図書館・公民館移転整備の2回目のワークショップが昨日、8月22日(土)午前10時から開かれ、これに参加した。
約2時間の開催時間のうち、市側と㈱図書館流通センター・TRCの説明やお話しで1時間を費やす。
第1回目のワークショップの市民意見を踏まえ、トイレの増設や和室の変更など若干の設計変更案が述べられた。
しかし、これらの説明等について、質疑応答の時間はなく、多くの参加者は理解不十分のままである。
6人程度のグループ分したチーム内で、約30数名ほどが個人の意見や感想をそれぞれに出し、それをメモ用紙に書き込んだ。
その意見の取りまとめの発表に1チーム3分。ほとんどのチームが発表時間の3分をオーバーした。
短すぎる、せめて6分程度が必要である。
私は、①市民一人当たりの貸出冊数、登録率などの指標目標を明確にすること。せめて県内の5位以内に。
②にぎわいの創出を第一に掲げるが、市民の利用度、満足度をどれだけ高めるかの視点での評価こそ重要。
③公民館と図書館の配置はきちんと分けたほうがよいこと。
④自動貸出機の3台を減らしても、職員・スタップを増やし、充実させること。
(これは多くの参加者から意見が出されている)
⑤図書館の中で飲食、コーヒー等を飲みながらの書籍の閲覧は問題。(これも同様の意見が発表されていた)
などの意見を出した。
本来のまちづくり等のワークシップとは、住民が中心となって地域の課題解決や改善計画を検討したり、
公共施設の計画等に、住民参加の形態として位置づけられているもので、もっと住民主体の自由な意見が取り交わせる
ワークショップが本来の公共施設整備やまちづくり等かかわるワークショップの在り方であろう。
次の3回目は9月12日が最後であり、もう住民の意見集約や意見交換はなく、主催者からの一方通行で終了予定。
玉野市が実施したそれは、行政主導ですべて枠をはめて、レールを敷いており、住民から出された様々な意見や改善・問題点の
意見集約への十分な時間もなく、配置設計等の若干の許される範囲内での修正のみである。
これでは消化不良となるだけで、拙速に強行した指定管理者制度の問題点、課題は何か、
メルカ移転整備で玉野市の今後の公共施設整備は良いのか、などこの根本問題こそ
住民参加で本来のまちづくりワークショップとして取り組むべきであろう。
お粗末の限りである。
市長のトップダウンで拙速に推し進める民営化と移転整備。
教育委員会・職員は振り回されて、ものが言えない。
本質は、指定管理者の民間営利企業は東京本社にどれだけ利益を持ち帰るのか、
このことが最大の目的であり、図書館・公民館をビジネスとして位置づけているのである。
この本質は、設計においても同様である。図書館や中央公民館の本来の目的達成よりも、
「にぎわいを優先する」━特定の地元企業優先、民間企業の願いと都合優先のゆがんだ市政の姿がみえてくる。
約2時間の開催時間のうち、市側と㈱図書館流通センター・TRCの説明やお話しで1時間を費やす。
第1回目のワークショップの市民意見を踏まえ、トイレの増設や和室の変更など若干の設計変更案が述べられた。
しかし、これらの説明等について、質疑応答の時間はなく、多くの参加者は理解不十分のままである。
6人程度のグループ分したチーム内で、約30数名ほどが個人の意見や感想をそれぞれに出し、それをメモ用紙に書き込んだ。
その意見の取りまとめの発表に1チーム3分。ほとんどのチームが発表時間の3分をオーバーした。
短すぎる、せめて6分程度が必要である。
私は、①市民一人当たりの貸出冊数、登録率などの指標目標を明確にすること。せめて県内の5位以内に。
②にぎわいの創出を第一に掲げるが、市民の利用度、満足度をどれだけ高めるかの視点での評価こそ重要。
③公民館と図書館の配置はきちんと分けたほうがよいこと。
④自動貸出機の3台を減らしても、職員・スタップを増やし、充実させること。
(これは多くの参加者から意見が出されている)
⑤図書館の中で飲食、コーヒー等を飲みながらの書籍の閲覧は問題。(これも同様の意見が発表されていた)
などの意見を出した。
本来のまちづくり等のワークシップとは、住民が中心となって地域の課題解決や改善計画を検討したり、
公共施設の計画等に、住民参加の形態として位置づけられているもので、もっと住民主体の自由な意見が取り交わせる
ワークショップが本来の公共施設整備やまちづくり等かかわるワークショップの在り方であろう。
次の3回目は9月12日が最後であり、もう住民の意見集約や意見交換はなく、主催者からの一方通行で終了予定。
玉野市が実施したそれは、行政主導ですべて枠をはめて、レールを敷いており、住民から出された様々な意見や改善・問題点の
意見集約への十分な時間もなく、配置設計等の若干の許される範囲内での修正のみである。
これでは消化不良となるだけで、拙速に強行した指定管理者制度の問題点、課題は何か、
メルカ移転整備で玉野市の今後の公共施設整備は良いのか、などこの根本問題こそ
住民参加で本来のまちづくりワークショップとして取り組むべきであろう。
お粗末の限りである。
市長のトップダウンで拙速に推し進める民営化と移転整備。
教育委員会・職員は振り回されて、ものが言えない。
本質は、指定管理者の民間営利企業は東京本社にどれだけ利益を持ち帰るのか、
このことが最大の目的であり、図書館・公民館をビジネスとして位置づけているのである。
この本質は、設計においても同様である。図書館や中央公民館の本来の目的達成よりも、
「にぎわいを優先する」━特定の地元企業優先、民間企業の願いと都合優先のゆがんだ市政の姿がみえてくる。