Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

歌を聴きに…(カンザシヤドカリ)

2009-01-29 19:15:09 | エビ・カニ類

今日はオフだったんでゆっくり窒素を抜こうかと思ってたんですが、海がなかなかに穏やかな様子。

『歌を聴きに行くか…』

なんてふと思いたって、カメラ抱えて水中へ。

歌といってもクジラのソングですから。

呼応するような、低い声と高い声のソングに耳を傾けながら、特に何を狙うでもなくぼんやりとシャッターきったりしてました。

贅沢な時間を過ごしたような…。

風は南東。晴れ、曇、雨が全部ありの不安定な空模様。

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〈ホンヤドカリ科カンザシヤドカリ属カンザシヤドカリ(Paguritta vittata) 08年12月3日 沖縄島安和〉

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三科一体(イソギンチャクモドキカクレエビ)

2009-01-28 18:36:21 | エビ・カニ類

ダイビングの合間に日向にいると、

『う~ん、気持ちいいー』

って感じだった本日の沖縄島です。

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これまで3つの科に分類されていた深海魚が、実は1つの科の子・雄・雌であることが分かったんだそうです。

判明したのはリボンイワシ科、ソコクジラウオ科、クジラウオ科の3科。

最近採集された標本からミトコンドリアDNAを抽出し、ゲノムを解析したところ、3科が非常に近いと判明。また頭骨などの形態を詳細に比較し直し、子と雄、雌と結論づけたんだそう。

種レベルの対応関係は、まだ分かってないんだとか。

三位一体ならぬ、三科一体ってところですか…。

分子生物学や発生生物学と分類学が、それこそ三位一体になってるっぽい今日この頃。こんな風に違うと思われてた魚が統合されたり、あるいはその逆も、それも分類のいろんなレベルで判明していくんでしょうねぇ。

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風は北のち南東。晴れ、後半一時パラパラっと小雨。

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〈テナガエビ科イソギンチャクモドキカクレエビ属イソギンチャクモドキカクレエビ(Pliopontonia furtiva) 08年12月3日 沖縄島安和〉

透明な体に散在する黄色の斑紋が綺麗なエビです。

宿主のオオイソギンチャクモドキから離れないので、じっくりねばって撮影できます。

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クロオビスズメダイ

2009-01-26 18:54:14 | スズメダイ科

風もまあ弱まり、気温も上昇傾向で、キモチあったかくなったような週明けの沖縄島です。

週間予報によると、今週は最高気温が20℃くらいで推移していくようで一安心。

最高気温の数字ばかりが気になる今日この頃です。

風は北。晴れ空。

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〈スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属クロオビスズメダイ(Chromis retrofasciata) 08年12月3日 沖縄島安和〉

縁縁(目の縁とか腹鰭の縁とか尻鰭の縁とか…)のブルー(というかライトブルー)が綺麗なスズメダイ。

当地ではやや個体数が少ない印象です。

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シマアラシウツボ

2009-01-24 17:31:37 | ウツボ科

寒気厳しく、寒~い本日の沖縄島です。

昨日からはりっぱなしだった器材洗い場の水槽に手を入れたら、冷たいのを通りこして痛かった……。

明日も今日と変わらない感じの予報です。うう…。

風は強い北。曇、時たま日差し。

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〈ウツボ科ウツボ亜科アラシウツボ属シマアラシウツボ(Echidna polyzona) 08年11月19日 沖縄島レッドビーチ〉

画像は横帯個体です。

中成魚、ってところかなぁ。

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クロソラスズメダイ

2009-01-22 18:25:17 | スズメダイ科

海は穏やか、陸はポカポカ。

申し分ないインディアン・サマーな感じの本日の沖縄島でした。

風はゆるいゆる~い南西。晴天。

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〈スズメダイ科ソラスズメダイ亜科クロソラスズメダイ属クロソラスズメダイ(Stegastes nigricans) 08年11月6日 沖縄島新里〉

縄張り内の藻類の世話をする、『農業する魚』としてテレビにも取り上げられたスズメダイです。

自分の餌になるイトグサ類紅藻の一種以外の藻類を縄張り内から除藻するんだそう。

クロソラスズメダイとこのイトグサとの関係は、ヒトとイネのように互いの生存を強く依存してるんだとか。

絶対栽培共生と呼ぶことができるんだそうです。

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見ると石になる…かも?(カワリブダイ)

