昨日10月28日(月)は、午前10時から厚生委員会の2日目の決算審査のため、
午後5時頃まで審議した。今日も午前10時から決算審査である。
保険年金課所管の決算、国保会計決算、福祉政策課、環境保全課所管など、
執行額に対する費用対効果やチェック機能を果たす観点から質疑するが、
詳細な執行内容がよく分からない事もあり、勉強会的な質問になることもある。
住民本位の行財政改革の視点で、各決算の執行が適切であるかどうか、
市当局に課題を投げかけ、新たな資料準備、提出を求めることもある。
この決算審査に厚生委員会は、最低3日から4日間をかけるが、
重要なことは厚生委員会全体として、執行部に対して、
次の予算編成等に向けて、この決算審査に出された意見をどのように
活かし、反映させていくのかが、問われている。
難しい課題だが、市当局は市長にのみ顔を向けて仕事をするのでなく、
二元代表制の一方である、議会の意見を聞き、評価され、そのことを通じて、
市民、住民一人ひとりに向き合い、「全体の奉仕者」として憲法に基づいて
自らの仕事、予算執行を総括する。
決算審査における審議は、この点も包含しているだろう。