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すだれ資料館  大阪ミュージアム

2009-11-30 | 街角の話し
大阪ミュージアムに選ばれた「すだれ資料館」に行ってきた。

大阪府河内長野市天野町1014-1 金剛寺の前

すだれ(簀垂れ、簾)とは糸で竹や葭を編み連ねたもの。

昔ながらの工程で製造される伝統的工芸品として存在する一方で、
現代建築のインテリアデザインとして利用されている。
井上スダレ株式会社が運営しているのが、「すだれ資料館」です。

春秋に公開時期がある。それ以外は、休日を除き、電話で予約すれば入館できる。

工場に隣接して資料館がある。

入館すると係りの人が案内してくれます。他に人が居なかったので貸切で、ずっと付いてくれました。
最初は説明のVTR。左が画面です。



御簾です。平安時代の復元。

高貴な人が座る場所からは、実は良く見えるのですね。
家内と交替で見ましたが、係りの人は、ずっと付き合ってくれました。



御簾の、この紋は、「カ(穴カンムリに巣と書く)」と呼ばれる鳥の巣を象ったもので中国から伝わったもの。

「そうだ、北京オリンピックで競技場のことを鳥の巣て言ってたよね」

的はずれかも知れない質問にも、にっこり対応です。(スゴイ対応ですね)


天井もオシャレ。

いろんなスダレが展示してます



これは、亀甲簾
赤の絹糸で模様にしてるのですね。




伊予簾
愛媛県久万高原町に自生している天然記念物のイヨ竹を使用。
素材も、いろいろなんだ。
他には、ハギとかヨシとか、いろいろです。



伝統的工芸品 大阪金剛簾

大阪の伝統的工芸品も蒐集して展示されています。

熊取はなかったな。


資料館の内部。機械も展示してます。奥の分は、竹を一挙に裁断する機械ですね。
優れものです。

ショールームも見られますと言う言葉に甘えて案内してもらいました。


ショールーム



ワアー。と驚きの声が出ます。

最新のインテリアにマッチした、「すだれ」が展示されています。
照明にも使われています。

平安時代に使われた 簾 が SUDARE として現代に生きてる。

感動します。

係りの人の応対も良かったけれど。
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クリムト、シーレ ウィーン世紀末展

2009-11-29 | ア-トな話し
サントリーミュージアム 天保山 2009.10.24~12.23

グスタフ・クリムト と エゴン・シーレの作品を中心に
彼等が生きた時代-「ウィーン世紀末」と称される-の他の作家達の展覧会である。

700年余りの栄華を誇った、ハプスブルク帝国の消滅も近いという言わば既成概念にとって混乱の時代であった。
グスタフ・クリムトは1918年2月6日に亡くなり、エゴン・シーレは同年の10月31日
に、わずか28歳でなくなった。

「パラス・アテネ」グスタフ・クリムト

展覧会のポスターに載ってる作品である。
実物は、照明の関係なのか地味に見えるのが残念。
もっとキンキラキンに見えるのかと期待していた。

アテネは学芸と智恵、正義の戦いの女神。

作品に近寄ると、背景にもいろいろ描かれています。



「愛」 グスタフ・クリムト

「生」と「死」の輪廻、そして「愛」。
死と隣り合わせに生きているからこそ、命を燃やして愛することができる。

上の方に、女性の顔がいくつか描かれています。輪廻を表すのか?

