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NHK カーネーションの岸和田を歩く

2011-11-23 | 街角の話し
NHKのドラマ、カーネーションが、いよいよ面白くなってきた。
舞台の岸和田の町も盛り上がっているとのことで、出かけた。
写真は、今年の岸和田だんじり祭りの日の岸和田駅前商店街。右側に見えるのが「洋裁 コシノ」
ドラマのモデル 小篠綾子さんのお店。有名になった2階からの観覧席に人が見える。
だんじりを見るには特等席だ。

舞台は岸和田
ハートは「だんじり魂!」


今年のだんじつ祭りはブログにしてます。岸和田だんじり  コシノ洋装店

「洋裁 コシノ」は現在コシノギャラリーとして開店してます。大阪の名品・名産の販売
2階は小原綾子さんを偲ぶコーナーとして写真が展示され窓際からは下を見下ろせます下から写真を撮るのが流行っているとのこと。

2階の写真

このお店の向かい側にNHKギャラリー カーネーションがオープンしてます。


ギャラリーの外観 右側の女性が店内で説明してくれます。

店内ではドラマの主役 小原糸子役の尾野真千子さんが出迎えてくれます(笑)
もちろんパネルです。後方に「コシノ洋装」のお店が見えますね。

店内では撮影に使われた服が展示されています
左から
妹の光子に着せたアッパッパ-ドラマでは見事に裾が広がったシーンを思い出しますね。
芸子・駒子に作ったワン・ピース
心斎橋百貨店の制服ー円形バックルが可愛いですね
父・善作のために作ったアッパッパーポケットがあるのが先進的ですね。



店内にはドラマの時代に使われていたミシンもありました。
案内の女性によるとロケの行われた倉敷から、わざわざ来ていただきました。
ロケ地についても店内にパネルがありました。いろいろと丁寧に説明してくれます


岸和田の川沿いの道は倉敷のようです。岸和田にはないよなと思っていましたが・・・
酒蔵はなじみがあったので思い出しました
伏見の松本酒造



これを見たくて以前に探した記憶が戻りました
酒蔵の町 伏見 ホームページ

糸子の学校関係は岡山県が多いようです。
心斎橋の町並みは和歌山のボルトヨーロッパで撮影らしい。

吉田奈津が住む料亭は岸和田の五風荘ですね。

ブログがんこ 岸和田 五風荘 食事をしたことがあります



岸和田カーネーション推進協議会オフィシャルショップ「和撫子−カーネーション−」

店名はカーネーションの和名「和欄撫子(オランダナデシコ)」からの造語のようです。
2階には展示コーナーがありますが、カタログのみです。
これからいろいろと工夫が必要なようですね。

アーケードを抜けると岸和田本通り商店街です、少し歩くと


お好み焼き「双月」
大正15年創業
当時はカフェ、女将さんはなんばでダンサー、糸子さんに衣装を注文し、それが大阪中に流行ったとか。
入口は古風ですね。店内は個室風に間仕切りされていて、なかなか良かったですよ。
お好み焼きも昔風、芋がたっぷりはいっているようで、粘りがあっておいしい。

さらに少し歩くと寺町筋がある、お寺が一杯あります。


大きなお寺が多い中、目立たない小さなお寺ですが本徳寺(ほんとくじ)
拝観できないようですが・・・

京都にある臨済宗大本山妙心寺の末寺。山号は鳳凰山、本尊は釈迦牟尼仏。

南国梵桂(一説には明智光秀の長男・明智光慶だと言われる。)が開基したと伝えられており、日本で唯一明智光秀の肖像画を所蔵していることで有名。

暫く行くと


高見観音があります

岸和田城の鬼門守護寺院として建てられ、
正式には真言宗受楽山浄聖寺観蔵院といいます。
節分祭のみ「岸和田観音」の名を使用している。

広い道に出ると

旧泉州銀行本店
外壁は花崗岩張り。昭和34年竣工。

村野藤吾の設計。今はなくなった新歌舞伎座(なんば)、そごう大阪店(心斎橋)も村野藤吾の設計でした。
南海岸和田駅に戻ります


岸和田駅では尾野真千子さんがお迎えです。あっちこっちに貼ってあります。

商店街入り口のだんじりカラクリ時計は有名です。




西田クリニックさんの建物も昭和初期のレトロな雰囲気です。
毎正時だけなので、観光の人は時間調整が必要です。
そして駅の反対側には岸和田天神宮があります。





岸和田天神宮(通称沼天神)

