日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

岡山県・玉野市 日本共産党の前市議会議員 松田達雄の活動ニュース

全員協議会に臨み

2013年09月04日 | 市議会
今日5日(木)から9月定例市議会が開会される。

午前10時から市長の議案提案等で午前中はかかる。午後1時半から議員全員協議会が開かれる。

協議内容は、「玉野市議会議員政治倫理要綱」(案)について、議会改革特別委員会を中心に策定した案に対して、

全議員で最終的な協議をし、正式な要綱とするための協議である。

さらに、政策部が取りまとめた「玉野市公共施設の再編整備等の方向性について」(案)を協議する。

議決事項ではないが、「基本的な施設整備の方向性」を議会の承認を得るための全員協議会である。

私は、第一に、施設整備を進めるための財政状況の見通しが明確でなく、単に「後年度負担への配慮」として、

「財政健全化の観点から、将来の公債費負担が市の財政に相応しい範囲内にとどまるよう十分配慮する必要」と

記載されているが、具体的にどの程度の市債発行で、今後、年度単位でどの程度に投資的経費を投入できるのか、

財政見通しをもう少し明確にする必要があること。

第二に、都市施設として公園緑地、児童遊園の記載があるが、年間約7千万円の維持管理費を費やす

深山公園の在り方には言及していないこと。

また、「統廃合・民営化などを検討すべき施設」として、「和楽園」、保育園など、

「民間事業者による効果的・効率的なサービス提供が可能」という理由で「民営化」推進の方向ですが、

その検証も、質の高い施設運営などについて十分保障する対策もなしに、民間に投げ出すやり方は認められないこと。

全体として、住民目線で少子高齢・人口減少時代に適切に対応した市政運営全体、全施設の見直し、

行財政改革の検討が求められていることなど、

議論を深める必要があり、各論の具体化では再度審議する必要があることを主張する予定である。