こういうのは、当時の絵の題材のタブーだったのでしようね。


「アルトゥール・レスラー」エゴン・シーレ

レスラーはエゴン・シーレのパトロンである。
彼の体はねじれ、顔は横向き。何とも不自然なポーズをとっている。
手もやたら大きい。



「イーダ・レスラー」 エゴン・シーレ

農園主の娘で、後にアルトゥール・レスラーの奥さんになる。
この展覧会の作品でも他の作家の分で「イーダ・レスラー」というのがいくつかありました。探してみましょう(笑)
極端に近くから描くことにより、その人を表す方式ですね。


「テレーゼとフランツ・マッチェ」 フランツ・フォン・マッチェ
こんな可愛い絵もあります。
フランツ・フォン・マッチェはクリムトと一緒に仕事をしていた時期もありますが、その後決裂してます。
作風が全然違うものね。



「イーゼルの前の自画像」 スザンヌ・レナーテ・グラニッチュ

自画像に、しては自分を可愛く描きすぎだろうと思ってしまいまよね。
そして隣に、同じ作者の
「エディト・グラニッチュ」という作品が展示されています。

このモデルについて特に説明がないので分かりませんが、勝手に妹かと思ってしまいました。(笑)謎です。




「若いアラブ人の上半身(通称“召使のハッサン”)」レオポルト・カール・ミュラー

すごい描写力です。
釘付けになるという感じですね。

美術展には夕刻前に行かれることをおすすめします。

美術館を出ると、海遊館のイルミネーションファンタジーが出迎えてくれます。


アクアツリー 22mの巨大なツリーです。



アクアウェーブ

10mはあるジンベエザメが輝いています。

美術鑑賞の後の、オマケですね。
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塩田さんの展覧会-第21回 同舟会展

2009-11-16 | ア-トな話し
大先輩の塩田さんの展覧会に行って来ました。
2009.11.12~11.17 泉北カルチャ-サロン

ハイデルベルクの眺望

ドイツですね。外国の景色て日本と「色」が違うのですね。
それが出せるかが勝負なんでしょうね。
相変わらず丁寧な筆致には感服します。

残念ながら、今回はお会いすることが出来ませんでしたが。

他の人の作品も拝見しました。

「或る日」 堀 純二 先生

現地で見たときは、「先生」の作品と気付かずに思わずシャッターを切りました。
額もすごいけれど。
塩田さんの説明がないのが残念ですが、勝手に解釈して。

線が異質なのですね。右の建物の上から下への斜めに走る線。
よく見れば、向こうの景色が透けて見える。影?
この斜め線が、画面に緊張感をもたらし、素晴らしい作品になってる。
塩田さんお勧めの(笑)ネコもあるし。



「想」 竹内公子
人物画て難しいのですよね。
「想」はモデル?画家?
この作風は誰かに似てるのだけれど・・・・




「寂光院への参道」 嶋田 英

木が面白い。階段の描き方が秀逸ですね。



「小旅行」 奈良原 英樹

着眼点良し、筆力もかなりのものですよね。
素材の違いを厳密に描写してます。

みなさんそれなりの年齢と伺ってますが、いい感じです。

受付に居られた方が話してくれました。
写真と絵とは違うんだよね。
自分で撮った写真を後で絵にしょうと思っても、なかなかうまく行かない。

自分が写真を撮るときと、絵にしょうと思うときと視点が違うのかな?

すごいテーマを投げつけられました。

私になりに考えてるのは

絵は見る人のことを考えてますよね。

写真は、まず記録です。

記憶ではない。

記憶に残る写真を撮っていこうと考えてます。

お名前は、存じてないが。

いいお話を聞けました。
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第10回 くまとり太極拳フェスティバル

2009-11-15 | 街角の話し
2009.11.15 ひまわりドーム

高校同期の上野さんがデビューするというので行って来ました。

太極拳は2年前に上野さんのお誘いで初見学しました。
くまとり太極拳フェスティバル

その後入門して、練習を重ねた成果発表が今日です。

全日本武術太極拳選手権大会で1995年から15連覇中という渡邊俊哉さんと奥さんの陳静さんが、熊取町在住ということもあり、今や太極拳の町、熊取です。


写真は、その渡邊俊哉さんが指導する「初心者体験講習」
私も、受付で勧められましたが(笑)、プログラムだけ頂きました。

開会式直後は、220名の集団演武や、熊取みどり幼稚園の270名のよさこいカンフーがあり、会場は超満員だったようです。

そして、いよいよ「サークル別表演披露」 30組のサークルがエントリーしてました。



「紀風」 上野さんが所属する陳静武術太極拳研究会の登場。和歌山からの参加です。 表演種目は「簡化24式自選」

*ちなみに大会用として総合太極拳(四十二式太極拳)があり、覚えやすいという観点から日本で多いのは、動作の形を24に絞った「簡化24式」がある-にわか勉強です。それにしても24も覚えるのは大変そう。

