湿った風は温かめで陽光はサンサン…、夏日になった本日の沖縄島です。
インターバルに気持ちよ~く日差しを浴びて、の~んびりと海を眺めてたら……
水面から何か吹き出してる…えっ、まさかブロー?
って思った次の瞬間ザトウクジラが……
3回4回と豪快にブリーチング。
その後もテールスラッピングを何度も繰り返し…。ブローしながら去っていきました。
というわけで、ビーチダイビングの合間にホエールウオッチングを堪能できたしだいです。
結構湾奥のポイントだったのに、こんなところまでやってくるんだなぁ…なんて思ってみたり…。
風は南~南西。晴れのち曇。
〈ネズッポ科コウワンテグリ属セソコテグリ(Neosynchiropus morrisoni ) 12年2月2日 沖縄島安和〉
日差しは乏しいけれど海は凪~、そんな祝日だった本日のやんばるです。
風は北東のち南東。曇のち雨。
〈カニダマシ科アカホシカニダマシ属アカホシカニダマシ(Neopetrolisthes maculatus) 12年2月2日 沖縄島山川〉
学名種小名の『maculatus』が示すとおり、体中に赤い『斑点』を纏う本種。
和名もそのまま『アカホシ』カニダマシ。
カニようでカニではなく異尾類、つまりはヤドカリの仲間。
エビのように長い触手で絶えず周りを探り、危険を感じたらすぐに共生するハタゴイソギンチャク類に潜む慎重派。
捕食専用の顎脚という器官を持っていて、捕食時にはそれでプランクトンを採取し口に運ぶのだそう。
その姿は数枚の扇子を手に踊っているよう。
まあ実際には食事中ですから、扇子ではなくスプーンかな…。
陽光はタップリと降り注ぎましたが、空気はヒンヤリ…。やや寒い一日になった本日の沖縄島です。
季節が少し足踏みしてる感じです。
これが最後の足踏みだと思ったりしてるのですが……。
風は北。晴天。
〈イロウミウシ科コモンウミウシ属サラサウミウシ(Chromodoris tinctoria) 12年1月19日 沖縄島安和〉
サラサは更紗ですか…。
確かに体表の模様は、更紗文様のよう。
更紗は木綿地の文様染め製品のこと、だそうですが…。
本種の学名種小名の『tinctoria』は、『染まる・染める・染色する』
和名の『サラサ』はこのあたりとも関係あるのでしょうか…。
インド起源の更紗の特色は、鮮烈な色彩と異国風の文様…だそう。
色彩の鮮やかさには頷けますが、異国の香りは……感じます?
日中は強い日差しが降り注いだ本日の沖縄島です。
3月が始まったばかりなのに、今日は4月中旬なみの陽気だったんだとか。
最高気温も夏日に…。いい感じでした。
風は南西~南。曇のち晴れのち曇、一時強雨。
〈タテジマウミウシ科オトメウミウシ属ミルクオトメウミウシ(Dermatobranchus sp.) 12年1月12日 沖縄島安和〉
よいしょ…
〈同一個体 同日 同ポイント〉
よいしょ…よいしょ…
〈同一個体 同日 同ポイント〉
ああよいしょ……
バイカナマコの体表を移動するこの子。
バイカナマコは目測で体長約60㎝・体高約10㎝。
対してこの子は1㎝弱。
ちなみに僕の身長175㎝に換算すると、全長105m・高さ17.5m。
ダイビング中なら、でかい根の上を這ってる感じかなぁ…。