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2008年 展覧会入場者数ランキング

2009-02-28 | ア-トな話し
私が2008年に行った展覧会のベスト10は、ここ

生活の友社発行の雑誌『美術の窓』2月号では、「今年必見の展覧会BEST200」と題し今年開催予定の展覧会から200の展覧会を紹介している。
今年は、なんと言っても、2つのルーヴル美術館展でしょう。
関西にも、2つとも来ます。
2009年どこへ行くを参照してください。

本の表紙は2月28日から国立西洋美術館で開催される「ルーブル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画」
のラ・トゥールの「大工ヨセフ」です。

そして注目の去年のランキングです。

なお、
ランキングの中で、森美術館については、純粋な美術館入場者だけを
カウントしてないようなので勝手に(笑)対象外にしました。
東西で開催されたもので、ランキングに載っている分は合算しました。
つまり東京開催が2007年の場合、関西開催が2009年の場合は、
合算出来ていません。

1位は、やはり「フェルメール展」
今世紀過去最高。
歴代では、3位 93.4万人も見に行きました。私も、その一人。
(1位は1974年の「モナリザ展」151万人、
2位は1994年の「バーンズコレクション展」107万人)

2000年4月4日から7月2日に開催された大阪市立美術館でのフェルメ-ル展覧会は、58万人と言われています。大阪という不利な条件ながら、よく集まったものです。
見るほうは、大変でしたがね。
今回は、当時よりもフェルメールファンが増えたということでしょう。

2008年 展覧会入場者数ランキング

リンク先は展覧会の往訪記です。
入場者数の前の*印は、合算した分です。

展覧会名             会場      総入場者数   日数

【1】「フェルメール展 
光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
東京都美術館   934,222   118日

【2】平城遷都1300年記念「国宝 薬師寺展」 東京国立博物館  794,909 67日

【3】ルーブル美術館展フランス宮廷の美   東京都美術館  *582.373 64日
                              神戸市立博物館 63日

【4】コロー 光と追憶の変奏曲       国立西洋美術館 *445,702 69日
                        神戸市立博物館       74日

【5】モディリアーニ展           国立新美術館 *434,696 66日
                   国立国際美術館       67日

【6】「対決ー巨匠たちの日本美術館」 東京国立博物館 326,784 36日

【7】巨匠ピカソ愛と創造の軌跡 国立新美術館 319,732 62日

【8】「大琳派展ー継承と変奏ー」 東京国立博物館 308,213 36日

【9】大三国志展 東京富士美術館 293,843 63日

【10】生誕100年 東山魁夷展       東京国立近代美術館 268,058 47日

【11】第60回 正倉院展          奈良国立博物館  263,765 17日

東西で開催された「ダーウィン展」は、東京は、214,193人だが、大阪の記録が載ってない。会期途中で15万人突破とニュースになっていたので、合算では、本来上位に入ってると思うのだが。

ピカソ展は2ケ所で開催されていたので、サントリー美術館の入場者数が気になりますよね。 185,094人です。
国立新美術館に入場した42%の13万人が、サントリー美術館には行かなかったという恐ろしい(笑)結果です。主催者の意図を見事にぶち壊したということですね。
2館開催。う~ん。どうなんでしょう? ちょっと無理がありましたかな。

後、気になるところの入場者数

ウルビーノのヴィーナス 23.9万人
ハンマースホイ展は、18万人
エヴァレット ミレイ展は、17.3万人

関西では、今開催中のウィーン美術史美術館展は、東京では、13.2万人でした。
ムンク展は、東京は2007年なので、兵庫県立美術館のみの記録 15.4万人。


1日平均で見る入場者数ランキング
一番混んでいた展覧会ということです。

1位は、第60回正倉院展 15,516人
ここは、例年凄い混みようです。
入場者数1位のフェルメール展は、1日当たりでは、7,917人(5位)ですから
混み具合が分かると思います。