だんじりの宮入する神社としては岸城神社と岸和田天神宮と弥栄神社があります。
岸和田天神宮には6町が宮入します。
だんじりの宮入する神社としては、お城近くの岸城神社が有名です。以前に参拝しました

テレビで小原糸子と吉田奈津が話をしていた神社は弥栄神社です。今度行ってみようかな?
今年結婚した3男の新居は藤井町なので、この神社から近い、ますます岸和田が近くなりそうです。

コシノ三姉妹の一人
コシノジュンコさんが曳いたのは五軒家町だんじり。


五軒家町だんじり2011年撮影

テレビで映るだんじりの場面は、京都太秦の映画村で撮影されたとのこと
当然、このだんじりが京都に出張したそうです。

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ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展

2011-11-12 | ア-トな話し
美術館「えき」KYOTO 10月15日~11月13日

ルドン? 知らないな・・・夢見る世紀末展-暗そう

そんな思いでポスターを見てましたが。

【NHK日曜美術館から引用】

19世紀末、奇々怪々な怪物や浮遊する大きな目玉を登場させ、黒い画面に空想の世界を描いた画家がいます。 神秘と幻想の画家、フランスのオディロン・ルドン。
彼が本当に描こうとしたものは、ただの怪物ではなく、孤独と悲しみが生み出した目に見えない心の闇でした。
生まれてすぐに里子に出され、さびしい少年時代を送ったルドン、内向的な彼はひとりで森を観察し雲を見つめては、空想の世界に浸ることで、孤独な心を慰めてきました。
画家ルドンの世界、それは、どこか魂への祈りにも通じるような不思議な絵でした。
前半生を象徴した黒の時代、しかし、50歳を境に一変します。
油彩やパステルを使った鮮やかな色彩の世界に挑んだのです。
ルドンの色彩の特徴は、現実的な色でないこと、むしろ深いめい想と自らの精神の世界を色で表したことでした。とりわけ「花」の絵は、ルドン独特の色彩に満ちあふれています。


【美術館「えき」KYOTOから引用】

青年期から画家として孤独な道を歩んできたオディロン・ルドン(1840-1916)は、19世紀末の西欧でいわゆる象徴主義世代の尊敬を集めます。
若い画家たちは、19世紀までの古典的写実主義に基づく西洋絵画の慣習を乗り越え、絵画の目的と自立性を絶えず問いかける20世紀型芸術への脱皮をめざしていました。
ルドンの孤独な芸術は、創造する側と鑑賞する側、双方に想像力を要求する20世紀モダニズムの芸術観を先取りしており、また、イリュージョニスムに依存しない空間創造や黒を含む色彩の自立性など、絵画造形の面でも優れて先端的でありました。
外界の記録を旨とする自然主義全盛の時代に、あえて夢や幻想などの世界に踏み込んだルドン。
本展は、岐阜県美術館が所蔵するルドンとその周辺の象徴主義関連作家たちの作品約90点を展示。想像力の画家ルドンの世界とともに19世紀末象徴主義に至る画家たちの系譜をたどっていきます。



いずれも難しい言葉が続く。
パステルの絵が綺麗だったと言う金子さんの言葉に背中を押されて見に行ってきました。



蜘蛛 リトグラフ
木炭画はオルセー美術館にある。
初期の作品は、こんな感じの黒い絵が続く。
これは、まだ可愛い方だ。水木しげる風の目玉の絵があったりする。


黒い時代を過ぎて、明るくなるのがこの作品だ
目を閉じて リトグラフ
オルセー美術館所蔵には油彩画があるとのことだ。
残念ながら、会場には油彩画はなかったのが残念。
1999年のオルセー美術館展で見ました。(後で分かったことです)
油彩画は、これだ


まるで違う人の作品のように見える。
この時50歳で結婚、モデルは奥さんのカミーユと言われる。
ルドンにとっては、人生の大転換期だったのだろう。


ポール・コビヤールの肖像

家族ともども、つきあっていたというモデルのポール・コビヤールは、あのベルト・モリゾの姪。
ベルト・モリゾ マネとモダン・パリ展 manet et le Paris moderne

