅からすぐそこにある。
ここで、登山証明書を発行してくれる。無料です。
NO "525"は、2008の通番とのこと。多い?少ない?

【おまけ】

神明神社から少し歩くと、「堅川」があり南海電車の架橋のところに
「南蛮橋」がある。



写真のような外人の像がある。なかなかいい雰囲気です。
周辺を探したが説明版なし。

誰? 堺で有名なザビエル?
何してるの? 彼の後方が海側です。故国を偲んでいるのではないようだ。堺では、海側でも太平洋は見えないかも?

ネットで検索すると。

名前無し、国籍不明。
町の方向を向いているのは、正面から写真を撮るには、こっち側にしか橋がないからとのこと。

素晴らしい回答だ。と思ったのは、私だけ(笑)

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