この本「保存版」というだけあって内容は豊富。
いろんな美術賞のグランプリ作品の紹介もあります。
大阪の人には、今、大阪市立美術館で開催されている「日展」の入賞作品もカラーで掲載されています。
定価1,600円。残念ながら、もう本屋にはありません。3月号が出たからです。
生活の友社に直接お申し込みください。
本屋に取り寄せてもらった方が安いかな。

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かくかくしかじか

2009-02-22 | 言葉のいろいろ
ダイハツのムーブのCMで、「かくかくしかじか四角いムーブ」っていうのがありますが、なかなかサワヤカなCMです。

ご存知ですか?

「はじめまして、カクカク・シカジカです。」

「このカクカクしたクルマ」

「いいところが、シカジカ・・・ゆえに、カクカクシカジカ・・・」

「ですけど何か?」

(「派遣の品格」の篠原涼子を思い出しますね-笑-)

カクカク

シカジカ

シカクイ

 ムーヴ

 コンテ新登場!

 「ダイハツから?」

最後のフレーズも最高ですね。

男性の声は、生瀬勝久さん。
女性の声は?
スタッフとのこと。

お気に入りのCMですが......。

漢字で書けますか?

先日、テレビのクイズ番組で
「し」で始まる次の漢字は、何と読むでしょうというのがありました。

「云云」

正解は、「しかじか」です。

【云々】と書いて「うんぬん」とも読むますが。

なお、「しかじか」は、「然然」とも書きます。

斯く斯く云云

とっても長い説明が前にあって、それを省略する時なんかに使われます。
つまり「かくかく」と「しかじか」というふたつの言葉がくっついて出来た言葉です。
「かくかく」というのは、「こうだこうだ」という言葉の古い言い方です。
「しかじか」というのも、「このように」という意味の古い言葉です。

そうすると「かくかくしかじか」の意味は、「このように・このように・このように・このように」

つまり、「前に言ったことと同じ意味ですよ」ということです。

それが何か?

kazu_san から?

写真は、新大阪に展示されていたムーブです。


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平山郁夫展at百段階段

2009-02-21 | ア-トな話し
2/14~3/31 目黒雅叙園

今回の注目は、「百段階段」です。


この階段、本当は99段しかないらしいが、この階段に繋がる、6つの部屋の一つが、冒頭の写真。
「漁樵(ぎょしょう)の間」です。
金ピカに輝いています。昭和6年着工、10年に完成。
すべて、純金箔、純金泥、純金砂子で仕上げられている。
床柱は檜で彫刻が施されている
天井には、極彩色の浮き彫り。
とにかく絢爛豪華。
当時の贅を尽くしたのでしょう。
空白は許さないと(笑)ばかりに全面に装飾が施されている。

宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルだそうだ。

日頃は、非公開ですが、時々展覧会が、ここで開催される時は、展覧会の入場料で、ついでに見ることが出来る。
ただし、展覧会のために一部は作品が架かっていたり、目隠しされている。
見た感じ、障子は全部撤去されているようだ。
ちゃんと見たい人は、お食事とセットで15分間見れます-案内付き-。
8,400円から12,600円。
関西では、これを「せこい」と言います(笑)。

しかも撮影禁止です。
目黒雅叙園には、初めて来ましたが、東京では有名な結婚式場らしい。
もうかってそうなのにね。ど~んと行こうよ。




目黒雅叙園 全景
中央がエントランス。
左側の小高いところに屋根が見えるのが、百段階段のある旧棟のようです。
国の登録有形文化財に指定されている。

そして、今ここで平山郁夫展が開催されている。
入場料は1,500円です。
百階段の見学料込みなのかな?。古い作品ばかりなのにね。



天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道
2000年の作品
縦1.71m、横5.45m
大きな作品です。これ位大きいと周りを圧倒してます。


