2018年の「秋ジャガ」の栽培状況・経過を記録した。
まずは、結果としての収量から。 種イモが何倍になったか。
グランドペチカ 19倍。 彦星 13倍。 ポラリス 18倍。 アンデス 17倍。これらは自家種で「平均17倍」。
デジマ 6倍。 全体・平均は「14倍」。
文句なしの出来だとの感想。
なお、デジマは購入種で、芽出し開始が遅く、植え付け後も出芽が極めて遅かった。奇しくも、芽出し開始が遅いと良くないことの証となった。・・うちは、例年は8月10から15日頃に芽出し開始だけど、今年は(理由なく)送れた。
まず、芽出し開始は8月20日。
芽が出ている種イモもあるが出ていない種イモもあるまま、9月6日に植えた。
暑い時期だからツイン(白黒)マルチを使用、穴あけしてから植えた。ジャガイモは「マルチに穴あけして植える」方法にしている。
左手で掘って、右手に持った種イモをそっと植えるだけ。
途中の出来具合から、まずまずの収穫を予測、同時に、遅く手配したデジマだけは、生育が遅く、惨たんたる結果を見込まざるを得なかった。
今日のブログが詳しい記録になったのは、実は昨年春、某雑誌から「秋ジャガの芽出しした種イモの様子はすごい。これならイモが良くできると思うし、リポートして」との話があったるので、まとめたのが本音。
マルチ栽培を始めた時のことは、過去記録から今日のブログ末に抜粋・リンク。
★ 2014年4月27日ブログ ⇒ ◆聞いてびっくりした「ジャガイモのマルチ栽培」/でも、やってみて、十分納得している
マルチから芽を発掘するのは結構大変。慣れれば難しくはないけど、芽が焼けないようにするためには、毎朝見に行かないといけない。
九州では、種イモを土の上に置いて、白黒マルチを覆うだけらしい。
本州では、種イモを土の中5から10センチに置いて、黒マルチで覆う、という。
★ 2014年6月29日 ⇒ ◆ジャガイモのマルチ栽培は大成功/種イモの18倍の収量/味もよし/土寄せも草取りも不要の超省力型
今年は、ジャガイモを黒マルチで栽培した。初めてのこと。
なお、今朝の気温は0度。ウォーキングは快適。昨日1月5日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数3,829 訪問者数1,257」。
ところで、昨年の畑から。
★2017年12月19日⇒ ◆初めて栽培した「短形自然薯」の収穫の状況/一株平均は 1.9kg/最大は一株1本で 4.8kg/全90株の総合計 分枝数232本 重量170kg/収量は「種イモの約30倍」「上出来」か
★2017年11月26日⇒ ◆サトイモ 種イモ11キロから 収穫は480キロ なんと40倍に 「一株平均4kg」 つまり100グラムの種イモが4キロに/小芋・孫イモどり系の「円空イモ」/親芋が半分としても、20倍、一株2キロ
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種イモが何倍になったか。
(小数点以下・四捨五入)
グランドペチカ 19倍
彦星 13倍
ポラリス 18倍
アンデス 17倍
自家種・平均 17倍
デジマ 6倍 (購入種)
全体・平均 14倍
●芽出し開始は8月20日
砂を数センチの厚さに敷いて種イモを並べる。
びっしりで良い
左から、アンデス、彦星、ポラリス、グランドペチカ、グランドペチカ、

種イモが隠れる程度に砂を被せる。
ホームセンターの一袋20キロ200円程度の川砂。
上と下で、計2袋半ほど使った

●植穴が余分にできる計算になったので、
追加で「デジマ」だけ購入して
芽出し開始 8月30日

●地下室の最高最低・温度計(9月3日)
この時期、外気温の最高は35度以上。
倉庫の地下室内は、
ふたを開けて倉庫室内と一体の開放状態でも
23度から25度あたり(緑の枠)
(左が最低温度、右が最高温度)

