逝ったひとを悼むために
缶を放り投げるひとよ
お前の死には誰もが泣くだろう
寄り添うひとがいたならば
棺にすがりつき嗚咽するかもしれない
命日には花が飾られ
ひとはお前の生きた日を語り合う
星空の一握をお前の姿と連想したり
風化していくことに涙するかもしれない
忘れられるのは定石として
お前は幸せに弔われるだろう
だがお前は何一つ
何一つ救われる要素のない最低の人間だ
缶を放り投げるひとよ
お前の死には誰もが泣くだろう
寄り添うひとがいたならば
棺にすがりつき嗚咽するかもしれない
命日には花が飾られ
ひとはお前の生きた日を語り合う
星空の一握をお前の姿と連想したり
風化していくことに涙するかもしれない
忘れられるのは定石として
お前は幸せに弔われるだろう
だがお前は何一つ
何一つ救われる要素のない最低の人間だ
あぁ、嫌いだよ残酷な奇跡
もう
すべて考えた
けれど
やはり
僕を許せない
あくまで許さず苦しむか
どちらにしても苦しむか
死なないならば苦しめばいい
わたしはそんなひとが好き