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てらまち・ねっと



 栽培している「稲(イネ)」(品種・初霜)は、数日前から花が咲き始めた。
 通常は9月5日ごろに開花だけど、今年は少し早い開花(出穂)。
 稲は開花のときに暴風などに合うと、受粉が妨げられて良くないといわれている。

 そうなのに、台風の接近。
 最初は関東直撃の予想だったけど、この数日来は、西に位置がずれ、進行も停滞気味。
 このまま自然消滅に近い形で日本海へ老けてくれたらと願う。

 その、以前の関東直撃の予想では、9月2日ごろに直撃の予測だった。
 ちょうど2日は、東京に行く日なので、いやな雰囲気だった。
 新幹線が止まったら面倒と思った。

 とはいえ、西へずれてきたので、東への新幹線は大丈夫そう。
 
 ともかく、家や畑周りの台風の対策も気になるけど、
  ・・・・今日、名古屋を7時過ぎの新幹線に乗るべく出発。
 
 どこまでも、気になる台風12号だ。
 ところで、今回の台風の予測、
 ヤフーのいくつかの図がわかりやすく面白かった。
 元データは気象庁なんだろうけど、それをどう加工するか、か・・・

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 ●台風12号 進路予想 1日21時  気象庁
         進路予想  気象庁



●天気図 1日18時  気象庁
    天気図  気象庁




 ●日本付近の進路予想 ヤフー
         日本付近の進路予想


2011年9月1日 21時現在
最新の情報を見るために、常に再読込(更新)を行ってください。
 日本広域   日本付近    12号拡大


台風概況
台風12号
2011年9月1日22時30分発表 大型で強い台風12号は、1日21時には日本の南にあって、北西へゆっくり進んでいます。中心気圧は965hPa、中心付近の最大風速は35m/sです。この台風は、2日21時に四国沖付近へ進んだ後、3日21時には山陰沖付近へ達するでしょう。4日21時には日本海へ進む見込みです。台風周辺海域および進路にあたる海域は、シケ~大シケとなるため厳重な警戒が必要です。また、台風の進路にあたる地域は、暴風や大雨に厳重に警戒して下さい。次回の台風情報は、9月2日1時30分の予定です。

●雲の様子 ヤフー


●重ね合わせ:衛星画像 | 天気図 | 雨雲の動き

●重ね合わせ:衛星画像
            衛星画像


●重ね合わせ: 天気図
          天気図


●重ね合わせ: 雨雲の動き
              雨雲の動き



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 3月の巨大地震、巨大津波以後、ときどき、過去の記録の見直しのことが報道されてきた。
 今回は、まとまって評価されているように思える。
 「千年に1回」とはいえ「6千年に6回」となれば、災害としては相当の確率だろう。
  「個人」の一生が「50年から100年単位」だから関係ない、という人もいるかもしれないけれど、そんな話でもない。
 
 地震の「千年に1回」とは、「数百年で起きる」にも限りなく近いのだろうから、
 人(ひと)がどこに住む、どのように暮らすのか、長いスパンで考えたら、十分に考慮すべきこと。

 ともかく、この分野のことの研究と解明が進むと、日本で原発を作ることは困難になると思われる。
 そんな記録。

  最後は関連と思われる「津波堆積物を用いた過去の巨大津波の研究」(産総研:活断層・地震研究センター)を見ておく。
 興味深い。

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●気仙沼、6000年に6回大津波 「貞観」石巻以北も到達か
              河北 2011年08月22日月曜日
小石など津波によって運ばれた堆積物を示しながら、津波の年代を推察する平川氏=気仙沼市本吉町の大谷海岸

 宮城県気仙沼市本吉町の大谷海岸が過去約6000年間で6回の大津波に襲われたことを示す地層を、北海道大の平川一臣特任教授(自然地理学)らが21日までに発見した。地層の年代測定は終わっていないが、このうち1回は貞観地震津波(869年)の可能性もあるという。貞観の痕跡は過去の研究で石巻平野が北限。年代測定で特定されれば、貞観地震は津波が三陸沿岸にも到達するほど大規模だったことになる。

 平川氏は4月、津波の痕跡高調査で大谷海岸を訪れた際、切り立った崖に津波で運ばれた海岸の石などの堆積物の層を発見した。

 湿った黒土層や泥炭層が重なる幅約7メートル、高さ約2.5メートルの範囲に、6層の津波堆積物を確認。上から5層目の下に5400年前ごろの十和田火山噴火による火山灰の層があり、火山灰の下の6層目の痕跡を約6000年前と推定した。

 見つかった土器の年代から、3層目は約2000年前の津波による堆積物と特定。津波堆積物の間の黒土層の厚さを基に、平川氏は最も上の層は1611年の慶長三陸津波、2層目は貞観地震津波と推測する。
 十和田火山は915年にも噴火しており、2層目より上にこの火山灰が確認されれば、2層目は貞観地震津波の可能性が高くなる。目視では火山灰と思われる物質があったという。

 岩手県宮古市田老の標高約17メートルの谷底でも、過去の津波堆積物を調査。まだ年代の決め手はないが、津波堆積物の一つは貞観地震津波の可能性もあるという。
 東北大などの研究では、貞観地震津波の堆積物は福島県から宮城県の石巻平野にかけて分布。石巻以北の陸上からは見つかっていない。

 この結果から研究者の間では、地震の規模が最低でもマグニチュード(M)8.3以上、震源域は宮城県沖から福島県沖の範囲とされている。仮に三陸沿岸にも津波があったとすれば震源域はより大きくなり、地震の規模も大きくなる。
 平川氏は「三陸沿岸まで貞観地震津波が届いていれば、地震の規模は東日本大震災と同じくM9程度だった可能性がある」と指摘。M9級の地震が過去にも発生した可能性があるとして、地層調査による津波の検証の必要性を訴えている。


●巨大津波:6000年で6回 周期性解明手がかり、宮城・気仙沼の地層に痕跡
          毎日新聞 2011年8月22日 
 東日本大震災で甚大な津波被害を受けた宮城県気仙沼市の海岸で、過去6000年に少なくとも6回の巨大津波の痕跡が残る露出地層を、北海道大の平川一臣・特任教授(自然地理学)らの研究チームが発見した。三陸沿岸を襲う巨大津波の周期性の解明につながる重要な成果と言えそうだ。

 4月に同市本吉町大谷海岸の切り立った高さ約3メートルのがけで、腐食した植物などが堆積(たいせき)した「泥炭層」の間に、津波で打ち上げられたとみられる海岸の石や砂で構成する六つの層を確認した。東日本大震災の津波調査で訪れ、見つけたという。

 平川特任教授によると、最下層の真上に約5400年前の十和田火山噴火時とみられる火山灰が含まれており、泥炭層の厚さや有史以降の記録から、過去3回の津波を▽慶長の三陸沖地震(1611年)▽貞観(じょうがん)地震(869年)▽約2000年前--と推定。それ以前は約1000年間隔とみている。今後、各層の試料の年代推定から時期を精査する。

 現場のがけは波に削られて6000年間で500メートル近く後退した。三陸沿岸は度々津波に襲われたが、がけを乗り越えた巨大な津波だけが「選別」されて地層となったらしい。東日本大震災での津波高は約13メートルだった。

