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大阪天満宮 盆梅と名宝展

2014-02-28 | 街角の話し
去年も行った 2013盆梅展
菅原道真の有名な歌。

東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ



菅原道真が太宰府に左遷された時に主人を思い京都から太宰府まで一晩で飛んで行ったという梅の伝説です。

[訳] 春になって東風が吹いたなら、その風に託して配所の大宰府へ香りを送ってくれ、梅の花よ。主人のこの私がいないからといって、咲く春を忘れるな。


2010年に大宰府天満宮に参拝した時にありました。


御神木 飛び梅 これが大阪から飛んでいった梅です。
 大宰府天満宮の参拝記は、こちら








今年の特色は盆梅と名宝展 と謳っているように
掛け軸等の絵も飾られているが、なかなか理解しにくい



これは森一鳳(もりいっぽう)の作品 孔雀図屏風 1隻(大阪天満宮所蔵)

森 一鳳は、江戸時代後期に大坂で活躍した絵師。

もう少し作品紹介も丁寧にやってくれると私たちにはうれしい。



本社




参集殿
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第45回 日展

2014-02-28 | ア-トな話し
第39回 日展 大阪展
第40回日展 大阪
第41回日展
第42回日展 大阪展
第43回日展

第44回日展

今年で7回連続見に行ってます。いつもながら感動の作品が一杯です。

平成26年2月22日~3月23日 大阪市立美術館


いつも出会う感じの作品に思わず感動し、名前を確認して、自分で納得したり(笑)、いつもの人の作品が見当たらず、会場の係員の方に思わず聞いたり・・・(丁寧に教えてくれます)

【洋画】



木原和敏 「夏の果」

モデルの人は多分一緒。雰囲気がある感じが大好きです。




大渕繁樹 「長崎の灯」

第45回日展特選
新世界の三大夜景に選ばれるほど有名になった長崎。
夕暮れもいいですね。



大友義博 「新緑の煌き」

清涼感溢れるタッチですね。



片岡世喜 「小鮎川」
このアングル 意表を付きますよね。やるね。という感じです。



桐生照子 「朝陽」

なんだ。この黄色は 朝陽か・・・・。そんな感動を得る絵です。



鈴木順一 「海の響きを懐かしむ」

点描画ですね。展示作品の大きさだと、その迫力が十分伝わります。





寺坂公雄 「山麓錦繍」

まさに、そこに秋がある。強烈な紅葉です。



長谷川 仂 「初夏の日差し」

なんだ、この坂は! 初夏です。この坂どこまで続くの・・・思わず目で追いかけてしまいます。



樋口 洋 「白い朝」
この人の作品も、毎回出会います。



福井欧夏 「暁のほし」

美し過ぎる妊婦ですね。

他にも、和歌山の画家・榎本敬子さんの「凪の記憶'13」、奈良の画家・川田久世さんの「転車台」等、素晴らしい作品がありました。

【日本画】



鍵谷節子 「群れる」

いつも赤がすごい。これもいいね。




鈴木晴美 「昼下りの景」

日本画らしくない雰囲気



田中 武 「怨女」 第45回日展特選

もっと日本画らしくないのが、これですね。

今年は、日本画が、いい作品がたくさんあったような気がします。

【彫刻】



前田真里 「夢をかなえる馬」第45回日展特選

春期の少女の内面を、シンメトリーに構成した像。少し触れると、すぐにでも動き出しそう。何かを願ってるのだろう。



宮坂慎司 「yocto」第45回日展特選

大胆なポーズ。リアルな肉体が迫ってくる。

【書】
いつもながら作品数が多い。応募点数10229点 入選者数974点。

その中から選ぶのは大変です(笑)別に審査員でもないし・・・





山本悠雲 「窮陰」

すごい。



市澤静山 「神采」

これもすごい。

【工芸美術】



今井政之 「游鱗壺」
形も色もいい。


寺池静人 「陽春(さくら)」
まさに春を感じる色と形です



大阪市立美術館の近く 慶沢園から梅とハルカス
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南部梅林

2014-02-13 | 街角の話し
2月12日。寒い日が続きましたが、今日はまだまし。

南部梅林(みなべばいりん)は、和歌山県日高郡みなべ町晩稲とその周辺(南部川沿い)に位置する梅林である。
約7万本から8万本の梅が栽培されている日本最大級の梅林として有名。

