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てらまち・ねっと



 認定NPO法人の「高木仁三郎市民科学基金」という団体がある。
 認定NPO法人制度とは、「認定特定非営利活動法人制度は、NPO法人への寄附を促すことにより、NPO法人の活動を支援するために税制上の優遇措置として設けられた制度」(内閣府)とされている。 

 その認定を受けている老舗団体の「高木基金」の目的は、「現代の科学技術がもたらす問題や脅威に対して、科学的な考察に裏づけられた批判のできる「市民科学者」を育成・支援すること」とされている。
 
 昨年の夏、「高木基金」が「助成する先の選考をする委員の一般公募」を行った。「いわゆる学識経験者や専門家といわれる方より、市民の立場、市民の視点から、様々な社会問題の現場で活動された経験などをお持ちの方からの応募を期待」とあったので、時の気分で締め切り間際に応募した。
 ・・・、書類選考や面接などを経て、採用通知がきた。経過は、2018年11月5日のブログにしたので今日の後半に一部を再掲しておく。

 ともかく、昨年11月の「アジア枠」の助成先の選考の作業(今回の申請29件から自分が良いと思うものを9件、ランク付けする)が済んだ。
 続いて12月の年末には、「国内枠」の助成先の選考書類がどさっと届いた。

 ≪選考のながれ ・ 選考委員会で書類選考を行い、結果を2018年2月中旬頃までに応募者全員に通知。/書類選考通過者には、原則として、2019年3月中旬頃に都内で実施する公開プレゼンテーションに参加し、自らの調査研究計画を発表≫

 ≪書類選考にあたっては、A、B、C 格付≫ 3件ずつ9件まで選ぶ基本。
 「国内枠」39件の申請から、新規と継続について、「これではだめ」というDランクもつける。
 しかも、すべての案件にコメントを付けることとされているから、結構、手間がかかる。

 1月20日までに、評価表のエクセルを添付ファイルで送信して提出するという締め切り。
 とはいえ、19日20日は名古屋で選挙講座があり、講師としてのレジメづくりが今週は忙しい。それで、昨日までに、「高木基金」の書類選考を済ませて、早めだけど昨日送信しておいた。申請した団体・人に失礼にならないように評価表は何度も修正した。
 
 ということで、今日は、その「高木基金」の紹介を同団体のWEBの抜粋で構成しておく。
 「面接」では「宣伝・PRも大事」との旨も強調したわけだし・・・

 抜粋して紹介しておくのは次。
●(抜粋) 2018年7月31 日 高木仁三郎市民科学基金 助成選考委員 公募のお知らせ 高木仁三郎市民科学基金 代表理事 河合弘之
●(抜粋) 高木基金について
● 2018年度の助成事例一覧 
● 助成応募の方法  アジアの助成詳細 [英文]
●(抜粋) 国内の個人・グループへの調査研究助成 
 
なお、今朝の気温はマイナス1.6度。ウォーキングは快適。昨日1月14日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4,588 訪問者数1,589」。

※ 前記の公募と採用の時の話は ⇒ ◆高木市民科学基金 公募に応じて委員になりました/助成応募受付開始 11月1日~12月10日 、総額900万円/設立17年間の助成実績、国内枠302件、1億6700万円、アジア枠63件、2786万円
 ≪環境問題、社会問題との絡みで有機農業を始めたから、反原発・脱原発の運動にはかかわってきた。その関係で「高木仁三郎」という人は馴染みのある名前。
 その高木基金が、助成する先の選考をする委員の一般公募をこの夏に行った。ふーんと流し読み。
 それが応募締め切り3日前の8月29日に、「面白そうだからやってみたい」と思った。
 ・・・「課題・レポートの文書」と「履歴書」が指定されていたので作成。ずっと農業、自由業でいたから「履歴書」を書くのは初めて。ともかく、早速、書類を作成して出した。
 選挙で有権者によるテストはいつも受けてきたけれど、組織に就職したことはないから、「面接」など一度も受けたことがない。
  ・・・9月に東京で面接があった。・・・先月、「委員を委嘱」との通知があった。 
 ・・早速、現在進行形の「アジア枠」の助成先の選考の書類が送られてきた。選考基準や格付けなどは・・・
 ・・11月になって、「国内枠 助成応募受付開始のお知らせ」が出された。≫

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●(抜粋) 2018年7月31 日 高木仁三郎市民科学基金 助成選考委員 公募のお知らせ 高木仁三郎市民科学基金 代表理事 河合弘之
  ・・・(略)・・・高木基金の活動に共鳴する方であれば、学歴、年齢、性別などの資格条件は定めませんが、今回の募集では、いわゆる学識経験者や専門家といわれる方より、市民の立場、市民の視点から、様々な社会問題の現場で活動された経験などをお持ちの方からの応募を期待しています。・・・