 平川特任教授は「いずれも大震災に匹敵するマグニチュード(M)9級の超巨大地震だった可能性がある。巨大津波の痕跡を探すには今回のような高い場所での調査が重要だと言える。全国の沿岸でも調べるべきだ」と話す。【八田浩輔】

●巨大津波、三陸で6千年に6回か…地層に痕跡
            (2011年8月22日01時09分 読売新聞)
気仙沼市の大谷海岸で発見された巨大津波の痕跡。1000年おきに海中の石が運ばれた層が重なっている(今年5月撮影。平川特任教授提供)
 宮城県気仙沼市の海岸で、10メートル級の巨大津波が過去約6000年間に6回襲来していたとみられる痕跡を、北海道大の平川一臣(かずおみ)・特任教授(地形学)らが発見した。

 三陸地方の太平洋沖合では、東日本大震災のようなマグニチュード(M)9級の巨大地震が1000年に1回の頻度で繰り返し起きていた可能性を示すもので、国や自治体の防災計画の見直しに役立ちそうだ。

 津波は海砂や大きな石、貝殻などを運び、これらが陸地に堆積する。平川特任教授らは今年4~5月に、気仙沼市大谷海岸の崖で、過去約6000年分の地層について津波堆積物の有無を調べた。崖は標高約3メートルの位置にあり、数メートルの津波では堆積物は生じないという。

●巨大津波、千年に一度 三陸海岸の地層に痕跡
         朝日 2011年8月22日7時5分
 津波で運ばれてきた砂の層(白い目印)を指し示す北大の平川一臣特任教授=21日午前11時30分、岩手県宮古市田老、上田潤撮影


 巨大津波が約千年に1回、三陸海岸を繰り返し襲っていた可能性を示す砂や石の堆積(たいせき)物を北海道大の平川一臣特任教授が見つけた。東日本大震災を受け、中央防災会議などは科学的に可能性がある最大の地震や津波を想定して備える方針を決めており、巨大津波が繰り返された証拠は「最大」を決めるのに役立ちそうだ。

 平川さんは、宮城県気仙沼市で、海岸付近の高さ1~5メートルほどの切り立った崖に津波で運ばれた6層の砂石の地層を発見。岩手県宮古市では、今回の津波が32メートルまで達した地点の近くでも複数の地層を見つけた。

 三陸海岸の崖の上で何層も見つかったのは初めて。切り立った崖の上に痕跡が残っていたことから巨大津波と考えられる。地層に含まれる火山灰や土器から、6千年間で6回の津波が押し寄せたと推定した。

 ●津波堆積物を用いた過去の巨大津波の研究
    産総研:活断層・地震研究センター 「津波堆積物を用いた過去の巨大津波の研究」 から

1.はじめに
 産業技術総合研究所では,過去の巨大津波を解明するために,津波堆積物の調査・研究を過去10年以上にわたって続けてきました.津波堆積物とは沿岸低地の地層に残されている砂層で,自然が残した過去の巨大津波を記録です.それによって北海道東部の太平洋沿岸域で,今までに知られていない巨大津波が17世紀に沿岸域を襲ったことを明らかにしました.さらに,北海道での研究を発展させる形で,東北地方や西南日本の太平洋側の沿岸域などの津波堆積物の調査を実施してきました.そして,東北地方の仙台平野や石巻平野,そして福島県沿岸域の平野では,約500年間隔で巨大津波が発生していたことを明らかにし,公表してきました.

2.過去の巨大津波の記録
 今回のような巨大津波は全国の太平洋側で発生する可能性がありますが,過去の津波の規模や発生時期は歴史記録や地層の記録によって調べられています.西南日本の太平洋側では,過去の南海地震や東海地震の発生年代やそれによって生じる津波の規模がよくわかっています.これは,西南日本では巨大地震の発生間隔が比較的短く,また歴史記録が豊富に残されているためです.それらの記録で最も規模の大きい地震は,西暦1707年に発生した宝永地震で,駿河湾から四国沖まで一度に破壊したと考えられています.

 一方,東北地方や北海道では巨大地震の発生間隔が長く,歴史記録が少ないため,歴史記録だけでは過去の巨大津波の発生間隔や規模を推定することが出来ません.そのような場所では,自然が残した巨大津波の記録である津波堆積物が,過去の津波の発生間隔と規模を推定する唯一の手がかりになります.

 また,西南日本の太平洋側でも歴史記録が残されているのは西暦648年の白鳳地震までで,それ以前の記録は存在しません.さらに,江戸時代より前の地震についての歴史記録は完全ではありません.従って西南日本でも,歴史上知られていないような巨大津波が発生する可能性があるのかどうかを,津波堆積物の調査研究によって検証する必要があります.

3.津波堆積物
 津波堆積物は海岸に沿って発達する平野の地層に含まれます.海岸平野では海岸に沿って地形的にやや高い砂丘が発達し,その陸側は平坦な低地になっていて,自然のままの状態であれば湿原や干潟になっています.北海道東部の太平洋側ではそのような環境が残されていて,有名な霧多布湿原はその一つです.一方,本州の太平洋側では,かつての湿原はほとんどが開発され,水田になっています.

 湿原では水の流れが穏やかなため,砂がほとんど堆積せず,植物遺骸(泥炭)や泥がゆっくり堆積します.ところが,巨大津波は海岸から砂丘を乗り越えて流れ込んでくるため,そこに砂浜と砂丘の砂を浸食して湿原まで運搬し,広く砂の層を形成します.津波が去った後,湿原は再び元の姿に戻って,泥炭や泥が堆積することになりますが,結果として砂の層が泥炭や泥層中に挟まった形で残されるのが津波堆積物です.湿原では,津波以外にも,大規模な洪水によって砂が運ばれる可能性がありますが,砂に含まれる珪藻化石などを分析することによって,海から運ばれたか陸から運ばれたかを判別することが出来ます.このような砂層を丹念に追跡して,その広がりや年代を明らかにすることによって,過去の津波の浸水範囲を再現することが出来ます.

浜堤の模式図.浜堤の前進課程(a→b)とその際の津波堆積および火山灰の堆積,保存の過程.
(宍倉ほか, 2010, AFERC NEWS No.16)

掘削したピットに観察される津波堆積物の例.
巨大津波が残した津波堆積物(明るい灰色の部分)と泥炭層(濃い茶色の部分)を観察することができる.

4.今後の課題
 しかしながら,宮城県及び福島県の津波堆積物の調査に基づいて推定した過去の巨大津波を起こした地震(西暦869年貞観地震)の規模はマグニチュード8.4で,今回の地震よりはかなり規模が小さいものでした.これは,三陸海岸や茨城県沿岸で津波堆積物の調査が進んでいなかったことと,津波堆積物の分布域よりも津波浸水域が広いことを十分に考慮していないことも原因であると考えられます.実際の津波規模は,津波堆積物から再現できる津波規模より大きいと考える必要があります.今回の地震によって,本当の津波規模を精度良く推定するための手法を改善する必要があることが明らかになりました.

 このように,津波堆積物の調査・研究から津波の規模を正確に推定するためには,まだ課題がありますが,津波堆積物の存在そのものが自然からの重大な警告であることを認識する必要があります.今までに産総研の調査によって,津波堆積物の分布が確認できた地点は以下の通りです.

