自民党の総裁選の昨日のニュースを見て感じたこと。
あの、自民の中では右に走り軍備を固めたい主義、そんな印象だった石破氏が「まとも」に映る。それほど異常な安倍氏とその周辺、という対比と構図。もちろん、争点を明確にする作戦なのは明らか。
自民の総裁選は、国会議員票と地方票が同数になったそう。そういう意味では波乱が起きてもおかしくはない。そんな期待で、上記の件のニュースから幾つかを記録しておく。
●石破氏「安倍さん支持の大合唱、自民党変質したのかも」/朝日 2018年8月10日
●石破氏、総裁選立候補を正式表明 「正直、公正」対立軸に/東京(共同)8月10日
●石破氏「正直で公正な政治を」…総裁選出馬表明/読売 8月10日
●石破茂氏の戦略と誤算 「反安倍」票狙い「冷や飯」批判逆効果、支持伸び悩み/産経 8.11
●石破茂氏、総裁選出馬を表明 安倍首相との違い強調/日刊スポーツ 8月10日
●「何を思いあがっているのか」石破茂が安倍総理への「宣戦布告」手記を発表/文藝春秋 2018年9月号
●自民総裁選、展望を語る 「安倍氏圧勝」に死角は/毎日 8月10日
●なぜ安倍首相はなりふり構わず「石破潰し」に動くのか ~早くも総裁三選の「その先」を見据える安倍。残る懸念は地方票の行方か~ - 赤坂 太郎/文春オンライン 8月10日
●安倍首相が石破氏との一騎打ちで狙うライン 総裁選で得票差が2倍以下なら1強に陰りも/東洋経済オンライン 8/08
●地方票の比重大、国会議員票と同数に 決選投票にも反映/産経 8.10
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●地方票の比重大、国会議員票と同数に 決選投票にも反映
産経 2018.8.10 21:33
自民党総裁選に立候補するためには、党所属国会議員20人の推薦が必要となる。党員・党友の地方票と国会議員票の合計で争われ、過半数を得れば当選となる。地方票の比重を高めるため、平成26年に300票から所属国会議員と同数(現在405票)に変えた。前回の27年総裁選は無投票だったため、選挙戦が確実な今回の総裁選で初めて適用されることになる。
これまで地方票は党員数などに応じて各都道府県連に4~16票が配分されていたが、全国の合計得票数に応じたドント方式に改定した。・・・(以下、略)・・・ |
●石破氏「安倍さん支持の大合唱、自民党変質したのかも」
朝日 2018年8月10日 01時55分
自民党・石破茂元幹事長(発言録) (2012年の党総裁選は)安倍さんや私の5人が出て、(08年の)麻生さんが総裁になった時も5人出た。いち抜けたというか、「私は出ません。安倍さんを支持します」という大合唱で、6年前と何か自民党は変質したのかもしれない。かつて5人出て、議論を戦わせた自民党はどこにいっちゃったんだろうねという気が正直言ってする。
●石破氏、総裁選立候補を正式表明 「正直、公正」対立軸に
東京(共同) 2018年8月10日 19時17分
自民党の石破茂元幹事長は10日夕、国会内で記者会見し、9月の党総裁選への立候補を正式に表明した。連続3選を目指す安倍晋三首相(党総裁)との一騎打ちとなる公算が大きく、6年ぶりの選挙戦となる見通し。安倍政権の経済政策アベノミクスや憲法改正といった政策に加え、森友、加計学園問題を巡る首相の政権運営を念頭に「正直、公正」な政治姿勢を対立軸に据え徹底的な論戦を挑む。
首相は11日に山口県に入り、党山口県連会合であいさつを予定する。総裁選出馬に言及する可能性もあり、石破氏とともに動きが活発化しそうだ。
総裁選は「9月7日告示―20日投開票」の日程で実施する見込み。
●石破氏「正直で公正な政治を」…総裁選出馬表明
読売 2018年08月10日 20時45分
自民党の石破茂・元幹事長(61)は10日、国会内で記者会見し、9月の党総裁選への出馬を正式に表明した。一連の政権不祥事を踏まえて「正直で公正な政治」を公約に掲げ、憲法改正では、参院選の合区解消と緊急事態対応を急ぐ考えを示した。
・・・(以下、略)・・・
●石破茂氏の戦略と誤算 「反安倍」票狙い「冷や飯」批判逆効果、支持伸び悩み
産経 2018.8.11 00:22・・・(略)・・・。しかし、石破氏は内閣改造で首相の入閣要請を断るなど、政権や党運営に積極的に関与してこなかった。これが支持伸び悩みの「誤算」となった面は否めない。
「石破を支持したら『冷や飯』だとか『冷遇』だとか報道される中で、決然と参院の平成研究会が石破支持を表明していただいたのは本当にありがたい」