2009-01-21 18:29:36 | ブダイ科

天気が下り坂なんで、体感的な寒さがやや増幅されてるかなぁ、って感じの本日の沖縄島です。

まあ最高気温の数字だけを見ると、連日(もちろん今日も)20℃を上回ってるんですが。

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オーストラリアのタスマニア島沖で新種のソフトコーラルが発見されたんだそうです。

このサンゴ、『ゴルゴンヘッド・コーラル』と呼ばれてるんだとか。

ギリシャ神話に登場するゴルゴン3姉妹(中でもメデューサが有名ですが)の蛇の頭髪みたいな姿をしてるからだそう。

このニュースを見て、

そりゃあ、石になる覚悟で観察しないとなぁ、とか。

観察するには青銅の盾がいるなぁ、とか。

ペルセウスの物語を知らない人にはまったく意味不明な妄想してみたり…。

といっても生息水深が1600m以深の深海なんで、ダイビングで出会うことはないですが。

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風は北東~南東。曇のち雨。

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〈ブダイ科アオブダイ属カワリブダイ(Scarus dimidiatus) 08年11月6日 沖縄島新里〉

画像は幼魚です。

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ミツボシキュウセン

2009-01-19 18:43:43 | ベラ科

本日は風がやや強まりましたが、暖かい日が続いてます沖縄島です。

本部町八重岳では昨日から桜まつりが始まりました。

今は6分から7分咲きといったところらしいです。

カンヒ桜なんで、僕的には強く春を感じたりできないんですが…。

風は北東。曇のち晴れ。

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〈ベラ科カンムリベラ亜科キュウセン属ミツボシキュウセン(Halichoeres trimaculatus) 08年11月6日 沖縄島新里〉

画像はまだ幼い個体。

体側の尾柄部・胸鰭上部・中央部の3黒斑がミツボシの由来ですが、胸鰭上部のものは幼魚や雌には不明瞭で、中央部のものは生時には認められないことが多いんだとか。

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アカホシキンセンイシモチ

2009-01-17 18:24:31 | テンジクダイ科

昨日から、『やっと沖縄が戻ってキタ~』って感じの天気になってます沖縄島です。

風はゆるく、日差しはサンサン、海況も穏やか~。

休憩ものんびり気持ちよーく、日向でランチできました。

明日もこんな感じで、絶好の週末になりそうです。

風はゆるい北東。快晴。

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〈テンジクダイ科テンジクダイ亜科テンジクダイ属アカホシキンセンイシモチ(Apogon cyanosoma) 08年11月6日 沖縄島新里〉

一見キンセンイシモチによく似ていますが、当地での生息数はキンセンイシモチに比べて圧倒的に少ない印象です。

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ヤクシマイワシ

2009-01-15 20:14:09 | トウゴロウイワシ科

水中のほうがあったかくてホッとする、って感じの沖縄島です。

休憩中に、早く水中に帰りたい…って思ってしまうほどに……。

まあ、最終的には陸に戻らないわけにはいかないんですが。

風の陰になってるポイントも一部を除いてうねりあり~な海況ですが、明日以降はおさまっていくような雰囲気です。気温も上がってくみたい。

風は北北西のち北。晴れたり曇ったり、パラっと降ったり。

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〈トウゴロウイワシ科ヤクシマイワシ属ヤクシマイワシ(Atherinomorus lacunosus) 08年11月6日 沖縄島安和〉

当地では秋から冬の初めにかけて、ビーチからのエントリー直後に無数の個体のトルネードに巻き込まれたりできる魚です。

この画像もそんな状況で撮りました。

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ひまわり揺れる(シンデレラウミウシ)

2009-01-14 18:48:20 | ウミウシ

本日も冷た~い風が吹いてます沖縄島ですが、北中城村ではひまわりが咲いてるんだそうです。

しかも10万本も…。

寒風に揺れる10万本のひまわり。

暖かいニュースなのか、寒いニュースなのか……。

まあ、沖縄っぽい光景なのかもしれませんが。

風は北北西、やや強め。曇、のち晴れ。

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〈イロウミウシ科アオウミウシ属シンデレラウミウシ(Hypselodoris apolegma) 08年10月30日 沖縄島ホーシュー〉

図鑑によると環境を問わず稀に見られるってなってますが、僕的にはやや深所の通年種ってイメージです。

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迷子の迷子の♪…アヒルちゃん?(アオスジスズメダイ)

