Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

透きとおる…(カタボシオオモンハゼ)

2011-11-29 18:34:49 | ハゼ科

雨交じりの空でしたが寒さはなく、海のコンディションも含めて穏やか~な感じの一日だった沖縄島です。

まだTシャツ&短パンで普通に過ごせるこの頃です。

風は北東。雨のち曇、のち晴れ間。

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〈ハゼ科ゴビオネルス亜科オオモンハゼ属カタボシオオモンハゼ(Gnatholepis cauerensis cauerensis) 10年10月27日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

本種の成魚は、当地では年間を通してどのポイントでも出会えますが、幼魚は一定の期間だけ目につくような印象が…。

気のせいか、ホントにそうなのかは……。

それとも年中いるけど、身を隠すのがものすごく上手いとか。

そう思うと、『あら、見つかった!』って表情してるようにも見えたり…。

それはともかく、まだ幼くて透きとおった体。

美しい肌を、『陶器のような肌』とか『透きとおった肌』なんてたとえたりしますが、この子もそんな感じの美しさを持っているように思えるのは、贔屓目過ぎますか?

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擬態の遺伝(シマキンチャクフグ)

2011-11-26 18:21:54 | フグ科

冷たい風はゆるめで日差しは強め、過ごしやすいコンディションにだった本日の沖縄島です。

海もまずまずいい感じでした。

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キオビマダラという蝶に擬態する、ヌマタドクチョウという蝶がいるのだそう。

前者は7種のはねの模様をもつのだそうですが、後者はそのどれかの模様に擬態するのだとか。

とすると、模様のことなるヌマタドクチョウ同士が交配すると遺伝子が交ざり、子の模様が変化するはず…。すると擬態はくずれるはず…。

でも、実際にはそうはならないんだとか。

オランダの大学でヌマタドクチョウの遺伝子を解析した結果、はねの模様をつくる複数の遺伝子は、DNA中で1カ所にまとまっていて、あたかも一つの遺伝子のように子に伝わることがわかったのだそう。そうやって擬態を維持しているのだそう。

複数の遺伝子が一つの遺伝子のように……?

複数の遺伝子が、擬態という遺伝的ユニットのようなものを形成しているってことでしょうか?

他種に擬態する魚も少なくはありませんが、そのシステムにもこのような緻密なメカニズムが潜んでるのかなぁ…。

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風は北東~東。晴れ。

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〈フグ科キタマクラ属シマキンチャクフグ(Canthigaster valentini) 11年10月19日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

本種はカワハギ科のノコギリハギにベーツ型擬態される、そのモデルとなる種。

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北風と太陽(オビイシヨウジ)

2011-11-24 18:02:27 | ヨウジウオ科

陽光はなかなかにパワフルでしたが、風の冷たさのほうが少しだけ勝ってたかなぁ…って感じの本日の沖縄島です。

まあでもエキジット後にしばらく日差しを浴びてたら、ポカポカな感じでしたが。

今日も気温より水温のほうが高くて、エントリーすると温かい感じに…。

1時間オーバーなダイビングをしても、まだ特に寒さを感じないこの頃です。

風は北。おおむね晴れ空。

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〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科イシヨウジ属オビイシヨウジ(Corythoichthys amplexus) 11年10月19日 沖縄島安和〉

画像奥の個体は体外運搬型卵保護をしてますので、雄。

手前はおそらく雌。

ペアかどうかは断言できませんが、寄り添い合っているように見えました。

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寒気…(スカシテンジクダイ)

2011-11-21 18:39:12 | テンジクダイ科

寒気の影響で、冷たい風がやや強まってます本日の沖縄島です。

今日の最高気温が20℃。今日の水温が25℃。

水中のほうが温かい…。

エキジット後の日差しが、すご~くありがたく感じる季節になってきました…。

風は北~北東。晴れ。

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〈テンジクダイ科テンジクダイ亜科スカシテンジクダイ属スカシテンジクダイ(Rhabdamia gracilis) 11年10月19日 沖縄島安和〉

すご~く分かりづらいと思いますが、口内卵保護中の個体です。

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暖風…?(チギレユキイロウミウシ)

2011-11-17 18:27:08 | ウミウシ

南寄りの風で、夏日になった本日の沖縄島です。

日差しは乏しく風が強めだったので、そんなに夏日感はなかったですが…。

そういうわけで、今日は本部半島北側の夏ポイントへ。

北風の季節のこれからはあんまり潜れなくなるから、今のうちに堪能しておかないとねぇ…なんて思いながら、ま~ったりロングダイブ……。

風はやや強めの南東。曇空。

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〈イロウミウシ科アオウミウシ属チギレユキイロウミウシ(Hypselodoris babai) 11年10月19日 沖縄島安和〉

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冷風…(オハグロベラ属の一種)

