Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

激夏…(フタイロカエルウオ)

2015-07-28 18:26:27 | イソギンポ科

台風通過後、灼熱~な毎日になってますやんばるです。

南の海上では熱低が発生しやすい状況が続いてはいますが、とりあえず今週に関しては台風や熱低のことを気にしなくてよさそうです。

それにしても、暑い暑い…。

ギラギラの陽光が陸の気温を上昇させすぎて、上空との温度差激しく、竜巻が発生したり。

気温差がザーと降る一時雨をもたらすのは気持ちいいけど、竜巻はねえ…。

真夏が激しすぎるこの頃です。

風は南西。快晴。

〈イソギンポ科ニラミギンポ属フタイロカエルウオ Ecsenius bicolor 15年6月16日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

前半身が濃紺、後半身が黄色の体色が、和名の由来。

学名種小名も『二色』

まんまです。

まんま過ぎて何の妄想も浮かばない…。

まあとりあえず、濃紺と黄色の組み合わせは大人カワイイコーデなのだとか。

オシャレ上級者なのかもしれません。

暖色から寒色の12色を、時計のように配置したとき、向かい合う2色が相性の良い組み合わせなのだとか。

で、濃紺と黄色は向かい合う配置になるのだそう。

紺色が定番色である浴衣にも、黄色の帯がベストマッチングなのだとか。

もちろん本種の体色に、オシャレ的な意味はまったくないと思いますが…。

 

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嵐前…(グアムサンゴヤドカリ)

2015-07-24 18:35:41 | エビ・カニ類

嵐の前の…、って感じの本日のやんばるです。

風はゆるく、空はキラキラの青空…な一日でした。

昨日は大暑、今日は土用丑。

暦の通り灼熱~なこの頃、スタミナつけないと…って切実に思えたり。

で、待ちきれなくて昨日ウナギを食べてしまいました。

これで週末に向けて体力バッチリ…とか思ってたら台風だったり…。

日付変更線を越えてやってきて、一端熱低になりながら台風に復活して、そして接近するというじつにしぶといヤツ。

沖縄島には明日の昼頃最接近する予報です。

風は北。快晴。

〈ヤドカリ科サンゴヤドカリ属グアムサンゴヤドカリ Calcinus guamensis 15年6月9日 沖縄島崎山〉

学名種小名も和名も発見地のグアム島にちなんだもの。

画像の個体は、宿にたくさんの星砂をチャームみたいにくっつけていたのですが、何故こうなってしまったのでしょう。

宿に選んだ貝殻に最初から付着していたのでしょうか。

それとも移動途中で、転がったりして付着したのでしょうか。

まさか、気に入ったのを拾ってくっつけた…なんてことはないよね。

でも、次の画像を見たりすると……

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

『あ、また可愛いの見つけた。これもくっつけとこ…』

って思ってるように見えたりも。

 

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ちょうどムシ…(ツマリギンポ)

2015-07-21 19:22:19 | イソギンポ科

不安定な空模様が続いてますやんばるです。

風はジットリ湿ってますが、日照が少ないので特に暑さは感じず…。

もちろん寒さもなく、丁度いい程度のムシムシ感かな。

一時雨は、ときに激しいですが…。

一端熱低になりながら、再び台風へと成長した12号。

少しでも早く進路を北に向けてくれることを願ってるこの頃です。

風は南~南西。曇ときどき雨。

〈イソギンポ科ツマリギンポ属ツマリギンポ Stanulus talboti 15年6月29日 沖縄島崎山〉

頭部が大きいわりに体長が短いのが、和名の由来だとか。

つまり胴体の寸が詰まってるってことだそう。

胴が短いのは、それだけをとればいいプロポーションですが、この子には脚がないからねぇ…。

つまるところ頭身数が少ないズングリムックリってことですか。

まあそれを幼児体型と見るなら、かわいいとも思えたりしますが。

とどのつまり、幼魚じゃなくても幼魚っぽい被写体なのかも…。

とまあ、文章もいろいろとつまらせてみたり…。

 

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唐突に…(サカサクラゲ)

2015-07-17 19:28:30 | 水中生物

陽光ギラギラ~な本日のやんばるでした。

が、途中良いタイミングで強い一時雨。

ホッとできる涼しさをもたらしてくれたり。

まあ、その涼しさも一時的でしたけど。

11号の影響はほぼなく、12号も近づきそうもない感じですが…。

すぐ南の海上で、明日熱帯低気圧が発生しそうな予報。

そして明後日には沖縄島と八重山の間を北上する予報…。

ホントにーって感じ…、あまりにも唐突でびっくり。

発達はしないそうですが、どこまで影響がでることやら……。

風は北東。晴天一時雨。

〈サカサクラゲ科サカサクラゲ属サカサクラゲ Cassiopea ornata 15年6月9日 沖縄島崎山〉

画像は幼体。

すぐ左側の星砂より少し多きくらいのサイズ。

このサイズで、すでに逆さ生活をしているのですね。

褐虫藻とももう共生していて、光合成からエネルギーを得ているもようで、ほぼ自給自足生活。

褐虫藻はプラヌラ幼生の時代には持っていず、ポリプの時代に経口的に獲得するのだそう。

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

少々変わった生活を送る本種。

まあでも、こんなに小さくても傘の外縁部をパフパフと開閉させる様子は、やっぱりクラゲっぽかったり。

 

