2007.10.16~11.18まで、京都国立博物館で行なわれている。
史上初めてと言ってもいい「狩野永徳展」。今回は巡回なしで、ここでしか見れません。予想通り大変な来館者数です。
開館前に行ったのに、もうたくさんの列、本日は1時間待ちです。
入り口のところにある、この大きな写真の前が記念撮影のポイントです。
人が誰も居なくなるのには、ガマンが必要です。
今回、「予習」もバッチリです。
NHK 新日曜美術館 信長や秀吉に愛された天才絵師・狩野永徳
テレビ大阪 美の巨人たち「狩野永徳」
そして芸術新潮 11月号
1400円しますが、一読の価値ありです。
みんなの足が止まってしまうのは、この作品の前。
国宝 洛中洛外図屏風(これは左隻部分)
場内整理は、後手後手に回っています。
「立ち止まらないで」とお願いしても、「俺はこれを見にきたんや...」
まことに大阪らしく係員に文句を言ってる人もいます。
オペラグラスは必ず要りますよ。担当の係員がしっかりしてる時は、いいですけれど..。気の弱い人は、前には行けないと覚悟しておきましょう。
現場で、一つ一つを丁寧に見るのは不可能です。
「芸術新潮」を買って見てください(笑)
「覇を飾る」という言葉がぴったり来るように、時代の権力者、織田信長、豊臣秀吉に愛された画家。安土桃山城や大阪城に数多くの作品があったが、それ故に、その殆どが灰になり、残っている作品は、極めて少ない。
洛中洛外図屏風は信長が上杉謙信に送った絵、だから灰にならずに済んだ。
永徳23歳の時の作品。
そして出口近くにあるのが、この作品。
唐獅子図屏風
一説には、元は聚楽第の壁に描かれていたのでは言われている。
切り詰めて屏風になった今でも、高さ224CM、幅453CMの大きな作品、この前に、小柄な秀吉が座って謁見していたと考えると楽しくなる。
「花鳥図押絵貼屏風」のような繊細な絵(これもいいですね)、「檜図屏風」のような大胆なタッチと異なった楽しみを与えてくれます。
桃山時代の豪奢かつ大胆不敵な美は、
この絵筆で、切り拓いた
目にもの見せん
我が名は 永徳!
これは「芸術新潮」の文からの受け売りですが、
まさに、永徳が「どうや..見たか?」と言ってるような気がする、迫力ある展覧会でした。
売店でカタログと屏風カレンダー(これはなかなかいい)を買いました。
「唐獅子図屏風」の絵葉書は、係員に聞くと、今回作ってませんという返事でした。こういう時に言うのですよね。「マジかよ...」
出口のところに、「3年後に長谷川等伯がやってくる」という案内がありました。
美術館入り口の「からふね屋珈琲店」で休憩。
ここのカツサンドは、ジューシーでおすすめですよ。
3年も待ってられないので、近くの「智積院」に行きました。
以前にも行きましたが、ここには狩野永徳のライバルと言われていた長谷川等伯と彼の一派の障壁画があります。
国宝「楓図」 長谷川等伯
永徳よりも、さらに華美なのですが、かなり色が落ちて来ているのが少し残念。
おすすめです。
史上初めてと言ってもいい「狩野永徳展」。今回は巡回なしで、ここでしか見れません。予想通り大変な来館者数です。
開館前に行ったのに、もうたくさんの列、本日は1時間待ちです。
入り口のところにある、この大きな写真の前が記念撮影のポイントです。
人が誰も居なくなるのには、ガマンが必要です。
今回、「予習」もバッチリです。
NHK 新日曜美術館 信長や秀吉に愛された天才絵師・狩野永徳
テレビ大阪 美の巨人たち「狩野永徳」
そして芸術新潮 11月号
1400円しますが、一読の価値ありです。
みんなの足が止まってしまうのは、この作品の前。
国宝 洛中洛外図屏風(これは左隻部分)
場内整理は、後手後手に回っています。
「立ち止まらないで」とお願いしても、「俺はこれを見にきたんや...」
まことに大阪らしく係員に文句を言ってる人もいます。
オペラグラスは必ず要りますよ。担当の係員がしっかりしてる時は、いいですけれど..。気の弱い人は、前には行けないと覚悟しておきましょう。
現場で、一つ一つを丁寧に見るのは不可能です。
「芸術新潮」を買って見てください(笑)
「覇を飾る」という言葉がぴったり来るように、時代の権力者、織田信長、豊臣秀吉に愛された画家。安土桃山城や大阪城に数多くの作品があったが、それ故に、その殆どが灰になり、残っている作品は、極めて少ない。
洛中洛外図屏風は信長が上杉謙信に送った絵、だから灰にならずに済んだ。
永徳23歳の時の作品。
そして出口近くにあるのが、この作品。
唐獅子図屏風
一説には、元は聚楽第の壁に描かれていたのでは言われている。
切り詰めて屏風になった今でも、高さ224CM、幅453CMの大きな作品、この前に、小柄な秀吉が座って謁見していたと考えると楽しくなる。
「花鳥図押絵貼屏風」のような繊細な絵(これもいいですね)、「檜図屏風」のような大胆なタッチと異なった楽しみを与えてくれます。
桃山時代の豪奢かつ大胆不敵な美は、
この絵筆で、切り拓いた
目にもの見せん
我が名は 永徳!
これは「芸術新潮」の文からの受け売りですが、
まさに、永徳が「どうや..見たか?」と言ってるような気がする、迫力ある展覧会でした。
売店でカタログと屏風カレンダー(これはなかなかいい)を買いました。
「唐獅子図屏風」の絵葉書は、係員に聞くと、今回作ってませんという返事でした。こういう時に言うのですよね。「マジかよ...」
出口のところに、「3年後に長谷川等伯がやってくる」という案内がありました。
美術館入り口の「からふね屋珈琲店」で休憩。
ここのカツサンドは、ジューシーでおすすめですよ。
3年も待ってられないので、近くの「智積院」に行きました。
以前にも行きましたが、ここには狩野永徳のライバルと言われていた長谷川等伯と彼の一派の障壁画があります。
国宝「楓図」 長谷川等伯
永徳よりも、さらに華美なのですが、かなり色が落ちて来ているのが少し残念。
おすすめです。