日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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玉野市新病院建設 119病床削減は大問題

2020年11月07日 | 玉野市政
国のいいなりに、地域医療を弱体化 !
 三井病院は地域に必要

 共産党市議団は、三井病院との統合は急がず、地域医療充実の観点から将来を見据えて住民参加で検討すること。医療費削減が目的の国・県が示す「地域医療構想」の病床削減割合を大幅に上回る規模の119病床の削減計画は見直すこと。地方独立行政法人化は「採算」優先で、市民の負担増になり、住民・議会の関与が弱まること。旧文化センター跡地への新病院建設は、津波浸水・液状化等の問題山積。第三者機関による現市民病院周辺の建設候補地と比較・精査を実施することなど、ズサンな計画を住民参加・合意の計画に見直し、医療難民をつくらない地域医療の充実を求めました。

国・県が示す地域医療構想
許可病床数の現状と必要病床数(玉野市を含む県南東部医療圏)
 2015年4月1日現在の病床数 ① 11,381床
 2040年時点での必要病床数 ②  9,485床
 ②÷①=83.3%

玉野市の許可病床数
 2016年4月1日現在の病床数 ① 740床
 新病院完成後の2025年時点の
 病床数           ② 446床
 ②÷①=60.3%

玉野市の新病院完成小瀬の病床数は、
県の地域医療構想が示す2040年の
必要病床数の削減割合の16.7%に対し
て、39.7%と削減率は2倍以上に多く、
病床不足が懸念されます。

【「民主玉野」(議会報告)の2020年11月・12月号記事より】