雨交じりで始まり、日中は晴れ間もありましたが、午後遅くからまた雨交じり…。
なかなかに目まぐるしい空模様だった本日のやんばるです。
気圧の谷…って感じの一日でした。
沖縄島は今暖気側にあるようですが、明日には寒気が下りてきそう。
明日の予想最高気温は20℃ですが、この気温は午前3時の予想気温。そこからはひたすらに下がり続けて明後日の朝の予想気温は10℃になっています。
寒~い大晦日から元日になりそうです。
風は東~南東。雨のち曇時々晴れ、のち雨。
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前述のように年越し寒波が迫っているようですが、沖縄には過去に2度雪が降ったことがあります。
1度目は1977年2月17日に久米島で、2度目は2016年1月24日に沖縄島で。2度目のときは僕も経験しています。とんでもなく寒かった記憶があります。
雪が降った、つまり降雪を記録したわけですが、実は2度とも『みぞれ』です。まあ、みぞれは雪として記録されるわけです。
みぞれとは、雪と雨が混ざって降る気象現象のこと。
地上の気温が0℃以上でかつ上空1500メートルでー6℃以上ー3℃未満のときにみぞれとして降ってくることが多いのだとか。
そんな寒い日には鍋…、大根おろしを雪に見立てたみぞれ鍋なんかいいですよね。
昔から『大根おろしに医者いらず』という格言があるほど、大根おろしは身体に良い食品なのだそう。
消化を助ける働きがあり、ビタミンCを始めとする各種栄養素が豊富に含まれていたり、口内炎や虫歯、歯肉炎などの炎症にも効くと言われているのだとか。
さらには蜂蜜を加えて飲むと二日酔いによいとする民間療法もあるらしいですよ。
ところで、『大根おろし』と同じ意味で『おろし大根』という言葉もあります。
どちらも古くから使われている言葉のようですが、『おろし大根』は『大根をすりおろした食べ物そのもの』だけを指し、『大根おろし』は『食べ物だけでなく、おろすための器具、つまりはおろし金のこと』も指すのだそう。
ただ最近のある調査では、比較的若い年代では『大根おろし』のみが使われているのだそうです。
僕はまったく若くありませんが、『大根おろし』派です。
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さて…
〈イロウミウシ科ミスジアオイロウミウシ属ミゾレウミウシ Chromodoris willani 20年11月24日 沖縄島安和〉
背面や触覚・二次鰓の白色細点がみぞれっぽいですね…。