選考委員の任務は、主に以下の5点となります。
① 例年、10月中旬から11月上旬に、アジア向け助成の応募書類(英文20件程度)について書類選考を行う。
② 例年、12 月下旬から翌年 1 月中旬に国内向け助成の応募書類(60件程度)について書類選考を行う。
③ 1月末から2月上旬頃に都内で開催される国内向け助成の選考委員会(平日又は週末の終日)に参加し、選考委員会としての書類選考を行う。
④ 3 月上旬頃に開催される国内向け助成の「公開プレゼンテーション」および理事会(土曜か日曜の終日)に参加し、意見を述べる。
⑤ 例年7月頃に開催する、前年度助成の成果発表会などに参加し、助成先の調査研究などへのアドバイスを行う。
・・・(略)・・・


●(抜粋) 高木基金について
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)は、2000年10月に62歳でこの世を去った市民科学者、高木仁三郎の遺志によって設立されました。高木仁三郎は、自らの遺産を元に基金を設立し、彼の生き方に共鳴する多くの人々に寄付を募り会員になってもらい、次の時代の「市民科学者」をめざす個人やグループに資金面での奨励・育成を行ってほしいとの遺言(「高木基金の構想と我が意向」)を残しました。

高木基金の沿革
2000年12月10日に日比谷公会堂で開催された「高木仁三郎さんを偲ぶ会―平和で持続的な未来に向かって―」において、「高木基金設立の呼びかけ」が行われ、この日をもって高木基金は発足しました。2001年9月にはNPO法人として法人格を取得しました。

高木基金は2001年10月に第1回の助成募集を発表して以来、2011年3月までに、のべ177件、総額9,353万円の日本国内およびアジアの個人・グループによる市民科学をめざす調 査研究・研修への助成を実施しています。

高木基金の目的
高木基金の目的は、現代の科学技術がもたらす問題や脅威に対して、科学的な考察に裏づけられた批判のできる「市民科学者」を育成・支援することです。

高木基金の考える「市民科学」とは、私たちの安全、人権、環境、社会、平和を脅かす諸問題に対して、科学者としての専門性を持ちながら、市民の視点にたって解明、解決をめざす営みと言えます。未来を切り拓く科学は、政府や産業界の出資と管理のもと、国家や巨大企業の視点からおしすすめられるものではなく、真の公共性、公益性を追求する市民の自発的な活動の中からこそ生まれてくるであろうという期待を込めて、高木基金では、若手研究者や、NPO・NGO・市民グループ等で活動しながら「市民科学者」をめざす人たちを積極的に応援したいと考えています。

高木基金の助成活動
高木基金の助成活動の主な特徴としては、市民科学にふさわしい研究を市民が選び、応援していくことを目指して、国内の助成選考の過程においては、毎年「公開プレゼンテーション」を行い、高木基金の支援者や一般市民の方々の意見を取り入れることを心がけています。また、調査研究・研修終了後は「成果発表会」を開催するほか、助成報告集の発行やウェブサイト等を通じて、その成果を市民社会へ還元し、市民の評価にゆだねることを重視しています。


そのほかにも、「市民研究サポート」を通じた委託研究への支援、高木基金の助成を受けて調査研究に取り組むグループや研究者同士が経験や情報を共有する場としての「公開研究会」や広く一般を対象としたセミナー等を実施しています。

  ● 2018年度の助成事例一覧 

● 助成応募の方法
 アジアの個人・グループへの助成については以下のページをご確認ください。
     アジアの助成詳細 [英文]

●(抜粋) 国内の個人・グループへの調査研究助成 
対象となる調査研究
・ 市民科学の視点に立った調査研究活動を助成します。調査研究の分野は特に限定しません。
・ 同種のテーマでの応募は連続3回までとします。過去に高木基金から助成を受けた調査研究を継続して応募する場合は、そのことを明記してください。
・ キャンペーン活動、映像等による記録、情報発信等を主とした活動も、過去には助成の対象としていましたが、この募集では、具体的な調査研究活動を優先します。
・ 助成金を充当する支出は、調査研究の実施およびその成果の発表、政策提言などに要する諸費用とします。人件費やグループの運営経費に助成金を充当することも可能ですが、資金使途および金額の妥当性も含めて審査します。

対象者
・ 資格・年令、法人格等の制限はありません。一般の市民や市民グループも対象となります。
・ 研究費の獲得が難しい立場の方からの応募を優先します。

助成金額/・ 1件あたりの助成金額は、以下の金額を上限とします。
  「新規・一般応募」:100万円、「継続応募」:原則として50万円

助成予算/・ 総額900万円(内訳「新規・一般応募」:600万円、「継続応募」:300万円)

助成対象期間/・ 原則として2019年4月~2019年3月の間に実施される調査研究を対象とします。
応募期間/・ 2018年11月1日~12月10日

選考のながれ
・ 選考委員会で書類選考を行い、結果を2018年2月中旬頃までに応募者全員に通知します。
・ 書類選考通過者には、原則として、2019年3月中旬頃に都内で実施する公開プレゼンテーションに参加し、自らの調査研究計画を発表していただきます。


・ 公開プレゼンテーションでの発表・質疑応答等を踏まえ、高木基金の理事会で助成先の最終決定を行い、2019年3月下旬までに助成先を発表します。



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