・・・(以下、略)・・・
●石破茂氏、総裁選出馬を表明 安倍首相との違い強調
日刊スポーツ 2018年8月10日22時29分
自民党の石破茂元幹事長は10日、国会内で会見し、党総裁選(9月7日告示、20日投開票予定)への出馬を正式に表明した。
キャッチフレーズは「正直、公正、石破茂」。「現政権にあれこれ、この場で言うのは控えたい」としながらも、「今起きている事象に、国民が本当かと思いを持っているのは事実。政権は正直、公正と思ってもらわないと政治は役割を果たせない」と指摘。森友&加計学園問題など不祥事が続いた安倍政権をけん制するような言葉を並べ、安倍晋三首相の手法との違いを強調する意向を示した。
<1>謙虚で正直で国民の思いに近い政治<2>透明・公平・公正な政治・行政<3>課題に正面から挑み決断する政治を掲げ、官邸の信頼回復に向けた「政治・行政の信頼回復100日プラン」の作成も表明。年内に実行に移す考えを示した。
・・・(以下、略)・・・
●「何を思いあがっているのか」石破茂が安倍総理への「宣戦布告」手記を発表
文藝春秋 2018年9月号
「自民党のいまの状況を見て、何も言わないということは、私にはできません」
8月10日午後、自民党の石破茂元幹事長は総裁選への立候補を正式に表明。あわせて同日発売の「文藝春秋」9月号に、安倍総理への「宣戦布告」ともいうべき手記「安倍総理よ、命を懸けて私は闘う」を発表した。
石破氏が強く懸念するのは、安倍長期政権の下、保身のあまり権力者に「忖度」する議員が増え、自民党が物言えぬ政党になってしまった現状だ。
「国会議員は、誰でも選挙が怖いものでしょう。だから公認という党の後ろ盾がほしいし、ビッグネームに応援にも来てほしい。また地元の期待にも応えたいから、大臣、副大臣、政務官、委員会の理事に至るまで、ポストが欲しいとも思うでしょう」。しかし、「われわれが選挙で選ばれた国会議員である限り、忠誠を誓う相手は有権者であって、官邸でもなければ党本部でもない」と石破氏は言う。
・・・(以下、略)・・・
●自民総裁選、展望を語る 「安倍氏圧勝」に死角は 毎日新聞専門編集委員・与良正男×ジャーナリスト・鈴木哲夫氏
毎日 2018年8月10日
9月の自民党総裁選で「3選確実」とも言われる安倍晋三首相だが、「死角」はないのか。現在、首相在任期間は通算6年7カ月。当選すれば、総裁としての任期は3年延長される。ジャーナリストの鈴木哲夫氏と、毎日新聞の与良正男専門編集委員が対談し、総裁選の行方を深掘りした。【司会・奥村隆】
石破氏は政治手法問え 与良/五輪後の国家像議論を 鈴木氏
--安倍氏の圧勝を予測する報道もあります。波乱要因はありますか。
与良 405票ある国会議員票では、安倍氏が半数を軽く超えるでしょう。注目点は石破茂氏が、同数ある地…・・・(以下、略)・・・
●なぜ安倍首相はなりふり構わず「石破潰し」に動くのか ~早くも総裁三選の「その先」を見据える安倍。残る懸念は地方票の行方か~ - 赤坂 太郎
文春オンライン 2018年08月10日 07:00
連続三選を目指す安倍晋三首相と石破茂元幹事長による自民党総裁レースは、一騎打ちへと雪崩れ込んだ。
もはや戦いの焦点は、安倍がどれぐらい石破を圧倒するのか、あるいは石破がどれだけ善戦できるかという「安倍の勝ち具合」に移っている。麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉官房長官、二階俊博幹事長ら政権の骨格が三選後にどう変わるか。すでに具体的な人事情報が口の端に登り始めている。
・・・(以下、略)・・・
●安倍首相が石破氏との一騎打ちで狙うライン 総裁選で得票差が2倍以下なら1強に陰りも
東洋経済オンライン 2018/08/08 泉 宏
立秋とともに猛暑が一服した永田町では、告示まで1カ月となった自民党総裁選に向けて、各派閥・グループによる水面下での多数派工作が進んでいる。誰もまだ正式には出馬表明していないのに、すでに現総裁の安倍晋三首相の「圧勝」が確実視される中、政治の世界で注目されるのは「首相の勝ち方」だ。首相サイドは、対抗馬の石破茂元幹事長に「トリプルスコア以上の圧倒的大差」をつけるべく、派閥単位での「票の囲い込み」に余念がないが、「やりすぎに対する党内の反発が怖い」との声も出始めている。
・・・(以下、略)・・・
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