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NHK大河ドラマ第63作「光る君へ」

2024-01-08 | 街角の話し
遂に始まりましたNHK大河ドラマ第63作「光る君へ」
本も買いました 小生のブログはここ
 「光る君へ」は、平安中期に「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描くオリジナル作品。作者は連続テレビ小説「ふたりっ子」や、「セカンドバージン」などで知られる脚本家・大石静で、主人公の紫式部/まひろを吉高由里子が演じる。

 まひろ(吉高)の生涯のソウルメイトとなる藤原道長役には柄本佑。まひろの父・藤原為時役を岸谷五朗、母・ちやは役を国仲涼子、弟・惟規役を高杉真宙。道長の父・藤原兼家役は段田安則、母・時姫役は三石琴乃、長兄・道隆役は井浦新、次兄・道兼役は玉置玲央、姉・詮子役は吉田羊。
そのほか、清少納言役のファーストサマーウイカ、安倍晴明役のユースケ・サンタマリア、源倫子役の黒木華、藤原実資役の秋山竜次、藤原宣孝役の佐々木蔵之介、藤原定子役の高畑充希、花山天皇役の本郷奏多、藤原隆家役の竜星涼、周明役の松下洸平らが出演する。
<第1回あらすじ>

1000年の時を超える長編小説「源氏物語」を生み出した女流作家・紫式部の波乱の一代記。平安中期、京に生を受けた少女まひろ(落井実結子)、のちの紫式部。父・藤原為時(岸谷五朗)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子)とともに慎ましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(木村皐誠)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあう。再び会う約束を交わす二人だったが……激動の運命が始まる。
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コメント
 
 
 
Unknown (山城守)
2024-01-08 16:24:26
初回の藤原道兼の描き方はとても褒められたものではありません。
藤原道兼は弟や従者等に乱暴を働き、更には紫式部の母親を些細な事で殺害する粗暴狂癖の人物として描かれています。
しかし、『大鏡』をみると、それとは全く違う人物像が読み取れます。
以下、『大鏡』の当該部分を引用します。
「あはれなることは、おりおはしましける夜は藤壺の上の御局の小戸より出でさせ給ひけるに、有明の月のいみじく明かかりければ、「顕証にこそありけれ。いかがすべからむ。」と仰せられけるを、「さりとて、とまらせ給ふべきやう侍らず。神璽・宝剣わたり給ひぬるには。」と粟田殿の騒がし申し給ひけるは、まだ帝出でさせおはしまさざりける先に、手づからとりて、春宮の御方にわたし奉り給ひてければ、帰り入らせ給はむことはあるまじく思して、しか申させ給ひけるとぞ。さやけき影を、まばゆく思し召しつるほどに、月の顔にむら雲のかかりて、少し暗がりゆきければ、「わが出家は成就するなりけり。」と仰せられて、歩み出でさせ給ふほどに、弘徽殿の女御の御文の、日ごろ破り残して御身も放たず御覧じけるを思し召し出でて、「しばし。」とて、取りに入りおはしましけるほどぞかし、粟田殿の、「いかにかくは思し召しならせおはしましぬるぞ。ただ今過ぎば、おのづから障りも出でまうで来なむ。」と、そら泣きし給ひけるは。(中略)花山寺におはしましつきて、御髪下ろさせ給ひて後にぞ、粟田殿は、「まかり出でて、大臣にも、変はらぬ姿、いま一度見え、かくと案内申して、必ず参り侍らむ。」と申し給ひければ、「我をば謀るなりけり。」とてこそ泣かせ給ひけれ。あはれに悲しきことなりな。日ごろ、よく、「御弟子にて候はむ。」と契りて、すかし申し給ひけむがおそろしさよ。」
この「粟田殿」こそ藤原道兼です。
そして、この『大鏡』の記載からは花山天皇を出家させるために日頃から「御弟子にて候はむ。」(弟子としてお仕えします。)等と約束し、出家当日には噓泣きまでして目的を達成し、目的を達成したら日頃の約束など反故にするという、陰謀を確実に遂行する冷血漢という人物像が読み取れ、ドラマのような、何の目的もなく乱暴狼藉を働く人物とは程遠く、この点において大きな減点事由となります。
それ以外では紫式部が飼っていた鳥が紫式部あ籠を開けた途端逃げてしまうという、『源氏物語』で光源氏が若紫を垣間見た際の若紫の「雀の子こを犬君が逃がしつる、伏籠のうちに籠めたりつるものを。」という台詞を彷彿とさせる、視聴者をして、「これがかの源氏物語の有名な件の元になったのか。」と思わせる描写があり、その点は良かったです。
また、現段階で皇太子の花山天皇についても、場所柄を弁えない姦淫等を考えればさもありなんといった処でした。
 
 
 
Unknown (カイ)
2024-01-08 16:47:06
こんにちは~

どうしようかと?
迷いましたが。。
昨夜の第一回目を観ました。
驚きの展開でした。



本年もよろしくお願いいたします。
 
 
 
カイさん ありがとうございます (kazu_san)
2024-01-14 03:33:33
本年もよろしくお願いいたします。
 
 
 
マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-04-17 14:37:00
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム、人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさもしくは東洋らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
 
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