無意識日記
宇多田光 word:i_
 



心配いらないわ』と人を安心させる様に唄うStayGoldは、何かというとファンを心配させる光に相応しくないといえばない。嘗ては、そうだった。ライブツアーで安定感溢れる歌を聴けたお蔭で、然し、僅かに不安の少ない日々を送れてる気がする。飽く迄も、だが、ソレは観れた人間の幸運な戯言に過ぎない。理想からは、程遠い。望んでも観れなかった人とのギャップが埋まらないものか。まずはDVDが出ればこのギャップを少しは埋めれるが、ソレだけでは足りん。マスメディアに登場して日本語を喋り身近さを取り戻し且つ成長した姿を見せるには日本でDVD発売イベントを催すのがイイかもな。

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すると曲作りに対する今回のツアーからの影響は少ない方がいい。これ迄何度か指摘してきた様に、作詞作編曲は無意識のうちに"見えている聴衆"を想定してしまう傾向を持つ為、クラブツアー後は"そのスケールのファン層"に適合した曲になる可能性がある。理想的なのは、ココから「もっと大きい所を満員に!」と野心が芽生える事だが、光の場合万単位の聴衆は既に経験済みだ。影響の多寡としては、時期的に近い点と、何より光自身がこのツアーを楽しめた点が大きくなると思う。楽しさ。コレが1番曲調に出る。とはいえ"ライブハウスの楽しさ"自体は多くの聴衆と共有できると思うけどね。

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