Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

朝食の定番(メダマヤキウミウシ)

2020-04-28 19:35:28 | ウミウシ

陽光サンサンで、北寄りの風を心地良く感じた本日のやんばるです。

風向もよろしく海は凪。凪なんですけどねぇ…。

週の後半にかけて夏日にになりそうな予報です。

風は北東。晴れ。

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日本では『サニーサイドアップ』が一般的ですが、海外では『ターンオーバー』が多数派なのだとか。

『目玉焼き』のことです。

『サニーサイドアップ』は片面焼き、『ターンオーバー』は両面焼きです。ターンオーバーにはさらに3種あり、白身はやわらかく黄身もほとんど液状のものを『オーバーイージー』、黄身は半熟のものを『オーバーミディアム』、そして黄身まで堅焼きというものは『オーバーハード』あるいは『オーバーウェル』と呼ばれているのだそう。

アメリカではオーバーイージーが一般的で、オーストラリアではこの焼き方を『サニーサイドダウン』と呼ぶのだとか。

日本では片面焼きが当たり前なので、『半熟』か『堅焼き』かで呼び分ける感じでしょうか。え~と、いくつ呼び名が出てきましたっけ…。まあ、それほど世界のいろいろな地域で食べられている最もシンプルで一般的な卵料理の一つが『目玉焼き』ということでしょうか。

ある調査によると、週に1~2回食べるという回答が約40パーセント、3~4回食べるという回答が約20パーセントだったのだとか。朝食の定番料理ですもんね。

多くの人が食べるということは、そこに色々とこだわりが生まれるようで、『どんな味付けをするのか?』などはその典型的な例ではないでしょうか。

あるアンケートによると、1位は醤油、2位は塩、3位はソースなのだとか。マヨネーズやケチャップ、一味唐辛子という意見もあったのだそう。さらには、『何もかけない派』というのも存在していて、アンケートではこれが5位だったのだそうです。

世界に目を向けると、アメリカでは塩のみ、中国では塩こしょう、ロシアではバターで調理するだけ、メキシコやニュージーランドではトマトソース、アルゼンチンではバーベキューソースなのだとか。あとハワイのロコモコなんかはグレイビーソースでしたよね。

僕はというと、A1ソースなんですけど…。ソースというくくりなら多数派ですけど、A1ソースに限定すると超少数派になるんでしょうね…。

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さて…

〈ツヅレウミウシ科マンリョウウミウシ属メダマヤキウミウシ Carminodoris estrelyado 20年3月6日 沖縄島安和〉

学名種小名も『目玉焼き』の意。タガログ語の目玉焼きなのだそうです。

白味を帯びた半透明のイボ状突起の基部に白色で囲まれた黄色の輪、それらの体色・模様に因んでいます。

目玉模様ならぬ、目玉焼き模様ということでしょうか。

タガログ語圏、フィリピンの目玉焼きは、たっぷりの油に卵を落として揚げているのだそうですよ。

 

 

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サム・ブラウン・ベルト(ヒレグロベラ)

2020-04-21 14:31:00 | ベラ科

前線停滞で雨交じりの空模様が続いているやんばるです。

どうやら梅雨の走りのようです。本格的な梅雨入りは5月半ばの予想ですが…。

最高気温も20℃で、少し肌寒い感じの一日でした。

週末にかけてもこんな感じの日が続きそうです。

風は北東。曇ときどき雨。

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『ピーポくん』

ご存じでしょうか? 警視庁のシンボルマスコットです。いろいろなテレビ番組にも出演していますから、その姿をイメージできる方は多いのではないでしょうか。

誕生は1987年の4月17日だとか。つい最近33歳になったということですね。意外と年取ってる印象…。

名前の由来は『ピープル』と『ポリス』をミックスしたものなのだそう。

全身が黄色で、頭頂部には青いアンテナがあり、腰には黒いベルト、肩から腰のベルトに斜めに黒い帯を身につけています。

この斜めの黒い帯は何でしょう?

この斜めの帯には『サム・ブラウン・ベルト』という名前がついているのだとか。

19世紀頃、英印軍の騎兵将校であったサム・ブラウンという人物が考案したことからこう呼ばれているのだそう。

彼はある戦闘で左腕を肩から失ってしまいました。そのため腰のベルトに着けていた刀の鞘を左手で保持して抜刀するということが出来なくなってしまいます。というのも、当時は抜刀するときにウエストベルトがずれてしまい、必ず鞘を保持しなければならなかったのだとか。そこで彼はウエストベルトを固定するために、第2のベルトを肩から掛けて腰のベルトを支持するというアイデアを思いついたのだそう。

これが広まり、やがて標準的な軍服の一部になったのだとか。さらには軍隊だけではなく警察の制服にも採用されるようになったのだそうです。

日本の警察では1946年から1994年までサム・ブラウン・ベルトを使用していました。前述の通りピーポくんは1987年生まれですから、当時の警察官に倣いサム・ブラウン・ベルトを着用していて、今もそのデザインが変更されていないのだそうです。

ちなみもう一人、1976年頃の警察官を模しているという、葛飾区亀有公園前派出所に勤務している(していた?)あの巡査部長もサム・ブラウン・ベルトを着用しています。

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さて…

〈ベラ科タキベラ亜科タキベラ属ヒレグロベラ Bodianus loxozonus 20年3月6日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

学名種小名は『斜めの帯のある』の意。

背鰭軟条部から尾鰭下葉に斜めに走る黒色帯が、成魚の特徴です。

幼魚では黒色帯は斜めではなく、背鰭から尻鰭へと体側を横断しています。

 