南部梅林を始め、みなべ町一帯の梅林は全て、果実採取のための産業用の農林であり、本来は観光目的ではない。

『一目百万、香り十里』と称される程、名実ともに日本一を誇る南部梅林です。

数えてないけれど、ひと目で百万本は見えません。香りは十里まで届くらしい 約39km先か、無理ですね(笑)


ここは3回目の往訪です。アルバムを探すと

前回は2003.2.16でした。
紅白の枝垂れの盆栽を買ったのを思い出しました。何年か後に枯れてしまいました。
阪和自動車道の みなべインターが出来たのは2003年12月14日なので、当時,御坊インターから結構時間がかかったのを思い出します。今回はみなべインター降りて近いので便利になりました。

その時は梅を買い求め「梅いちばん」(井口食品)を買いに同社の南部店に行った。創業大正7年という同社の南高梅の「元祖はちみつ入り黄金漬」が最高。甘すぎず梅の味が残っている。
帰りに紀州南部ロイヤルホテルで温泉に入った。紀州備長炭の風呂、露天風呂からの景色は海が見えて、絶景でした。

そして1回目は、子供達も小さい頃 1990年2月18日だ。24年前です。
その時買った梅の木は、今も庭で元気です。白梅で中央が緑色になる-その時、珍しい梅の花ですよと言われた。
写真から推測するに、紀州南部ロイヤルホテルがある千里浜で遊んだようだ。



梅の木の根元に咲く、水仙。いい雰囲気です。




梅と菜の花も合いますね。






小殿(こどの)神社
ご利益は病気平癒 他ということだ。




遠くには千里浜が見えます。紀州南部ロイヤルホテルが見えます。



基本は白い梅です。


たまに赤もあります。


遠足でしょうか たくさんの子供たちがいました。



今回は盆栽を買いました。
お店の人が、「いいのを見つけましたね、これ最高ですよ」24年前にも同じセリフを聞きましたが・・・
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八重咲きの水仙   和歌山城

2014-02-13 | 街角の話し
八重咲きの水仙が和歌山城に咲いているという情報を元に行ってきました。

キーワードは『三年坂』です。
違いが分かりますか?




現場は3年坂の和歌山城の駐車場近くの石垣の所です。

なかなか分からなくて、たまたま水仙の写真を撮っていたプロ風の方に聞いてみました。
「八重咲きの水仙て、これですか?」

「違うよ・・」
「もう少し向こう・・・」

撮影中のカメラを放置したまま、案内してくれるようで
恐縮しながらついていくと、花びらを手に取りながら 「これだよ」

和歌山の人は、いい人ばかりです・・・



これは普通の水仙。

私のホームページ

和歌山城

ブログはここ


和歌山城の新名所 【珍百景No.690】「階段を登るように見える木」

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水仙    蜻蛉池公園

2014-02-10 | 街角の話し
岸和田の蜻蛉池公園の水仙は
2007年 2010年 ホームページはここ

去年2013年は3月に行った ブログは、ここ

今日は、特に寒いようだ。







他の誰よりも一足早く春を感じさせる。
可憐というよりも気高さを感じさせてくれる。それが水仙。




つい先日の雪のせいか、なんとなく元気がないのは、多分雪の重みで折れたりしてるのが目立つせいだろうか。

初雪や水仙の葉のたわむまで          松尾芭蕉

そうか、「たわむ」か・・・・・


魚眼レンズ風に撮ってみました

これでは「たわむ」でなく「ゆがむ」ですね。

「撓む」たわむ。

他から力を加えられて弓なりに曲がる。しなう。「実の重みで枝が―・む」

と使うようです。



蜻蛉池公園の人気者

「あひる」
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ウィスキーアンドシネマ  武部好伸

2014-02-08 | 読書感想文
武部先生の最新刊が2014.1.24付で発売になった。ご案内頂いたので、早速取り寄せました。

武部好伸先生については、ホームページで紹介してます。ここ ケルトに想いを 武部好伸先生



本の内容紹介(アマゾンの紹介記事より転載)

