Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

体毛と脳(ハダカコケギンポ)

2019-02-19 18:56:36 | コケギンポ科

朝から湿った南風が吹き、なんと気温が夏日になった本日のやんばるです。

やんばるだけでなく、ほぼ沖縄全域が夏日になったのだそう。

特に前半は日差しもけっこう強かったので、とても2月とは思えない天気でした。

実際5月上旬並みの天気だったのだそうです。

後半は一転強めの雨に…。

スーパームーンも見られそうにありません。

風は南のち西。晴れのち雨、のち曇。

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「あの人は裸の王様だ」

と言えば、それは対象となる人を揶揄する言葉ですよね。

直言する人が周りにいないために、自分に都合のいいことだけを信じ、真実を見誤っている人という意味の表現。

デンマークの童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセンの作品である『裸の王様』から生まれた表現です。

人間の心理の弱点を辛辣に捉えた寓話とされていますが、まあ僕の記憶の中にはコミカルな印象しか残っていません。

ところでこの童話、原題をそのまま日本語にすると『皇帝の新しい衣装』なのだとか。

つまりタイトルの主体は衣装の方で、王様の方ではないよう。『裸の王様』というのは日本で定着したタイトルで、「あの人は裸の王様だ」という表現も、日本でしか通用しない表現のようです。

それはさておき、この童話が成立するのは人間に体毛がほとんどなく皮膚が剥き出しになっているから。ヒトの身体は毛皮を纏ってはいず、それは霊長類の中でヒトだけが持つ特徴です。

ヒトはなぜ体毛を失ったのでしょう。多くの哺乳類が体毛を持っているのは、そこにメリットがあるから。それを捨ててまでも得られる別のメリットがあるということなのでしょうか。それはどんなメリットなのでしょう。

ヒトが体毛を失った理由は諸説あるようですが、有力なものは『過熱の防止』なのだそう。

かつて森から草原に進出したヒトの祖先は、食べ物を求めて長距離を歩いたり走ったりするようになりました。活発に動き回っても体温が上がりすぎないための仕組みが必要だったのだとか。

その仕組みとして無毛化が進んだり、熱の発散に効果的な水分の多い汗をかくようになったのだそうです。

さらにこの仕組みは脳の大型化にも一役かったのだとか。そしてヒトは巨大な脳を武器に、地球全土で繁栄したのでしょうね。

160万年前に初期ホモ属が現れたころには、すでに無毛化が進んでいたと考えられているそうです。

■■

さて…

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ Neoclinus nudus 18年12月27日 沖縄島安和〉

学名種小名は『裸の』の意。

和名も学名も『はだか』な本種。

『はだか』という言葉はそもそも『はだあか』だったのだとか。

『はだあか』は『肌赤』あるいは『肌明』で、『肌が何にも隠されず、あからさまになっている』という意味なのだそう。

コケギンポ科の魚は鱗と側線が退化していて、なかでも本種が最も退化しているのだとか。

まさに『はだか』な魚ですね。

 

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9…10…11号(ハダカコケギンポ)

2015-07-04 18:16:00 | コケギンポ科

徐々に風向が南東へと変化し始めました。

同時に風速も弱まり始め、コンディショングリーンな週末になってますやんばるです。

午後一のカタブイで、一時的に心地よい涼しさを感じられたり…。

さて、南の海上に目を向けると、台風9号、10号、そして11号が。

まあ、沖縄島に接近するとしても週明け以降の話。

いつから影響が出始めるかなぁ…。

取りあえず9号・10号に要注意って感じですが、それまで海を堪能しないとね。

風は南。晴れ一時強雨。

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ Neoclinus nudus 15年5月26日 沖縄島安和グスク〉

魚類の体色を生み出す細胞には、黄色素胞・赤色素胞・黒色素胞・白色素胞・虹色素胞の5種類が知られているのだそう。

このうち白色素胞を持つ魚は一部に限られ、虹色素胞を持つ魚はいわゆる『ひかりもの』の魚に限られる。

多くの魚は黄色素胞・赤色素胞・黒色素胞の配列や組み合わせ、色素胞内の色素顆粒の凝集・分散で体色が表現されているのだとか。

あ、青色は構造色なので、ひとまず置いとくとして…。

こういう表現は的を得ていないのかもしれないけど、画像の個体は黒色素胞が強いのかな。

さてその上で…

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

この個体は赤色素胞と黄色素胞の組み合わせかな。

さらには……

〈同種別個体 同日 同ポイント〉

どういう配列、あるいはどういう凝集・拡散でこの色は生み出されるのでしょうか。

この三個体は、それぞれ30センチほどしか離れていない場所で顔を出していました。

そんな小さなエリアでの、三者三様のカラーバラエティーに、少なからずワンダーを感じたり…。

 

