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中華厨房 仁べ (JINBE)

2009-07-26 | 街角の話し
丁度2年前に行きました。それ以来の再訪です。

隠れ家風 中華厨房 「仁べ」の前回はここ

今回も、トップ写真はご自宅。
お会いしたときに、玄関の写真を綺麗に撮ってくれていると、お褒め頂いたので。
2年前と少し違いますよね。見比べてください。

再会して、ブログのことやら、7周年記念品のこと、さらに増えた自作作品のことで、食事前に大変盛り上がりましたが、後記してます。

メンバーは前回と同じ、男2人、女4人の6人で、みんな勝手にしゃべって食べました。

まずは、お食事ですね。



前菜です。

生水ナス  エビ  新玉葱(茶色はカキの燻製)

葛切り   クラゲ 小アジ

トリの軟骨 トマト 食前酒

どれから、お箸をつけようか 迷いますね。



おなじみ 竹のアイスペールです。
ピール、紹興酒、ワイン、焼酎
私が全部飲んだのではなく、みんなの分です。



書き洩れるかも知れませんが、たくさんの種類が入ってます。
エビ、イカ、貝柱、トウモロコシ、山芋、シイタケ、枝豆

トウモロコシが甘かったですね。青春の思い出のように(笑)
今回、高校時代の美男美女だった頃の写真を配りました。
みんな自分の写真しか褒めないけれど・・・・(笑)



タイです。前回もおいしかったが、今回も期待大。

タイ以外に、白ネギ、カシューナッツ、レモンの皮、ヒマワリの種、カボチャの種、ミョウガ、ハルマキの皮が入ってます。

これをうまく混ぜます。



まるでプロ級。宮井君の担当でした。



東坡肉(トンポーロー)です。

豚肉はキンシンサイ(ノカンゾウのつぼみを乾燥させたもの)と煮ている。

ノカンゾウはユリ科ワスレグサ属。花は一日しか咲かないようです。
一重のユリです。一度見たいものです。

そう言えば、誰か見たことがあるようなことを言ってました。
店主と話しが盛り上がっていたような・・・・。
店主が、東坡肉(トンポーロー)て人の名前ですよと言ってたのも誰も聞いてなかったな・・・・・。

中国の詩人の蘇東坡(そとうば)が好んだことにちなむようですよ。

となりの野菜は、小松菜、干しえびが入ってます。

蒸し立てのパンにはさんで食べます。



おいしいですよ。



古代米の黒米
古くは中国歴代の皇帝献上米として大切にされてきたらしい。

スープは印南(和歌山)のトマトと紀泉農場(和歌山)の卵。
これは、おいしかったですね。
中華ながら素材は近隣の新鮮な、おいしい物を使うというのがいいですね。


デザートは杏仁豆腐。
大好きなライチが入ってました。

大満足のお料理でした。ご馳走様です。



今日の爪楊枝です。

7周年と言うことで来客に手作りの品を渡しているということです。
今が来店のチャンスです。



特別にということで、たくさん見せて頂き、ひとつひとつ説明して頂きました。


手作りの団扇です。金魚の絵が可愛い。他の絵もあります。



手作りの写真立て。早速写真を立ててみました。
私は、オマケということで竹を利用した花立も頂きました。

部屋の中には、手作りの品が一杯。これは貰えないと思うけれど。


ヘチマを利用した花活けです。
花は「ヘクソカズラ」です。可愛い花なのに、かわいそうな名がついてます。



ヘチマを利用したランプです。
他にも、ご紹介しきれない程、一杯あります。

是非、お店に行って確認してください。
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蓮(ハス)と睡蓮どこが違うの?

