Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

実感…(フタホシタカノハハゼ)

2008-10-30 19:06:31 | ハゼ科

ミーニシがおさまった本日は、良好なコンディションだった沖縄島です。

予報を見ると長くは続かないようですが…。

西海岸の観光スポットの近くのポイントで、時々修学旅行の学生さんらしき団体と出会うんですが、彼らは何をしてるんでしょう?

観光?

でも観光スポットからは確実にはずれてるんですが。

もちろん海に入るわけでもなく、波打ち際に近づく様子もなし。

観光スポットの駐車場から遊歩道を歩いてきてるみたいなんですが、散歩?

自然観察?

謎です。

で、今日もエキジットして車に向かう途中で出会ったので、先頭の先生らしき人と挨拶を交わしたら、次々と学生さんに挨拶されて…。

30人くらいの学生さんと挨拶を交わすことに…。

器材背負ったまま……。

近頃の若者は礼儀正しい…って実感したしだいです。

風はゆるい東。晴天。

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〈ハゼ科ハゼ亜科イトヒキハゼ属フタホシタカノハハゼ(Cryptocentrus sp.) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

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逆さまの王妃(サカサクラゲ)

2008-10-27 20:04:45 | 水中生物

少々肌寒かった本日の沖縄島です。

風は北。雨交じりの空模様。

さて……。

むかしむかし、古代エチオピア国にカシオペアという王妃がおったそうな。

美貌で名高い王妃で、自分の美しさをたいそう鼻にかけていたそうな。

ある日、王妃は海面に映る自分の姿を見つめて、

「私こそ世界一の美女だわ」

なんて宣言したもんだから、それを聞いた海の妖精(美しい乙女の姿をした)ネレイドたちの怒りをかってしまったそうな。

で、国や王女や海神、さらに英雄や魔物も巻き込んですったもんだの事態に発展するんですが、そこは省略。

王妃は死後、北の空高くに位置する星座となったそうな。

でもネレイドたちに許されることのなかった彼女は、1年のうちの半分は上下逆さまの姿になるという、美の誉れ高かった王妃にとって不名誉な形で空に上げられてしまったそうな。

おしまい。

って、神話の一節を持ち出した理由はこれ↓

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〈サカサクラゲ科サカサクラゲ属サカサクラゲ(Cassiopea ornata) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

属名のCassiopeaは、上下逆さまになっている習性から王妃カシオペアの名前がついてるんだそう。

なんで逆さまになってるのかというと、腹の面を太陽光に当てるためです。

で、体のなかの褐虫藻に光合成してもらうためです。

褐虫藻はクラゲに守ってもらい、さらにクラゲの呼吸で生じた老廃物を光合成の材料にしています。

光合成でたっぷりと生み出された養分は、クラゲにも回されます。

相利共生ですね。

 

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音声コミュニケーション(セダカカワハギ)

2008-10-25 18:21:57 | カワハギ科

うねりありー、な本日の沖縄島です。

綺麗な夕日が見れた空模様ではありましたが…。

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多くの魚は、メスへの求愛やなわばりを守る際に音声を発するのだそう。

実際に、ダイビング中にそれらしい音を聞いたことあるって思われる方も多いのでは?

陸上の生物とは違い、魚はうきぶくろをふるわせて音を出してるんだとか。

アメリカの大学で音声を出すアンコウの仲間3種に注目し、その神経系を調査した結果、『後脳』のうしろ側で音声をつかさどる神経細胞が存在することを発見したんだそうです。

この魚がもつ音声コミュニケーションのための神経系は、他の脊椎動物にみられる同様の神経系の起源である、と先述の大学の研究者は考えているんだとか。

で、ふと思ったりした。

この音声パターンを解読できれば、水中で魚が何て言ってるのかがわかるのかな?

なんて…。

卵保護中のスズメダイ類に突っかかられてるときなんかは、

「おまえ、じゃまだー」

とか言われてるのかも?

