Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

unknown……

2022-11-01 14:34:14 | 水中生物

朝から雨風ともに強めだった本日のやんばるです。

風は北寄りで気温も上がらず、肌寒~い一日でした。

週の後半にかけても雨交じりの空模様が続きそうですが、気温は上がりそうな予報です。

冬が近づいているのを感じたり……。

風は強めの北東。雨。

■■

「さっぱり分からない」

「実に面白い」

某ミステリー小説、それが映像化されたドラマや映画で主人公の准教授が言う定番のセリフ。

数十年ダイビングをしてきて、それなりに沢山の水中生物に出会ってきましたが、いまだによく分からない生物に出くわします。

分類学上のどのタクソンに属する生物なのか、あるいはもっとぼんやりとしたカテゴリーさえ分からない、まさにさっぱり分からない生物に。

〈22年9月24日 沖縄島安和〉

真横から撮った画像ですが、どっちが頭なのかもよく分かりません。

前後から長く触手のようなものを伸ばしているし、体の真ん中辺りにはウミウシの二次鰓に似たようなものが見受けられたり。

でも触角のようなものは見当たらず、全体的な形はヒラムシに似ていますけど、ヒラムシは前後に触手みたいなのは伸ばしませんよね……。

海岸動物図鑑を片手にこれでもないあれでもないと消去法で絞っていった結果……、気がついたら図鑑の最後のページ。つまりは分からず。

じつはこの生物に出会ったのは初めてではなく、記録によると2013年に一度出会っていました。

そのときに水棲無脊椎動物の研究者に問い合わせたのですが、結果は不明……。

しかし約十年前と今ではデジタルインフラが飛躍的に良くなっていますよね。

というわけで画像検索を……。

結果は、分からず……。思いつく限りのキーワードで検索かけてみましたけど……撃沈。

〈同個体 同日 同ポイント〉

いやもうホント、『さっぱり分からない』状態。

まあだからこそ、『実に面白い』わけなんですが。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Paternity List(クチナガイシヨウジ&セノウヒカリイシモチ)

2022-09-06 19:29:59 | 水中生物

台風11号は去ってくれましたけど、今日のところはまだうねりが残っているやんばるです。

しかし風は十分に弱まり、明日以降は海のコンディションも回復しそうです。

まあ、また熱帯低気圧が発生してますし、さらに発生しそうですけど……。

風は南西のち北。雨のち曇、のち晴れ間。

■■

『Paternity List』

日本語では『父親リスト』という訳になるのだとか。

少し前にMLB(メジャーリーグ)のダルビッシュ有選手がこの父親リスト入りしたことが話題になっていました。

父親リストとはいわゆる負傷者リストの産休版のようなもので、選手の夫人が出産する際に立ち会うことができる特別制度なのだそう。

2011年のシーズンからスタートした制度で、2018年には前田健太選手が、2019年には当時ヤンキースの田中将大選手もこのリストに入ったのだそう。

父親リストと聞いたときは、その呼び名から、育児休暇みたいな長期のものかと思ったりもしたのですが、24時間から最大72時間の一時離脱を可能にするもなのだとか。

ダルビッシュ選手は出産に立ち会えたようで、本人も夫人もツイッターで感謝の言葉を投稿していたそうです。

前述の『Paternity List』のPaternityは直訳すると父性という意味。

妊娠をしない(できない)男性にとって、出産に立ち会うことは父性を抱くために重要なことなのでは……とか思えたり……。

■■

しかし水中では……

〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科イシヨウジ属クチナガイシヨウジ Corythoichthys schultzi 22年7月7日 沖縄島安和〉

彼の腹部は……

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

体外運搬型卵保護中。

そして……

〈テンジクダイ科コミナトテンジクダイ亜科ヒカリイシモチ属セノウヒカリイシモチ Siphamia senoui 22年7月14日 沖縄島安和〉

彼は口内保育中です。

ヨウジウオ科やテンジクダイ科、スズメダイ科などは雄が卵保護を担うケースが多いので、自然と出産……じゃなかった孵化に立ち会うことになりますね。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

半貴石の青(ヒトデナカセ)