今までの津波堆積物調査地点と文献(編集中)

注:活断層・古地震研究報告およびAFERCニュースは活断層・地震研究センターのホームページから,PDFファイルをダウンロードできます.

1. 北海道東部沿岸
佐竹健治・七山 太(2004)北海道太平洋岸の津波浸水履歴図,数値地質図 EQ-1,産業技術総合研究所.
澤井祐紀ほか(2004)北海道東部厚岸町国泰寺跡において検出された津波堆積物の年代,活断層・古地震研究報告 第4号.
七山 太ほか(2004)北海道東部,根室市別当賀低地において記載された4層の津波砂層と広域イベント対比,活断層・古地震研究報告 第4号.
佐竹健治ほか(2004)17世紀に北海道東部で発生した異常な津波の波源モデル(その2),活断層・古地震研究報告 第4号.
鎌滝孝信ほか(2004)潮間帯における津波堆積物の分布様式:北海道東部,藻散布沼の例,活断層・古地震研究報告 第4号.
添田雄二ほか(2003)北海道東部,厚岸町史跡国泰寺跡の泥炭層中において発見された9層の津波砂層とその広域イベント対比,活断層・古地震研究報告 第3号.
七山 太ほか(2003)北海道東部,十勝海岸南部地域における17世紀の津波痕跡とその遡上規模の評価,活断層・古地震研究報告 第3号.
佐竹健治ほか(2003)17世紀に北海道東部で発生した異常な津波の波源モデル,活断層・古地震研究報告 第3号.
七山 太ほか(2002)イベント堆積物を用いた千島海溝沿岸域における先史-歴史津波の遡上規模の評価 -十勝海岸地域の調査結果と根釧海岸地域との広域比較-,活断層・古地震研究報告 第2号.
七山 太ほか(2001)釧路市春採湖コア中に認められる,千島海溝沿岸域における過去9000年間に生じた20層の津波イベント堆積物,活断層・古地震研究報告 第1号.
七山 太ほか(2001)イベント堆積物を用いた千島海溝沿岸域における津波の遡上規模の評価-根室長節湖,床潭沼,馬主来沼,キナシベツ湿原および湧洞沼における研究例-,活断層・古地震研究報告 第1号.

2.下北半島
予察調査のみ

3.仙台・石巻平野,福島県沿岸
宍倉正展ほか(2010)平安の人々が見た巨大津波を再現する-西暦869年貞観津波-,AFERSニュース,No.16/2010年8月号.
行谷佑一ほか(2010)宮城県石巻・仙台平野および福島県請戸川河口低地における869年貞観津波の数値シミュレーション,活断層・古地震研究報告 第10号.
澤井祐紀(2010)福島県富岡町仏浜周辺の海岸低地における掘削調査,活断層・古地震研究報告 第10号.
澤井祐紀ほか(2008)ハンドコアラーを用いた宮城県仙台平野(仙台市・名取市・岩沼市・亘理町・山元町)における古津波痕跡調査,活断層・古地震研究報告 第8号.
佐竹健治ほか(2008)石巻・仙台平野における869年貞観津波の数値シミュレーション,活断層・古地震研究報告 第8号.
宍倉正展ほか(2007)石巻平野における津波堆積物の分布と年代,活断層・古地震研究報告 第7号.
澤井祐紀(2007)ハンディジオスライサーを用いた宮城県仙台平野(仙台市・名取市・岩沼市・亘理町・山元町)における古津波痕跡調,活断層・古地震研究報告 第7号.

4.茨城県日立市
調査中

5.房総半島
藤原 治ほか(1997)房総半島南部の完新世津波堆積物と南関東の地震隆起との関係,第四紀研究,36巻.

6.静岡県
藤原 治ほか(2008)完新世後半における太田川低地南西部の環境変化と津波堆積物.活断層・古地震研究,第8号.
藤原 治ほか(2007)静岡県掛川市南部の横須賀湊跡に見られる1707年宝永地震の痕跡.活断層・古地震研究,第7号.
小松原純子ほか(2006)沿岸低地堆積物に記録された歴史時代の津波と高潮:南海トラフ沿岸の例,活断層・古地震研究報告 第6号.
高田圭太ほか(2002)静岡県西部湖西市における遠州灘沿岸低地の津波堆積物調査(速報),活断層・古地震研究報告 第2号.

7.志摩半島,紀伊半島
藤野滋弘・小松原純子・宍倉正展・木村治夫・行谷佑一(2008)志摩半島におけるハンドコアラーを用いた古津波堆積物調査報告,活断層・古地震研究報告 第8号.
小松原純子・岡村行信(2007)三重県志島低地における津波堆積物調査(予察),活断層・古地震研究報告 第7号.
小松原純子ほか(2007)紀伊半島沿岸の津波堆積物調査,活断層・古地震研究報告 第7号.
潮岬にて調査中.

8.紀伊水道周辺
七山 太ほか(2002)紀淡海峡,友ヶ島において発見された南海地震津波の痕跡.月刊海洋号外,28.
徳島県伊島にて調査中

9.四国
佃 栄吉ほか(1999) 過去二千年の地層に刻まれた地震.月刊地球号外第24号.

その他.西南日本から関東地方南岸

小松原純子ほか(2006)南海・駿河及び相模トラフ沿岸域における津波堆積物.歴史地震,21.




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 政府が「震災に関連する自殺」を初めて分類したという。
 それによれば、先の6月は、「震災関連が1割」「50歳以上が8割」だという。

 そして、「内定取り消し:震災理由は427人」厚労省まとめも報道されている。
 「被災地での若者の雇用 深刻さを増す」とも。

 辛い数字や現実。
 政争にくれる国会がうらまれる。 
 
(関連) 2011年7月12日ブログ⇒ ◆全国の自殺者2割増加(警察庁) /どう評価するか/ 「被災した」事実を どう考えるか

 ところで、今日は広島原爆の日。
 改めて、原発事故を受け止め、反省し、社会のスタイルをかえるべきだと思う。

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●6月の震災3県自殺 震災関連が1割 内閣府調査
    産経 2011.8.5 21:31
 東日本大震災に関連した6月の自殺者数(暫定値)が16人だったことが5日、内閣府の調査で分かった。このうち被災地の岩手、宮城、福島3県は13人で、3県の6月の自殺者(131人)の1割が震災関連自殺だったことも判明。震災関連自殺の調査は今回が初めてで、内閣府は「被災地での自殺者の傾向分析を行うとともに、相談体制を強化し、自殺防止対策を進めたい」としている。

 調査は、警察庁のデータを基に内閣府が遺体発見地、発見日ベースで集計。(1)遺体の発見地が避難所や仮設住宅など(2)避難所や仮設住宅に居住していた(3)被災地から避難してきた(4)住居や職場が地震や津波で甚大な被害を受けた(5)原因や動機が震災の影響だと遺書などで判明-のいずれかで震災関連自殺と定義した。

 それによると、男女別では男性11人、女性5人。都道府県別の最多は宮城の8人で、6月の宮城の自殺者(45人)の17・8%を占めた。次いで岩手3人、福島2人、茨城、埼玉、東京がそれぞれ1人。年齢別では60代が最も多く6人で、50代5人、20代2人が続いた。70代、80歳以上、20歳未満はそれぞれ1人だった。

