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てらまち・ねっと



 東海環状自動車道計画に関して、こちらでは先週から今週にかけて、設計説明会があった。今後の幅杭の設置、位置確定、買収手続きなどの時系列や予定が示された。
 
 一昨日は、国が、岐阜市北西部の御望山で計画中の東海環状自動車道トンネル工事は、都市計画ルートより北側約200メートルを通過するルートに変更すると発表した。
 7月9日に「◆2週間以内に国がルート発表」とされていたけれど、伸びていた案件。ちっとも発表が無いのは、解散など国政の不安定が影響しているのかと見ていた。そしたら、29日に公表された。

 同時に、大量の産業廃棄物が不法投棄された岐阜市椿洞のルートは、当初計画の「橋方式」から「地下約10メートルのトンネル方式」に変更することで、「不法投棄ゴミ」部分との競合を回避するという。ま、これも、すでに関係地域には説明会が済まされていた。

 これらの、最終の国の意思の説明。

 このあと どうなるか。 

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(関連) 2007年11月28日
  ⇒ ◆東海環状自動車道計画 ルート変更の説明会。東海北陸自動車道の経過

 2007年11月29日
  ⇒ ◆東海環状自動車道関係・測量のこと。岐阜国道事務所の情報

詳しい図面やデータ、解説はリンク先の、下記の国道事務所Webページにある。
 東海環状自動車道(岐阜市御望山周辺)計画の再検討について
東海環状自動車道(岐阜市御望山周辺)計画の再検討について
 東海環状自動車道の岐阜市御望山周辺では、御望山調査検討会報告書を受け、その指摘事項への対応、社会的条件を踏まえ、現在都市計画決定されているルートも含め、計画の再検討を実施しました。

○ 御望山周辺において事業者計画案を作成しました。 平成21年7月29日更新

御望山周辺において事業者計画案を作成しました。 【PDF:1.8MB】平成21年7月29日更新


 「不法投棄ゴミ」部分とルート変更の関係
 (原計画より約10m低くするよに変更)

椿洞周辺の事業者対応案について 【PDF:525KB】 平成21年7月29日更新
1 経緯:
・東海環状自動車道(関~養老)の岐阜市椿洞周辺については、平成8年10月の都市計画決定後、平成16年3月に警察による強制捜査により、廃棄物の不法投棄が明らかになりました。

・その後、平成20年3月に、岐阜市が「岐阜市北部地区産業廃棄物不法投棄事案に係る特定支障除去等事業実施計画」を作成し、環境大臣の同意を受けたところです。

・この椿洞周辺を東海環状自動車道が通過することから、岐阜国道事務所では、関係機関と対応について調整して参りました。

・この考え方について、先月、椿洞周辺の地域住民の皆さまを対象とした地元説明会を開催し、約350名の方々にご説明いたしました。

2 事業者対応案:
・椿洞周辺を通過する東海環状自動車道については、橋梁構造をトンネル構造へ変更する対応案について、地元説明会を開催するなど、関係機関と対応について調整してきた結果、事業者対応案を作成したので、都市計画変更の手続きを進めて頂くため、岐阜市と岐阜県に提出します。

3 今後の予定:
・今後、都市計画の案の資料作成に向け、関係機関と事業者との調整を図って参ります。
・引き続き、地域の皆様のご協力をいただきながら、東海環状自動車道の早期の整備を目指し努力して参ります。


●御望山・椿洞ルート案提示 東海環状道で国交省
       岐阜 2009年07月30日08:26 
 岐阜市北部の東海環状自動車道西回りルートの御望山周辺、椿洞周辺両計画について、国土交通省は29日、現行の都市計画ルートを変更した事業者計画案を発表した。御望山計画では山の南斜面から離れた位置をトンネルで通過するルート案、椿洞計画では産廃の下をトンネルで通過するルート案を示した。国交省は今後、県と岐阜市に提出する。

 御望山計画は、山をトンネルで通過する都市計画ルートの安全性などが疑問視されたことから、国交省は新たに三つのルート案を提示。追加のボーリング調査などを実施し、都市計画ルートの安全性を確認したという。ただ、山の西側のトンネル坑口の位置を元土取り場の斜面から離した方がいいなどの専門家の意見があったことから、より適当な北側へ坑口やトンネルの位置を変更した。

 椿洞計画では、都市計画ルートが同市椿洞の産業廃棄物不法投棄現場の一角を通ることから、産廃の影響を回避するため、高架橋で通過する現行ルートから、産廃の下をトンネルで通過するルート案へと変更した。

 今後、都市計画の変更手続きが進められることになる。

 都市計画決定権者の古田肇知事は「(御望山について)これまでの安全性の確認作業を踏まえ、住民説明会での意見なども確認しながら、最終的に判断したい」とのコメントを出した。

●東海環状自動車道:西回り、御望山周辺計画 「Bルート」案提出へ /岐阜
           毎日新聞 2009年7月30日 
 岐阜市北西部に計画されている東海環状自動車道西回りルートの御望山周辺の計画について、国土交通省岐阜国道事務所は29日、御望山の南斜面から離れた位置をトンネルで通過する「Bルート」案を事業者計画案としてまとめ、県と岐阜市に一両日中にも提出すると発表した。

 同事務所は96年に御望山にトンネルを通す都市計画を定めたが、安全性を疑問視する声が出ていたことから、都市計画とは別にトンネルを通さない案など、3ルート案を提示し、再検討してきた。