2021-12-28 19:02:04 | 水中生物

久しぶりにたっぷりと陽光を浴びられた本日のやんばるです。

ここ数日は暗く寒く雨交じり…な日々だったので、とても気持ちいい一日でした。

明日は一時的に南寄りの風になるようですが、年末年始は再び冷え込みそうです。

まあ、晴れアイコンが並ぶ週間予報なので、陽光は浴びられそうですが…。

風は北東。概ね晴れ。

■■

『水晶』

二酸化ケイ素が結晶してできた鉱物である石英のなかで、特に無色透明なものを『水晶』と呼ぶのだとか。

六角柱状のきれいな自形結晶をなすことが多く、古くは『玻璃』と呼ばれて珍重されていたのだそう。

現在でも愛好家の間では強力なパワーストーンとして珍重されているのだとか。

あるいは粉末は顔料として使われていたり、デジタルカメラの光学フィルタに用いられていたり、石英ガラスや光ファイバーにも用いられているのだそう。

また水晶は半貴石の宝石でもあり、不純物が混じって色のついたものは『色つき水晶』として扱われているのだとか。

そのもっともポピュラーなものは紫水晶(アメシスト)ではないかと思いますが、他にも黄水晶、紅水晶、黒水晶、緑水晶、そして青水晶等があります。

青水晶はインディゴライトなどが水晶の中に入り込むことによって青く見えるのだとか。

インディゴライトは別名ブルートルマリンとも呼ばれ、その名の通り電気石(トルマリン)グループに属するきれいな宝石です。

不純物が混じることできれいな色を纏うというのは、何だか不思議な感じがしますね。

因みにトルマリンが電気石と呼ばれるのは、結晶を熱すると電気を帯びるからなのだそうですよ。

■■

さて青い水晶と言えば…

〈ハナゴウナ科ヒトデナカセ属ヒトデナカセ Thyca crystallina 21年10月26日 沖縄島安和〉

学名種小名は『水晶』の意。

半貴石のように美しい貝ですが、ヒトデに寄生しその体液を啜る貝です。

するとこのブルーは宿主から奪った色なのでしょうか。

生きている間はこの美しいブルーですが、死んだ後の貝殻は白なのだそうですよ。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだらの間(カスリフサカサゴ&ニテンエソ)

2021-11-23 19:24:20 | 水中生物

前半はドンヨリ、でも後半は心地よい陽光がたっぷりだった本日のやんばるです。

気圧配置の影響で、冷たい風が強まりましたけど…。

明日以降はそれも和らぎ、週末にかけて晴れアイコンが並ぶ感じになってます。

まあ、早朝の冷え込みは続くようですが…。

風はやや強めの北。曇のち晴れ。

■■

『曼荼羅(まんだら)』

密教の経典にもとづき、主尊を中心に諸仏諸尊が集会する楼閣を模式的に示した図像。

シンボリックな図柄なのですが、言葉だけでは分からないものごとの真理や仏への道を説いているのだとか。

曼荼羅のような図柄を使って直感的に悟れるのも密教の特徴の一つなのだそう。

この曼荼羅、一説によると『斑(まだら)』の語源なのだとか。

図柄の中に種々の色が入り混じり、種々の仏が描かれていたりする様が、種々の色や濃淡が入り混じっているという意味の『斑』に音変化したのだそう。

しかしこの説には弱点があって、曼荼羅が日本に伝わる以前の万葉集に、『まだら』という語が見られるのだそう。

とするともっと前からあった言葉ということになりますね。

他の説によると、『間離(まはだら)』の略という説や、『間処有(まとあり)』の意味、『間加不足(またらざる)』の意味という説など…。

それぞれの言葉を検索してみてもよく分からなかったのですが、古語なんでしょうか…。

なんにしても『間』という言葉が共通していますので、あいだやすきま、一様ではない状態に関係する語源があるのかもしれません。

■■

さて…

〈フサカサゴ科フサカサゴ亜科マダラフサカサゴ属カスリフサカサゴ Sebastapistes cyanostigma 21年10月4日 沖縄島安和〉

学名種小名は『暗青色の斑点』の意。

斑点とは表面にまばらに散らばった点。

確かに体表に微少な白斑が密に分布しています。

〈エソ科アカエソ属ニテンエソ Synodus binotatus 21年10月8日 沖縄島安和〉

学名種小名は『二つの斑紋のある』の意。

斑紋とは斑の模様。それが二つあるはずなんですが…。

吻端の2黒点のことなのでしょうか。

和名のニテンのほうがしっくりくるように思えたり…。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泳げない人(トックリガンガゼモドキ)