熊野古道 勝浦
これは絵葉書は売っているが展示されていない。
展示と、売店に置いてる物は、一致しない。
普通は、表示するのだけれどね。

小品ながら扇面の那智の滝の作品が良かった。

計54作品。
一応作品リストはあるが、平山郁夫を楽しむ展覧会にはならない。

百階段は、一見の値打ちありです。近くに行ったら寄ってみてください。



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ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展

2009-02-09 | ア-トな話し
兵庫県立美術館
1/6~3/29

基礎知識です。
静物画とは、静止した自然物(花、頭蓋骨、狩りの獲物、貝殻、野菜、果物、台所の魚など)や人工物 (ガラス盃、陶磁器、パン、料理、楽器、パイプ、本など)を対象とする。

細分すると、コレクション画、花束、ヴァニタス、朝食画・晩餐画、台所画などのカテゴリーがある。 ヴァニタス(はかなさ)の絵画というのは、瓶の中にいけてある花たち、燃えているロウソク、漂うシャボン玉、懐中時計や頭蓋骨、伝道の書の一部、朽ちていく本などを描き、この世の無常さを表すものである。このような寓意的な要素を含んだ静物画は、17世紀までには多く、静物画と宗教画・寓意画の両面をもつ。

何となく、さぁ~見に行くぞと言う気が起こりませんね。(笑)
ホームページを見ると、マルガリータ王女が可愛いし、何やら面白そうと言うことで出かけました。

最初の写真は
ヤン・ブリューゲル(父)
≪青い花瓶の花束≫ 1608年頃

解りやすい作品です(笑)そして豪華で綺麗。
こんなに対称的に活けるのは、最近は流行りませんがね。
咲く季節の違う花がいくつも活けてある。
40種類、140個以上と説明があった。
花の中では中央の花が、とてもシックです。

花瓶も、いい雰囲気。
下に花びらが散っているのもいいね。
でも、良く見ると、ハエらしきものもあるのです。

そこに寓意があるのかな





これも綺麗です。チューリップがいいですね。ガラスの器は本物、そっくり。
画家の技術が、本物らしく描けるようになってきたのが、静物画が盛んになってきた理由なんだろうな。

1階では、ウィーン美術史美術館の紹介ビデオが放映されていました。
ハプスブルク家の華麗さが伝わる映像です。
フェルメールの『絵画芸術』、カラヴァッジョ『ゴリアテの首をもつダビデ』 やブリューゲル『雪の中の狩人』等が所蔵品で有名。



アントニオ・デ・ペレダ
≪静物:虚栄(ヴァニタス)≫ 1634年頃

いよいよ、難しい作品(笑)。ウィーン美術史美術館所蔵作品の中でも、有名な作品らしい。

真ん中に位置するのは女性の天使。
カール5世のカメオを持ち、その下にはハプスブルク家が統治していた場所を示す地球儀を持ち、そして右のテーブルには華々しいハプスブルク家を象徴する金の時計やメダル、写真、装飾品などが積み上げられています。
一方左手前のテーブルにはどくろ、砂が落ちきった砂時計、火の消えたろうそく等。
これらの意味するところは、大帝国(カール5世の領土は「日の沈まぬ」大帝国であった)を作ったハプスグルク家も永遠の繁栄はないということを示しているのでしょうか。
テーブルの板にNIL OMNE(すべては空)と書かれています。

考えようによっては、ハプスグルク家を非難したような絵を注文し、それをずっと保存してきたところに、ハプスグルク家のすごい所があるのかもですね。





フェルディナント.ボル
≪リラ.ダ.ガンバを持つ女≫ 1653年

会場では、リラ.ダ.ガンバとリュートの演奏が聴けるコーナーがあります。
リュートは高本一郎さんのリュ-ト演奏を以前にシングルモルトの試飲会で聞いたことがあります。
この絵よく見ると、弦が一本切れています。




ディエゴ・ロドリゲス・シルバ・イ・ベラスケス
≪薔薇色の衣裳のマルガリータ王女≫ 1653/54年頃

最後のコーナーには、この絵です。
ポスターにも使われています。
静物画だけでは、客は来ないだろうという主催者側の苦肉の策なのか(笑)