2009-07-25 | 言葉のいろいろ
両方共に、ちょうど今が最盛期です。
先日、法金剛院と勧修寺へ行って来ました。
見たら違いが分かっている人が大部分ですが、言葉にするとどう表現するのか。
最初の写真は勧修寺の睡蓮です。勧修寺の記事はここ



法金剛院

【花の特徴】

水面から高く咲く。
花が終わると水上で花びらが散る。
果托(カタク)ー中心の蜂の巣のような部分のことーができる。

【葉の特徴】

撥水性があり、光沢がない。
成長が進むと、水面から葉が立ち上がる。
切れ込みがない。
中心が低く、周辺が高い

この特徴を活かしたのが「象鼻杯」です。2006年に万博公園で体験しました。


記事は、こちら

【根の特徴】

成長期は、細い地下茎がぐんぐん伸びるが秋には先端が肥大し、これがレンコンになる。

【その他】

ハスの花はレンゲ(蓮花)と呼ばれ、7月の誕生花。
仏教では釈尊が蓮華の上で瞑想する絵が描かれ、極楽浄土の象徴とされる
蓮華をかたどった台座に仏像を乗せたり、厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。

【どこで見る】

法金剛院  記事はHPのここ
万博公園 日本庭園 記事はHPの花のギャラリーここ

万博公園 日本庭園

長池オアシス(熊取町) 記事はHP熊取町のここ

長池オアシス


睡蓮

【花の特徴】

水面近くに浮かぶように咲く。熱帯性スイレンは、水面より上で咲く。
花が終わると閉じて水中に沈む。果托(カタク)ができない。

【葉の特徴】

撥水性がなく、光沢がある。
通常葉は、水面に浮いている。
平面的で切れ込みがある。

【根の特徴】

種類が多いため、様々であるが、耐寒性スイレンは、ワサビのように太い。地下茎が、ゆっくり成長していく。
熱帯スイレンは、球根の形をしている。

【その他】

古代エジプトにおいて神聖なるものとされていた。
フランスの画家モネはパリ近郊の庭園の睡蓮の池を題材に、たくさんの絵を描いた。
【どこで見る】

勧修寺

山田池公園(大阪府枚方市)
花のギャラリー山田池公園はここ


山田池公園 すいれんの池


平安神宮 神苑
花のギャラリー平安神宮はここ


平安神宮

すいれん池(大阪府交野市)
大阪みどりの百選 くろんど園地とすいれん池はここ

すいれん池

神戸花鳥園
記事はここ

熱帯性スイレンなので少し水面より上にあります。

咲くやこの花館
花のギャラリーはここ

温室の中、これも熱帯性スイレンです



【蓮の花の一生】


蓮の花の最適な観賞時間は、朝7:00~9:00頃までです。
*午後には美しい花を見ることはできません。

1日目

開花初日は午前6時頃から花弁が開きはじめ、3~4cmほど開いたのち、8時頃には閉じはじめつぼみの状態にもどります。

2日目

早朝より咲きはじめ、午前7~9時頃には満開になります。
花がもっとも美しい時です。やさしい香りがただよいます。そしてまた、つぼみの状態に戻ります。

3日目

2日目と同じ経過をたどり、最大に開きます。受粉しためしべは黒っぽく変化し、花の色が退色します。昼頃には閉じはじめますが、閉じかけたまま夜をむかえます。

4日目

7時頃には完全に開きます。早いものでは8時頃から散りはじめ、昼にはすべての花弁が散っています 。

華麗な花が咲きますが一生は短い。
たくさんのつぼみがありますので、何日目なのか素人では分かりませんが
法金剛院の蓮の手入れをしているおばさんは、しっかり教えてくれます。
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ルーヴル美術館展-17世紀ヨーロッパ絵画-

2009-07-20 | ア-トな話し
京都市美術館 6月30日— 9月27日

フェルメールの<レースを編む女>を見に行きました。
フェルメールの大ファンです。HPはここ
今回はフェルメール展でないので、「もう出てきていいの?」という感じで早々と出てきます(笑)
会場が狭いこともあり、たくさんの作品の中の一つという待遇(笑)です。
いくつかの作品は厳重にガラスケースに入ってますが、これもガラスケース入りです。
<レースを編む女>は、ルーヴルで見たので二度目の出会いです。


これはルーヴルでの写真。もちろんガラスケースには入ってません。

フェルメールの作品の中で最も小さな作品です。
近くに寄って見ると、画面左手前の赤と白の糸が目立ちます。
チューブから絵の具を搾り出したような感じで描かれています。
注視してると、何か、ゾクゾクするような感じがしてきます。

