暇人詩日記

日記のかわりに詩を書いていきます。

事実は相違する

2008-07-02 | -2008
逝ったひとを悼むために
缶を放り投げるひとよ
お前の死には誰もが泣くだろう
寄り添うひとがいたならば
棺にすがりつき嗚咽するかもしれない

命日には花が飾られ
ひとはお前の生きた日を語り合う
星空の一握をお前の姿と連想したり
風化していくことに涙するかもしれない

忘れられるのは定石として
お前は幸せに弔われるだろう
だがお前は何一つ
何一つ救われる要素のない最低の人間だ

2 コメント

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Unknown (891)
2008-07-11 09:28:34
あぁ、否定したくだらない嘘
あぁ、嫌いだよ残酷な奇跡

もう
すべて考えた
けれど
やはり
僕を許せない
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Unknown (鶏卵)
2008-07-12 12:18:51
許したつもりで苦しむか
あくまで許さず苦しむか
どちらにしても苦しむか
死なないならば苦しめばいい
わたしはそんなひとが好き
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