曲目は、「過ぎ去りし日々」でした。



アップです。




「ディレンファ」 陳静武術太極拳研究会 「カンフー扇」

扇が一斉に開きます。揃えば 音と形が見事に決まります。




「悠々」 若葉太極拳同好会 「簡化24式自選」
発足間もないということで、熊取ニュータウンの他チームが応援したので、大人数でした。



「チーム・モンスター」 陳静武術太極拳研究会 「太極剣」

小物を使うと、見ている方には分かりやすい。



「七福神」 希望が丘太極拳クラブ 「自選扇」

まさにご近所です。平均年齢78歳らしい。そうと思えない元気良さです。
私は、まだまだ入れないな。



「爽風」 希望が丘太極拳クラブ 「総合太極拳」
素人にも分かるうまさです。ここは入れないな。



「はなみずき」 陳静武術太極拳研究会(わかば会) 「簡化24式自選」

会場全体の雰囲気です。まずまずの入りというところですね。

曲もいろいろですが、コブクロの曲がいくつかありました。
あのテンポが太極拳に合うのですね(笑)

それにしても、お年を重ねた人が多いのに、あらためてびっくりです。
そして上野さんに拍手ですね。
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香雪美術館と世良美術館

2009-11-14 | ア-トな話し
神戸市東灘区 阪急御影駅周辺は、関西の高級住宅街のひとつですが、それに相応しい美術館があります。

写真は、香雪美術館への坂道。
左の大きなお屋敷の一角に美術館があります。
右は神社(弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ))です。

香雪美術館(こうせつびじゅつかん)は、東洋古美術を中心とした私立美術館。

朝日新聞社創立者で、茶人でもあった村山龍平(むらやま りょうへい、1850年 - 1933年)の収集品を収蔵展示するため、1973年(昭和48年)に開館した。館名の「香雪」は村山さんの号である。



美術館の入り口。


志野茶碗 銘 朝日影

どっしりした形 志野焼き特有の色合い。
何とも言えずに、いいですね。



赤織部

白い模様がいいですね。

絵葉書はなかったですが、他に、「長束割高台」という作品がありました。
大名物と言われる分野です。
秀吉から長束正家に・・・・・家康が出てきたり。
華やかな履歴です。

素人としては、それがどうしたのと言う感じですが、収集家にとっては魅力なのですね。

素人には、茶道具と言えば「茶碗」ですが、他にもたくさんあります。
それらも展示されています。



老爺柿

お手洗いに行く途中にあります。




世良美術館

世良美術館(せらびじゅつかん)は、洋画家・小磯良平に師事した女流画家世良臣絵(せらとみえ)が開設した美術館。

世良臣絵さんは明治44年東京・麻布生まれ。
父の「女が一人でも生きていけるように、手に職を付けなさい。」という方針
のもと育った。
ピアノ指導者となり結婚後移り住んだ神戸においても仕事は続けました。        
小磯良平氏と知り合う機会があり、30歳より本格的に画業を開始。
昭和29年に一水会に初入選。昭和41年にはフランスへ遊学。帰国後、銀座・日動サロンにて滞欧作品展を開催。
      