 一方、警察庁が同日発表した自殺者の月別統計(速報値)によると、7月の自殺者は2769人で、前年同月比3・6%(104人)減となった。被災地は岩手37人(前年同月比15人減)▽宮城46人(同13人減)▽福島48人(同1人減)だった。

●震災関連自殺:6月だけで16人、50歳以上8割 内閣府
           毎日 2011年8月5日 19時21分
 内閣府は5日、東日本大震災が直接の原因となった自殺者が6月だけで16人に上ると発表した。うち8割超を50歳以上が占め、生活環境の激変が年長者に深刻な影響を与えていることがうかがえる。国が震災関連自殺の統計を公表するのは初めてで、7月以降も調査を進め対策を検討する。

 調査にあたり、内閣府は、(1)避難所か仮設住宅、遺体安置所で遺体が見つかった(2)避難所か仮設住宅に住んでいた(3)被災地から避難してきた(4)自宅や職場が地震や津波で大きな被害を受けた(5)震災の影響とする証言や遺書などがある--の5項目について警察庁に情報提供を求め、1項目でも該当すれば震災関連自殺と判断した。

 内訳は男性11人、女性5人。年代では20歳未満1人▽20代2人▽30~40代0人▽50代5人▽60代6人▽70代1人▽80代以上1人。発見された都道府県は、宮城8人▽岩手3人▽福島2人▽茨城1人▽埼玉1人▽東京1人。

 職業は、サラリーマン7人▽無職6人▽自営業・家族従業者2人▽学生・生徒1人の順。原因・動機別(複数選択)では、「健康問題(精神疾患を含む)」が5人と最多で、▽親子や夫婦関係の不和など「家庭問題」と「経済・生活問題」が共に4人▽「仕事上の問題」1人▽「その他」5人。

 6月の自殺者全体に占める震災関連自殺の割合は、宮城県が45人中8人で18%、岩手県が36人中3人で8%、福島県が50人中2人で4%だった。震災が発生した3~5月までの集計はできていないという。

 内閣府は、初めての集計のため多いか少ないかの判断は難しいとした上で、「仮設住宅の入居が進むにつれ被災者がこもりがちになり、孤立化が心配される。自治体が行っている保健師らの訪問事業や心の健康相談の強化など対策を検討する」としている。【鈴木梢、佐々木洋】

●「震災自殺」6月に16人=宮城は2割弱、政府が初公表
            時事。(2011/08/05-19:38)
 内閣府は5日、東日本大震災に関連した6月の自殺者は16人だったと発表した。震災関連の自殺者数を政府が調査・公表するのは初めて。当面、毎月公表する。
 調査は、自殺者に関する警察庁の情報に基づいて実施。(1)避難所、仮設住宅で遺体が発見された(2)避難所、仮設住宅に居住していた(3)被災地から避難していた(4)遺書や遺族への発言で震災との関連が判明した-などのいずれかに該当すれば震災が原因と定義している。このため、実際の震災関連自殺は公表人数より多い可能性がある。
 6月の全国の自殺者数は2985人で、震災関連は全体の0.5%に相当。内訳は男性11人、女性5人で、年齢別では60歳代が6人で最も多かった。原因・動機(警察による複数選択)は多い順に、健康問題5件、家庭問題と経済・生活問題が各4件となった。
 地域別では宮城県が8人で最も多く、県内の自殺者(45人)の2割弱。岩手県は3人、福島県2人で、茨城、埼玉両県と東京都がそれぞれ1人だった。

●「震災に関連する自殺」初めて分類
      TBS 8月05日
内閣府は今年6月の自殺者についての調査で、初めて東日本大震災との関連について分析し、震災に関連して自殺した人は16人だったことを明らかにしました。

 内閣府は今年6月の調査から自殺者が避難所や仮設住宅に住んでいたり、自殺の原因・動機が原発を含めて、震災の直接の影響によるものであることが遺書などによって明らかになった人などを「東日本大震災に関連する自殺」と定義づけて分類しました。

 その結果、今年6月に全国で自殺した2985人のうち、東日本大震災に関連する自殺者数は岩手(3人)、宮城(8人)、福島(2人)県など6都県で発見された16人でした。

 内閣府では災害を経験した人の心のケアを目指した「安心手帳」を作成し、全国に配布するとともに、近くの自治体の相談窓口に気軽に相談してほしいとしています

●内定取り消し:震災理由は427人…厚労省まとめ
       毎日 2011年8月5日 21時3分 更新:8月5日 21時44分  
内定取り消しの人数の推移 

 この春(10年度)の高校や大学などの卒業者で、就職予定の企業から東日本大震災の影響を理由に内定を取り消されたのが427人(126社)だったことが5日、厚生労働省のまとめで分かった。震災以外の理由も含めると556人(179社)で、前年度163人から3倍増。阪神大震災があった94年度の512人も上回り、同省若年者雇用対策室は「震災の影響の大きさを物語る数字」としている。【井上英介】

 職業安定法は内定を取り消した事業所に報告を義務づけており、同省がその数字をまとめた。

 震災を理由とする427人を地域別にみると、被災3県では、岩手87人▽宮城58人▽福島99人。関東甲信(139人)や東海(9人)、九州(5人)にもおり、震災の影響が各地の採用に波及したことがうかがえる。事業所の規模別では、社員300人未満での内定取り消しは354人(103社)。一方、300人以上では37人(10社)で、中小企業が影響をもろにかぶった実態が浮かんだ。

 また、取り消されなかったが入社を先送りされた人数は2472人(287社)で、すべて震災が理由。前年度はゼロだった。

 過去の推移をみるとリーマン・ショックの08年度には内定切りが2143人に上ったが、それ以前は毎年100人未満で推移。同省によると、この春内定を取り消された計556人のうち280人が6月末までに別の就職先を確保した。

●東日本大震災:被災地での若者の雇用 深刻さを増す
      毎日新聞 2011年7月27日 21時02分(最終更新 7月27日 23時42分)
 市街地が津波で流された東日本大震災の被災地では、もともと受け皿が少ない若者の雇用状況が深刻さを増している。古里に残って復興に尽くしたい思いと、街を離れなければ就職が難しい現実。「どうしたらいいのかさえも分からない」。地方中小企業でも就職活動が本格化し始めた来春新卒の大学4年生は深い悩みの中にいる。

 岩手県陸前高田市の戸羽佳孝さん(22)は、富士大(同県花巻市)4年生。若者の地元離れが進む中、自分だけはスーパーを営む父昇司さん(当時55歳)のように、故郷で働いて家庭を築こうと考えてきた。「(4年の)春になったら動き出そう」。そう思っていた矢先に津波が襲った。

 昇司さんと祖母(同74歳)を津波で亡くした。仮設住宅で暮らす母と祖父のそばにいたいと願うが、企業や店舗が集中していた市街地の壊滅状態を見ると、絶望的な気持ちになる。就職活動では市外や県外にも目を向けざるを得ない。

 陸前高田の青い海と山、人々の温和な人柄が大好きだ。それに加え、父の後ろ姿も地元で働きたい思いを強くした。

 戸羽さんが高校生のころ、昇司さんの勤めていた食料品スーパーが倒産。借金を背負い、仲間と新たなスーパーを開いた。軌道に乗り始めたその店までも津波は奪った。父の無念を思うとやりきれない。足の不自由な客を背負っている間に逃げ遅れたと知り、「責任感の強い父だから仕方ない」と自分を納得させるしかなかった。