2009-01-13 19:04:59 | スズメダイ科

本日も寒気に覆われてます沖縄島です。

日差しがあっただけまだ良かったですが…。

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NASAが、90匹の迷子のアヒルちゃんを捜してるんだそうです。

っていっても本物のアヒルじゃなくて、ゴム製のオモチャのアヒルなんですが。

なんでも温暖化の影響で氷河が溶けてしまっている問題で、溶けた氷の流れをアヒルの動きで調査して仕組みを解明しようと考えたんだとか。

で、3ヶ月まえにグリーンランドで90匹のアヒルを放したんだそう。

が、まだ1匹も発見できずに困ってるという状況らしいです。

アヒルにはメールアドレスと『謝礼』って言葉が書いてあって、最初に見つけた人は100ドルもらえるんだとか。

まあ、沖縄の海で出会うことはないでしょうが…。

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風は北~北西。雨交じりの曇、のち日差し。

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〈スズメダイ科ソラスズメダイ亜科ルリスズメダイ属アオスジスズメダイ(Chysiptera caeruleolineata) 08年10月30日 沖縄島ホーシュー〉

深所ガレ場のスズメダイ。

当地では普通種ですが、生息水深が深めなので長くねばって撮るのは難しいです。

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ニシキフウライウオ

2009-01-12 19:09:39 | カミソリウオ科

本日も、海水が温~く感じた沖縄島です。

昨日は少し風が弱まったんですが、今日はまた強まり、なかなか海況が落ち着いてくれません。

この先の予報を見ると……。

水温と気温の差がなくなるのは週末あたりになりそうです。

強めの北西風。明るめの曇空。

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〈カミソリウオ科カミソリウオ属ニシキフウライウオ(Solenostmus paradoxus) 08年10月23日 沖縄島山川〉

生息水深は12m~35mらしいですが、当地ではもう少し浅所でも出会える印象です。

一昔前はカミソリウオの種内変異とされてたとか。う~ん、頷けるような頷けないような…。

種小名のパラドックスは、矛盾・逆説的・奇矯。

矛盾してるように見えます?

逆説的に感じます?

姿は奇矯に見える…かなぁ。

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カミソリウオ

2009-01-10 18:52:55 | カミソリウオ科

『ヒェーーー』

って叫びたくなるような寒さでございます…。

昨日にもまして荒れ模様の沖縄島です。

最高気温が12℃。

水温のほうが10℃くらい高い……。

風は強烈な北西。晴れたり曇ったり、時たま雨がパラついたり。

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〈カミソリウオ科カミソリウオ属カミソリウオ(Solenostomus cyanopterus) 08年10月23日 沖縄島山川〉

雌雄ペアでいることが多いカミソリウオ。

この子たちもずっと寄り添ってました。

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トゲヨウジ

2009-01-09 17:46:57 | ヨウジウオ科

グーンっと冷え込んだ本日の沖縄島です。

まあ、全国的にそうなんでしょうが。

風も強く、本島西海岸側は荒れ模様です。

強い北西の風。曇、時たま晴れ間。

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〈ヨウジウオ科タツノオトシゴ亜科トゲヨウジ属トゲヨウジ(Syngnathoides biaculeatus) 08年10月23日 沖縄島山川〉

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〈同種別個体 同日 同ポイント〉

浅所の藻場で出会う魚なんで、ねばりたい放題で撮影できたりします。

ただそういう場所が内湾のポイントになるので、汚れてる個体が多い印象ですが。

この汚れって、迷彩的に機能してたりするのかなぁ…?

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オオコノハミノウミウシ

2009-01-08 20:03:47 | ウミウシ

朝一は晴れ間も見えたのにポイントに着いたら雨だった、って感じの本日の沖縄島です。

ただそんなに寒くない、陸上は…。

陸が寒くないので、その分エントリーした瞬間『ガツン』っと冷たさがくる感じです。

とくに頭に…。ってまあ、フード忘れたせいなんですが。

今日のポイントで水温は21℃。

そろそろボトムなのかなぁ。っというかこれがボトムであって欲しいなぁ……。

風は南東~北東。晴れのち雨。

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〈アオミノウミウシ科クセニアミノウミウシ属オオコノハミノウミウシ(Phyllodesmium longicirrum) 08年10月23日 沖縄島山川〉

成長すると大きすぎてソフトコーラルかと思うウミウシですが、ソフトコーラルを食すウミウシです。

そうやって取り込んだ褐虫藻を体内に宿し、その光合成による養分を得ているんだとか。

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