 

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きっかけは十代女子たち(マイチョコウミウシ)

2020-04-14 13:33:09 | ウミウシ

この前の日曜日から、寒の戻りというか春の嵐というかで北寄りの風が強まったやんばるです。

今日になって風は落ち着きましたが、海にはまだ少なからず影響が残っています。

ただ陽光はたっぷりで、寒さはいくぶん和らぎました。

明日以降は風も南に回り、週の後半には夏日になりそうな予報です。

風は北。晴れ。

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本日4月14日は『オレンジデー』なのだとか。

これは2月14日の『バレンタインデー』、3月14日の『ホワイトデー』に続く第3の愛の記念日として2009年に日本記念日協会に登録された日なのだそう。

十年以上前ですけど、全然知りませんでした。というか、日本記念日協会なる組織があることも知りませんでしたけど…。

一般的に日本では、『バレンタインデー』が女性が男性に愛を伝える日、『ホワイトデー』は男性が女性に愛を伝える日というふうに認識されていますが、『オレンジデー』は男女で愛を確かめ合う日として提案されているのだとか。すなわちオレンジもしくはオレンジ色の贈り物を持って相手の家を訪問し、交流を深めましょう的なことなのだそうです。

どうして愛を確かめ合う日が『オレンジ』なのかというと、オレンジの花言葉が『純粋』や『花嫁の喜び』などであること、オレンジの花が結婚式での花嫁の髪飾りやブーケの定番であること、またヨーロッパのある地域では男性がオレンジを持ってプロポーズをしていたという風習もあったようで、これらのことから『オレンジ=愛のシンボル』という意味が込められているのだとか。

もっとも、この記念日を発案したのは柑橘類生産農家で、制定したのはJA全農えひめなのだそうですが…。

まあ2月14日のバレンタインデーも、女性が男性にチョコを送るのは日本と韓国だけだそうですしね。

このバレンタインデーにチョコというのは、1936年に神戸のモロゾフ製菓が考案したという説が有力なのだとか。

その後1960年代にお菓子業界が大々的にキャンペーンをしたのだそう。ところがそのときには売り上げが伸びず「日本ではバレンタインデーは定着しないのでは」と言われるほどだったのだそう。

しかしながら1970年代に入ると当時の十代女子の間でバレンタインデーにチョコレートを渡すことが大ブームになり、『バレンタインデーにチョコ』が全国的に定着したのだそうです。

十代女子のトレンド発信力は昔から強かったようですね。

一昔前はバレンタインのチョコと言えば『本命チョコ』と『義理チョコ』だけでしたけど、最近は多様化しているのだとか。

同性同士で贈り合う『友チョコ』、男性から女性に送る『逆チョコ』、家族に送る『ファミチョコ』なるものまであるのだそう。

自分で自分の為に買う『マイチョコ』なんかは、もう定番化している感じですしね…。

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さて…

〈ツヅレウミウシ科ツルガウミウシ属マイチョコウミウシ Paradoris sp. 20年2月19日 沖縄島安和グスク〉

『ホワイトチョコにブラックチップチョコをぴっぴっと垂らしたものを想定した。ヘタだけど心のこもったバレンタインデーの贈り物、わたしの作ったチョコ』

という意味の和名なのだそう。

手作りチョコなのですね。

 

 

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最初に巻いたのは女神(ハチマキダテハゼ)

2020-04-07 18:59:39 | ハゼ科

本日の最低気温は16℃。そしてこの気温を記録したのはお昼の12時台…。ぐぐっと冷えたやんばるでした。

風も北寄りで雨交じり。久しぶりにエキジット後に寒さを感じた一日でした。

明日からは気温の方はまた上がりそうですが、空模様は短い周期で変化しそうです。

風は北東。雨のち曇。

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『古事記』や『日本書紀』に記されている『岩戸隠れ』の神話。天照大神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になったというエピソードですね。

そのとき活躍したのが『天鈿女命(アマノウズメノミコト)』。芸能の女神であり、世界最古の踊り子です。まあエロティック過ぎて詳細は書けませんが、『天岩戸』の前で踊って天照大神の気を引いて、その結果として世界に再び光が戻ったのだそうで。

そのとき、額に蔦を巻いた衣装で踊ったのだとかで、これが鉢巻の起源だと言われているのだそう。

これは神話ですが、実際にも古墳時代の出土品に鉢巻はあるのだそうで、自然の植物を巫女などが髪に巻いて神々を招く際に装束として用いたと考えられているのだとか。

現在の鉢巻とはかなり違いますねぇ…。

今僕らがイメージする鉢巻は、鎌倉時代の中期頃からのものなのだそう。

その頃には武士が、烏帽子の上から鉢巻を締め、その上に兜をかぶっていたのだとか。これには兜がずれないように抑える効果があったのだそう。同時に精神統一の目的もあったのだそうです。

兜をかぶるということはもちろん戦闘時のことですから、精神統一が必要だったのでしょうね。

鉢巻の『鉢』とは、僧侶が托鉢のときに用いる円形の深い容器のことなのだそうですが、頭蓋骨とその容器の形が似ていることから、頭蓋骨のことも『鉢』と言っていたのだとか。

『鉢=頭蓋骨』に巻くので、『鉢巻』となったようです。

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さて…

〈ハゼ科ハゼ亜科ダテハゼ属ハチマキダテハゼ Amblyeleotris diagonalis 20年2月19日 沖縄島安和グスク〉

学名種小名は『斜行の、対角の』の意。

頭と体にある褐色斜走帯のことを表しているのでしょうか。

 

 

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