 だが、戸羽さんが就職を望む岩手県沿岸部では5人に1人が離職。岩手労働局担当者も「事業再開にこぎ着けた企業も、従業員を呼び戻したり、亡くなった従業員を経験者で補充するので精いっぱい。新人を雇い入れる余力はない」とみる。

 一方、陸前高田市によると、もともと微減傾向だった市の人口は震災後6月末時点で2万1979人。転出届の出ている分だけで580人減った。復興が遅れて働く場がなければ、故郷に残ることを希望する戸羽さんのような若者も流出してしまう懸念が広がる。

 街の行く末に不安を感じるという戸羽さん。「社会人として力をつけて、いずれ高田の街の再建に協力したい」。心に誓うのだが、具体的な道筋は見えない。【市川明代】

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 今朝起きてから、水田や鳥小屋見て回ってから、パソコンをつけた。
 メーリングリストへの返事など書いていたころ、テレビのニュースで
    「昨夜、静岡で震度5弱の地震」と解説があった。

 昨夜11時58分ごろ、という。
 ちっとも知らなかった。
 昨夜はテレビの 「IS」 を見てから寝た。
     連続ドラマ「IS[アイエス]~男でも女でもない性~」:テレビ東京
 横になって、約1時間後なのに、地震にはまったく気付かなかった。

 今朝のニュースを聞いて、「気づかないのがいいのか、よくないのか・・・」ふとよぎった。
 
 ともかく、こういう時、
   「ほら、地震があっても原発は大丈夫」と考える人もいれば
   「地震は続く」と考える人もいる。

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●静岡中部で震度5弱、浜岡原発異常なし
      TBS (02日05:40)

1日午後11時58分ごろ、駿河湾を震源とする地震があり、静岡県中部で震度5弱を観測しました。

 気象庁によりますと、震源地は駿河湾で、震源の深さはおよそ20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.1と推定されます。各地の震度は、震度5弱が東伊豆町、静岡市、震度4が横浜市、伊豆市などでした。

 中部電力によりますと、御前崎市にある浜岡原子力発電所は運転停止中で、周辺に設置された放射性物質の監視装置の数値に異常はないということです。

 この地震で、静岡県島田市内の2つの小学校で体育館の天井の一部が落下する被害がありました。また、浜松市で、地震に驚いた30代の男性が自宅2階から飛び降りてけがをするなど、静岡県では少なくとも10人が病院に運ばれました。

 JR東海道線は全線で運転を見合わせ、東静岡~草薙駅間で乗客50人がおよそ2時間にわたって電車内に閉じ込められました。また、東海道新幹線は、地震による影響を点検するため、2日の始発から静岡県の三島駅と浜松駅の間で徐行運転をするということで、大幅な遅れが見込まれます。

 一方、気象庁は、今回の地震と東海地震との関係について、メカニズムが異なることや前兆すべりのような異常な地殻変動が観測されていないことなどから「直ちに結びつくものではない」と見解を述べました。

 また、今回の地震について、「余震活動は比較的低調だが、今後1週間程度はマグニチュード4程度の余震が続く」とする一方で、東海地震については、いつ発生してもおかしくない状況が続いており、改めて注意を呼びかけています。(02日05:40)

●伊豆、中部で震度5弱 震源は駿河湾、M6・1
       (中日新聞)2011年8月2日 02時04分
 1日午後11時58分ごろ、静岡県伊豆、中部で震度5弱、東部、西部で震度4の地震があった。震源地は駿河湾で、震源の深さは20キロ。マグニチュード(M)は6・1と推定される。津波の心配はなかった。

 愛知県でも名古屋市、長久手町、尾張旭市、清須市などで、岐阜県でも中津川市、恵那市、海津市でそれぞれ震度3を記録した。

 静岡県などによると、同県掛川市の女性(56)が慌てて自宅を飛び出した際、ガラス戸で右肩を切って軽傷。浜松市中区でも地震に驚いた30代の男性が建物2階から飛び降りて負傷した。

 JR東海は2日に東海道新幹線の線路を点検するため、三島―浜松間で始発から徐行運転をする。このため運行に大幅な遅れが見込まれるという。

 中部電力浜岡原発(御前崎市)によると、同原発は全機が停止しており、2日午前零時現在で地震の影響は出ていない。

 静岡県警高速隊によると、東名高速の上り袋井―静岡、下り静岡―掛川インターチェンジ間が午前零時から通行止めになった。

    ◇
 震度3以上を観測した主な地点は次の通り。

  震度5弱=東伊豆奈良本、焼津、静岡(静岡)
 ▽震度4=松本市役所、諏訪、茅野、飯田(長野)静岡県庁、掛川、袋井(静岡)など
 ▽震度3=東京、町田(東京)横浜、日吉、海老名厚木(神奈川)長野、松本、軽井沢(長野)
      中津川、恵那(岐阜)沼津、三島、富士宮(静岡)名古屋南、尾張旭、長久手、清須(愛知)など

●静岡で震度5弱、地震に驚き、2階から飛び降りる 浜岡原発は異変なし
産経 2011.8.2 01:18
地震発生直後に被害情報などの収集を行う静岡県職員=2日午前1時50分ごろ、県庁(玉嵜栄次撮影)
 1日午後11時58分ごろ、静岡県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は駿河湾で、震源の深さは約20キロ、地震の規模はマグニチュード(M)は6・1と推定される。震度5弱を観測したのは、静岡市駿河区、静岡県焼津市、東伊豆町。

 2日午前0時30分現在、消防本部や各警察署に目立った火災などの情報は入っていないという。

 静岡県などによると、浜松市中区で、30代男性が地震に驚き、2階から飛び降り病院に搬送されたとの情報が入っているほか、藤枝市で72歳女性が地震に驚きベッドから転落、右腕を打ち、病院に搬送されたという。

 一方、中部電力の浜岡原子力発電所は異変は確認されていないという。放射能漏れや建屋の状態については、「1~5号機までの揺れは、42~49ガルと極めて低い数値。放射能漏れの心配は今のところない」(広報担当)。中部電は、この地震を受け、災害対策本部を設置した。

 このほか、JR東海も「静岡県内で特に被害情報は入っていない。県内すべての列車運行を見合わせている」という。静岡県警高速隊によると、東名高速道路は、上りが袋井-静岡、下りは静岡-掛川間を通行止めにして、道路状況の確認をしているという。

 震源地は東海地震の想定震源域のすぐ東側。東海地震の予知を目指す気象庁の地震防災対策強化地域判定会の阿部勝征会長は「東海地震は駿河トラフの西側で起きるが、今回の震源地は東側。メカニズムも東海地震とは異なり、直接の関係はないと思う」と話した。

●東海地震に結び付かず=1週間は余震注意-気象庁
      時事。(2011/08/02-05:38)
 駿河湾を震源として1日深夜に起きたマグニチュード(M)6.1、最大震度5弱の地震について、気象庁の永井章地震津波監視課長が2日未明記者会見し、「想定される東海地震に結び付くものではない」と述べた。今後1週間は震度4程度の余震に注意が必要という。
 永井課長によると、M8級の東海地震はプレート境界で起きるが、今回の地震はより深いプレート内部で発生した逆断層型。震源の位置も想定震源域より東の伊豆半島寄りにずれている。前兆滑りのような異常な地殻変動も観測されていない。
 しかし、永井課長は「東海地震がいつ起きてもおかしくない状況は変わらない」として、「建物の耐震化や家具の固定などをお願いしたい」と話した。(2011/08/02-05:38)

