兵庫県立美術館 2008.1.19~3.30
神戸にムンクがやってきた。
ムンクと言えば「叫び」である。大体の日本人は、そう思ってる(笑)
これですね。
今回は、これは来てない。
「叫び」のないムンク展て、どうよ?
今回の展覧会は、ムンクの作品における「装飾」という問題に光を当てる世界でも初めての試み。
ということです。
ムンクらしいムンクを求めて出かけた人には、「そう言うこと」ですから。
会場に入ると。
"第1章〈生命のフリーズ〉:装飾への道"
PCを使う人には、いきなり縁起でもない「フリーズ」という文字が目に入ります。
フリーズとは、横長の帯状の建築装飾をさす言葉で、例えば天井に近い部分に部屋をぐるりと取り囲むよう設置されたものだそうです。
今回の展示は、徹底的にこのフリーズに拘ります。
かなり高い位置に、「叫び」の写真複製も飾られています。
もう少し、いい写真に欲しかったけれど..。
とは言え...
ムンクらしい作品もあります。
ポスターにも使われている「不安」です。
この無表情の不気味さ。
やっぱり、こんな作品がムンクらしいですね。
こんなのもあります。
「星月夜1」
えっ?ゴッホ? と思ってしまいました。
タッチが何となく似てるのですね。ゴッホの「星月夜」に。
絵は全然違いますが、雰囲気が似てる。
その他にも、まるでゴッホというタッチの絵がたくさんありました。
「雪の中の労働者たち」
"ちゃんとした絵も描けるやんか"
そんな失礼な事を言ってはいけません。(笑)
ほぼ同じシーンのクレヨンで描いたのと並べて展示しています。
これはいい。
遠近法の構図もシンプルだし、労働者の顔も姿もいい。
企画した人の意図通り、ムンクを見直すいい展覧会でした。
切符売り場は長蛇の列、事前に買い求めることをお勧めします。
今回は常設展も寄って来ました。
お目当ては、小磯良平記念室。
ムンクの後では、何かスッキリしますね(笑)
「斉唱」
モデルは多分一人か二人?みんな似てるものね。
足と顔の方向性のアンバランスもポイントです。
素晴らしい作品です。
神戸にムンクがやってきた。
ムンクと言えば「叫び」である。大体の日本人は、そう思ってる(笑)
これですね。
今回は、これは来てない。
「叫び」のないムンク展て、どうよ?
今回の展覧会は、ムンクの作品における「装飾」という問題に光を当てる世界でも初めての試み。
ということです。
ムンクらしいムンクを求めて出かけた人には、「そう言うこと」ですから。
会場に入ると。
"第1章〈生命のフリーズ〉:装飾への道"
PCを使う人には、いきなり縁起でもない「フリーズ」という文字が目に入ります。
フリーズとは、横長の帯状の建築装飾をさす言葉で、例えば天井に近い部分に部屋をぐるりと取り囲むよう設置されたものだそうです。
今回の展示は、徹底的にこのフリーズに拘ります。
かなり高い位置に、「叫び」の写真複製も飾られています。
もう少し、いい写真に欲しかったけれど..。
とは言え...
ムンクらしい作品もあります。
ポスターにも使われている「不安」です。
この無表情の不気味さ。
やっぱり、こんな作品がムンクらしいですね。
こんなのもあります。
「星月夜1」
えっ?ゴッホ? と思ってしまいました。
タッチが何となく似てるのですね。ゴッホの「星月夜」に。
絵は全然違いますが、雰囲気が似てる。
その他にも、まるでゴッホというタッチの絵がたくさんありました。
「雪の中の労働者たち」
"ちゃんとした絵も描けるやんか"
そんな失礼な事を言ってはいけません。(笑)
ほぼ同じシーンのクレヨンで描いたのと並べて展示しています。
これはいい。
遠近法の構図もシンプルだし、労働者の顔も姿もいい。
企画した人の意図通り、ムンクを見直すいい展覧会でした。
切符売り場は長蛇の列、事前に買い求めることをお勧めします。
今回は常設展も寄って来ました。
お目当ては、小磯良平記念室。
ムンクの後では、何かスッキリしますね(笑)
「斉唱」
モデルは多分一人か二人?みんな似てるものね。
足と顔の方向性のアンバランスもポイントです。
素晴らしい作品です。