80歳になった平成4年に念願だった「世良美術館」を開館。その年の神戸市建築文化賞他多数を受賞。コンセプトは「女性がホッと深呼吸できる空間」。

まだまだお元気なようです。

常設展は「小磯 良平のデッサン」。
世良臣絵の素晴らしい風景画も展示されています。
風景画の絵葉書はないようです。



可愛いお花の絵が一杯あります。これはコスモス。

美術館というよりも、「サロン」という雰囲気です。
コンサートも開催されるようです。訪問した時は、奥様方が集まって、何やらお稽古をされてました。

まるで別世界の雰囲気です。

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金子さんの展覧会- ガッシュ画会作品展-

2009-11-14 | ア-トな話し
2009.11.13~11.15
「大阪くらしの今昔館」企画展示室

船本清司先生の教室の合同展覧会です、先輩の金子茂子さんの作品を見に行きました。

金子さんの今回の作品です。
「ほほえみかえす サンポール・ド・ヴァンス」

今回も金子さんの案内で会場の全作品を見て回りました。

フランスへ旅行した時の思い出の場所らしい。

「すごい!!!」
今までは、これがガッシュ画ですという作品だったが、一段と飛躍したようです。

ガッシュ画を描くのではなく、表現の手段がガッシュなのです。

構成のうまさ、遠近の描き分け。細部も丁寧に描いてます。

永年の教室通いの成果が実りましたね。



金子さんの先生 山路鈴香 先生の「あふるる想い」

さすがです。「カラー」という白さが目立つ素材を。ガッシュ画の手法でぼかしながら、花の本来持つ「清楚さ」を見事に表現しています。

会場に居られたので、お話しする機会がありました。



主宰の船本清司先生の奥様の船本礼子先生の作品。「晴れた日に」

「それ行け!礼子先生」というブログを書かれていて、読ませていただいています。


いつも心に残る作品を出されている 木村伸子さんの「幻華」

インパクトがありますね。
背景は、ラッピングの素材の感じですね。ベタッとならずに丁寧に描いてます。
右上の部分に空きがあります。
金子さんは感心してました。

当番の交替でお帰りになるところを金子さんがわざわざ呼び止めていただき、1年ぶりにお会いできました。


「花がいっぱい」 宮本博子さん

ゴルフのお上手なご主人とは良く会いますが。
光線の加減で、後ろの風景が写りこんでしまいました。スミマセン。


「スプラッシュ」 堀 美智子さん

ガッシュで波を描く。意表をついたテーマですね。
本当に飛んできそうな波飛沫です。


「ときめきのまま」 多田裕子さん
デザイン構成が秀逸ですね。
このままホームページのタイトルに使えそう。
猫は丁寧に描いてます。足跡まで。





「赤とグリーンのハーモニー」 唐住 美恵子さん

すごいですね。ばら 葡萄が 光っています。
左手前のガラス容器もアクセントになっています。
ガラスて難しいのですよね。

左と右に 楽譜--オシャレです。

講師をされているようで、さすがですね。

今回は、本当に力作揃い。

ガッシュ画らしくない絵もたくさんありました。

チャレンジなのでしょうか?


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2009年 どこへ行く (11月11日更新)

2009-11-11 | 街角の話し
どこへ行こうか?と思ったときにお役立ちになるかもです。
関西中心ですが、どうしても行きたいのは東京等も入っています。
参考になって行ったら、是非、コメント入れてくださいね。
順次更新して行きます。リンク先は行った分の感想です。

タイトルの写真は、ヨハネス・フェルメール 《レースを編む女》 


【2009年】

【美術館】


☆10/31~12/27「ボルゲーゼ美術館展」京都国立近代美術館

ラッファエッロ、ボッティチェッリ、カラヴァッジョ、ヴェロネーゼの絵画、
ベルニーニの彫刻を含む、45点が展示されます。
久々にカラヴァッジョです。「聖礼者ヨハネ」が出展予定。
行って来ました



☆2010年1/6~3/14  THE ハプスブルク  京都国立博物館
ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品からハプスブルク家ゆかりの名品を選りすぐり、絵画の至宝75点に華麗な工芸品を加えた計約120点。

