「エコール・ド・パリ展」を兵庫県立美術館で見て、帰りにサントリーミュージアム[天保山]で「ポンペイの輝き」を見ました。
略して「パリとポンペイ」(笑)
エコール・ド・パリというのは、「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称。いわゆる異邦人達です。
異邦人と言えば、日本からは、藤田嗣治です。ありました、4点。
最初の「新築と火葬場〈想像風景〉」小品なので見過ごしてしまいそう。
最後の「女ともだち」は、これが藤田だという絵です。
イタリアからは、モディリアーニ。あの細長い顔、目玉のない眼。まさに異邦人らしい。いくつかの作品が出ています。
ポーランドからはキスリング。ロシアからはシャガール。
こうして並べると個性溢れる画風の人ばかり、異邦人がパリで活躍するには、これくらいやらないと目立たないということですね。
写真は パスキンの「小さな踊り子」この人はブルガリア。
ルソーの絵もたくさんありますが、彼はフランス生まれながら、異邦人の仲間になっていい、特色ある絵です。
異邦人をテーマに、この展覧会を見ると、なかなか面白い。
次はポンペイ。
これはポンペイに行った時の写真。
ポンペイの遺跡に行って感じるのは、広島原爆ドームに行って感じる、あの感触ですね。今回の展覧会でも感じます。
たくさんの装飾品が出品されていますが、いずれも遺体の近くから発見されている。火山の噴火から逃げるために一番大切な宝を持ち出したから、当然ながら遺体の近くにある。
居たたまれない気持ちになって、「ワアー 綺麗」と素直に言えない。
言ってる人も居ます。
発掘品から古代ローマの技術力は大変な物だと言うのは分かります。
西暦79年8月24日午後1時、ヴェスヴィオ火山が噴火して悲劇は始まる。
2000年も前の話し。
発掘をはじめて、すでに250年、観光に行った時のガイドさんは、何年かかろうと発掘するのですと言っていたが、この情熱もすごい。
略して「パリとポンペイ」(笑)
エコール・ド・パリというのは、「パリ派」の意味で、20世紀前半、各地からパリのモンマルトルやモンパルナスに集まり、ボヘミアン的な生活をしていた画家たちを指す。1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称。いわゆる異邦人達です。
異邦人と言えば、日本からは、藤田嗣治です。ありました、4点。
最初の「新築と火葬場〈想像風景〉」小品なので見過ごしてしまいそう。
最後の「女ともだち」は、これが藤田だという絵です。
イタリアからは、モディリアーニ。あの細長い顔、目玉のない眼。まさに異邦人らしい。いくつかの作品が出ています。
ポーランドからはキスリング。ロシアからはシャガール。
こうして並べると個性溢れる画風の人ばかり、異邦人がパリで活躍するには、これくらいやらないと目立たないということですね。
写真は パスキンの「小さな踊り子」この人はブルガリア。
ルソーの絵もたくさんありますが、彼はフランス生まれながら、異邦人の仲間になっていい、特色ある絵です。
異邦人をテーマに、この展覧会を見ると、なかなか面白い。
次はポンペイ。
これはポンペイに行った時の写真。
ポンペイの遺跡に行って感じるのは、広島原爆ドームに行って感じる、あの感触ですね。今回の展覧会でも感じます。
たくさんの装飾品が出品されていますが、いずれも遺体の近くから発見されている。火山の噴火から逃げるために一番大切な宝を持ち出したから、当然ながら遺体の近くにある。
居たたまれない気持ちになって、「ワアー 綺麗」と素直に言えない。
言ってる人も居ます。
発掘品から古代ローマの技術力は大変な物だと言うのは分かります。
西暦79年8月24日午後1時、ヴェスヴィオ火山が噴火して悲劇は始まる。
2000年も前の話し。
発掘をはじめて、すでに250年、観光に行った時のガイドさんは、何年かかろうと発掘するのですと言っていたが、この情熱もすごい。