つぐみさんのブログを見て読んでみようかなという思いに火がつき同じように図書館に借りに行きました(笑)が・・・9人待ち
暫らく待ちましたが断念 ついに買いました。
若冲は大好きな画家です ホームページにコーナーも作っています
ここ
きっかけは、相国寺承天閣美術館で「若冲展 釈迦三尊像と120年ぶりの再会」展でした。2007年5月13日(日)~ 6月3日(日)と僅か22日間だけ。
相国寺の開基足利義満600年忌記念として開催された特別展です。
最高傑作「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)と「釈迦三尊像」(相国寺蔵)全33幅がおよそ120年の時を超えて再会。今となれば、空前絶後の素晴らしい展覧会でした。感動のあまりブログのタイトルにも力が入ってます(笑)
君は若冲を見たか?
本は 358ページあります。
奇才の画家・若冲が生涯挑んだものとは――
今年、生誕300年を迎え、益々注目される画人・伊藤若冲。緻密すぎる構図や大胆な題材、新たな手法で周囲を圧倒した天才は、いったい何ゆえにあれほど鮮麗で、奇抜な構図の作品を世に送り出したのか? デビュー作でいきなり中山義秀賞、次作で新田次郎賞を射止めた注目の作者・澤田瞳子は、そのバックグラウンドを残された作品と史実から丁寧に読み解いていく。
底知れぬ悩みと姿を見せぬ永遠の好敵手――当時の京の都の様子や、池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭ら同時代に活躍した画師たちの生き様も交えつつ、次々に作品を生み出していった唯一無二の画師の生涯を徹底して描いた、芸術小説の白眉といえる傑作だ。
「世に二つとない絵を描く」画人、その名は伊藤若冲―著者渾身!至高の芸術小説。
小説ですから、事実と異なる部分もあります。(そう思って読んだほうがいいですよ)
腹違いの妹の「志乃」が若冲のそばにおり、彼女が語り手となって物語は進みます。
自殺した若冲の妻の弟である市川君圭が面白い。君圭は若冲への復讐を意図して絵師をめざす。やがて若冲も市川君圭をライバル視するようになる。この歪んだ人間関係が若冲の創造へのエネルギー源として打ち出されている。
面白い設定だ。最後まで飽きることがない。
本の中にもたくさんの作品の名前が出てくる。それが楽しい
本の表紙に使われている作品です
紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)」
動植綵絵(どうしょくさいえ)の30幅に及ぶ連作のうちの一つです。
雪中鴛鴦図(せっちゅう おしどりず)
夫婦和合の象徴である鴛鴦は寄り添って描かれるのが普通だが、若冲は必ず雌雄を離して、雌だけを水に潜らせる。ここでは特に、雪の凍りついた柳の枝が、雌を突き沈める鋭い針のような形象をしているのが衝撃的だ。
石峰寺(せきほうじ)も本に出てきます
参拝してます。2010.9.10 若冲デザインの五百羅漢も見ました
参拝記は ここ
五百羅漢
本の終盤に出てくる「鳥獣花木図屏風」は、見ました
MIHO MUSEUMのプライスコレクションです ブログはここ 若冲ワンダーランド MIHO MUSEUM
小説を読むとなぜ突然のようにこの画風なのかが分かります(笑)
小説の最後の作品はこれです
石灯籠図屏風
憧れのヨーロッパ陶磁展と若冲展で見ました ブログはここ
若冲ファンにとっては作者の 澤田瞳子さんの巧みなプロットに感動してしまいます
長いですが若冲ファン 必見の本ですね
暫らく待ちましたが断念 ついに買いました。
若冲は大好きな画家です ホームページにコーナーも作っています
ここ
きっかけは、相国寺承天閣美術館で「若冲展 釈迦三尊像と120年ぶりの再会」展でした。2007年5月13日(日)~ 6月3日(日)と僅か22日間だけ。
相国寺の開基足利義満600年忌記念として開催された特別展です。
最高傑作「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)と「釈迦三尊像」(相国寺蔵)全33幅がおよそ120年の時を超えて再会。今となれば、空前絶後の素晴らしい展覧会でした。感動のあまりブログのタイトルにも力が入ってます(笑)
君は若冲を見たか?
本は 358ページあります。
奇才の画家・若冲が生涯挑んだものとは――
今年、生誕300年を迎え、益々注目される画人・伊藤若冲。緻密すぎる構図や大胆な題材、新たな手法で周囲を圧倒した天才は、いったい何ゆえにあれほど鮮麗で、奇抜な構図の作品を世に送り出したのか? デビュー作でいきなり中山義秀賞、次作で新田次郎賞を射止めた注目の作者・澤田瞳子は、そのバックグラウンドを残された作品と史実から丁寧に読み解いていく。
底知れぬ悩みと姿を見せぬ永遠の好敵手――当時の京の都の様子や、池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭ら同時代に活躍した画師たちの生き様も交えつつ、次々に作品を生み出していった唯一無二の画師の生涯を徹底して描いた、芸術小説の白眉といえる傑作だ。
「世に二つとない絵を描く」画人、その名は伊藤若冲―著者渾身!至高の芸術小説。
小説ですから、事実と異なる部分もあります。(そう思って読んだほうがいいですよ)
腹違いの妹の「志乃」が若冲のそばにおり、彼女が語り手となって物語は進みます。
自殺した若冲の妻の弟である市川君圭が面白い。君圭は若冲への復讐を意図して絵師をめざす。やがて若冲も市川君圭をライバル視するようになる。この歪んだ人間関係が若冲の創造へのエネルギー源として打ち出されている。
面白い設定だ。最後まで飽きることがない。
本の中にもたくさんの作品の名前が出てくる。それが楽しい
本の表紙に使われている作品です
紫陽花双鶏図(あじさいそうけいず)」
動植綵絵(どうしょくさいえ)の30幅に及ぶ連作のうちの一つです。
雪中鴛鴦図(せっちゅう おしどりず)
夫婦和合の象徴である鴛鴦は寄り添って描かれるのが普通だが、若冲は必ず雌雄を離して、雌だけを水に潜らせる。ここでは特に、雪の凍りついた柳の枝が、雌を突き沈める鋭い針のような形象をしているのが衝撃的だ。
石峰寺(せきほうじ)も本に出てきます
参拝してます。2010.9.10 若冲デザインの五百羅漢も見ました
参拝記は ここ
五百羅漢
本の終盤に出てくる「鳥獣花木図屏風」は、見ました
MIHO MUSEUMのプライスコレクションです ブログはここ 若冲ワンダーランド MIHO MUSEUM
小説を読むとなぜ突然のようにこの画風なのかが分かります(笑)
小説の最後の作品はこれです
石灯籠図屏風
憧れのヨーロッパ陶磁展と若冲展で見ました ブログはここ
若冲ファンにとっては作者の 澤田瞳子さんの巧みなプロットに感動してしまいます
長いですが若冲ファン 必見の本ですね