もう一つの見所は、「額縁」です。
今回は、じっくり見ました。いい雰囲気です。

会場で売ってました。うれしくなって思わず買ってしまいました。
メガネふきです。絵葉書も額縁付きにして欲しい位です。

次のお目当ての作品は、これです。

ジョルジュ.ド.ラ.トゥール <大工ヨセフ>

この作品、生活の友社発行の雑誌『美術の窓』2月号の表紙を飾りました。
「今年必見の展覧会BEST200」と題し今年開催予定の展覧会が紹介されています。

ブログでも紹介しました。

光は幼子キリストが持つローソクただ一つ。
輝く炎は、若々しいキリストの顔を清冽に照らし出しています。
キリストの左手は透けて見えます。
一方、大工仕事に精を出すのは養父ヨセフ。
その手元をほのかに照らしています。顔がすごいですね年齢と労苦を刻み込んだ皺。下の角材は十字架を連想させます。
ヨセフの視線は、しっかりと幼子を見ていますよ。
ヒザ辺りの光もいいね。

しばし見とれてしまいます。


この作品も、ガラスケースに入ってます。

レンブラント.ファン.レイン <縁なし帽をかぶり、金の鎖を付けた自画像>

この人、自画像が一杯ありますね。
金の鎖の描き方が見所です。



ピエール.デュビュイ <葡萄の籠>

静物画にも素晴らしいのが一杯あります。
この作品、もちろん葡萄の描き方もいいが、テーブルのヒビ割れがいいですね。
割れたことにより質感がうまく出ています。




カロル.ドロチ 

<受胎告知 天使>と<受胎告知 聖母>

会場では二つ並べて展示されています。

受胎を告げる天使とそれを聞くマリアです。

いいですね。カロル.ドロチ作品は、国立西洋美術館<東京>にもあります



悲しみの聖母

聖母として描かれたモデルは画家の妻テレーザ.ブケレッリです。
この作品は常設展で見ました。今後も見る機会があるかもです。

ブログはここ。

聖母と言えば、見逃せないのが、この作品。



バルトロメ.エステバン.ムリーリョ <6人の人物の前に現れる無原罪の聖母>

長いタイトルですが。
可愛い天使が持ってる布には「神は最初から彼女を愛しておられた」と記されています。
恥ずかしげに俯いている聖母がなんと言えない優しさです。




会場で「記念消印」のサービスをやってました。
会場で売ってるカモメールのハガキに押してもらいました。
図案はフェルメールの<レースを編む女>です。
消印してるので、当日以外は、このままではポストに入れられません。



今回の記念写真スポットです。
壁には1枠毎に文字が入ってます。
PRの立て札の隣に立って。ハイポーズです。
なかなか空きませんけれどね。


お土産にどうですか?
チリメンの優しさが溢れる小物です。
美術館から三条通りに出る角の和雑貨のお店 花みずき
月毎に、いくつかのデザインがあります。
これはヒマワリとセミと麦藁帽子。可愛いですね。
同一の物を置いてるのは京都でも3ケ店しかないとお店の人が言ってました。
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ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち

2009-07-11 | ア-トな話し
国立国際美術館
2009.6.23~9.23

主催者の宣伝文句

"ルーヴル美術館の全8部門のうちイスラム美術部門を除く7部門から厳選した約200点の作品で構成され、ルーヴルが所蔵する唯一の子どものミイラをはじめ、日本で初めて公開されるものも多数含まれます。時代は古代から19世紀後半まで、地域的にもヨーロッパにとどまらず、エジプトやオリエントにまで視野を広げることによって、子どもに注がれてきた様々な眼差しを多角的に捉えます。"

あまり期待してませんでした。(笑)

アッチコッチから集めて見ましたが、目玉がないのでミイラはどう?