3歳のマルガリータ・テレサの肖像画。
スペイン王フェリペ四世の娘で、オーストリアのレオポルト一世との結婚が決まっていた。
この絵は描かれた後に、オーストリアに送られたため、このウィーン美術史美術館に所蔵されることになったのでしょう。
マルガリータのかわいさを引き立てるように、画面にはなにも描かれていない部分が多く、テーブルの上には、バラ等が花瓶に飾られています。

花に意味を持たせないと静物画にならないけれど、特に意味はないと思う。

これは肖像画、主催者のプレゼントだね。


ところで、タイトルの静物画の秘密て何だったんだろう(笑)
秘密は、秘密のままでいいか


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智積院講堂襖絵完成記念 田渕俊夫展

2009-02-07 | ア-トな話し
高島屋 大阪店〈7階グランドホール〉
02/04~02/09

京都の智積院、講堂に奉納された田渕俊夫の新作襖絵(全60面)を一挙に見せようという展覧会である。
いくつか巡回するので、智積院で実際に見ることが出来るのは、2009年6月以降になるらしい。

写真は、今回の展覧会のパンフレット。
田渕俊夫は、1941年東京生まれ。東京藝術大学で日本画を学び、1968年、第53回院展に出品した「ヨルバの神々」の入選を機に、日本画家としての活動を本格化。日本美術院理事、東京藝術大学副学長。

現在、高島屋は店内改装中、エレベーターを降りて、工事中の仕切りの間をクネクネ曲がりながら進むと、突然女性であふれかえった場所に出る。
こんなに人気があるのかと思いましたが、バレンタインデーのチョコレートの特設売り場でした(笑)。美術館は、その奥です。


襖の全体の構成は次の通り。

部屋の名前があり、それからイメージ出来るテーマを元に書かれている。
会場には、その理由の説明板も設置されています。

不二の間:「朝陽」、「夕陽」
金剛の間:「夏(けやき)」、「夏(めたけ)」
胎蔵の間:「春(枝垂れ桜)」、「春(やなぎ)」
智慧の間:「秋(すすき)」、「秋(柿)」
大悲の間:「冬(雪山)」



不二の間:「夕陽」
会場の最初にある。対になる「朝陽」と共に展示されている。
久々に白黒二色の世界である。静かである。




これは、金剛の間の「夏(けやき)」

(けやき)の古木が迫力ありますね。まだまだ生きてるぞという感じです。そして大自然の空間が左右に広がる。

これを見た時に、脳裏を過ったのは、この作品。





長谷川等伯の【楓図】
智積院にある国宝です。私も何回か往訪して見ています。

田渕俊夫の長谷川等伯への挑戦状でしょうか?

楽しくなりますね。



智慧の間:「秋(すすき)」の一部分


会場ではビデオが放映されていますが、これは必見です。

「日本画家 田渕俊夫 襖絵に時を刻む」新日曜美術館で放映された映像。11分。

《すすき》の絵を例として、異なる時のすすきを一つの絵に描き込んでいく作画過程が詳しく紹介されていた。

1.過去のデッサンから下絵を切り取り、時間の流れに沿って並べる。
2.透明フィルムにコピーし、夏の終りー秋ー冬という季節によって移ろい行くすすき像を重ね合わせる。
3.OHP(Over Head Projecter)で、重ねあわされた透明フィルム像を画面に投影し、墨の濃淡をつけながら描いていく。

こんな描き方もあるのだと感動します。

ススキは白黒に似合うのだな........。

そこでやってみました。

昨秋に城南宮に行った時の写真です。
いい感じですね。





胎蔵の間:「春(枝垂れ桜)」です。

雪? 桜?
近づいて見ると、桜の花のひとつひとつを描いているわけではないけれど
雰囲気は十分出ています。



一部分のアップ写真です。



大悲の間:「冬(雪山)」

同じ、白黒で
華やかな春を描き
寒々とした冬を描く
墨の濃淡で、「色の匂い」の違いを出す。とでも言うのかな

素材の違い以上の何かを感じる。
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「さて、大山崎 ~山口晃~」展

