使ってきた事、ソレがBWの特性をよく表している。常に光は"美"の意識を頭の片隅に置いてはいそうだが、そんなにこの言葉を濫用しない。口にした中で最も印象的なのは、FINALDISTANCEを『私が今まで作ったもの中で、(中略)一番美しいものなような気ぃする!』(メッセ010621)と形容した時か。理想すら飛び越えて顕れる大きな何かに触れる感覚をよく知ったればこそ、美という言葉とワールド/世界という広がりがシックリハマる。而して、BWでは美の誘う広がりが目前の少年に集約する奇妙な幾何学が成立する。多分、光も自らの美しさをまだ知り尽くしてはいないんだろうな。
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