2021-11-09 20:10:38 | 水中生物

冬の先触れのような北西風が吹き抜けた本日のやんばるです。

前半は空模様も冬曇のような曇天でした。

まあ後半には陽光が降り注いで幾分心地よくなりましたけど…。

明日以降もこんな日が続きそうです。

風は北西~北。曇のち晴れ。

■■

泳げない人のことを『金槌』と言いますよね。

これは金槌を水に入れると即座に沈んでいき、浮かび上がらない様子からなのだとか。

同じように泳げない人を指す言い回しに『徳利』というのがあるのだそう。お酒を入れる容器の、あの徳利ですよ。

これは泳げない人が息継ぎが出来ずに沈んでいく様が、水中に徳利を入れたときと似ているからなのだとか。

小さな口から空気を吐きながら沈んでいく様子が…ってことでしょうか……。

それはさておき、『とっくり』って独特な響きに思えますけど、何故お酒を入れる容器が『とっくり』なんて呼ばれるようになったのでしょうか。

その語源には諸説あるようで…

例えば、注ぐときの『とくりとくり』という音に由来する説とか。あるいは、ハングルで酒壺を意味する『トックール』に由来する説とか。

または見た目以上に多くの酒が入り、この器で飲むと『徳となる』『利となる』と言うことで『徳利』になったという説も。

さらには『雲具理(どんくり)』を意味するという説も。『雲』は深い瓶のことで、『具理』は酒壺のことなのだとか。

結局のところよく分かっていないということのようです…。

個人的には『とくりとくり』説を推したいのですが、じゃあ注ぐまでは何と呼んでいたのだろうという素朴な疑問が浮かんだりも…。

■■

さて…

〈ガンガゼ科ガンガゼモドキ属トックリガンガゼモドキ Echinothrix calamaris 21年9月19日 沖縄島安和〉

一見眼球を思わせる発達した肛門が特徴の本種。

誤解を恐れずに言うと、じつにフォトジェニックな肛門ですよね…。

和名はこの肛門を徳利に見立てたのだとか。

僕のイメージする徳利は、こんな形じゃないけどな…とか思って検索してみると、徳利にはいろいろな種類があるよう。

酒器だけではなく、花器として使われるものもあるのだそうで、その中の『蕪徳利』がこの肛門のように丸い形をしてました。

茶の湯の席で一輪挿しとして用いられる徳利なのだそうです。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクセントカラー(ウミグモ類未同定種)

2021-06-01 20:17:21 | 水中生物

梅雨っぽいような、ぽくないような感じの空模様が続いてる感じのやんばるです。

まあ今日は早朝以外は青空でしたけど…。

こんな感じの空模様が続きそうな週間予報です。

昨日発生した台風3号は北上するようですが、近づく前に熱帯低気圧になるようです。

ただしこの台風が持ち込む暖かく湿った空気が前線を刺激して、雨量は増すかもしれません。

週の半ばからぐぐっと気温が上がる予報なのも、その空気のせいなのでしょうか…。

風は北東~東。曇のち晴れ間。

■■

『アクセントカラー』

日本語では『差し色』

ファッションやインテリアなどに使われる言葉で、コーディネートのどこかに色を添えることを言うのだとか。

ファッションやインテリアのコーディネートにおける色使いは、占める面積の大きい順に『ベースカラー』・『アソートカラー』・『アクセントカラー』と分類されるのだそう。

『アクセントカラー(差し色)』は、全体の5~10パーセントの面積で、アクセントやスパイスとして効果的に機能させる色を取り入れるのが好ましいのだとか。

ベースカラーに対する補色を使ったり、基本1色あるいは相性の良い色なら2色にしたりと、極力少なめにするのがコツなのだそう。

その上でパッと目を引く明るい色を使うのが鉄則なのだそうです。

差し色を取り入れやすいアイテムのというのがあるそうで、それはソックス、スニーカー、シャツやTシャツ、そして時計や帽子やバッグなどの小物。

確かにこれらは面積少なめですもんね。

ちなみに男性は、赤色を差し色にすると男っぷりが上がるのだそうですよ。

ファッションセンス皆無の僕には、なかなかチャレンジできそうにありませんけど…。

地球がまだ恐竜に支配されていた頃に現れた哺乳類は、生き残るための戦略の一つとして保護色化をチョイスしました。結果地味~な体色と、乏しい色覚に進化することに…。

しかし人間を含む霊長類の一部は、のちの進化の過程で他の哺乳類よりも複雑な色覚を獲得したのだとか。

差し色という文化も、そういう進化と無関係ではないのかも知れませんね。

■■

さて…

〈ウミグモ目未同定種 PANTOPODA sp. 21年3月30日 沖縄島安和〉

見事な差し色に思えたり…。

自然界で見ることの出来る鮮明で美しい色は、全てコミュニケーションデバイスなのだそう。

当然この子も、そしてこの子がコミュニケーションを図ろうとしている相手も、この色を認知できる能力を有していなければいけません。

僕らと同じように、あるいは僕ら以上に優れた色彩認知能力を持っているのかも知れませんね。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨の平年値の更新(ツユダマガイ+α )