☆2010年2/11~4/4 古代カルタゴとローマ展 京都文化博物館

☆2010年3/20~5/30 「トリノ・エジプト展」神戸市立博物館
「アメン神とツタンカーメン王の像」が展示されます。

【その他】

☆西国三十三ヶ所観音札所の本尊公開 2008.10~順次
 17ケ所が秘仏です。
 清水寺の本尊「十一面観音菩薩」は、33年に1度だけで次回は2033年でしたが、特別公開されます。詳細はこちら
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終わった分
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☆11/7~11/29 ―庶民の信仰― 円空・木喰展 美術館「えき」KYOTO

☆8/26~11/3 だまし絵 兵庫県立美術館 
行って来ました

☆9/1~12/13「若冲ワンダーランド」mihoミュージアム
「鳥獣花木図屏風」(エツコ&ジョウ・プライス・コレクション)は、
9月29日(火)~11月8日(日)まで展示
行ってきました

☆9/19~11/9 伊勢神宮と神々の美術 第62回式年遷宮記念 特別展
大阪歴史博物館 行って来ました

☆10/6~11/29 皇室の名宝展   東京国立博物館  
1期:2009年10月6日~11月3日は若冲の「動植綵絵」30幅が一挙公開される。

☆10/10~11/29 「蜷川実花展─ 地上の花、天上の色 ─」 西宮市大谷記念美術館 演出家・映画監督の蜷川幸雄の長女の写真展。綺麗な作品で有名。
行ってきました

☆10/17~~11/23  「国宝特別公開2009」興福寺 あの阿修羅が帰ってくる。
行って来ました

☆10/24~11/12 第61回正倉院展
天皇陛下御即位20年を記念し、正倉院宝物を代表する名品が出陳される

☆6/23~9/23 「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」 国立国際美術館
行って来ました。

☆6/30~9/27「ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」京都市美術館
フェルメールの「レースを編む女」がやってくる。
  行ってきました
 


☆5/23~7/12「安藤忠雄建築展2009」サントリーミュージアム天保山
行ってきました。

☆4/10~5/31 「ピカソとクレーの生きた時代」展 兵庫県立美術館
行ってきました。

☆4/4~5/18 松浦屏風と桃山・江戸の人物表現-女性像を中心に- 奈良 大和文華館 国宝 婦女遊楽図屏風(岩佐又兵衛 作)が展示される
展示期間には間に合わなかったけれど、大和文華館は行って来ました。

☆4/29~5/11 「東本願寺の至宝展」 高島屋大阪店
行って来ましたけれど・・・・・


☆3/24~5/10 開山無相大師650年遠諱記念 妙心寺展  京都国立博物館
行ってきました。


☆2/4~2/9 智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展 高島屋 大阪店〈7階グランドホール〉行って来ました

☆2/21~3/22 日展 大阪市立美術館 行って来ました
          

☆2/25~3/9 細見美術館開館10周年記念展 日本の美と出会う 琳派・若冲・数寄の心 高島屋 大阪店〈7階グランドホール〉行ってきました

☆20/12/6~21/3/29「狩野派と近世絵画 ~爛漫と枯淡と~」【併催 名碗三十撰】承天閣美術館 「列祖像」は初公開 行って来ました。

☆1/6~3/29 ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密 兵庫県立美術館 ベラスケス《マルガリータ》が目玉です。行って来ました。
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蜷川実花展 ー地上の花、天上の色ー

2009-11-10 | ア-トな話し
西宮市大谷記念美術館
2009年10月10日~11月29日
蜷川実花は、映画監督の蜷川幸雄とキルト作家、女優の真山知子夫妻の第一子。

色彩色の強い描写の写真が有名。

写真は、「金魚シリーズ」のひとつ。

たくさんの金魚の作品がある。どれも強烈なインパクトを受ける。
そこには可愛い金魚は居ない。全部が迫ってくる。
会場内の部屋一杯の大型スクリーンに金魚の動画がある。
まるで自分が金魚になって泳いでいるような感じになる。
しばらく茫然としてみるのも、気持ちがいい。かも。

