無意識日記
宇多田光 word:i_
 



当然の様に未だ売上や話題性で上回る作品は現れていない。イマジネーションを刺激する歌詞とインパクト抜群のメロディライン。トークが挙動不審がられたりもしたがキャラのよさも又徐々に浸透していった。だからといってヒカルが多くの人にキチンと理解されてきたとも思えない。サービス精神が実は旺盛である事や表に出ない真摯な創作態度等知名度に比してどれ程浸透しているかを考えるとココ迄誤解されている割合の高い歌手も又前代未聞といえるのではないか。キュートなルックスすらその妨げになってるかもしれない。コミュニケーション方法の多様化が誤解を増大させているとすれば皮肉な事だにゃ。

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サイドプロジェクト、といえばアーティストが気分転換や息抜きで携わるものとのイメージがある。キチンと仕事をしたがる光には向かないかな。コンセプト重視の実験性は、然し、時に歴史を変える事すらある。ガッツ溢れる本職より肩の力を抜いた副業の方が評価されるのは、アーティストとしては不本意かもしれない。"ン~、何が云いたいのかな?"と光に訝られそうだが、要は気楽にカバーアルバムを作ったらオリジナルより売れてしまうかもしれないよ、という話だ。バカにするにも、と言いかけそうだが、神様の御褒美は入り組んだルートで贈られる事が多い。レイドバックして仕事するのも、偶にはいいと思うよ。

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