Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

月を観る…(キオネミクティス・ルメンガニィ)

2015-09-29 17:59:39 | ヨウジウオ科

南寄りの湿った風に強い陽光、気温は真夏日。

夏感上々な本日のやんばるです。

一昨日の夜は中秋、昨日の夜は十六夜、というかスパームーンですか。

今夜は立待月、明日は居待月、明後日は臥待月…。

どうせならこのあたりまで観月しようかなぁ、とか思ってたり。

空模様も良さそうですし…。

風は南東。晴天。

〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科Kyonemichthys属Kyonemichthys rumengani (通称ピグミーシードラゴン) 15年8月3日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

だと思う…。

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

すぐ近くに別の個体も…。

この個体もまだ幼魚だと思えるのですが…。

本種は幼魚から制御への成長過程で、形態も色彩・模様も劇的に変化することがないので、どのあたりまでを幼魚と呼んでいいのかなぁ…。

多くの場合、劇的変化のない『ミニチュア型幼魚』であっても、大きさはもちろん、見た目の幼さが感覚として分かるものですが、本種は成魚の見た目にも幼さを感じたりするのですよねぇ…。

それが本種の、被写体としての魅力でもあると思えたりするのですが。

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接近中…(テングヘビギンポ)

2015-09-26 18:48:07 | ヘビギンポ科

不安定な空模様な、本日のやんばるです。

台風21号の影響ですか…。

まあ沖縄島、とくに本部半島は強風域に入るかなぁ…。

進路予想を見るかぎり、今のところそんな感じです。

うねりはすでに入ってますが…。

風は北東。晴れのち雨。

〈ヘビギンポ科クロマスク属テングヘビギンポ Helocogramma rhinoceros 15年8月3日 沖縄島安和〉

吻端に突起があるので、画像の個体は雄。

雄にはもう一つ雄だけの特徴があって、それは眼下の青い縦帯。

けれど、この個体にはそれはありません。

突起がなければ、非常に雌っぽい体色・模様だったり。

本種が、機能的雌雄同体とか雌性先熟の性転換をする…、なんて話も聞いたことはありません。

ということは…

これが本種雄の素の色なのでしょうか。

吻端の形状以外には、基本的には本種雌雄で形態的な性差はないのかなぁ…、とか思えたり。

あるいは、この個体はまだ雄としての成熟度が低いのかな…、とも思えたり。

 

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オセロみたいな…(ハワイトラギス)

2015-09-22 18:34:54 | トラギス科

気持ちのいい日差し、気持ちのいい風、気持ちのいい凪…、な本日のやんばるです。

今日は国民の休日だそうで…。

何でも祝日と祝日に挟まれた平日は、国民の休日としてお休みになるのだとか。

オセロみたいな感じですね。

もっとも挟まれた平日が一日だけのときのみのことだそうですが。

そりゃそうだ。何日でもいいなら、年中休みになりますもんね。

1985年に祝日法が改正されてこうなったそうですが、昨日まで知らなかった。

というか、祝日法なんて法律があることも知らなかったし…。

風は北東~東。晴れたり曇ったり。

〈トラギス科トラギス属ハワイトラギス Parapercis schauinslandi  15年8月3日 沖縄島安和グスク〉

画像は幼魚。

和名の由来は、ハワイのオワフ島から採集された標本をもとに記載されたことからだそう。

学名種小名のほうは……

う~ん、わからない…。

最後が i だから、人名由来かな。献名とかの…。

でもschauinslandはドイツ語の地名なんですよねぇ…。

カタカナにするとシャウインスランドで、小高い山のことなのだとか。

英語にすると”look at the land”という意味で、つまりは『土地を見る』という意味。

アルプスを見渡せる絶景の観光ポイントなのだそう。

トラギスとは……まったく繋がりそうにないなぁ…。

 

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凪ですが…(ミスジチョウチョウウオ)

2015-09-18 18:08:52 | チョウチョウウオ科

午前も午後も、降水確率0パーセントな本日のやんばるです。

気持ちいい陽光がタップリ降り注ぐ一日でした。

ついでに朝から蝉の鳴音もタップリと降り注いでたり…。

海も穏やか~な凪。

しかしながら、朝から津波注意報。

そのおかげで大きく予定がくるったり…。

まあ、沖縄島にはたいした影響はなかったですが。

風は北。快晴。

〈チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属ミスジチョウチョウウオ Chaetodon lunulatus 15年7月30日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

学名種小名は『半円形の』の意。

どこが…? 体は楕円にしか見えませんから、どこかのパーツが半円形なのでしょうか。

画像の個体は五百円玉くらいの大きさで、和名のミスジというか3本の帯がまだそろっていません。

目を貫く頭部の帯だけしか現れていない段階。

その代わり、尾丙部に黒班があって、これは成魚にはない特徴。

これはたぶん幼魚の時にだけ現れる眼状班なのでしょう。

つまり敵の攻撃を致命的でない部分に向けさせるための『そらし紋』効果。

頭部の目を通過する帯は本当の目を隠し、『そらし紋』効果を高めていたりもするのでしょうか。

チョウチョウウオ科・スズメダイ科・ベラ科の幼魚には眼状紋を持つものが多いですもんね。

科をまたいでひろまっている戦略ならば、かなり有効な戦略なのかもしれませんね。

 

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秋凪…(ボンボリイソハゼ)

