Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

たわわに実る(アカヘビギンポ)

2018-06-11 18:40:54 | ヘビギンポ科

後半雨交じりになった本日のやんばるです。

台風五号は存在感のないまま、あっという間に過ぎ去っていったという感でした。

強風域に入ってたのかどうかも、何かよく解らなかったなぁ…。

風は西のち北西。曇のち雨。

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黒、白、青、赤。この四色の共通点って解りますか。

この四つは、古代からある色を表す大和言葉なのだそう。その特徴は、ひらがなの『い』を語尾に直接つけられること。

つまり、黒い、白い、青い、赤い、という感じ。例えば黄ならば『黄色い』とは言っても『黄い』とは言わないでしょう。

大和言葉では、たわわに実り熟した状態の色を『あか』と表現してのだとか。

『明るい』の『あか』も同一の語源で、漢字をあてるときに色を表すときは『赤』と、光の状態を表すときは『明』としたよう。

また『明』の字からも分かるように『赤』も、『明確な』や『全くの』といった意味を持つ言葉なのだそう。

例えば『真っ赤な嘘』や『赤の他人』や『赤裸々』なんていう言葉に赤という色が使われているのは、こういう意味からなのだとか。

単純な言葉もあらためて考えると結構奥深かったり…。

他の三色についてはまた別の機会にということで。

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さて…

〈ヘビギンポ科ヘビギンポ属アカヘビギンポ Enneapterygius phoenicosoma 18年5月8日 沖縄島崎山〉

画像は幼魚。

だから『あか』ですが、まだ熟してはいませんね…。

 

コメント
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