Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

magnifying glass(メガネアゴアマダイ)

2022-07-26 19:09:08 | アゴアマダイ科

ここ最近、夏には珍しい北寄りの風が吹いたりもしているやんばるです。

今日も日中は北東の風。中南部では激しい雨が降ったみたいです…。

北部は結局雨には出会わず。日差しも幾分やわらかい感じでした。

涼しい…とは言えませんけど…。

週末は熱帯低気圧の影響を受けそう…。期間を通して雨交じりな一週間予報になってます。

風は南東のち北東。晴れときどき曇。

■■

虫眼鏡を英語で言うと…

『ルーペ(Loupe)』と思った方、それは間違いです。といっても僕もずっとそう思っていたのですが…。

ルーペというのはドイツ語なのだそうです。

虫眼鏡は英語で『マグニファイインググラス(magnifying glass)』と言うのだとか。

うーん、長ったらしい…。それでルーペの方が定着したのでしょうか?

あるいはドイツ由来の言葉って日常に沢山ありますから、その一つなのかもしれません。

アルバイト、ガーゼ、オブラート、メスシリンダー、ゲレンデ、メルヘン、ワッペン等々、意外と僕らはドイツ語由来の言葉を使ってますよね。

ある歴史事典によると、虫眼鏡は安土時代に日本に伝わったのだそうで、その当時から虫眼鏡と呼ばれていたのだとか。

しかし別の資料だと江戸時代に筒の中に虫などを入れて観察したことが虫眼鏡の語源だという説も。

まあ、諸説あるということで…。

ちなみに大相撲の序の口力士のことを虫眼鏡とも呼ぶのだとか。

序の口力士は番付に載る名前が小さく肉眼では見えにくくて、虫眼鏡が必要だからという意味なのだそうです。

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さて…

〈アゴアマダイ科アゴアマダイ属メガネアゴアマダイ Opistognathus sp. 22年6月8日 沖縄島安和〉

眼鏡をかけているように見えますか…、僕にはどうもそうは…。

むしろ顔を周回する模様が虫眼鏡っぽく思えたり…。

 

 

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調理する場所(クリヤイロウミウシ)

2022-07-19 19:47:25 | ウミウシ

太陽サンサンな日が続いてるやんばるです。

天気予報の降水確率は決して低くはないのに、全く雨に出会いません…。

まあ、風は強めなので、日陰で風に吹かれていると灼熱感は和らぎますけど。

この先の一週間予報を見ても、雨には出会えそうにないなぁ…。

風は南。晴れ。

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『厨(くりや)』

これ、家の中のある場所を表す言葉ですが、どこか分かります?

この言葉の語源は『涅(くり)屋(や)』で、くろくなっているところ、という意味なのだとか。

つまり現在の台所です。

日本では奈良時代から『くりや』という言葉が使われていたそうですから、当然その頃は火を燃やしてすすがついて黒くなる場所だったということなのでしょう。

そして中国から調理をするという意味の『厨』という漢字が伝わったとき、『くりや』にこの漢字を当てたのだそう。

ところで平安時代は調理をする場所と盛り付けをする場所が別れていたのだとか。

料理をする場所は『厨』、盛り付けをする場所は『台盤所(だいばんどころ)』と呼ばれていたのだそう。『台盤所』は次第に略されて『台所』と呼ばれるようになったのだとか。

室町時代になって調理をする『厨』と盛り付けをする『台所』が同じ場所になり、この場所のことを『台所』と呼ぶようになったのだそう。

つまり今日の台所は室町時代からのスタイルだということのようです。

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さて、厨といえば…

〈イロウミウシ科レンゲウミウシ属クリヤイロウミウシ Mexichromis mariei 22年6月3日 沖縄島安和〉

和名のクリヤは、越前町厨地区に由来します。

越前海岸は300種以上のウミウシが生息している、日本でも有数のウミウシの宝庫なのだそう。

そこで今、『ウミウシのまち越前プロジェクト』の第一弾として、クリヤイロウミウシのキャラクターデザインを募集してるそうです。

詳細はこちら→『クリヤイロウミウシキャラクターデザイン募集!