2021-05-04 19:18:57 | 水中生物

早朝は青空が見えたのですが、その後は一日を通して曇り空だった本日のやんばるです。

まあ、昨日までたっぷりと日差しを浴びてしまいましたから、肌には良いのかも…。

明日の午後には雨が降り出し、その後も晴れアイコンなしの週間予報になっています。

早ければ明日、あるいは週の後半か週明け辺りに梅雨入りが発表されるかも知れません…。

風は南~南東。曇。

■■

気象庁では、気象や天候を評価する基準として平年値を発表しています。

梅雨入りや梅雨明けのニュースで、〇日早いとか遅いとか言われるのは、この平年値と比べてと言うことです。

この平年値ですが、西暦年の1の位が1の年から続く30年間の平均値をもって平年値とし、10年ごとに更新されています。

今までは1981年~2010年の観測値による平均値を使用していましたが、今年はこれを更新する年にあたり、これからは1991年~2020年の平均値が平年値として使用されます。

新しい平年値は今年(2021年)の5月19日から使用が開始されるそうです。

ただし、梅雨入り・梅雨明けの平年値については、5月19日以前に梅雨入りする可能性のある地方があることから、先行して切り替えられているそうです。

当地もまさにその可能性のある地方ですね…。

これまでの沖縄地方の梅雨入りの平年値は5月9日、梅雨明けの平年値は6月23日。

新しい平年値は梅雨入りが5月10日、梅雨明けが6月21日となりました。

これからの10年間、沖縄の雨のシーズンは、今までより少しだけ短くなるかもしれません。

■■

さて…

〈コゴメガイ科ツユダマガイ属ツユダマガイ Crithe nipponica 21年4月13日 沖縄島安和〉

梅雨という言葉は中国発祥で、日本には奈良時代に伝わったのだとか。

しかし伝わったのは『ばいう』という読みで、『つゆ』ではなかったのだそう。

日本で『梅雨』を『つゆ』と読むことが一般的になったのは、まあ諸説あるようですが、その一つが『露からの派生説』なのだとか。

これは、連日降る雨によって木々に露が降りたように見えるから、という説なのだそうです。

まあ一説ですから真偽の程は解りませんけど…。

〈コゴメガイ科ツユダマガイ属の1種 Crithe sp. 21年3月4日 沖縄島安和〉

模様のある近縁種にも出会ったりします…。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

毛槍(カタマキケヤリムシ)

2021-03-30 18:45:12 | 水中生物

雨交じりの空模様…。時々激しく降ったりした本日のやんばるです。

ただ風は南寄りで暖かく、インターバルも快適に過ごせました。

水中は少し薄暗い感じだったけど…。

明日まではこの空模様を引きずりそう。

それ以降は晴れアイコンが見られる予報になってます。

風は南~南西、のち北西。雨のち曇。

■■

浮世絵師歌川広重の代表作と言えば『東海道五十三次』ですね。

幕府の年間行事である『御馬献上』に同行し、江戸から京都まで東海道を旅したときのスケッチを元に55枚のシリーズを出版した、とされていました。

現在では実は旅はしていなくて、以前に描かれた絵を模写して制作したとする説が有力なのだとか。

それはともかく、『東海道五十三次』の巻頭は『日本橋 朝之景』。参勤交代の大名行列が朝早く江戸を出発する様子が描かれています。

先頭には先箱を担ぐ二人の髭奴、その後ろには二本の毛槍を掲げる髭奴が続いている絵です。

大名行列にとって毛槍は、特徴的かつ重要なアイテムなのだそう。毛槍とは長柄の槍の鞘の部分に鳥の羽や動物の毛などをつけて装飾とした儀仗用の槍のことです。

その材料には中国やチベット高原に住むヤクの尻尾の毛がよく使われたのだとか。白くて艶があったのだそうです。広重の絵の毛槍も白ですから、ヤクの毛なのかも知れません。

毛槍には幕府から各大名家ごとに許可された特徴的な装飾形式があり、遠くからでもどこの家中かが分かったのだそう。またその本数も大名家の格式によって異なっていたのだそうです。

参勤交代の行列は出立の際や宿場に入る時、国入りの際などには、毛槍を持たせた中間達は家ごとに独特の所作を取り、人々を注目させたのだとか。これが民俗芸能の『奴振り』として今も各地に残っているのだそうです。

■■

さて…

〈ケヤリムシ科Bispira属カタマキケヤリムシ Bispira tricyclia 21年2月3日 沖縄島安和〉

学名種小名は『三輪車』の意。

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

ケヤリムシのケヤリは前述の毛槍からですが、本種も大名行列の先頭を飾っても違和感のない美しさに思えたり…。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鬱金(ウコンハネガイ)