 同事務所は3月、都市計画から最大200メートル北側にトンネルを作るBルートを「優位と考えるルート案」として発表。理由として▽08年に日本応用地質学会に依頼した調査で「安全性が確保されている」と結論づけられた▽絶滅が心配される水生植物、オグラコウホネの影響も少ない▽地元住民から賛成意見が多い--を挙げた。

 同事務所によると、3~4月、地元住民にBルート案についてアンケート調査で尋ねた結果、970通のうち約8割が賛成だったという。同事務所は「多くの住民から理解が得られ、早期整備の実現を求める声が多い」と説明している。

 一方、御望山トンネル南側の第二千成団地自治会はルートの再検討を求めている。【山田尚弘】

●都市計画ルート変更手続き開始
        2009年7月30日 読売
 御望山トンネル工事 国土交通省岐阜国道事務所は29日、岐阜市北西部の御望(ごも)山で計画されている東海環状自動車道トンネル工事について、都市計画ルートより北側約200メートルを通過するルートを事業者計画案として都市計画変更の手続きを始めると発表した。また、大量の産業廃棄物が不法投棄された同市椿洞の同自動車道ルートについて、当初計画の橋方式から地下約10メートルのトンネル方式に変更することを明らかにした。

 事業者計画案は、元土取り場斜面や斜面崩落を指摘された南側斜面を避け、絶命危惧(きぐ)種オグラコウホネへの影響も少ないのが特徴という。同事務所は「ルート変更で事業期間が長引いたり、事業費が増えることはないと思う」としている。県や岐阜市、県警と調整し、早期に県都市計画審議会に変更を求める。

●東海環状自動車道:「トンネルの説明不足」 地元住民、国交省に質問状 /岐阜
          毎日新聞 2009年7月17日
 岐阜市北西部で計画されている東海環状自動車道西回りルートの通称「御望山(ごもやま)トンネル」について、同山南側の第二千成団地自治会(高橋弘会長)が16日、国土交通省に対し、説明が不十分として20項目の質問状を郵送した。

 御望山トンネルは、最初のルートが96年に決定されたが、有識者の御望山調査検討会がトンネルの危険性について指摘。岐阜国道事務所は当初より最大200メートル北側のBルートの採用を決め、4月に住民説明会を開いた。

 質問状では▽以前の地震で団地裏山が崩れていることを承知で、トンネル掘削を計画したのか▽東南海地震が起きた場合、トンネル内外でどのようなことが起こると考えているか--などの疑問に答えるよう求めている。【宮田正和】

●東海環状道西回りルートの早期整備を 建設促進大会
       中日 2009年7月10日
 東海環状自動車道西回りルート建設促進大会が9日、県議会棟であり、国や県などに大垣西-養老間を2012年の国体までに開通させることなど道路の早期整備を要望した。

 県議会建設促進議員連盟のほか沿線の市町や議会、商工団体でつくる3協議会が主催した。

 ▽関広見-大垣西、養老-北勢の両区間の早期着工▽道路整備予算全体の確保▽東海環状道建設への予算の重点配分-など5項目の要望を決議。文書を古田肇知事や国土交通省中部地方整備局の中神陽一道路部長らに手渡した。

 建設促進議連の猫田孝会長は「真の経済対策は西回りの早期整備。沿線企業にとって物流の効率化や新しいビジネスの発展などの効果が期待できる」とあいさつした。 (河原広明)

◆2週間以内に国がルート発表
 東海環状自動車道西回りルートの整備計画で、岐阜市議会の市政自民党議員団は9日、東京で金子一義国土交通相に早期実現を要望した。金子国交相は検討中の同市御望山周辺や椿洞地区などのルートについて「2週間以内に発表する」と返答したという。

 国交省は御望山のトンネル工事の安全性を強調するが、住民や専門家の一部は斜面崩落などの危険性を指摘し、意見が分かれている。野田聖子消費者行政担当相(岐阜1区)も同席し、市議6人が今月中のルート確定を要望した。
 (丸田稔之)

■ 【岐阜】岐阜国道は美濃関高架橋の工法検討に着手(7/28)
   建通新聞  2009/7/27
■  国土交通省岐阜国道事務所は11日、「東海環状美濃関JCT高架橋」の架設工法検討業務に着手した。検討業務は大日本コンサルタント中部支社(名古屋市西区)に委託した。工期は2010年3月25日まで。

 同JCTでは、交通量に見合った形とするため2車線分の拡幅整備が進められている。現在、今宮高架橋、上切高架橋、美濃関JCT中央高架橋の下部工を発注し施工中。今回の委託では、この3橋の上部工の架設工法を検討する。また、09年度に下部工橋脚3基を発注する予定の東海北陸道跨道橋の上・下部工の詳細修正設計を行う。建設地は美濃市と関市。

 同事務所は、これら4橋の上部工について10年度以降に発注する計画でいる。
 各橋梁の計画規模は次の通り。

 ▽今宮高架橋-橋長309㍍、PC7径間連続箱桁
 ▽上切高架橋-橋長361㍍、PC7径間連続箱桁
 ▽美濃関JCT中央高架橋-橋長235㍍、PC3径間連続箱桁145㍍・鋼2径間連続非合成箱桁90㍍
 ▽東海北陸道跨道橋-橋長230㍍、3径間連続非合成鋼箱桁


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