そんなことがあったのか!? という思いで聞いた昨日のニュース。
1961年、B52爆撃機から落下した水素爆弾が爆発寸前に至る事故が起きていた、という。
事故自体は知られていたけれど、米政府はこれまで、爆発の危険性、重大なことになる寸前だったことをを繰り返し否定してきたそうだ。
イギリスの新聞が、「情報公開法により米ジャーナリストが入手した機密文書で明らかになった」と報道した。
時事通信では、
「この水爆は広島型原爆260個分に当たる4メガトンの威力があり、実際に爆発すれば、
死の灰が首都ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨークなど大都市まで及び、数百万人の命が危険にさらされた可能性があった」
事態の重大さを隠していたのはケネディ政権。
表と裏か、あるいは、真実がトップまで伝えられずに消されたのか・・
ともかく、そのケネディの親族が駐日大使になる予定という。
日本を重視、かと思ったら、外交の初歩を学んで来い、・・・らしい。
★NHK 2013年8月19日(月)特集まるごと/ ルース駐日大使
「・・・・ ルース氏は、2008年のアメリカ大統領選挙でオバマ大統領に多額の献金をするなど、 有力な後援者として知られていました。 弁護士出身のルース氏。
駐日大使に就任するまで外交経験がなかったことから、当時はその手腕を不安視する声も ...」
「ケネディ氏の場合は多分、ルース大使と同様、日本との関係、外交の経験がないんですが、ただ大統領との関係が近いということと、
もう1つは知名度が大変高い方ですので、日本の存在感を高めて日米関係を強化」
・・と、今朝は過去の危険な事件のことを見てみた。
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●1961年米南部で核爆弾落下 あわや大惨事
2013/09/21 12:02 【共同通信】
米軍爆撃機B52(AP=共同)
【ワシントン共同】英紙ガーディアン(電子版)は20日、米南部ノースカロライナ州ゴールズボロ上空で1961年1月、飛行中の米軍爆撃機B52から核爆弾が外れて地上に落下し、奇跡的に起爆を免れた事故の詳細を伝えた。爆弾は広島に投下された原爆の260倍の威力があり、大惨事になる恐れがあったという。
機密指定を解かれた米公文書を基に報じた。事故の存在は一般にも知られていたが、同紙は核惨事の瀬戸際だったことを初めて裏付けた「決定的証拠」としている。
●新事実発覚、1961年米国上空で水爆あわや爆発
The Voice of Russia 21.09.2013, 11:01
Photo: RIA Novosti 機密指定を解かれた米政府の内部資料によって、1961年ノースカロライナ上空で水爆が爆発しそうになる事故があったことが明らかになった。日本に使用されたものの260倍の威力をもつ水爆であった。
20日、BBCが報じたところによれば、2発の爆弾を積んでゴールズボロ市上空を飛行していたB-52機が空中で爆発し、爆弾は地上に落下した。爆弾には偶発的爆発を防ぐ装置が備えられていたが、それは作動しなかった。しかし、たまたま低電圧の継電器(「リレー」)が爆弾と連動しなかったため、結果的には爆発を免れた。
1950年から1968年という期間だけで、米国では700件もの核爆弾に関する事故が起こっている。なお、この情報は、エリック・シュロッセル記者によってBBCにもたらされたもの。
同紙によると、61年1月に飛行中のB52がトラブルを起こし、搭載していた2発の水素爆弾が機体から外れ、牧草地などに落下した。
●61年の核爆弾落下 あわや大惨事だった 広島原爆の260倍
スポニチ. 2013年9月22日 06:00
英紙ガーディアン(電子版)は20日、米南部ノースカロライナ州ゴールズボロ上空で61年1月、飛行中の米軍爆撃機B52から核爆弾が外れて地上に落下し、奇跡的に起爆を免れた事故の詳細を伝えた。