こんな絵もありました


オフィーリア
オフィーリアと言えば、ミレイの作品が有名です。

ジョン・エヴァレット・ミレイ展 Bunkamuraザ・ミュージアム
水に流されるオフィーリアということでは同じ主題ですね。



花 油彩


青い花瓶の花々 パステル

幻想の花ですね。花瓶の下の台の境界線は不明ですね。
でも、すごく可愛い絵になりました。
黒の時代は、どこへ行ったの?ですね。

展示会の最後は象徴主義の画家たちということで、他の人の作品も展示されています
ロドロフ・ブレスタン、ギュスターヴ・モロー、アンリ・ファンタン=ラトゥール、エドヴァルト・ムンク、ポール・ゴーギャン、モーリス・ドニ等々。見応え十分な作品でした。
なかでも、ムンクのマドンナが良かった。
今回は、岐阜県美術館の所蔵作品のみ。いつかは行きたい美術館です。

難しい所の多い展覧会でしたが、ルドンの一部に少し触れたのかという感動があります。
この展覧会は来年、東京に巡回です。三菱一号館美術館で開催予定。
きっとファンが増えるのかな?

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金子さん展覧会 ガッシュ画会作品展

2011-11-07 | ア-トな話し
金子さんのガッシュ画展

2002.12 展覧会
2005.10 展覧会
2007.10展覧会
2008.11展覧会
2009.11展覧会
2010.10展覧会
2010.12展覧会

金子さんの絵も、年を重ねる毎に良くなっています、まさに継続は力なりですね。

今回は、11/3から11/6 天六の「大阪くらしの今昔館 8階企画展示室」で開催されました

会場に着いたら、金子さんが出迎えてくれました。一つずつ見ながら解説してくれました。

今回の作品です「やすらぎにつつまれて」
ご本人は、暗い絵になってしまったと謙遜されてました。

悪くはないと思いながらも、いい言葉がおもいつきませんでした。
今日は船本清司先生の作品の総評がある日です。
一つずつ丁寧に作品のいいところを評価していきます。聞いてるみんなも納得顔、
そして工夫していけばいい点も指摘します。
金子さんの作品については
「写実的、奥行があり、立体感がある。木は微妙な色がでている。」
さすが先生ですね。
他の作品でも言われてました「黒を」黒く描いてはいけないとのことです。
来年の作品に元気が出るコメントを頂いて良かったですね。


船本清司先生の講評


木村伸子 「幻夢」

この人の絵は、毎回楽しみにしています。
写実的でないものを描くのは難しいでしょうね。


猪野千哉子 夢の中
これぞガッシュ画という作品ですね。
透明感があります。


ドクダミのささやき 田中千佳子
いいですね。ドクダミ。庭に生えると、結構手強いのです。
花は綺麗です。自分の庭でなければ。
ガッシュ画だと、いい感じです。雰囲気が出てますね。




暫く会ってないけれど宮本君の奥さんの作品。
宮本博子 明日の夢


手崎悦子 アイアンブリッジ

すごいですよね。デッサン力。どこの橋だろう?



小山昭子 こがね色の朝

びっくりしました。有田川町のあらぎ島を彷彿させますね。
最近一番写真を撮りたい、あらぎ島にそっくりです。和歌山の棚田です。

写真はバックが写りこんでしまいましたが、棚田の背景が丁寧に描かれているから全体が映えるのですね。
先生によると少しづつ、色を変えて丁寧に描いているそうです。段々畑のようにかな?。
すごい作品だと思います。いつか あらぎ島に行くぞ。

先生の奥様の船本礼子さんが推進している、コスメティックパステル-
パンパステル(コスメのファンデーションのようなパステ)でコスメと同じようにスポンジを使用し、淡いふわっと心が和む作品になる-。の紹介が会場にありました。
パステルの形状も、筆も パフのように。
作品は女性らしい優しさにあふれています。流行るかもですね。

今日は、お昼は金子さんのゴチでした。ご馳走さまでした。
ガッシュ画、がんばって継続して下さいね。



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第12回 くまとり太極拳フェスティバル

2011-11-06 | 街角の話し
平成23年11月3日 「ひまわりドーム」

今回は町制施行60周年記念式典 主催:熊取町 が午前にあり、その関係で、くまとりにぎわいスイーツ祭り&屋台村 主催:熊取町町制施行60周年記念事業実行委員会 やいろんな企画があり、たくさんの人が来てました。
 会場のひまわりドームメインアリーナ は立ち見の人が一杯。


写真は「熊取みどり幼稚園 園児250名による集団演武」
水色の服が陳静 老子。その後方右が、中西町長。
日頃から熊取みどり幼稚園の指導をされている陳静 老子が特別出演。