2021-02-16 18:48:36 | 水中生物

北寄りの風は冷たく、最高気温も20℃を下回った本日のやんばるです。

ですが風速は弱くたっぷりの陽光ありで、数字以上に暖かく感じた一日でした。

明日、明後日とさらに冷え込みそうですが、週末にはまた暖かな日が戻りそうです。

と言うか、今年の冬は暖かな日が多いような…。

水中は、エントリーした瞬間からザトウクジラの鳴音が聞こえてくるこの頃です。

風は北東のち北西。晴れ。

■■

『鬱金』

何と読むでしょう?

ショウガ科クルクマ属の多年草で、ヒンディー語では『ハルディ』、インドネシア語では『クニッツ』、ハワイ語では『オレナ』として知られる植物。

英語では『ターメリック』、そして当地では『うっちん』と呼ばれています。

もうお分かりでしょうけど、『ウコン』のことです。

インドの伝統医学『アーユルヴェーダ』やインド料理に使われ、根茎に含まれるクルクミンは黄色い染料の原料として用いられてきたのだとか。前述の『鬱金』の原義は、『鮮やかな黄色』なのだそう。

ウコンは世界中に53種あるのだそうですが、日本で主に栽培されているのは『紫ウコン』、『春ウコン』、『秋ウコン』の三種なのだとか。

紫ウコンは精油成分の豊富な希少品種。春ウコンは食用には不向きですが、健康食品などに使われているのだそう。そして秋ウコンは衣服の染料に使われたり、食用にも適しているのだそう。カレー粉やたくあんの着色料の原料として使用されているのだそうです。

ウコンにはたくさんの効能があることが知られていて、その成分は1000種類以上あることが分かっているのだとか。

当地では居酒屋のメニューに『うっちん茶』が普通に記載されてますけど、これは沖縄だけでしょうか。

『うっちん』は、琉球王朝時代には厳しい管理のもと、専売制度が敷かれたほど珍重されていたのだそうですよ。

■■

さて…

〈ミノガイ科ハネガイ属ウコンハネガイ Ctenoides ales 21年1月15日 沖縄島安和〉

学名種小名は『翼のある』の意。

和名のウコンはどこからでしょう?

鮮やかな黄色…ではありませんよね。貝殻は黄白色ですけど…。

秋ウコンの根茎は橙色なのだそうですが…。

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

本種は外套膜に光を反射する細胞を持ち、外部からの光で輝いているように見えるという特徴を持っています。

この特徴から、別名『イナズマガイ』とも呼ばれています。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花弁・雪花(Hanabira yukibana)

2021-01-12 20:18:35 | 水中生物

寒~い日が続いています。そして雨交じりの日も…。

ときどき日差しも浴びられたりするのですが、風は冷た~い日々でした。

まあ、明日からは晴れアイコンの日が続く予報で、気温も暖かい日が続きそうなやんばるです。

風は強めの北~北西。雨のち曇、のち晴れ間。

■■

『シニフィアン』と『シニフィエ』

という言葉をつい最近知りました。これらはフランス語で『意味するもの』と『意味されるもの』、あるいは『表すもの』と『表されるもの』という意味の言語学用語なのだとか。

例えば『海』という言葉。『海』という文字や『うみ』という音はシニフィアン。『海』という文字を見たり『うみ』という音を聞いたりして浮かぶイメージや想起される概念がシニフィエ。というような感じみたい。

日本語では『記号表現』と『記号内容』などと訳されるのだとか。

これを知ったとき、どこか生物の命名に繋がる印象を受けました。

例えば前回のバサラカクレエビ。あの和名は、和名の提唱者がエビの模様から婆娑羅をイメージしたわけですよね。婆娑羅というシニフィアンからイメージされるシニフィエとそのエビの模様が近しいと感じたからバサラカクレエビと名付けたのでしょう。

バサラは日常的に使う言葉ではないのでピンとこないかもしれませんが、これが日常的に誰もが口にする言葉なら、その生物を見たことがなくてもある程度その姿をイメージできるのでは、とか思ったりしたのです。

