ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

3年

2013年01月31日 | 精神障害

 早いもので今日で1月も終わり。
 今週末は春のような暖かさだとの予報が飛び込んできました。

 3年前の2月1日、当時双極性障害で長期病気休暇中だった私は、ようやっと病快方に向かい、職場復帰を目指して厚生労働省所管の千葉障害者職業センターにリワーク・プログラムに参加したのでした。
 2月から4月半ばまで。
 基礎体力をつけるため、毎朝ウォーキングをするのですが、凍えるような寒い日もあり、ぽかぽか陽気の日もあり、季節の移ろいをあれほど感じた日々もありませんでした。

 12週間のプログラムを無事に終え、2010年5月1日に職場復帰。
 その後は順調に出勤し、仕事をこなしています。

 今思えばけっこうハードなプログラムでしたね。
 ハードなプログラムに耐えられなければ職場復帰しても再発してしまう怖れがあるということなんでしょうねぇ。
 ハードなプログラムながら、同じような病気を抱える様々な世代の人々との交流は楽しくもありました。

 今でも一部の人とは時折会っています。
 そうかと思えば再発を繰り返している人や音信不通になってしまった人もいます。
 同じような病気と言っても、病後の容体は様々です。

 今元気に働けて、ある程度仕事を任されるようになったことは、誠に喜ばしいかぎりです。
 しかし精神科への通院と服薬はまだ続けています。
 多分生涯続けるんでしょうね。
 
 精神障害者のなかには服薬に罪悪感を感じる人や、はなはだしきにいたっては精神科を受診することすら拒否する人が見受けられます。
 精神障害者自らが精神障害に偏見を持っているということで、悲しいことですね。
 精神科を受診し、服薬すればぐっと楽に生きられるというのに。
 薬なんてじゃんじゃん飲めば良いのです。
 現代の精神病薬は安全ですから。

 これから私の苦手な愁いに満ちた春がやってきます。
 春愁の気にあてられないようにしたいものです。

うつ病リワークプログラムのはじめ方
秋山 剛,秋山 剛
弘文堂




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