2015-09-15 17:48:40 | ハゼ科

風は涼風、日差しは強め…。

つまりはここ最近続く穏やか~な空模様が今日も…、って感じの本日のやんばるです。

海も穏やか~で、浅場から深場までじっくりまったり潜ってるこの頃です。

風は北東。晴れのち曇。

〈ハゼ科ハゼ亜科イソハゼ属ボンボリイソハゼ Eviota ancora 15年7月23日 沖縄島新里〉

学名種小名は『フック、碇』の意。

目の後ろの淡いオレンジ班の形がその由来だそう。

和名の方は、胸鰭前後にオレンジ班と白斑が並ぶところをひな飾りのぼんぼりに見立てたのだそう。

この画像の個体では、ちょっと連想しにくいかな……。

ぼんぼりって、漢字では『雪洞』って書くのですね。その語源は『ほんのり』からという説も。

つまり雪のように白い筒の中でほのかに光が灯ってる…ってイメージかな。

白斑の奥に覗く淡いオレンジ班……、ぼんぼり感でてますよね。

『あかりをつけましょ ぼんぼりに~』

と、ひな飾りにぼんぼりはかかせません。

これは、ひな飾りのモデルである江戸時代の結婚式が、午後9時から11時くらいの間に行われていたからなのだそう。

で、ぼんぼりの明かりが必要だったと…。

でもぼんぼりの明かりってやわらかくほのかな光ですよね。

明るい光じゃなくてよかったのかな。

あるいは、その方が花嫁さんが綺麗に見えたのかな…。

 

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上下動…(カマスベラ)

2015-09-12 18:24:59 | ベラ科

本日の早朝は、涼しいを通り越して肌寒~い感じに。

放射冷却していたのだそうで…。

放射冷却するということは雲がまったくなかったということで、空は澄んだブルーでした。

遠くからアカショウビンの鳴音が聞こえてきて、気持ちいい~一日の始まりだったり。

で、そこからぐんぐん気温が上がって、日中は真夏日に。

寒暖の上下動が激しい、この頃のやんばるです。

風はおおむね北。快晴。

〈ベラ科カンムリベラ亜科カマスベラ属カマスベラ Cheilio inermis 15年7月23日 沖縄島新里〉

画像は幼魚。

学名種小名は『肘掛けのない、権限のない、武装していない、丸腰の』って意。

どれも???って感じですが、ほかにも意味はあって『刺針のない、トゲがない』ことを表したりも。

まあ、こっちのことなのでしょうが、何のトゲのことなのかなぁ…。

検索ってみたけど、判明せず。

さらにここまでのくだりは、前回カマスベラの幼魚をアップしたときに書いたこととほとんど同じなことに気づいたり…。

しかも画像の撮影時期もほぼ同じだったり…。

まったく成長も学習もしてないなぁ……。

話はガラリと変わって…

和名の方はカマスに似たベラだからカマスベラ。

本家カマスは、サンマよりも早く秋の訪れを告げる魚なのだとか。

茄子と同様に、『秋カマスは嫁に食わすな』という諺があるほど、秋には脂がのって白身の上品な味になるのだそう。

そういえば、最近よく水中でカマスに出会ってたりするなぁ。

秋の訪れを告げられてたりするのかな。

もっとも最近よく出会ってるのはオニカマスですけど。

オニカマスも、上品な味になってたりするのかな……。

 

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風の色、光の色…(シマアラシウツボ)

2015-09-08 18:31:27 | ウツボ科

風は秋色、陽光は夏色…、な本日のやんばるです。

朝晩は徐々に涼しくなってきてますが、日中はまだまだ汗ダラダラ~な感じ。

日差しが強いと水中が明るくて気持ちいい。

昨日は雨で水中がやや暗かったので、よけいにそう思えたり…。

今週は水中が明るい日々が続きそうです。

風は北~北東。晴天。

〈ウツボ科ウツボ亜科アラシウツボ属シマアラシウツボ Echidna polyzona 15年7月14日 沖縄島安和グスク〉

学名種小名は『たくさんの帯』って感じの意。

画像を見てもわかる通り、黒色の横帯が多数あり。

ただこの横帯は、個体変異や成長にともなう変化が大きく、不明瞭なものもあるのだそう。

縞のあるアラシウツボだから、シマアラシウツボ。

ところでアラシのほうは、嵐? それとも荒らし?

 

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ロンバケ…(ネコジタウミウシ科の1種)

2015-09-04 17:57:14 | ウミウシ

長い長いバケーション、というか入院からやっと戻ってきました。

といっても僕自身のことではなく、PCのことですが。

というわけで……

久しぶりに北寄りの風になったので、半島南側のポイントへ。

エキジット直後の濡れた体に涼風が心地いい~。

中天には秋模様の雲が見えたりして、そろそろ夏も終わりかなぁ…とか思ったり。

でも、すぐに体がすっかり乾くほどの鋭い日差し、空の周辺部には縦に伸びる夏の雲。

季節の境界線上にいることを感じたりする、本日のやんばるでした。

もっとも、水温はまだ28℃くらいで、水中はまだまだはっきり夏ですが。

風は北西。晴天。

〈ネコジタウミウシ科の1種 GONIODORIDIDAE sp. 15年7月2日 沖縄島安和グスク〉

ウミウシ全開の季節はまだ遠いなぁ……。

 

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