学名や和名において、シニフィアンとシニフィエの関係性が強ければ強いほど、魚の名前も憶えやすくなるのでは…、とか思ったりも。

とか言いながら、献名の学名や和名も嫌いなわけではないのですが。調べるとストーリーがあったりしますから…。

■■

この学名なら日常的な言葉のイメージそのままではないでしょうか…

〈ウミヅタ科Hnabira属 Hanabira yukibana 20年11月27日 沖縄島安和〉

和名のない本種は学名をそのまま素直に読むと『ハナビラ ユキバナ』ですね。

これは日本語の『花びら』と『雪花』が語源なのだそう。

属名の方はポリプの触手の形が花びらに似ているから、種小名はポリプの光沢が雪の結晶に似ていることからなのだとか。

つまり日本語をそのままラテン語化した学名というわけです。

Nipponia nippon すなわちトキみたいな感じですね。いやもっと日本語してますか。

そして花びら型の雪の結晶のイメージがすぐに浮かんできて、しかもそのイメージはまあ間違ってないですよね。

何より綺麗な学名ですし…。

これ、和名もこのままで良いんじゃないかと思えたりも。

もっとも、雪の結晶は別名六花と呼ばれるように、六角形の花冠型ですが、本種は八放サンゴの仲間ですので八つの花びらの花冠です。

その部分だけイメージの修正が必要かもしれません…。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海の蜂(ウデナガウンバチ近縁種)

2020-11-03 19:47:59 | 水中生物

陽光はたっぷりでしたけど北風が強く吹いた本日のやんばるです。

気温は夏日を僅かに下回るくらいでしたが、体感的にはもう少し肌寒い感じでした。

明日はさらに少し気温が下がるよう。

その後は週末にかけてまた夏日から真夏日近くまで上昇しそうな予想ですが、陽光の乏しい日が続きそうです。

冬の足音を感じる空模様だな…とか思えたり。

風は強めの北東。曇のち晴れ。

■■

蜂という昆虫をイメージするとき、一般的には二つの特徴が思い浮かぶのではないでしょうか。

一つは社会性昆虫であるということ。

すなわち、家族で集団を作り、その中に女王や働き蜂などの階層がある生活をしているなどの社会構造を備える昆虫であること。もっとも全部の蜂が社会性を持つわけではではないようですけど。

そしてもう一つは『毒』ですよね。

といってもこちらも蜂の全てが毒針で刺すわけではなく、実際に刺す蜂はほんの一握りなのだとか。しかしながらハチ毒はアナフィラキシーショックを起こすこともあるそうで、十分な注意が必要です。

とくに社会性昆虫であるアシナガバチ、スズメバチ、ミツバチは一匹が他の何かの生物に対して毒針を刺すと、そこから蜂が攻撃的になるフェロモンを発するため、他の蜂もつられて集団で襲いかかるという習性があるのだとか。

蜂の巣に遭遇してしまったときは、決して近づかず、姿勢を低くして速やかに巣から離れるようにするのがいいのだそうです。

水中にも毒を持つ生物は少なくありませんね。その一つがイソギンチャク類。

毒が強く人を刺すイソギンチャクとしては、カザリイソギンチャク、スナイソギンチャク、フトウデイソギンチャク、ハナブサイソギンチャク、そしてウデナガウンバチとウンバチイソギンチャクが知られています。

最後の2種、ウデナガウンバチとウンバチイソギンチャクの『ウンバチ』は『海の蜂』の意味なのだとか。

蜂と同じように十分な注意が必要です。

■■

さて…

〈ハナブサイソギンチャク科Megalactis属ウデナガウンバチ近縁種 Megalactis sp. 20年9月14日 沖縄島安和〉

画像のイソギンチャクがウデナガウンバチと同じように強力な刺胞毒を持つのかは知りません。

触って確かめてみようとは、もちろん思いません。

でもまあ、同じくらいに『海の蜂』だと考えるのが自然ですよね。

幼いイソギンチャクモエビにとっては、強力な守護者なのではないでしょうか。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界図の技法(ケボリガイの仲間)

2020-09-22 20:38:16 | 水中生物

早朝は少し雨交じりでしたが、時間と共に青空が広がった本日のやんばるです。

このところ北寄りの風が続き、鋭い日差しを浴びても灼熱~な感じではなくなっています。

秋分の日の今日も、秋めいた一日になりました。

ただ、向こう一週間は平年並みか平年より暑い日になりそうな予報ですが…。

二つの季節が鬩ぎ合っている感じのこの頃です。

風は北~北東。雨のち曇、のち晴れ。

■■

『ブッダーヴァタンサカ・ナーマ・マハーヴァイプリヤ・スートラ』と聞いて、何かをイメージできる人はまあまずいないでしょうね。

これは梵語で、日本語にすると『大方広仏華厳経』のこと。大乗仏教経典の一つ。つまり仏教の、釈迦が説いた教えを記録した聖典の一つです。

この華厳経には『華厳蔵世界』という世界観が説かれているのだとか。それによると、世界には『香水海』という清い真水の大海の上に一輪の巨大な蓮華があり、その上は大地になっているのだそう。

