しあわせそうにうごめくものよ
おまえの口は喋るためではなく
食らうためにのみ開かれるだろう
おまえの手は愛するものを
虐げるためについてはいまい
おまえの足は這いずりまわり
さまようためにのみ動かされるのだ
獣がかなしみを感じるとするならば
おまえに抱くべき心はない
虐げたものたちより更に下へ
落ちたことを喜ぶがいい
しあわせそうにうごめくものよ
永遠はおまえにどううつろうか
何も考えることはない
脳もしょせんは肉の塊
これは救いにほかならず
おまえによくよく似合っている
謗りを受けども声は届かず
報いを受けども心は響かず
心もしょせんは肉の塊
おまえは毎日生まれて落ちる
口は心をとなえるために
手は愛するものを抱くために
足は土を踏みしめるために
脳は悔いてあがなうために
心は祈りをささげるために
時は罪をつぐなうために
すべてを奪われたおまえはなんと
しあわせなしあわせないきものだろう
これを報いと呼ぶのなら
おまえはきっといまより前には
さぞや潔白だったのだろう
だが前などもはや無い
何も知らず朽ちもせず
永遠をおまえはうつろうだろう
おまえの口は喋るためではなく
食らうためにのみ開かれるだろう
おまえの手は愛するものを
虐げるためについてはいまい
おまえの足は這いずりまわり
さまようためにのみ動かされるのだ
獣がかなしみを感じるとするならば
おまえに抱くべき心はない
虐げたものたちより更に下へ
落ちたことを喜ぶがいい
しあわせそうにうごめくものよ
永遠はおまえにどううつろうか
何も考えることはない
脳もしょせんは肉の塊
これは救いにほかならず
おまえによくよく似合っている
謗りを受けども声は届かず
報いを受けども心は響かず
心もしょせんは肉の塊
おまえは毎日生まれて落ちる
口は心をとなえるために
手は愛するものを抱くために
足は土を踏みしめるために
脳は悔いてあがなうために
心は祈りをささげるために
時は罪をつぐなうために
すべてを奪われたおまえはなんと
しあわせなしあわせないきものだろう
これを報いと呼ぶのなら
おまえはきっといまより前には
さぞや潔白だったのだろう
だが前などもはや無い
何も知らず朽ちもせず
永遠をおまえはうつろうだろう