●9月3日の様子(ポラリス)

●植え付け 9月6日
植え付け前、倉庫から畑に移動


まず、砂から発掘して、

そっと、箱に並べて植える態勢に。

植穴を開けたマルチ。
暑い時期だから、太陽が落ちてから、
左手で土を掘って、
右手に持った種イモをそっと植えただけ

●9月22日
芽欠きは株・2本が目標
手前はアンデス。
この時期、出芽のムラがあるが・・・

●10月1日

●収穫日 12月9日
地上部はこんな様子。
枯れ上がり状況は、品種によりムラムラ

地上部の茎を取り除いた後

マルチをはずすと ごろごろと 出ている


一株当たりのイモの出来具合


デジマは深いところにもイモができる特徴があった

収穫終わりは気分良し







品種別の出芽の様子
●芽出し開始は8月20日
アンデス、●9月3日

彦星、●9月3日

グランドペチカ、●9月3日

-2 
ポラリス、●8月29日

●8月30日 芽が伸びすぎてはいけないので
ポラリスだけこの日、外の日陰に出した

●9月3日 外の日陰

デジマ 8月30日に芽出し開始
●9月3日
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過去記録から
★ 2014年4月27日ブログ ⇒ ◆聞いてびっくりした「ジャガイモのマルチ栽培」/でも、やってみて、十分納得している
マルチから芽を発掘するのは結構田へ員。慣れれば難しくはないけど、芽が焼けないようにするためには、毎朝見に行かないといけない。
ジャガイモをマルチ栽培する、と聞いてヘェーッと驚いた。
九州では、種イモを土の上に置いて、白黒マルチを覆うだけらしい。
本州では、種イモを土の中5から10センチに置いて、黒マルチで覆う、という。
教えてくれたのては、寺町畑さん。
実際に各地でやっているのだから、その手法自体に疑いを持つ必要はない、だが、マルチから芽が伸びてくるのが確実に判るか心配だった。
・・それが、毎日見回っていると、ほぼ、失敗なく、ツンと黒マルチを突き上げる芽を見つけることができた。
・・・・「芽」の感覚が分からなかったので、いくつか間違えて、小石などに騙されて、マルチを破った。
しかし、最初の芽を開けてたら、そのひとつ目で見つけるためのイメージがわかった。
「2本」じたてのために「種イモ一個あたり、2つの穴」を基本とした。
その他の「芽」のツンは無視した。ということで、穴はできるだけ小さ目にあける。
ジャガイモは、例年、4月初めごろの寒さで葉が黒く焼ける。
それが、腰は皆無。それなりに寒い日はあったけれど、マルチ栽培のおかげだと納得。
・・・(以下、略)・・・ |
★ 2014年6月29日 ⇒ ◆ジャガイモのマルチ栽培は大成功/種イモの18倍の収量/味もよし/土寄せも草取りも不要の超省力型
今年は、ジャガイモを黒マルチで栽培した。初めてのこと。
3月17日に植え付けてから4月中ごろまで、マルチからの出芽はまあまあ順調。
その後の生育は、一般の栽培より生育が早く、茎葉の出来もよいので、通常程度の収穫量は間違いなさそう、そんな予感。
あと、生育は早く、地温が高い分、短期で収穫できる作型かと思った。
つまり、これなら、十分に導入の価値がある、ということ。
しかも、草が生えないし、土寄せもないから、手間がかからない超省力型。
それでも、はたして、マルチの下で、肝心のジャガイモができているかは、全く不明。
6月に入り、葉が黄色くなった、アンデスなど赤系や白系など全体の約半分を収穫。
6月中旬に、こちらも遅れて黄色くなってきた紫系や白系などを収穫。
収量は多かった!!
植え付けた種芋の重さの約「18倍」の収量!!
しかも、味も良し。雨が入らないので水気がほとんどないからだろうか。
・・・(以下、略)・・・ |
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