爆弾は広島に投下された原爆の260倍の威力があり、大惨事になる恐れがあったという。機密指定を解かれた米公文書を基に報じた。
事故の存在は一般にも知られていたが、共同電によると、同紙は核惨事の瀬戸際だったことを初めて裏付けた「決定的証拠」としている。
飛行中のトラブルで、搭載していた2発の水素爆弾が機体から外れ、牧草地などに落下した。
●米で落下した水爆、爆発寸前だった…英紙報道
(2013年9月22日00時22分 読売新聞)
【ロンドン=佐藤昌宏】英紙ガーディアンは21日、情報開示された米機密文書を基に、米南東部ノースカロライナ州で1961年1月に起きた米軍爆撃機からの水爆落下事故で、地面に落ちた水爆2発のうち、1発が爆発寸前の状態にあったと報じた。
事故の発生自体は公表されていたが、米政府はこれまで、爆発の危険性を繰り返し否定してきた。この水爆は、広島に投下された原爆の260倍の威力があり、爆発していれば、首都ワシントン、ニューヨークなどに「死の灰」が降り、数百万人が生命の危険にさらされたという。
同紙によると、水爆を積んだ米空軍爆撃機B52は、ノースカロライナ州ゴールズボロの基地を飛び立った直後に故障。空中で機体がばらばらになり、水爆2発が落下した。それぞれパラシュートが開き、牧草地などに落ちたが、このうち1発は、四つの安全装置のうち、三つまでが解除された状態になっていたという。
●史上最悪の核爆発 かろうじて免れる
NHK 9月21日 17時57分
1961年にアメリカ南部で爆撃機から水爆が落下した際に安全装置の1つがかろうじて機能したため史上最悪の核爆発を免れていたことが分かったとイギリスの主要なメディアが伝えました。
冷戦のさなかの1961年1月、当時のソビエトによる核攻撃の警戒に当たっていたアメリカ軍のB52戦略爆撃機が南部ノースカロライナ州で墜落し、その際、2個の水爆が落下しました。
2個はいずれも広島に落とされた原爆およそ260個分の破壊力がありましたが、当時発足したばかりのケネディ政権は安全装置が機能したため爆発せず深刻な事故ではなかったと説明していました。
これについてイギリスの新聞ガーディアンと公共放送BBCは20日、機密指定が解除され公開されたアメリカの公文書から実は史上最悪の核爆発をかろうじて免れていたことが分かったと伝えました。
それによりますと2個の水爆のうち1個で起爆装置が作動し、4つある安全装置も3つまでが解除されましたが、最後に残った最も単純な仕組みの安全装置が機能したため、爆発に至らずに済んだということです。
イギリスのメディアは落下した水爆が爆発していたら首都ワシントンやニューヨークなどにも影響が及ぶ史上最悪の核爆発になっていたとしてアメリカの核兵器の管理はずさんだったと指摘しています
●米水爆、事故で爆発寸前に=61年、広島型の260倍-英紙
時事。(2013/09/21-11:13)
【ロンドン時事】米ノースカロライナ州で1961年、B52爆撃機から落下した水素爆弾が爆発寸前に至る事故が起きていたことが、情報公開法により米ジャーナリストが入手した機密文書で明らかになった。英紙ガーディアン(電子版)が20日伝えた。
この水爆は広島型原爆260個分に当たる4メガトンの威力があり、実際に爆発すれば、死の灰が首都ワシントン、フィラデルフィア、ニューヨークなど大都市まで及び、数百万人の命が危険にさらされた可能性があったという。
報告書は、エネルギー省が管轄するサンディア国立研究所の核兵器の安全管理を専門とする技術者が事故の8年後に作成。
報告書によれば、61年1月23日、ノースカロライナ州ゴールズボロの空軍基地を飛び立ったB52が空中できりもみ状態となり墜落し、水爆2個が落下。
うち1個の起爆装置が作動し、四つの安全装置のうち三つまでが解除されたが、最後のスイッチが残り、かろうじて爆発を免れた。
米調査ジャーナリスト、エリック・シュローサー氏が、核軍備競争などに関する新著の調査の一環としてこの文書を入手した。
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