無意識日記
宇多田光 word:i_
 



ステータスを築くには2,30年の時間が必要だろう。"上を目指すには長い道が(It'saLongwayToTheTop,IfYouWannaR&R)"、だ。既にTopに居る、といえるのは日本だけの話だし。"ウタダの名を全世界に轟かせよう"といった野心は、然し、光には皆無な訳で。やはり、"向上心こそが続く秘訣"という側面を信じるならば、光が唄い続けてくれる為に何か目標めいたものが欲しい。果たしてそんなものが在り得るのか。必ずしもソレだけが長続きの理由な訳でもないし、逆に達成した暁にはバーンアウトして引退してしまうかもしれない。未来は誰にもワカラナイが、でもせめて希望は持ちたいよね。

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Simpleで在り続ける事がどれだけ難しいか。AC/DCは36年間そのスタイルを崩す事なく只管大きくなり続けた。"ClassicRock"の称号を得るに相応しい貫禄と存在感は、"BackInBlack"(1980)があのMJの"スリラー"に次ぐ史上2位の売上を記録して以降も益々輝き続けた。KingOfPopsに対してKingsOfR&Rと云いたくなる。Young兄弟のお互いへの信頼感が原動力なのだとナマで思い知った。さいたまアリーナの会場はUU06で見た時随分広いなと思ったが彼らのスケールにあっては窮屈そうですらあった。昨日今日でこの威厳は備わらない。拘りをもって"続ける事"の価値を痛感した夜だった。

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