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 昨日、雨の中で畑仕事を14時過ぎまでこなした。
  あと、インターネットで天気の予測など調べてたら、米軍の提供する情報などもあった。
 他に、民間のビジュアルな図もあった。(これらは、後でリンク)
    ( 日本の公的機関の比較は昨日のブログ ⇒ ◆「気象庁」と「気象協会」の台風情報の比較  )

 いろいろと見た中で、 「Yahoo! 天気情報」 が便利そうだった。
 その中でも、当面、わかりやすいのは雨雲の現況と動きのデータ。
 10分ごとの実況(雨雲ズームレーダー)があり、変化が見やすい。
 6時間後までの予測や連続したアニメーションもある。

 それぞれの地域や事情に対応して利用しやすい情報が手に入るようになった、そんな印象。

 まず、今朝の様子を5時と6時で記録。
            ・・・この間に水田や畑を見て回った。

  今朝  5時       ⇒     今朝  6時  
  ⇒  


2011年7月20日5時


2011年7月20日6時



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Yahoo!天気情報
   下記写真は昨日17時の予想図。 最新はリンク先を。

 ● Yahoo!天気情報

    ◆ 台風情報 / 日本広域の進路予想

     ★雨雲ズームレーダー 
           10分ごとの実況(雨雲ズームレーダー




雨雲の将来予測 / 6時間後まで

6時間後予測




●国立情報学研究所 (NII)
       米軍(アメリカ海軍)台風情報
   Joint Typhoon Warning Center (JTWC)
アメリカ・ハワイの米軍合同台風警報センター(JTWC)が発表する台風情報です。この台風情報は、本来は米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人々もアクセスすることができます。通常は6時間おきに情報を発表します。なお、このサイトの台風情報の時刻表記は協定世界時(文中表記はUTCではなくZ)となっていますので、日本時間に直すには時差の9時間をプラスして下さい。
なお、最近はアクセス数増大のためか、上記サイトにアクセスできない時間帯も増えていますが、その場合でも個別の台風の経路図には直接アクセスできることもあります。


  ◆ Joint Typhoon Warning Center (JTWC)

★  TC Warning Graphic



      追記41:アメリカ軍台風進路予想図についての追記
・・このような意見によって米軍台風情報の利用が広まると、日米双方にとって好ましくない状況になるかもしれません。米軍サイトには余分な負荷がかかり、本来の目的に反する利用が多数を占める状況となるからです。
実はネット上でも「米軍サイトは精度が高い」という意見をよく目にします。これは本当でしょうか?定量的な比較が手元にないのであくまで印象ではあるのですが、少なくとも気象庁の予報はキメが細かく、微細な動きもうまく予報しているケースが目につきます。逆に米軍予報の方は、大雑把で粗っぽいような印象もあります。まあ、米軍台風情報は軍事情報だから対外公表する時にわざと精度を落としているのだ、という可能性もゼロではありませんが、わざわざそうする理由はないでしょう。なんといっても米国政府もこれを利用しているのですから。
また以前ならば、米軍予報の方が5日予報で予報期間が長いという利点もあったのですが、気象庁でも5日予報が始まりましたので、その意味でも米軍予報を利用する価値は薄れました。今となってはあえて積極的に米軍予報をチェックする意義はないかもしれません。それでも、複数の情報源から情報を入手して総合的に判断するということも場合によっては必要で、そうした目的に利用するのが適切な利用方法だと思います。


 Joint Typhoon Warning Center (JTWC)



●バイオウェザー/お天気情報 - 台風情

   ◆バイオウェザー/お天気情報 - 台風情報


今夜に四国接近へ
大型で強い勢力の台風6号は、高知県足摺岬の南海上を北上していて、今夜には四国沿岸に接近または上陸するおそれがあります。台風の動きが遅く、大雨・暴風・高波が長時間続きますので厳重に警戒してください。
[2011/07/19 08:11 更新]



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 暑さをやわらげ、畑を潤す台風・・・という感じ。
 久しぶりの雨。
  とはいえ、災害も心配。
 
 台風の予想進路からすると、この辺りは、たぶん、あまり荒れない雰囲気。
 今朝から雨。
 でも、ちょうどいい雨なので、済ませておきたい仕事、野菜の管理があるからカッパを着て畑へ行こう。

 ブログは、「気象庁」と「気象協会」の台風情報の比較。 

 (翌日7月20日追記  ◆気象情報いろいろ/とりあえず、分かりやすい 「Yahoo!天気情報」 )

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●気象庁 | 台風情報
    気象庁 | 台風情報
風5日進路予報は、72時間後も引き続き台風と予想される台風に対して、04時30分頃、10時30分頃、16時30分頃、22時30分頃に発表します。台風が5日後までに熱帯低気圧または温帯低気圧に変わると予想される場合には、4日後までの予報を発表します。
台風の中心が予報円に入る確率は70%です。







●台風情報(台風6号・日本付近) - 日本気象協会 tenki.jp
台風6号

         台風情報 台風6号・日本付近
2011年7月19日9時30分発表 大型で強い台風6号は、19日8時には足摺岬の南約120kmにあって、北へ毎時20kmで進んでいます。中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/sです。この台風は、19日18時には室戸岬の西南西約90km、20日6時には徳島県付近へ達するでしょう。21日3時には八丈島の西約130km、22日3時には関東の南東へ進むでしょう。台風周辺海域及び進路にあたる海域は猛烈なシケとなり、台風が接近する地域は、暴風や大雨に厳重な警戒が必要です。次回の台風情報は、7月19日10時30分の予定です





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 ここのところNHKの番組紹介に"徹した"風のこのブログ。
 いずれも面白そうな番組ばかりだから、それに免じて・・・

 今日紹介する液状化の問題は、今の日本の都市部が発達しているエリアと重なる部分が少なくない。
 津波の被害もそうだけど、足元が沈むのは想定外。

 でも、被害想定の必要は、海に近いところだけではない。
 私が住んでいるころは河口から数十キロ、濃尾平野の北の端の一部、ここから北部の山岳地帯と続いていくという、その境目地帯。
 盆地状上の泥炭地帯。市役所もその真中に立つ。

 津波の心配は、まぁ、不要。
 しかし、過去の、100年前の濃尾地震の時は、この一帯は、"ゆすられて"土地が約1メートル沈下したという。
 そんな地帯に、例えば、この数年間で敷設した下水道の配管。
 大地震が来たら、下のNHKの写真のようになることを指摘する人は、以前から居る。

 全国各地に、"よそ事では済まない"地域があるのだろう。

 ところで昨夜1時過ぎ、地震があった。
    ・・・もし大きな地震なら・・・と、起き上った。
 
 テレビをつけたら、震源は、茨城県沖で、そのあたりが「震度3」と示された。
 都心のこのビルの「ひとケタ代」のフロアーでも、結構、揺れた。
 でも、せいぜい震度1程度か。
 高層ビルで地震にあうと怖いときく。
    ・・・・住んでる人には悪いけど、便利さを考慮しても、
        あまり好んで住む気にはなれない街だ。     

