哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

現実と内面の矛盾

2012年12月28日 | xxx2私はなぜ現実の中に生きるのか

Collier15 人類としての進化の結果(拙稿の見解では)、私たちの身体はこのように、その場での便宜のために、ある場面では現実の存在感を作ったり、また別の場面ではそれと関係なく、内面の存在感を作ったりします。

つまり私たちは、だれもが感じられるものとしての現実と、自分一人だけが感じられる内面とが、当然のごとく、ふたつとも存在する、と感じています。無意識のうちにそう感じるように身体が作動します。そしてまた、私たちは私たちの身体がこのように作動していることを自覚できず、現実と内面が矛盾していることもなかなか自覚できません。ふつういつもは現実がすべてだと思い、ときには内面がすべてのようにも思い、その矛盾に気づきません。

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