「熊取みどり幼稚園 園児250名による集団演武」
表演種目は「カンフーパンダ」


「陳静武術太極拳研究会 桂花(クイファ)」


アリーナ観客席
ここは出演者の控え兼用なので、座席には人が居ないところがありますが、他の場所は立ち見も2重3重になってました。

「希望が丘太極拳クラブ 七福神 蓮華扇」


「熊取太極柔力球クラブ 」

今回は27組の競技がありました。

「陳静武術太極拳研究会 蝶戀花(ジェリェンファー)」
待ってました、いよいよ上野さんの登場です
2部構成のようで後半組が待機してます。








「熊取龍友太極拳クラブ 三地区合同」

プログラムの最後は、模範演技です

陳静 老師の模範演技
さすがに迫力があります。

空中で1回転 すごい!



教室の先生方らしい、さすがに上手です。


最後は、陳静 老師のご挨拶。演武の後なので息をきらしていましたが
「日本きて、13年になりますが、日本語まだまだです」声も綺麗でした。
陳静プロフィール

生年月日  1972年8月9日
身長: 158cm
カンフー(中国武術)の1997年度世界チャンピオン
26歳: 日本へ入国
現在は大阪府に在住。カンフーの普及と後継者育成の為、子供から日本代表選手に至るまで幅広く指導を行っている。

熊取町太極拳フェスティバルの記事

第10回 くまとり太極拳フェスティバル
くまとり太極拳フェスティバル 2007

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第63回正倉院展

2011-11-02 | ア-トな話し
平成23年10月29日~平成23年11月14日 奈良国立博物館
写真はカタログの表紙
金銀鈿荘唐大刀(きんぎんでんそうのからたち)です。全長99.9cm

これを見るには館内に入って、さらに別に列があります。
今年の注目品の一つ。

中国・唐で作られた儀式用の刀とされる。正倉院が収蔵する聖武天皇ゆかりの3本の刀のうちの1本で、水晶やガラス、蒔絵まきえのような技法で豪華な装飾が施されている。昨年、奈良・東大寺大仏殿に埋められていた大刀2本が、正倉院から行方不明になっていた宝剣と確認された。
赤色の大玉は透明の水晶に朱の伏彩色を施したもの。まるでイクラのように(笑)鮮やかです。


個人的に一番興味があったのは黄熟香(おうじゅくこう)です。

長156.0cm 重11,600g と予想外に大きい。

「蘭奢待らんじゃたい」の通称で知られる。14年ぶりの出展だそうです。
今年の2月にNHK大河ドラマ「江」で出てきました。
詳しくはブログをご覧ください
蘭奢待(らんじゃたい) NHK大河ドラマ 「江~姫たちの戰國」第4話 「本能寺へ
今年は、ヒョッとして展示されるのではと期待してましたが、期待通りでした。



東大寺と、モロにお寺の名前が出るのは、よろしくないとの配慮から東大寺の名前を伏せるために考えたようです。
漢字の色を変えてますので、誰にでも理解出来ますよね。
木には切り取った人の名前の付箋がついてますが、本当にその場所かというと確かではないようです。

「蘭奢待らんじゃたい」の語源は胡国語-古代中国の北方の異民族の国の言葉-らしい。意味は善いものをさす言葉。
古代への夢が一杯の物語です
黄熟香(おうじゅくこう)のルーツをたどった読売新聞の連載「ベトナム行 名香を訪ねて」の取材で、大阪本社写真部の宇那木健一記者(31)が撮影した写真18枚がパネル展示されています。博物館の地下の廊下。

平日なのに、朝早くなのに・・人が一杯です。開館に合わせたので15分待ちと快適でした。
たくさん展示されていますが。これが綺麗でした。



碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)
縦27.9cm 横17.5cm 高10.6cm

仏様へのささげものを入れるための脚あし付きの箱です。
ヒノキに青色を塗ぬった上に、金や銀を使って描かれたチョウ、鳥、花などの文様が綺麗です。
底の裏に墨すみで「千手堂せんじゅどう」と書かれていて、東大寺にあって平安時代に焼けてしまった千手堂に納められていたと考えられる。

先日テレビで川越達也シェフが絶賛していた大仏プリンを買いに行きました。
店は近鉄奈良駅他にあります。本店まで行ってきました。東向北商店街を抜けたところにあります。
昔、プリンはこのように濃厚だったよなと思い出させる、うまいプリンでした。



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