そんな感じがしてしまいますね。(言いすぎです。スミマセン)

そんな中、この作品は目立っています。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
《聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス》

さすがにティツィアーノ。
しかし、この作品は真筆であるか長く議論されていたという。



ディエゴ・ベラスケスと工房

《フランス王妃マリー=テレーズの幼き日の肖像》

ウィーン美術史美術館にある全身像のレプリカと言われ、部分を切り取った物。



《少女のミイラと棺》

ルーヴルに所蔵される唯一の子どものミイラであり、またミイラと蓋付きの棺がセットで完璧に保存されている貴重品。



ジャン=バティスト・ドフェルネ 
《悲しみにくれる精霊》

う~ん。この展覧会、これで良かったのかな?と悩んでるわけではない(笑)

ショップではガチャポンがありました。
出てきたのがこれです。


《台車にのったハリネズミ》

おもちゃか?という雰囲気で展示してますが。
そんなはずはないですよね。無理やり子供に関連付けです。
中期エラム時代(前12世紀)ですよ。
神に捧げたものでしょう。

ルーヴルて、何でもあるのだなと感心してしまいます。
でも、ふと思うのです、今回展示されているものはルーヴルに行っても
展示されてないのだろうな。
そういう意味では貴重かも知れない。

ルーヴルの博物館展、大英博物館がやってもおかしくない内容です。
そちら方面が好きな人には、絶好の展覧会かも。


同時に、この展覧会もやってます。





やなぎみわ「婆々娘々!(ポー ポー ニャンニャン)」展

やなぎ みわ(1967年 - )は日本の現代美術家。神戸芸術工科大学先端芸術学部メディア表現学科准教授。

兵庫県神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。学生時代は工芸を専攻。

展示方法は、凝ってます。

細い通路を抜けると、白黒写真のコーナーがあったりします。

パンフレットの作品の展示場所はすごい。
このテーマの作品が5点程、等身大以上の大きさで展示されていて圧倒されます。
黒いテントの中をかがんで覗くと、映像があったりします。

少し前に見た

杉本博司 「歴史の歴史」 国立国際美術館

と感動が違うのですね。何だろう?

「やなぎ みわ」の作品は、作者の意図するところを作っているのです。
だから、良く分かるのですね。
「杉本博司」は自然の作品、もちろん意図して撮ってるのですが。
結果は、見る人によってブレて来ますよね。

良く分からない方が、よりアート性が高いのかも。
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塩田さん展覧会「エウロパ紀行展」とイタリアン ランチ「アルモ」

2009-07-04 | ア-トな話し
7/2~7/7
泉北カルチャーセンターでフリューゲル絵画教室の「エウロパ紀行展」が開催されている。大先輩の塩田さんからご案内頂いたので駆けつけた。
昨年、第20回 同舟会展にご案内頂いて以来です。
会場に塩田さんが偶然居られたのでご案内して頂いた。

タイトルの作品は「ミュンヘン・オペラ座」


「ローテンブルグの眺望」

相変わらず、丁寧な作風です。今回の大きな特色は、人物をうまく配置しているということです。
たまたま、会場に教室の堀純二先生も来られていて、塩田さんが、この絵の正面の人物は「先生の後ろ姿です」と言ったら、「そんなにボクは大きくないよ」と笑ってられました。

そんな遊び心を絵に描き込む余裕が出てきたようで、仲間内の呼び名「塩田画伯」が、いよいよ本物になってきました。



3作目の
「ノイシュヴァンシュタイン城」

会場内で塩田さんの記念写真です。



会場内の雰囲気です。



後ろ姿は 多分? 堀純二先生(ご紹介いただく前に撮った写真)
「ローテンブルグの眺望」の後姿と比べてください(笑)




堀純二先生の「或る日」

その他も、ヨーロッパの雰囲気が良く出ている作品が一杯ありました。

数ある中で


大原生子さんの「僧院の朝」
光を描きたかったのでしょうね。素晴らしい。

ヨーロッパの雰囲気に、たっぷり浸かったところでランチはイタリアンにしました。

展覧会の帰り道、和泉中央駅近くの 「トラットリア アルモ」です。


オシャレな雰囲気です。店内も明るい。


前菜盛り合わせ。

泉州産 真鯛とししとうのペペロンチーノ



ドルチェ 盛り合せ

お店の雰囲気、店員の笑顔もいいが、
地元の素材をイタリアン風にというチャレンジもいい。
そしておいしい、値段もリーズナブル。
上の品に、パンとコーヒーが付いて 1,575円。
最高ですね。
リシェで紹介されたお店です。
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