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風は南から(ハダカコケギンポ)

2015-02-21 18:23:26 | コケギンポ科

陽光タップリ、そして風は南から…。

かなり強めの風だけど、南からだからとても気持ちいい感じ。

そんな今日が明日も続きそう。

上々の週末になってますやんばるです。

春は近いなぁ…、というかもう春なのか…。

風は南~南東。晴れときどき曇。

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ Neoclinus nudus 15年1月24日 沖縄島安和〉

 

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3月4月……並み(ハダカコケギンポ)

2014-01-07 19:15:34 | コケギンポ科

暖かな日が続いてますやんばるです。

何でも今日は3月並みの陽気だったのだとか。

で、明日は4月並みの陽気になるのだとか。

海もベタ凪で、いい感じです…。

明日は旧暦12月8日で、ムーチーの日。

ムーチービーサーといって、この日は寒~くなることが多いそうですが、今年は大丈夫みたいです。

今夜は七草粥食べて、明日はムーチー食べて、ついでに誕生日でケーキも食べたりして…。

食べてばっかりのこの頃です。

風は弱い北~北東。晴れ。

140107

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 13年11月21日 沖縄島安和〉

フッサフサな個体。

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曇天ですが…(ハダカコケギンポ)

2013-05-10 18:11:33 | コケギンポ科

曇り空…なんですが、十分に明るく十分に暑かった本日のやんばるです。

気温も当然夏日。

水中も気持ちいい感じの明るさで、幼魚の被写体が目立ってるこの頃です。

さて昨日はアイスクリーム日。当然アイスを食べまして、というかアイスの日じゃなくてもアイスを食べるのですが……。

いやそんなことより…昨日は沖縄地方の梅雨入り平年値。しかしながら今年の梅雨入りは15日以降になりそうなんだとか…。

風は南。曇。

130510

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 13年4月4日 沖縄島安和〉

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太陽のおかげさま…(ハダカコケギンポ)

2013-01-29 18:22:58 | コケギンポ科

日向はポカポカ、日陰は寒~いって感じの本日のやんばるです。

水温はコンスタントに21℃を記録するように…。

まあ、今日のように水中が明るければ、激しい寒さは感じませんが。

インターバルに脱いだスーツを干しておけば、次のダイブまでにほぼ乾いたほどの陽光でしたから。

風は北東~東。晴天。

130129

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 12年12月26日 沖縄島安和〉

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明けました(ハダカコケギンポ)

2012-06-23 19:13:01 | コケギンポ科

沖縄地方、本日梅雨明けが発表されました。

平年と同じだけど去年より14日遅く、梅雨入りが早かったために梅雨の期間は56日間と長かったのだそう。

というわけで、沖縄島はすっかり夏になってます。

湿った暑~い風で、汗が止まりません。

この先1週間も高気圧下で真夏日が続きそうな予報。

いい感じです…。

風は南。晴れ時々曇。

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〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 12年5月10日 沖縄島安和〉

この子もすっかり日焼けして…。

いえいえ、黒系カラーバリエーション個体。

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揺れる…(ハダカコケギンポ)

2012-05-29 18:51:07 | コケギンポ科

朝の予報では梅雨っぽい空模様になるのかな…って思ったりしてたんですが、どちらかというと晴れてる割合が多かった本日の沖縄島です。

油断してたらかなり日焼けしたような…。

風が強めで、エキジット後が心地いいこの頃です。

風は北東のち強めの東。晴れたり曇ったり。

120529a

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 12年4月26日 沖縄島安和グスク〉

超浅場が生息域の本種。

少しでもうねりがあると、撮影時にその影響を受けたり。

この画像の撮影時にも結構揺れながら撮ってたのですが、ファインダーのなかでは……↓

120529b

〈同一個体 同日 同ポイント〉

被写体の頭頂皮弁も、サラサラヘアーのように揺れてました…。

いやまあそれだけなんですが、なんか妙に面白くて……。

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隠蔽とアンテナ…(ハダカコケギンポ)