蜷川実花風に言うと金魚は
「フナの突然変異体、人によって捻じ曲げられた生き物。
幸せそうにひらひら泳ぐその姿。」

金魚ファン必見です。

「花」も強烈な色で迫ってきます。

こんな撮り方があるのだな~。極端に言えば、何の花か分からんや。無茶苦茶ピンポケやんか。と言うのがあります。

蜷川実花風に言えば
「溶けていく輪郭、どんどん曖昧になっていく境界線。
私が花なのか、花が私なのか。」

これでピンボケが納得ですね(笑)



会場で売ってるドロップ缶。
強烈な色彩です。
中は、ハートの形をした普通のドロップでした。

今回の展覧会の「人」と「ボートレイト」というコーナーでは、芸能人の写真が一杯です。数え切れない数です。

妻夫木聰、小栗旬、永瀬正敏。

女の子は一杯

栗山千明、中川翔子、深田恭子、鶴田真由、木村佳乃、堀北真希、長澤まさみ等々。

こんなに芸能人の名前入力したのは初めてです(笑)


会場は、若い女性が断然多い。妻夫木の写真が目的ではないと思うけれど・・・・

この美術館は、お庭を楽しませてくれます。
前回訪問時の記事はこちら



つわぶきです。



シコンノボタン

葯(やく)の部分がクモの足のように見えるためにブラジリアン・スパイダー・フラワーの別名がある。

蜷川実花風狙いでしたが(笑)。
今後のカメラ撮影には役立ちそうです。
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葉菜の森(はなのもり)  追記しました

2009-11-03 | 街角の話し
和泉市の生産者直販場所ですが、野菜・果物・花卉、加工品、林産物、工芸品と多種多様。
9月12日(土)におはよう朝日土曜日です!!で紹介されたらしいが、まさに満員盛況という感じです。駐車するのも大変です。
R170大野町北の信号を南に入ってすぐトンネル右手前。



みかんも柿も色んな生産者から競うように出ています。
スーパーでは見かけない「ハヤトウリ」もありました。
干し柿セット。自宅で干し柿を作る人ようです。
冬瓜も、びっくりするくらいに大きなのがあります。
そしてこれ。



ザクロです。最近果物屋でもみかけません。しかも葉付きです。
先日、ザクロを撮影した関係もあり買いました。

カラス瓜も売ってました。(笑)何に使うのだろう?

残念ながら、採ってから日日が経つのか水分が少ない。
実をジューサーに少し入れて見ました。スリツブシですね。
昔懐かしい味がします。どうってことない酸っぱさ。いいですね。



すぐ近くがミカン山です。収穫してましたが、直ぐに売りに出るのだろうか?

時間を忘れる位に、いろんな物が出てます。
新鮮、しかも安い。
活気ある市場です。

【追記です】



これは何かと言えば「ドラゴンフルーツ」
沖縄県産です。

ヘルシーな果実でビタミン、繊維、ブドウ糖及び体に必要なミネラルを多く含んでいます。また果実の中にあるゴマ状の種子は腸を刺激して便秘を改善しますので美容フルーツとしての人気も広まっています。
味は、酸味の無いキウイと言う感じです。
八つ切りにすると自然に皮がむけました。

他にも、「わさび菜」がありました。
からし菜の仲間で、葉先は大根の葉のように大きな切れ込みのあるちりめん状です。柔らかく、からし菜同様ピリッとした辛味があるのが特徴です。
「サンチェ」もありました。
最近、スーパーにもありますよね。
昔は焼肉店で「チシャナ」と言って肉をはさんで食べてましたが、その一種で韓国ブームに乗って「サンチェ」と言われています。
とにかく色んな、楽しくなるような野菜が一杯です。

鬼ゆず(獅子ゆず)も売っています。
獅子ゆずは以前に、紹介しました。

行くのが楽しくなる市場です。
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