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後味の濃い…(ヒバシヨウジ)

2015-07-13 18:48:06 | ヨウジウオ科

台風9号は沖縄島を通過後も影響力の強いヤツで…。

不安定な空模様が続いてますやんばるです。

後味の濃い~台風って感じでした。

まあ海況は落ち着いてきてますし、水温も2~3℃下がってくれましたけど。

台風11号は、沖縄島からは距離をとって北上しそうですが、どこまで影響が出るのかなぁ…。

そして東の海上には台風12号。

日付変更線を越えてやってきた越境台風だそうで。

わざわざ越えてくることないのにねぇ。

もっとも、越境台風が沖縄島に接近したことは過去に1例しかないそうで、まあ気にする必要はないのかなぁ……。

風は南。晴れたり曇ったり、一時雨だったり。

〈ヨウジウオ科ヨウジウオ亜科ヒバシヨウジ属ヒバシヨウジ Doryrhamphus(Doryrhamphus) excisus excisus 15年6月2日 沖縄島崎山〉

画像は幼魚。

しかも極小。

そしてフラフラと漂い続け…。

肉眼では一見枯れた植物系の浮遊物に見えるので、たぶん擬態なのではないでしょうか。

成魚のような色彩を、まだ一切身につけていない、不足方向に振りきってる感の幼魚。

画像ではわかりにくいですが、尾びれが目立って大きかったり。

将来的にそこに色が付き、クリーナーフィッシュとしての標識となるのですが、今はまだ無地の看板って感じでした。

幼魚から成魚に向かって体色が劇的に変化するものを『変化系』、成魚をほぼそのまま小さくしたものを『ミニチュア系』なんて、僕は勝手に呼んでますが、この子は色彩を持たない状態から鮮やかな色彩を纏っていくことになるので、『纏う前系』と呼ぶことにします。

 

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七夕(ヒレナガスズメダイ&アマミスズメダイ)

2015-07-07 18:25:47 | スズメダイ科

トリプル台風の直接的影響はまだ感じない本日のやんばるです。

予報によると三つのうち9号が沖縄島に接近しそう。

今のところ、9日~10日にかけて沖縄島が暴風域にかかるかなぁ…って感じです。

もっとも、これで上がりすぎてる水温が落ち着いてくれそう。

今は水深25mくらいまでいっても29℃ってポイントもありますから…。

海がかき混ぜられ、陸は暴風域に入らないというコースを進んでくれるのがベストなんですけどね。

今夜願い事をするなら、とりあえずそれかなぁ…。

風は南東。晴れ一時雨。

〈スズメダイ科ソラスズメダイ亜科ヒレナガスズメダイ属ヒレナガスズメダイ Neoglyphidodon nigroris 15年5月26日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

卵生の魚類は、ふ化後、仔魚期、稚魚期、若魚期、未成魚期を経て成魚になるのだそう。

あれ、幼魚期がない。

そう、幼魚という言葉は、学術論文に使用される専門用語ではないのだとか。

ダイバー用語の幼魚は、稚魚期から若魚期の間かな…。

僕的には、幼魚の魅力は振り切ってる感だと思うのです。

それは色であったり、形であったり、動きであったり。

それが過剰方向であったり、あるいは不足方向であったり、どちらにしても振り切ってるところ。

例えば上の画像のイエローの鮮やかさに、過剰方向の振り切ってる感を感じたり…。

〈スズメダイ科スズメダイ亜科スズメダイ属アマミスズメダイ Chromis chrysura 15年5月26日 沖縄島安和〉

画像は幼魚。

この子のブルーにも…。

毎年毎年当たり前に出会って、それでも全然魅力が薄れなかったり。

 

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9…10…11号(ハダカコケギンポ)

2015-07-04 18:16:00 | コケギンポ科

徐々に風向が南東へと変化し始めました。

同時に風速も弱まり始め、コンディショングリーンな週末になってますやんばるです。

午後一のカタブイで、一時的に心地よい涼しさを感じられたり…。

さて、南の海上に目を向けると、台風9号、10号、そして11号が。

まあ、沖縄島に接近するとしても週明け以降の話。

いつから影響が出始めるかなぁ…。

取りあえず9号・10号に要注意って感じですが、それまで海を堪能しないとね。

風は南。晴れ一時強雨。

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ Neoclinus nudus 15年5月26日 沖縄島安和グスク〉

魚類の体色を生み出す細胞には、黄色素胞・赤色素胞・黒色素胞・白色素胞・虹色素胞の5種類が知られているのだそう。

このうち白色素胞を持つ魚は一部に限られ、虹色素胞を持つ魚はいわゆる『ひかりもの』の魚に限られる。

多くの魚は黄色素胞・赤色素胞・黒色素胞の配列や組み合わせ、色素胞内の色素顆粒の凝集・分散で体色が表現されているのだとか。

あ、青色は構造色なので、ひとまず置いとくとして…。

こういう表現は的を得ていないのかもしれないけど、画像の個体は黒色素胞が強いのかな。

さてその上で…

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

この個体は赤色素胞と黄色素胞の組み合わせかな。

さらには……

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

どういう配列、あるいはどういう凝集・拡散でこの色は生み出されるのでしょうか。

この三個体は、それぞれ30センチほどしか離れていない場所で顔を出していました。

そんな小さなエリアでの、三者三様のカラーバラエティーに、少なからずワンダーを感じたり…。

 

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