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私の真ん中に、オレが帰ってくる

2006-04-22 | 言葉のいろいろ
すごいコピーですね。
一人称の「私」と「オレ」をうまく対比させています。
私なりに、勝手に解釈すると
「私」という社会に対して公式な顔を持つ男、その男の心の真ん中に、地であるところの「オレ」が帰って来る。そんな気持ちの切り替えが出来る車ということでしょうか?。
トヨタのマークⅡの後継車、マークXのテレビコマーシャルの決め文句です。サラ・ブライトマンのア・クエスチョン・オブ・オナー がバックに流れて元気が出てくる。

佐藤浩市がいいですね。一緒に出てる美女は、井上訓子(いのうえ・のりこ)。
二人の掛け合いもなかなか微妙なニュアンスでドキッとしたりする。

最近の分は

「将来の夢ですか? ...ずっと部長の部下でいるってことでしょうか」

「無理言うなよ」

あり得ないようなシチュエーションだから受けるのですね(笑)

以前の分から
すれ違った若者がピアスをしていた。

「見ました?ピアス?  部長もきっと似合いますよ。」


「俺が?」  「バカな。」

思わず似合うかなと思ってしまう佐藤浩市。(笑)部長がビアスをしてはいけません。清原だって非難されているのに。

さらに

何故か謝る佐藤浩市
「申し訳ありませんでした。」

そのあと、車に乗る二人。

「今日の部長謝りすぎでした」

ちょっと不機嫌な顔をする佐藤浩市。

「でも・・・素敵でした・・・」

これは誰でもニヤリとしてしまいますね。お客さんに謝った後、部下からこう言われればストレスも即解消です。

こんなのもあった。


「私はこのまま部長の部下のままなんですか」

運転しながら回想する佐藤浩市。

「無理言うなよ」とつぶやき...。
アクセルをぐっと踏み込みと、車はスピードを加速していく。

これは、いろんな意味にとれますね。各自自由に妄想(笑)してください。


マークX。買う気になりました?

普通の人は、こうなります。多分。

「あんな可愛いことを言う部下がいればな~」

「私も、佐藤浩市みたいな部長だったら良かったのに~」

マークX買うよりも難しそうです...。
コマーシャルの続編楽しみです。
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松伯美術館

2006-04-18 | ア-トな話し
上村松園(うえむらしょうえん)さんの絵は、何回か過去に見た。百貨店の美術館で良く開催されている。今はない、奈良そごうにも立派な美術館があって、そこではかなりの作品を見た。
とにかく美しい絵である。
日本画は、人物にしろ、鳥にしろ、完全な引き写しになりがちであるが、彼女の作品は、こういう絵を描く人が少ないとはいえ、上村松園風が滲み出ているのが素晴らしい。
奈良に、上村家三代の画家の作品を展示している松伯美術館に行った。
上村松園、息子の上村松篁、その長男の上村淳之。

日頃見る機会のない大作や本作と下書きを同時に展示している。

美術館は、故佐伯勇近鉄名誉会長の旧邸内にあるが、さすがというか立派な庭である。入館者は散策出来る。
庭だけでも見る価値があるが、入館者以外はお断りと表示がしてある。
タイトルの写真は美術館の入り口。

これは庭の中の枝垂れ桜


これは、菊桃



庭には、松だけでも百数十本と言われている、たくさんの花木があり、それぞれ名札が付いているのがうれしい。
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スコットランド国立美術館展(奈良県立美術館)

2006-04-18 | ア-トな話し
2006.3.18~5.7まで開催。
奈良は、八重桜がちょうど満開。写真は奈良県立美術館の出口。
展覧会のサブタイトルは「コロー、モネ、ルノワール、そしてキャメロン」
ポスターにもなっている可愛い少女の絵は、「キンボウゲとヒナギク」と名付けられた作品。キャメロンの3歳の娘の肖像画。何とも言えない可愛らしさです。
そのキャメロンの弟子のマクタガートが、スコットランドの風景を見せてくれます。ウィスキーの故郷、スコットランドの風景画がお目当ての人の期待を裏切りません。女性の絵では、レイバーンの「ロバート.スコット.モンクリーフ夫人、マルガリータ.マクドナルドの肖像」が甘美というか妖艶というか、引きつけます。

うれしいオマケは、何とベルト.モリゾの作品がありました。


「庭にいる女と子供」です。
緑の表現がすごい、同じように見える緑が光の加減で変わるのですね。
筆のタッチは荒々しいが、何となく情景に合う。

売店では、イギリスのピンバッチが売っていました。BIG BENをデザインしたのを購入。
以上
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