そしてその大地にはさらに無数の香水海があって、そのそれぞれに一輪ずつの大蓮華があるのだとか。そしてさらにその上に無数の大地があり、そのそれぞれに無数の世界があり、無数の世界には無数の仏国土があるという世界観なのだそうです。

複雑怪奇な世界観にも思えますが、綺麗なイメージが浮かぶ世界観です。

東大寺盧舎那仏像、いわゆる奈良の大仏様。その大仏の坐する蓮弁には、この華厳蔵世界図が毛彫りによって表されているのだとか。

毛彫りとは金属に線を彫る彫金の一手法で、もっとも基本的な技法なのだそう。

古くは弥生時代の『銅鐸』にはじまり、古墳から出土した兜や馬具の金具、室町時代以降には刀装具の彫刻などにもこの技法が使われているのだそうです。

東大寺には小学生のときに遠足で行っているのですが、蓮弁の記憶はないなぁ…。

■■

さて…

〈ウミウサギガイ科ケボリガイの仲間 Ovulidae sp. 20年8月7日 沖縄島安和〉

毛彫り技法のような線刻を、殻全体に纏っている貝です。

イソバナ類の上でじーっとしているイメージの本種ですが、画像の個体は活発に動いてました。

「赤いだけに3倍速いのか?」とか、「こいつ、動くぞ!(あっ、これはライバルの方のセリフだった)」とか思いながら撮影してました…。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Juvenile color

2020-06-30 20:32:45 | 水中生物

相変わらず南からの風が強い日が続いているやんばるです。

そして相変わらず真夏日続き…。

明日明後日は雨で、30℃を下回る最高気温になりそうですが、週末にかけてはまた厳しい暑さになりそうです。

しかし風の強い日が続きすぎているような…。

もうそろそろ夏の季節風であるゆるやかな南東風になってくれないかなぁ…。

風は強い南西。概ね晴れ。

■■

春から初夏にかけて、水中では急激に幼魚が目立つようになります。まあ、魚だけではありませんが。

成魚への成長過程で劇的に模様を変化させるものもいますが、そうでなくても幼魚だけが纏う色彩が目を引いたりします。

それが毎年の出会いであっても、そうではない思わぬ出会いであっても、等しくハッとさせられたりします。

幼魚の色って、魅力的ですよね…。

〈スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属アマミスズメダイ Chromis chrysura 20年4月21日 沖縄島安和〉

毎年出会うけど、毎年撮らずにはいられない。幼魚のときだけ纏うブルーが綺麗です。

〈フサカサゴ科オニカサゴ属未同定種 Scorpaenopsis cf. neglecta 20年5月8日 沖縄島安和〉

多分サツマカサゴと思われる幼魚。この白色から純真無垢な印象を受けたり…。

〈モエビ科ヒメサンゴモエビ属イソギンチャクモエビ Thor amboinensis 20年5月22日 沖縄島安和〉

幼体のときだけ白斑を縁取る赤が目立ちます。

〈カワハギ科ノコギリハギ属ノコギリハギ Paraluteres prionurus 20年5月22日 沖縄島新里〉

この子の萌黄色も幼魚のときだけの色彩。

そして幼魚を探すモードの眼になっていると、こんな子にも出会ったり…↓

〈サカサクラゲ科サカサクラゲ属サカサクラゲ Cassiopea ornata 20年5月22日 沖縄島新里〉

エフィラ? メテフィラ? ってくらいの幼体です。

まだまだ夏の間はこういう子たちとの出会いを楽しめます。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニチホン(ツユダマガイ)

2019-12-17 20:21:42 | 水中生物

12月も中旬ですが、夏日になった本日のやんばるです。

南寄りの湿った風は弱く、普通の12月的な服装をしていると汗をかくことに…。

明日以降はここまでの気温上昇はないようで、週末にかけて雨交じりの数日になりそうです。

風は南西。晴れ。

■■

『日出ずる処の天子、書を、日没する処の天子に致す。恙なきや』

とこれは推古天皇の名で、聖徳太子が中国の皇帝にあてた手紙の一文。最近の教科書では『聖徳太子』ではななく、『厩戸皇子』と記述されているそうですが。

『日出ずる処』というのが我が国『日本』のことですね。もっともこの手紙が書かれた当時は『日本』という名称ではなかったようですが。

『日本』という名称が登場したのは、『大化の改新』の頃なのだとか。あるいは天武天皇の治世に『日本』という表記が成立したという見解もあるのだそう。

それ以前は中国や朝鮮では『日本』のことを『倭』と呼んでいたようですが、『日本』という呼び方に変わった経緯は明らかになっていないのだとか。

ところでこの『日本』という表記、ここまで何と読んでいました? 『ニッポン』ですか? それとも『ニホン』ですか?