2009-02-01 | ア-トな話し
2008年12月11日(木)~2009年3月8日(日)
アサヒビール大山崎山荘美術館

この美術館は、かねてから行きたかったのですが、今回ようやく行って来ました。

山口晃と言っても馴染みのない人も多いと思います。
ちょっと紹介。
1969年東京都生まれ。群馬県桐生市で育つ。
1996年東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。
大和絵や浮世絵のようなタッチで、非常に緻密に人物や建築物などを描き込む画風で知られている。作品の多くが自由でユーモラスな発想で描かれている。

関西では、初の個展とのこと。

タイトルの作品は、「邸内見立 洛中洛外圖(ず) 2007」

洛中洛外図は展覧会で良く見かけますね、狩野派の作品が有名、京都の建物や行事が描かれている。祇園祭りの山鉾が描かれていることが多い。

ざっと見ると、それらの絵のように見えますが、よ~く見ましょう。(笑)



一部を拡大。これは屋根から金閣寺と想像出来ます。

キンカクジ→キンカクシ

でもって、トイレなのですね。

このユーモアについて行かなければ..。(笑)

お約束の、山鉾もありました。



松の廊下を、山鉾を.......。
殿中で、ござるぞ...(笑)

まあ、そんな感じで楽しめます。見てる人もクスクス笑が絶えない。
グループ毎に、コソコソ耳打ちをしています。

残念ながら、カタログは2月初旬に完成予定(なんという大らかさ...)
それで、作者のコメントがないですが、勝手に想像して喜ぶのもいいですね。



「大山崎交通乃圖(ず)」

高速道路が目立ちますが、これもよ~く見ると面白い。
この作品のみガラスの額に入ってました。
先客のご婦人の二人連れが、「ここは、あそこよ~」と熱心に鑑賞。大山崎に明るい人なのだろう。
あきらめて、我々は、後で見ることにしました。



この部分。踏み切りのところが、今の山崎駅に、そっくりです。
左の鳥居は、離宮八幡宮ですよね。




『最後の晩餐』
残念ながら、全体の絵葉書はありませんでした。
ダヴィンチの最後の晩餐風。
主役は、キリストでなく明智光秀のようです。
スゴイな。大山崎だから、この人ですよね。
小学生ぐらいの女の子が言ってました。
この絵変だよ、誰も顔を見合わせていないよ。
すごい感性ですね。
ダヴィンチの最後の晩餐では、みんなキリストを見てます。
お母さんが、一人は居てるよね。
一人は居ました。
極端に小さく描かれている人が、机の下に居ます。
何故小さいの?

う~ん。難しいですね。
後で気づきました。
最後の晩餐は、全員で12名なのです。

山口晃さんも後で気づいて、無理やり入れたのかな(笑)

他には
携行折畳式喫茶

何やら分からないながら、案内に沿って行くと
小さな茶室がありました。
波板など素朴な素材を使って安っぽっく作った茶室風。
畳は、一畳だ。

ここに来る前に、山崎歴史資料館に寄って、国宝の待庵(たいあん)の茶室の模写を見てきました。ここは二畳です。
作者の意図は分かりませんが、もし、そうなら、すごいユーモア?皮肉か?

新館に行くと

「壁面見立てシリーズ」

安藤 忠雄設計の、この建物。

約10ケ所ほどにスポットライトを当てて、壁のシミ等を何に見えるかと訴えたものだと思うが、これはわかり難い。
誰か説明する人を付けたら良かったのにね。

いずれにしても、人の作ったものだから、どうでもいいけれどね。

山口晃

すごいやつだ。

楽しめる展覧会でした。








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