〈今も昔も、映画はウイスキーが大好き!〉
〈映画の登場人物たちに優しく寄り添う、ウイスキーの名ショット×47本〉

すご腕のスパイ、しがないサラリーマン、失恋した学生、世界をまたにかける企業戦士、人生に疲れた中年男、そして一国の首相まで……。ありとあらゆる映画の登場人物が手にするグラス、あるいはボトルのなかで、琥珀色の輝きを放つ「ウイスキー」。
それはたんなる小道具としてだけではなく、ときには主役を食ったり、人物の心理状態を代弁したり、また物語の謎を解く重要な鍵になったりと、いわば“ 演技派の名脇役”として見ることもできます。スコッチ、アイリッシュ、バーボン、ジャパニーズなど種類・銘柄もさまざまに、本書ではそのようなウイスキーがフィーチャーされた映画47作品を取り上げ、軽妙な文章と映画の雰囲気を伝えるイラストで見どころを紹介。映画とお酒にまつわるコラムや映画作品リストも収録し、映画とウイスキーが2倍にも3倍にも楽しく、また美味しくなる内容になっています。


映画とウィスキー いずれも足元にも及ばない私ですが

映画ファンとまで行かない私でも知っている「カサブランカ」ブログに載せたこともあります。ここ

やっぱりカサブランカ CASABLANCA

武部先生が言うように酒が一番似合う俳優は、ハンフリー・ボガードですよね。

ウィスキーと映画て本当に良く似合います。(笑) 最近は、そういう映画にも出会わなくなったので、この本を読んで楽しんでいます。

本の中に出てくる「硫黄島からの手紙」
登場人物の殆どが日本人。会話も全部日本語なのに、純然たるアメリカ映画 2006年の作品。
監督は、クリント・イーストウッド。


『硫黄島からの手紙』(いおうじまからのてがみ、Letters from Iwo Jima)

当時、公開前からも随分、話題になりました。嵐の二宮和也も出演

アメリカでの評判も極めて高く、第79回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞にノミネートされた。全編日本語の映画が外国語映画賞ではなく作品賞にノミネートされるのは初めてのことで、外国語映画としては7本目である。他にもナショナル・ボード・オブ・レビュー賞最優秀作品賞など多くの賞を受賞。その他CNN.comで「今年のアメリカ映画で唯一『名作』と呼ぶことをためらわない映画」と評価され、ニューヨークタイムズではA.O.スコットが「殆んど完璧」と述べるなど、話題作となった

残念ながら、機会がなく見ていなかったが、今回DVDを買って観た。

もちろん武部先生が書いてる日本軍の指揮官、栗林忠通中将(渡辺謙)と西竹一中佐(伊原剛志)のジョニ赤のシーンを見るために(笑)
西中佐が持ってきたものだ(西中佐はロサンゼルスオリンピックの馬術障害飛越競技の金メダリスト・華族の家系だ)一方の栗林中将は若かりし頃、アメリカで駐在武官して赴任していた。
「よく手に入れましたね」
ジョニー・ウォーカーの赤ラベル。ジョニ赤は当時は超高級品だ。
本当に美味そうに飲む。


「硫黄島」当時は「いおうじま」であったが

国土地理院では、2007年9月発行の地形図から、ついで海上保安庁の発行する海図でも「いおうとう」が正式な表記となっている。




以前に武部先生に良くお会いしたBARで飲んだ 「ザ・グレンリベット」

本では「天使のくれた時間」の章に出てきます。


小生のホームページ シングルモルト はここです。



グレンリベット GLENLIVET 1966  44年 

優しくほのかに甘さが残る。


ボビーズ.バー<洋酒の精>に乾杯!
と言う本を出版した時には、武部先生から、「ボビーズ・バー」に行かないかとお誘いを受けた。

日本一ギネスビールがうまいというアイリッシュ.バー「テンプル.バー」の

「天下無敵のカツサンド」で腹ごしらえ。ネ-ミングが何とも大阪的。うすいト-ストにはさまれた、分厚いジュ-シ-な牛ヒレ肉。レア-具合が何とも言えない。ネ-ミング通りの天下無敵です。ギネスも缶で飲むのと違い断然ウマイ。

その後、「ボビーズ・バー」に連れてもらいました。

そんなアレコレを思い出した本です。



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