締め切りは8月31日です。

 

 

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血液の紅(ミカドウミウシ)

2022-07-12 19:27:12 | ウミウシ

相変わらず灼熱~な日が続いているやんばるです。

スコールにも出会わなくて灼熱感が半端ない…。

風はゆるく、海はいい感じの凪ですが。

今日も熱中症厳重注意な一日でした。

週末は雨交じりになりそうですが、一時的にでも涼しくなるのならその方がいいかも…。

風は南~南西。晴天。

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血液の色は?

と質問されれば、「赤」と答えますよね。

しかし医療の現場では少し違うイメージで、赤以外にも透明~黄色っぽい色をイメージするのだとか。

血液の成分は、約45パーセントが細胞で、残りの約55パーセントは血漿なのだそう。細胞成分の大部分は赤血球で、1パーセントが白血球と血小板。

一方血漿の91パーセントは水で、残りは各種のタンパク質やブドウ糖、電解質などの様々な物質が含まれているのだとか。

医療の現場では、現在は成分輸血が行われているのだそうで、赤血球が足りなければ赤血球製剤を、血小板が足りなければ血小板製剤を、あるいは血漿が必要なら血漿製剤を輸血するのだそう。

もちろんこれらの血液で赤いのは赤血球だけです。

赤血球にはヘモグロビンが含まれていて、これが赤色のもと。ヘモグロビンは色素を持ったタンパク質で酸素を運搬しますが、その中心に鉄があり、酸化鉄はとくに赤くなるのだそう。

だから血を舐めると鉄の味がしますよね…。

人はヘモグロビンで酸素を運搬していますが、同じようなシステムでタコ・イカ・エビ・カニなどはヘモシアニンを使って酸素を運搬しています。ヘモシアニンは色素の中心に胴を持ち、酸化銅は青いため、これらの生物の血液は青色をしています。

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さて血液の色といえば…

〈ミカドウミウシ科ミカドウミウシ属ミカドウミウシ Hexabranchus sanguineus 22年5月17日 沖縄島安和〉

画像は幼体。

学名種小名は『血紅色の』の意。

幼体には似合わない学名ですが、成体は確かに血液のような紅を纏っています。

 

 

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横浜発祥の清涼飲料(キンセンハゼ)

2022-07-05 19:02:31 | ハゼ科

台風4号が去って、また灼熱~な感じに戻っているやんばるです。

今日は午後の遅くにスコール系の雨。少しだけ涼しさを感じられたりも。

まあ、ほんの少しですけど…。

明日も後半に雨が降りそうな予報。

その後の一週間も晴れときどき曇の予報がずらりと並んでいますので、灼熱&スコールな空模様になるのではないでしょうか。

風は南。晴れときどき曇、一時雨。

■■

暑い日には水分補給が重要。清涼飲料水やそれに炭酸水を加えた炭酸飲料なんかをごくごくと飲むと水分補給プラス心地よさも得られたり。

炭酸飲料の代表格の一つに『サイダー』がありますが、これはもともとリンゴ酒を表す英語なのだとか。

日本ではリンゴに限らず様々な果物の香味がつくものを含め、アルコールを含まない無色透明の炭酸飲料の総称にサイダーという呼称が用いられているのだそう。

日本のサイダーの発祥地は横浜なのだそうで、1868年外国人居留地で設立されたイギリス系の薬種問屋が製造販売を始めたのだそう。

しかしこれは在留外国人向けの商品だったため、一般の日本人は飲むことが出来なかったのだとか。

日本人が作った最初のサイダーは、1875年にやはり横浜で『日の出鶴』という商品名で発売され、1889年に『金線サイダー』という名に改称、そして1899年に登場した王冠を使用した瓶入りの製品が、日本で本格的に流通した最初のサイダーなのだそうです。

サイダーと言えば『三ツ矢サイダー』をイメージする方は多いのではないかと思いますが、三ツ矢サイダーが発売されたのは1907年なのだとか。

この三ツ矢サイダーと金線サイダーは製造会社の合併により一時期は兄弟銘柄となっていたのだそう。

その後三ツ矢サイダーのみが残されたという経緯があるのだそうです。

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さて、金線といえば…

〈ハゼ科ハゼ亜科サラサハゼ属キンセンハゼ Amblygobius hectori 22年6月23日 沖縄島安和〉

画像はまだ幼い個体。

学名種小名は『Hector氏の』の意。献名ですね。

頭から尾鰭基底にかけて走る金色の縦線が特徴の本種。

幼い方が金色が目立つ印象です。

 

 

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