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  総合テレビ 東日本大震災関連  “世界最大”の液状化 ~震災4か月でわかった新事実~(仮)
          NHK2011年7月10日(日) 午後9時00分~9時49分
   NHK2011年7月10日(日) 午後9時00分~9時49分

   再放送  2011年7月30日(土)  午前10時05分~11時18分 総合 ※四国地方は放送がありません。
  
 震災では「液状化現象」でも大きな被害が出た。東京湾の沿岸部だけでも東京ドーム900個分に相当する約4200ヘクタールで液状化が起きた。住宅被害は関東地方だけで約1万7000棟。液状化による被害規模は”世界最大”といわれる。震災から4か月が経ち、これまではわからなかった液状化被害や、二次災害の危険性、対策を講じる難しさなどが次々に明らかになってきている。

こうした新事実は、被災地の復興計画や、日本各地の地震防災計画にも大きな影響を与える。震災から4か月でわかった新事実をもとに、「液状化」に備えるために今何が必要かを探る。



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 気象庁が6月の暑さは過去50年で最高だった旨を昨日発表した。
 大雨の地域があった一方で、確かに各地は暑かった。
    ともかく、その気象庁の解説をみてみた(下記でリンク)。

 ・・このあたりは、昨夜は”凉し”かった。 
 だから、猛暑もここで区切りかと思いたい。
  でも、見ていくと、「7月 前半中心に 気温高い予想」と
報道されていた。
 
 ところで、昨日から、つりあいのパソコンのセットアップを進めている。
 基本的には問題ないはずだけど、メールの移行がとてもややこしそう。
 自分のデータなら壊れても、納得だけど他人(ひと)のデータなので慎重にするしかない。
 暑さとあいまって、汗が出てくる。
 
 それと、古い機械を別に回そうと思っているので、そのあたりも考えながら進めている。
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● 6月の天候 報道発表日 平成23年7月1日
     報道発表日 平成23年7月1日  から
概要
2011年(平成23年)6月の天候の特徴は以下のとおりです。

北日本日本海側と西日本で多雨、九州では中旬に記録的な大雨
梅雨前線や暖かく湿った気流の影響により、西日本、北・東日本日本海側を中心に大雨の日があった。特に九州では中旬を中心に、各地で大雨の日が続き、中旬だけで1,000ミリ前後に達する大雨となったところがあった。月降水量は北日本日本海側でかなり多く、西日本で多かった。

西日本では日照時間がかなり少なかった
梅雨前線の影響などにより、平年に比べ曇りや雨の日が多かったため、月間日照時間は、西日本ではかなり少なく、北日本日本海側と東日本太平洋側で少なかった。

沖縄地方ではこれまでで最も早い梅雨明け(速報値)
上旬の後半には太平洋高気圧の西への張り出しが強くなり、沖縄地方では太平洋高気圧に覆われた。沖縄地方は9日ごろ、梅雨の統計を開始した1951年以降、最も早い梅雨明けとなり(速報値)、晴れて暑い日が多く月平均気温はかなり高かった。

下旬の平均気温は東日本と西日本では6月下旬としては過去最も高い値となった
下旬は太平洋高気圧が日本の南で強まり、東・西日本では晴れて暑い日が多かった。下旬の平均気温は、東・西日本では旬の統計を開始した1961年以降、6月下旬としては最も高い値を更新した。また、24日には熊谷(埼玉県)で、6月としての国内最高気温となる39.8℃を記録した。

本文
1 概況

 梅雨前線や暖かく湿った気流の影響により、西日本や北・東日本日本海側を中心に大雨の日があったため、月降水量は北日本日本海側ではかなり多く、西日本では多かった。また、平年に比べて曇りや雨の日が多かった西日本では月間日照時間はかなり少なく、北日本日本海側と東日本太平洋側では少なかった。

 上旬から中旬にかけては、梅雨前線が九州から本州の南岸に停滞した。また太平洋高気圧は、月の前半は西に平年より強く張り出した。沖縄地方では太平洋高気圧に覆われ晴れの日が多くなり、沖縄地方では梅雨の統計を開始した1951年以降、最も早い9日ごろに梅雨明けした(速報値)。一方、南から暖かく湿った気流が流れ込んだ九州では中旬には大雨の日が続き、中旬の降水量が1,000ミリ前後に達する大雨となったところがあった。

 下旬には太平洋高気圧は本州の南で強まり、梅雨前線は日本海から北陸、東北地方まで北上して停滞した。東北地方から北陸地方の所々で大雨となったほか、下旬中頃には台風第5号が先島諸島から東シナ海を北上した影響により西日本太平洋側でも所々で大雨となった。その後も北日本では梅雨前線の影響を受け、また東日本以西では暖かく湿った気流の影響を受けて雲が広がりやすかったが、東・西日本太平洋側では晴れて所々で猛暑となった。下旬の平均気温は、東・西日本では旬の統計を開始した1961年以降、6月下旬としては最も高い値を更新した。また、24日には熊谷(埼玉県)で6月としての国内最高気温となる39.8℃を記録した。なお、奄美地方は22日ごろ、九州南部は28日ごろ梅雨明けした(速報値)。

 月平均気温は、ほぼ月を通して気温が平年を上回った沖縄・奄美ではかなり高かった。また、月のはじめや中旬に気温が平年を下回る時期があった北・東・西日本でも月平均気温は高くなった。

2 気温、降水量、日照時間等の気候統計値
(1)平均気温
 月平均気温は、全国的に高く、沖縄・奄美でかなり高かった。東日本では平年を1℃以上上回った。

(2)降水量
 月降水量は、北日本日本海側ではかなり多く、西日本で多かった。酒田(山形県)、雲仙岳(長崎県)、人吉(熊本県)、阿久根(鹿児島県)など全国6地点で6月の降水量の最大値を更新した。北日本太平洋側、東日本日本海側では平年並で、東日本太平洋側、沖縄・奄美では少なかった。

(3)日照時間
 月間日照時間は、西日本でかなり少なく、北日本日本海側、東日本太平洋側で少なかった。雲仙岳、福江(以上、長崎県)の2地点で6月の月間日照時間の最小値を更新した。北日本太平洋側、東日本日本海側、沖縄・奄美では平年並だった。
・・・


●6月下旬の暑さ、50年間で最高=九州では記録的大雨-気象庁
      時事。(2011/07/01-17:18)
 気象庁は1日、6月の天候まとめを発表した。同月下旬の平均気温は、太平洋高気圧の影響で、東日本と西日本では統計を開始した1961年以降の最高値を更新した。特に24日には、埼玉県熊谷市で最高気温が39.8度になり、国内観測史上初めて6月に39度台を記録した。
 同庁によると、東日本では平年差でプラス3.8度、西日本では同3.3度となり、それぞれ2005年に記録した同3.0度と同2.5度を大きく上回った。
 東日本の日本海側や西日本などでは梅雨前線の影響などで、雨が多かった。九州では中旬を中心に各地で記録的な大雨が相次ぎ、総雨量が1000ミリに達する地域も出た。