大化の改新の頃は、『日本』と表記して『ヒノモト』と読んでいたそう。『ニッポン』と読まれるようになったのは奈良時代以降だそうで、『ニッポン』に加えて『ニホン』とも読まれるようになったのは、室町時代以降だと推測されているのだとか。つまり『ニホン』は『ニッポン』より後に生まれた読み方のようです。

そもそもの『ニッポン』という読み方は、呉音読みの『ニチホン』が音変化したものなのだそうです。

では現在は、『ニッポン』と『ニホン』のどちらが我が国の正式な呼称なのでしょうか。

昭和9年に文部省臨時国語調査会が正式な呼称を『ニッポン』に統一する『国号呼称統一案』なるものを発表したそうですが、採択には至りませんでした。

というわけで、日本政府は『ニッポン』でも『ニホン』でも正式な国の呼称として正しいとしています。

■■

さて…

〈コゴメガイ科ツユダマガイ属ツユダマガイ Crithe nipponica 19年10月17日 沖縄島安和〉

学名種小名は『日本の』の意。

この場合の読みは『ニッポンの』の意味ですね…。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チューリング・パターン(アオギハゼ・アカホシカニダマシ・シロブチハタ)

2019-09-17 20:58:30 | 水中生物
鋭い日差しと北寄りの風のバランスが良く、心地良い感じだった本日のやんばるです。
 
あちらこちらに熱低あるいは熱低の卵が…。
 
沖縄島に近づきそうなものもありそうで、要注意な感じになってます。
 
風は北東~北。晴れ。
 
■■
 
「機械は(人間的な)思考をするか?」
 
これは数学者アラン・チューリングの掲げた問いです。何だか、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を連想してしまう問いですが、二つの問いは全く無関係というわけでもありません。この機械というのは、コンピュータのことで、今ならばAIのことでもある、といっても間違いではないでしょう。因みに『アンドロイドは電気羊の夢を見るかは?』は映画『ブレードランナー』の原作です。
 
アラン・チューリングは数学者であると共に、論理学者で、暗号解読者で、哲学者で、コンピュータ科学者でもあります。まあ、つまるところは天才ですね。
 
チューリングマシンという今日のコンピュータの概念を理論化し、コンピュータの父とも呼ばれています。前述の問いから、コンピュータの知能の有無を判定する方法(チューリングテスト)を考え出したりもしています。
 
また、第二次世界大戦時には、難攻不落といわれたナチスの暗号装置エニグマの暗号を解読し、英国の海上補給線をドイツ軍Uボートから守ることに貢献したのだそうです。この辺りはベネディクト・カンバーバッチ主演で「イミテーション・ゲーム」というタイトルで映画化されています。
 
「2つの物質が、ある条件のもとで反応しながら広がるとき、そこに物質の濃淡の波ができその波が生物の形や模様を作り出す」
 
これもチューリングの言葉です。そしてこれは魚の模様に深く関わる理論です。ザックリ言うと魚の模様は、縞模様でも斑模様でも斑点模様でも、設計図のようなものに基づいて作り出されるのではなく、物質間のその場その場の反応によって自主的に生み出されている、という感じの理論。
 
これはチューリング・パターンと呼ばれ、1952年にチューリングによって理論的存在が示されたのですが、長らく生物学に影響を与えることはありませんでした。というか無視されていた感じ。しかし1995年に日本の生物学者によって実験的に確認され、再評価されています。
 
■■
 
さて…
 
〈ハゼ科ハゼ亜科ベニハゼ属アオギハゼ Trimma caudomaculatum 19年7月25日 沖縄島安和〉
 
画像はまだ幼魚。
 
〈カニダマシ科アカホシカニダマシ属アカホシカニダマシ Neopetrolisthes maculatus 19年7月31日 沖縄島崎本部ゴリラチョップ〉
 
これもまだ幼い個体。
 
〈ハタ科ハタ亜科マハタ属シロブチハタ Epinephelus maculatus 19年7月31日 沖縄島安和〉
 
こちらもまだ幼魚。
 
3種の共通点は学名。
 
アオギハゼは『尾に斑点のある』、他の2種は『斑点のある』の意。
 
チューリング・パターンとして生み出された模様なのでしょうか。
 
 
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする