明るい日差し
子供の声
影はくろぐろと肌に落ち
きらめくしずくが肌に浮く
明るい声と
いくつもの足音
わたしはそこへ入りたいと
いつだったかに願っていた
けれどもすぐそばまで身を寄せても
見えない羊膜に隔てられる
手を重ねてみたところで
同一だという証明にはならない
あなたとわたしが相似では
イコールなどには成りえない
異界の物音、異界の存在
異物はほかならぬわたしだというのに
子供の声
影はくろぐろと肌に落ち
きらめくしずくが肌に浮く
明るい声と
いくつもの足音
わたしはそこへ入りたいと
いつだったかに願っていた
けれどもすぐそばまで身を寄せても
見えない羊膜に隔てられる
手を重ねてみたところで
同一だという証明にはならない
あなたとわたしが相似では
イコールなどには成りえない
異界の物音、異界の存在
異物はほかならぬわたしだというのに