日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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玉野市議会、一般質問・議案質疑に登壇する

2019年12月18日 | 市議会

 12月19日(木)に私は一般質問に立った。

市民や議会に情報を提供しないまま、不透明な状況で、

来年度から20年間にわたり、玉野競輪場を包括委託する。

毎年6億円近い競輪事業とその利益を、市外の民間企業に丸投げして、

毎年3億円の収益保証、市の一般会計に繰出す話しだが、

民間企業が運営すれば年1億円から2億円コスト削減になるというのなら、

約7億円の競輪利益のうち、4億円は委託企業の自由に使える。

その3億円の最低収益保証額を上回った利益を市に幾ら支払うのか、

何も明らかにしていない。

 しかも、その民間企業が約22億円を投入して、民間企業所有の

選手宿舎兼ホテルを建設する提案があり、

玉野市はその収益事業(付帯事業)の提案が本市にとって有効と判断し、

収益事業の付帯事業を含め委託業者を公募するというのだから、この業者が断然有利になる。

70日間の競輪開催日以外は一般の宿泊客を予定し年間4万人を見込むというのだ。

ミッドナイト・ナイター競輪がネットによる車券売上が好調で、

この状況は当分続くと言われている。

5年間で現行の直営のままの事業を実施すれば約30億円が玉野市の一般会計に

繰り入れられる可能性がある。

 しかし、年3億円ではその半分、15億となる。

市長等は20年間、毎年最低3億円が市に入るのでというが、

10年、20年先のことはわからず、確かな保証はない。

不透明、密室協議で、市民参加の検討委員会も設置せず、

議会や市民に内容を十分に知らさないまま、

20年間の債務負担行為補正予算を12月議会に提出するなど、

まさに、異常な事態である。


市民センター機能縮小問題も一般質問で取り上げた。

12月16日(月)は、議案質疑に立った。

競輪場の20億円施設整備と20年間債務負担行為予算、

学校給食センターの債務負担行為予算、

市民会館の廃止条例の質疑である。

17日(火)から厚生委員会が開催されている。

市民病院建設の基本計画案や現状の経営報告などが

午前10時から午後4時半頃まで一日協議された。