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風は北東。晴天。

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〈カワハギ科アミメハギ属セダカカワハギ(Rudarius excelsus) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

画像は幼魚。

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余計な心配かな…(ナンヨウツバメウオ)

2008-10-22 18:43:59 | マンジュウダイ科

空は青空、水面は凪。いい感じの本日の沖縄島です。

海況がいいので、ダイビングの大半を浅場でこってりこ~ってり過ごしました。

最終的には、後頭部が水面から出てる状態でフィッシュ・ウォッチングしてたり…。

外洋に面したポイントの棚うえでは、この頃IPとTPの中間くらいのベラが目につきます。

この夏に成長したIPベラがTPベラになろうとしてるんでしょうか。

しかしその個体数が一気に増えてるような気がして、みんなTPになったら繁殖のときなわばり争いが大変なんじゃなかろうか、なんて心配になったり…。

って余計な心配でしょうが。

ちなみにIP・TPってのは……。

まあそれはまた機会があれば。

風はゆるい南東から南。晴れ、時々曇り。

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〈マンジュウダイ科ツバメウオ属ナンヨウツバメウオ(Platax orbicularis) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

画像は幼魚。

これ、水中写真ではありません。水面上から撮りました。

エントリーしようとした水面に漂ってたので。

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秋の声(シマアラシウツボ)

2008-10-20 17:56:32 | ウツボ科

風向は悪くないけどちょっと強すぎるかな、って感じの本日の沖縄島です。

海への行き帰り、車を走らせてるとオオシマゼミの盛大な鳴き声が響いてくるようになってます。

何度か書いてますが、オオシマゼミはやんばるの秋のセミです。

それに

『ピックイー』

ってな感じの声が上空から響いて見上げると、ゆったりと翼をひろげてるサシバを見つけたり…。

こちらも、ミーニシと共に飛来する秋を感じさせる鳥。

秋深し…って感じのこの頃です。

風は強めの北東。晴天。

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〈ウツボ科ウツボ亜科アラシウツボ属シマアラシウツボ(Echidna polyzona) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

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シャワー温度(シロウサギウミウシ)

2008-10-16 21:34:53 | ウミウシ

浅場にうねりありー、な本日の沖縄島です。

天気も今一つで、エキジット直後はちょっと寒さを感じたり…。

で、車載シャワーの湯温を一気に10℃上げたら、

「あっちーー」

って叫ぶことに…。

天気によって気温や体感温度がかなり違うこの季節ですが、体感温度(というか気持ちの温度?)に影響されすぎました。

週末にかけては晴れマークが見られる予報です。

風は北東から東。雨交じりの空。

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〈イロウミウシ科シラユキウミウシ属シロウサギウミウシ(Noumea simplex) 08年8月28日 沖縄島レッドビーチ〉

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サンゴの化石(ハナビラクマノミ)

2008-10-14 19:30:06 | スズメダイ科

朝の天気予報では降水確率が高かったんですが、青空がひろがった本日の沖縄島です。

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中城村当間(本当中部東海岸側)の海岸で、化石化したサンゴ塊が見つかったそうです。

調査の結果、約6000年前に生きてたとみられるハマサンゴのマイクロアトール(微環礁)だと判明したんだそう。

このサンゴ塊、南北7メートル、東西5メートルで、見つかっている化石化したサンゴでは世界最大級らしいんだとか。

何でも潮干狩り中に発見されたんだとかで、案外あちこちの海岸にあったりするのかなぁ?

エントリー・エキジットのとき、サンゴの化石を踏んづけてたりしてるのかも……なんてふと思ってみたり…。

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風は北東、後半やや強め。晴天。

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〈スズメダイ科クマノミ亜科クマノミ属ハナビラクマノミ(Amphiprion perideraion) 08年8月22日 沖縄島エンタープライズ〉

ハナビラクマノミの背鰭・尾鰭・尻鰭って綺麗なオレンジで縁取られてます。

鰭に模様がないから綺麗さが際立ちます。

イソギンチャクへの依存度が高い種ですが、全身を観察できるときには要注目だと思います。

 

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ミーニシ(ゴマフヘビギンポ)

2008-10-12 18:12:04 | ヘビギンポ科

連日、青空続きの沖縄島です。当分の間こんな感じが続きそうな予報です。

風はすっかり秋風。新北風(ミーニシ:秋を告げる風)が吹き始めてます。

と同時に夏に多用してたポイントは荒れ気味で、秋冬に多用するポイントへと移行していったり…。

まあ日差しが風に全然負けてないので、こ~ってり潜って上がってきても寒くはありませんが。

ランチ中に日向にいると、まだまだすぐに肌がジリジリしてくるこの頃です。

やや強めの北風。快晴の空。

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〈ヘビギンポ科ヘビギンポ属ゴマフヘビギンポ(Enneapterygius hemimelas) 08年8月22日 沖縄島エンタープライス〉