2012-02-29 19:11:42 | コケギンポ科

4年に一度しかない本日、雪に悩まされてる都市もあるようで…。

その原因となった低気圧は昨日のうちに沖縄島を通過し、今日はいい陽気に。

インターバル中に、タップリと気持ちいい日差しを浴びれる一日でした。

風は北西~北東。晴天。

120229

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 12年1月12日 沖縄島安和〉

コケギンポ科にはつきものの頭の上の皮弁。

これには、穴から顔を出しているときに周りの藻類にまぎれてしまう隠蔽効果と、感覚器官として穴の外の様子をさぐるアンテナ的働きがあるのだとか。

画像の個体のように思いっきり顔を出してしまうと、隠蔽擬態的効果は薄れてしまうのでは?

でもアンテナの働きは高まっているかも?

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適応退化(ハダカコケギンポ)

2012-01-03 18:24:41 | コケギンポ科

空気は冷たいけど風は弱く、日差しは十分にポッカポカ…

新しい年が始まってそんな日が続いてる沖縄島です。

海もいい感じのコンディションでした。

風は北東~北。晴れ一時にわか雨。

120103

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 11年11月24日 沖縄島安和〉

岩礁の穴などから顔だけ出してる姿がほとんどの本種。

どの辺が裸なんでしょう?

学名種小名のnudusはラテン語で『裸の』って意味ですから、標準和名の『ハダカ』は、学名由来なんでしょうか。

じゃあ学名の裸のほうはどこから?

岩に隠れてる部分が、セクシーダイナマイトになってるとか…?

変な方向に妄想が走りそうなのでちょっと修正して……。

前述のとおり本種は、というか本種を含むコケギンポ科の魚は、穴居生活をするものが多く、それに適応して鱗と側線は退化していったのだそう。

そして最も退化しているのが、本種なのだそう。

裸の意味はそのあたりにあるようですね…。

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特異日前は…(ハダカコケギンポ)

2010-10-08 18:11:36 | コケギンポ科

日中はず~っと曇空…な本日の沖縄島です。

潜り終わって犬の散歩してたら雨がパラパラ…って感じです。

明日からは連休ですねぇ。

連休初日は前線通過で一時強雨になりそうな予報。

明後日以降には晴れマーク。

明後日は晴れの特異日ですからねぇ。

まあ、空模様より風と海況のほうが重要ではあるんですが…。

風は北東。曇のち雨。

101008

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 10年8月3日 沖縄島安和〉

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遠~いスコール(ハダカコケギンポ)

2010-07-15 18:37:02 | コケギンポ科

キッパリハッキリスッキリ真夏~な日が続いてます沖縄島です。

もう暑くて暑くて…。

ビーチにいる間中スコールを待ち望んでたんですが…。

遠~~い沖に見えてるスコールは、こちらには近寄ってくれず…。

たまに日差しが雲に遮られると、思わずホッとするこの頃です。

風はゆる~い南。青空を取り囲む積乱雲…な空模様。

100715

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 10年6月3日 沖縄島安和〉

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大寒だとか…(ハダカコケギンポ)

2010-01-20 18:49:29 | コケギンポ科

冬っぽくない風、好天の空、まずまずの海、ってな感じになってます本日の沖縄島です。

今日は大寒だとか。

とてもそうは思えない陽気です。

エキジット直後に風に吹かれてても気持ちのいい1日でした…。

風は南西。快晴。

100120

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 09年11月25日 沖縄島安和〉

エントリー直後の水深-3m弱にいる個体。

浅いのでねばりたい放題ですが、逆に浅すぎて少しでもうねりが入ってるとピントが合わない…。

そういう意味では撮影条件を選ぶ被写体です。

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ハダカコケギンポ

2009-02-26 20:01:44 | コケギンポ科

天気はいいけどうねりありー、な本日の沖縄島です。

早朝は北寄りの風だったんですが、時間とともに南にまわり、結局今日も夏日になったようです。

Tシャツ&半パンって格好があたりまえになってきたこの頃です。

風はゆる~い北東のち南。おおむね晴天な空。

090226

〈コケギンポ科コケギンポ属ハダカコケギンポ(Neoclinus nudus) 09年1月22日 沖縄島安和〉

水面下すぐの浅所が生息域って印象のハダカコケギンポ。

この個体も、背負ってるタンクが水面上に出そうになりながら撮ってました。

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