私は今どこにいるのか、
歩んできた道でさえひどく白々しく映る
砂色の風が髪を逆撫でて、
かわいた粒が目を灼いていく
ここはどこだ
少なくとも安寧の地ではない
時折干からびたぼろきれのような
死者がこちらを手招いている
汗はとうに出し尽くし
刺さるような黄色と突き抜けた青色が
そして鼻をつく鈍い焦げの臭気が
たった一人、私がたった一人であると
囁きかけてくる
命を分かち合った友よ
いがみ合った憎き同朋よ
あなたたちはどこにいる
砂の底で彼らは
安寧の地を目指しているのか
生の意味などとうに尽き果て
それでも私は生きたいと願う
確固たる信念、浅ましい本能
汗が引いたのも決して出し尽くしたばかりではない
私はどこからやってきた
たぶん、それは、北の道
だが、北の道さえわからない
引き返せば血と肉の大地が
私を手厚く歓迎するだろう
友よ、同朋よ
そして干からびた敵どもよ
私は生きて帰っても
果たしてあなたたちは許すだろうか
歩んできた道でさえひどく白々しく映る
砂色の風が髪を逆撫でて、
かわいた粒が目を灼いていく
ここはどこだ
少なくとも安寧の地ではない
時折干からびたぼろきれのような
死者がこちらを手招いている
汗はとうに出し尽くし
刺さるような黄色と突き抜けた青色が
そして鼻をつく鈍い焦げの臭気が
たった一人、私がたった一人であると
囁きかけてくる
命を分かち合った友よ
いがみ合った憎き同朋よ
あなたたちはどこにいる
砂の底で彼らは
安寧の地を目指しているのか
生の意味などとうに尽き果て
それでも私は生きたいと願う
確固たる信念、浅ましい本能
汗が引いたのも決して出し尽くしたばかりではない
私はどこからやってきた
たぶん、それは、北の道
だが、北の道さえわからない
引き返せば血と肉の大地が
私を手厚く歓迎するだろう
友よ、同朋よ
そして干からびた敵どもよ
私は生きて帰っても
果たしてあなたたちは許すだろうか