ゴマフヘビギンポそのものではなく、近似種かもしれません。

 

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サンゴ群体(ハナゴイ)

2008-10-09 18:43:56 | ハタ科

一日中天気不安定だった本日の沖縄島です。

日差しがあれば心地良いんですが、曇りとか雨だと水温と気温が同じくらいになるので、エキジット後に微かに寒いかも…ってな感じです。

明日は晴れの特異日のはずなのに、予報では雨交じりのようですねぇ。

良い方にはずれるといいんですが…。

それはともかく、最近気になってることが…。

本島西海岸のドロップオフの某ポイント、その棚うえの浅場のこと。

このポイント、一昨年あたりからサンゴの被覆度が高くなっていってるように感じてたんですが、年々それに加速がかかり今シーズンもどんどん被覆度が高まってます。

と同時に群体の形も変化してるような…。

前はコリンボース状(散房花状)群体が多かったんですが、被覆度に急加速がかかった今シーズンは、目に見えて樹枝状の群体が増えてるように思えるんです。

隣のポイント(ホントにすぐ隣)では、こんなことは起こってないんですが。

何故にこのポイントだけ?

答えを出せるだけの知識もなく探求心もたりない僕なので、誰か解き明かしてくれないかなぁ。

増えていくサンゴ群体を眺めてると、なんとなーく幸せな気分になります。

風はやや強めの北東。強雨、晴れ、曇り、そして遠雷、な空模様。

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〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属ハナゴイ(Pseudanthias pascalus) 08年8月22日 沖縄島エンタープライズ〉

まだ幼い個体です。

 

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雨…(スミレナガハナダイ)

2008-10-07 18:29:49 | ハタ科

綺麗な朝焼けで始まった本日の沖縄島です。

『夕焼けは凪、朝焼けはおち凪』

なんて言われたりしますが、その通りにお昼までに雨になりました。

前線の雨で、降り方の強弱が激しかったり…。

さらに風が微妙に変化してみたり…。

不安定な天候の一日でした。

ちなみに『夕焼けは凪、朝焼けはおち凪』ってのは春と秋によくあてはまるんだとか。

風は概ね北、一時強め。断続的に強雨。

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〈ハタ科ハナダイ亜科ナガハナダイ属スミレナガハナダイ(Pseudanthias pleurotaenia) 08年8月21日 沖縄島ホーシュー北〉

画像は雌の個体。

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トンボホイホイ…?(ベニヒレイトヒキベラ)

2008-10-05 18:44:25 | ベラ科

穏やかな秋晴れって感じの沖縄島です。

気温・水温共にちょうど良い感じですが、ちょうど良すぎてエキジット直後はちょっと涼しすぎるかな? って感じです。

これからの季節は、雨が降ったらエキジット直後に着れるパーカーっぽいのがあればベターです。

最近トンボの量が増えてまして…。

海への行き帰りで車を走らせてると、ワイパーに見事なほどに次々とトンボが引っかかるんですが…。

1boxカーはみんなそうなんでしょうか?

それとも僕の車(のワイパー)にトンボを引き寄せる何かがあるんでしょうか?

風はゆるめの西。晴れ。

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〈ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属ベニヒレイトヒキベラ(Cirrhilabrus rubrimarginatus) 08年8月21日 沖縄島ホーシュー北〉

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蝉時雨(モンガラカワハギ)

2008-10-02 18:32:31 | モンガラカワハギ科

朝から盛大な蝉時雨が響いてました本日の沖縄島です。

かん高い独特の響きではなかったので、オオシマゼミ(やんばるの秋のセミ)ではないようでしたが…。

海況のほうは浅場にうねりありですが、こってりロングロ~ングダイブができる状態にはなってます。

まあただ、ほんとうの浅場(~-3mくらい)では、サンゴの周りでデバスズメダイなんかが踊るように(というか踊らされてるように?)揺れてましたが。

たぶん魚たち的にはかなり大変なのかもしれませんが、見てる僕にはけっこう優雅に群舞してるように思えたり…。

風は北、のち東寄り。晴れたり曇ったりの空。

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〈モンガラカワハギ科モンガラカワハギ属モンガラカワハギ(Balistoides conspicillum) 08年8月21日 沖縄島ホーシュー北〉

画像は幼魚です。

水玉模様がキュートです。

 

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