角界の人気力士、元小結の高見盛関が引退を表明しました。
来場所での幕下陥落が決定的になり、36歳という年齢も考えれば、妥当な判断だと言えましょう。
取組前の独特の力強く、大仰な仕草で気合を入れる姿が印象的でした。
本人によれば、相撲を取るのが怖くてしょうがないため、自分を奮い立たせるためにやっていたのだとか。
多くの人に愛される、人の良さそうなお相撲さんでした。
その筋肉質な体から、ロボコップなんてあだ名されていましたね。
人気力士が引退するのは寂しいですねぇ。
今後は年寄、振分を襲名し、部屋付き親方として後進の指導にあたるそうです。
きっと若い衆から慕われる、良い親方になるものと思います。
若貴ブームの頃に比べて、新弟子は三分の一くらいに減っているそうで、大相撲の将来が心配です。
何度か升席や砂かぶりで大相撲を観戦しましたが、席が狭いのと、大量のお土産が用意されているのが嫌でしたねぇ。
あんなたくさんのお土産なんか止して、その分観戦料を安くして欲しいですねぇ。
それと、全部椅子席にして欲しいと思います。
今の日本人はあんな狭い升席に四人も座らされたら、それだけで嫌になっちゃいます。
貴乃花親方がそういう趣旨の改革案を唱えているらしいですが、相撲茶屋などと軋轢を生み、なかなか前進しないようです。
相撲観戦は敷居が高く、他の格闘技やスポーツのように、気楽に観られるようになると良いですね。
大相撲ファンの一人として、より観客目線に立った改革を切望します。
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