2011-11-15 18:33:52 | ベラ科

前半はド~ンヨリ、後半は日差し…な空模様だった本日のやんばるです。

やや強めの風は冷風、ハーフビターな感じの一日でした。

潜り終わって空を眺めると、上空ではもう少し冷たい風が吹いてるんだろうなぁ、って感じの雲が見られたり…。

風は北東。曇のち晴れ。

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〈ベラ科カンムリベラ亜科オハグロベラ属の一種(Pteragogus sp.) 11年10月19日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

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チュ~~(ヒレグロスズメダイ)

2011-11-12 18:40:27 | スズメダイ科

時間と共に日差しが強まり、夏日になった本日のやんばるです。

風はゆる~く、エントリー口にちょこっとうねりがあるくらいで、まあ良好なコンディション。

水温は26℃で、まったりこってりロングダイブしても特に寒くもなく…。

いい感じの週末になってます。

風は北~北東。曇のち晴れ。

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〈スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属ヒレグロスズメダイ(Chromis atripes) 11年10月6日 沖縄島安和〉

『チュ~~』

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風車と群泳(クロヘリイトヒキベラ)

2011-11-10 19:46:18 | ベラ科

沖縄島付近に前線停滞中にて、不安定な空模様だった本日。

でもまあ風は強まることはなく、ダイビング的には特に問題もなく、浅場にややうねりありって感じの一日でした。

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風力発電の風車は、普段よく目にする回転軸が水平のものと、フレームだけの円柱みたいな姿の回転軸が垂直のものがあるのだそう。

水平軸型は発電効率はいいけど、接近させて並べることができないのだとか。

米カリフォルニア工科大学が行った垂直軸型の実物風車6基を用いた野外実験によると、単独での効率はおとるものの、同じ面積に設置できる数が大幅に増えることがわかったのだそう。

さらに、となりあう風車の回転方向を逆にすると発電効率がよくなり、単位面積あたりの発電量は水平軸型の10倍に達するのだとか。

ところで、この風車を逆に回す発想、効率よく推進力を生む魚の群泳から得たのだそう。

って記事を読んで、魚の群泳にそんな効果もあったことを知りました。

もしこの先、垂直軸型風車があちらこちらに設置されるようになったら、それを見るたびに群れ泳ぐ魚のイメージが浮かんでしまいそうです。

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風は南西~西。晴れたり曇ったり、小雨が降ったり。

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〈ベラ科モチノウオ亜科イトヒキベラ属クロヘリイトヒキベラ(Cirrhilabrus cyanopleura) 11年10月6日 沖縄島安和〉

画像は幼魚です。

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夏小(ネッタイフサカサゴ)

2011-11-07 18:40:31 | フサカサゴ科

概ね晴れ…で夏日になった本日のやんばるです。

明日は二十四節気の立冬ですが、毎年この頃は沖縄島は暖か~い日が続いたり…。

陰暦十月のいわゆる小春日和な日を、沖縄では『十月夏小(ジュウガチナチグァ)』って呼びますが、今日もそんな感じの一日でした。

風は北東。晴れ時々曇。

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〈フサカサゴ科フサカサゴ亜科ネッタイフサカサゴ属ネッタイフサカサゴ(Parascorpaena mossambica) 11年9月27日 沖縄島安和〉

体全体に、派手で綺麗な斑を纏う本種。

さらに目の外縁の縞模様がとてもフォトジェニックです。

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〈同種別個体 同日 同ポイント〉

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砂の中…(チンアナゴ)

2011-11-04 20:18:36 | アナゴ科

強い日差しで夏日になった本日の沖縄島です。

風向も夏っぽくて、海もいい感じでした。

風は南東~東。晴れ時々曇。

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〈アナゴ科チンアナゴ亜科チンアナゴ属チンアナゴ(Heteroconger hassi) 11年9月27日 沖縄島安和〉

和名では、顔が犬の狆に似ているということでチンアナゴ。

英名では、砂底から半身を出す集団(といっても本当は体の一部しか出てませんが)の姿が、庭園に規則的に植えられた草木のようだということでガーデンイール。

画像では鰓孔周辺と躯幹部の黒色斑が見えてますが、黒色斑はもう一つ肛門周辺にもあるんだとか。

それも含めて、体の大部分はいつも砂の中…。

でも、砂からニョキニョキとのびたり隠れたり、流れにニョロニョロと身をくねらせたりと、動的なイメージの魚です。

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霜月(ハゲヒラベラ)

2011-11-02 18:49:17 | ベラ科

晴れたり曇ったり、はたまた強雨に降られたり…ついでに虹に出会ったり……。

猫の目のように…って感じの空模様な本日のやんばるでした。

風はやや強めの東~南東。晴れ、曇、雨の繰り返し…。

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〈ベラ科モチノウオ亜科テンス属ハゲヒラベラ(Xyrichtys aneitensis) 11年9月27日 沖縄島崎本部ゴリラチョップ〉

画像はまだ幼魚。

 

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