●6月の天候、下旬の平均気温は過去最高に
        日テレ 2011年7月1日 22:46
 気象庁は1日、6月の天候の特徴をまとめた。

 気象庁によると、梅雨前線や湿った空気の影響で、九州地方と東北地方の日本海側では大雨の日が続き、長崎・雲仙岳で1171ミリ、山形・酒田で391ミリを観測するなど全国6地点で6月の降水量の記録を更新した。

 一方で、晴れて暑い日が続いた沖縄地方は9日に梅雨明けし、気象庁が梅雨の統計を始めた51年以降、最も早い梅雨明けとなった。

 さらに、上空の偏西風が日本付近で北に蛇行したため、太平洋高気圧が強まった24日には、埼玉・熊谷で6月としては国内最高気温となる39.8℃を記録した。下旬の平均気温は、東日本で平年に比べて3.8℃高く、西日本でも平年に比べて3.3℃高くなり、下旬の平均気温としては61年以降、最も高い値を記録した。

●6月の天候、猛暑日観測点13倍 下旬は半世紀ぶり高温
      2011/07/01 20:16 共同通信
 気象庁が1日、6月の天候まとめを発表。後半は厳しい暑さとなり、下旬(21~30日)の平均気温は東日本で平年を3・8度、西日本は3・3度上回り、上・中・下旬の旬ごとの統計を開始した1961年以降最高だった。

 6月中に気温35度以上の猛暑日を観測したのは延べ243地点で、記録的な高温の夏だった昨年6月(19地点)の約13倍。30度以上の真夏日は延べ4127地点で、昨年の2859地点を大幅に上まわった。

 24日には埼玉県熊谷市で39・8度を記録。6月としての国内最高で、昨年夏の最高気温(39・4度)を上まわった。

 月平均気温は、三重県伊賀市が23・0度と観測史上最高タイ記録。

●昨夏 都市部は2~3度上昇か
   NHK 7月1日 4時10分
 記録的な猛暑となった去年の夏、都市部では、いわゆる「ヒートアイランド現象」の影響で、気温が2度から3度以上、上昇していたとみられることが、気象庁の分析で分かりました。

「ヒートアイランド現象」は、舗装された道路やコンクリートの建物などに熱がたまったり、建物や車などから熱が排出されたりして、都市部の気温が周辺より高くなる現象です。気象庁は去年の夏、特に気温が高かった日を対象に、大都市圏の気象条件を分析しました。

このうち、岐阜県多治見市で、去年、全国で最も高い39度4分の最高気温が観測された7月22日、東海では愛知県を中心に、ヒートアイランド現象の影響で気温が2度から3度程度上昇していたと推定されています。

また、東京の都心の最高気温が37度2分となった去年の8月17日には、東京と埼玉県の東部を中心に、気温が3度以上、上昇していたとみられています。この日、関東では少なくとも200人以上が、熱中症のため病院に搬送されていました。

また、去年夏の北海道の気温を分析した結果、札幌市など石狩地方とその周辺では、晴れた日にはヒートアイランド現象の影響で気温が2度以上高くなっていたとみられ、長期的には3大都市圏に近い傾向が現れているということです。

気象庁は「ヒートアイランド現象で、都市部は夜になっても気温が下がりにくい傾向があり、この夏も熱中症には十分気をつけてほしい」と話しています。

●7月 前半中心に気温高い予想
        NHK 7月1日 17時55分
 関東や東海を中心に1日も厳しい暑さとなりましたが、今月は前半を中心に、ほぼ全国的に気温が平年より高くなると予想され、気象庁は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、1日は西日本では曇りや雨となりましたが、関東や東海、それに北日本では日中、強い日ざしが照りつけて各地で気温が上がりました。

日中の最高気温は、茨城県大子町で35度1分と、35度以上の猛暑日となったほか、甲府市で34度1分、東京の都心で33度9分、福島市で33度1分、名古屋市で32度5分などと、各地で平年を4度から7度ほど上回り、厳しい暑さとなりました。

2日は関東などでは雲が広がり、暑さがいくぶん和らぐ見込みですが、東海から西の各地では30度以上になるところが多いと予想されています。

また、気象庁の1か月予報によりますと、今月は関東と東海、それに西日本を中心に晴れる日が多く、気温は沖縄・奄美を除いて平年より高くなると予想されています。

特に今月の前半は、北日本で気温が平年よりかなり高く、東日本と西日本でも気温が平年より高くなって厳しい暑さが続く見込みです。気象庁は、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。



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 昨日の午後、月曜日の新聞折込で市内に全戸配布する「新しい風ニュース」を印刷していたら、岐阜で会議をしていた連れ合いから電話。
 「地震じゃない?」 「かなり長く揺れている!」

 私「ここは、まっくたなんともないよ。」
   (輪転機が動いて、身体も立ち歩いていたからか、何も感じなかった)

 つれあい「テレビの速報を見て」

 TVをつけて、すぐに電話を返した
  「宮城で震度7の大地震。関東・東北は大津波警報」と伝えた。

 輪転機を回しながら、津波の激しい様子を見た。
 被災された皆さん、関係者のみなさん、こころからお見舞いを申し上げます。
 
 そのうち、「福島第一原発、緊急停止」と流れた。
 20数年前から「脱原発運動」をやって、勉強会もやっていたから危険を直感する。
 原発は、緊急の場合は「自動的に停止」するように設計されている。
 そのとき、冷却する系統が作用しないと、どんどん反応が進んでどんどん高熱になる循環・・・原子炉の暴走・・・メルトダウン・炉心溶融・・・・

 その後、夕方、所要で出かけたりしていて戻っても、テレビは各地の被災状況の続報。

 夜中。
 原発の冷却用のバッテリーが無くなる、補充用の外部電源をつなごうにもつなげることができていないとの旨のニュースが流れた。
 
 朝、3時前に目が覚めたのでテレビをつけた。
 3時前、「原子炉格納容器内の圧力が高まってきたので、圧を逃がすことになる」可能性が高いことが発表された。

 放射能を外に出すわけだ。
 「風は西から東に吹いている」ことも決断の理由のように説明されている。
 
 昨夜来、米軍が原発事故のサポートに入っている情報があり、政府の秘密裏の動きが気になる。

 今朝3時のロイターは、
 「クリントン同国務長官は『在日米空軍が原子力発電所に非常に重要な冷却剤を輸送した』と述べた。」と流している。

 重大な事態が近づいてる気配。

 そんな今、新潟・長野で「震度6強」の地震発生の報。
 しばらくして、栃木で地震の報道。
 続けて、長野で「震度6弱」の報道。
 広範な地殻変動が起きているのだろうか、と素人は考えてしまう。

 とりあえず、ブログはここで出しておく。

 なお、私の「新しい風ニュース」は今日、インターネットにアップする予定だったけど、明日に延期する。

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●米国、東北地震で被害受けた原発に冷却剤輸送=クリントン国務長官
      ロイター 2011年 03月 12日 03:08 JST
 [ワシントン 11日 ロイター] ヒラリー・クリントン米国務長官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所に、冷却剤を輸送したことを明らかにした上で、今後も支援を続ける考えを示した。

 同国務長官は「在日米空軍が原子力発電所に非常に重要な冷却剤を輸送した」と述べた。

 「日本は原子力発電への依存度が極めて高く、非常に厳格な技術的基準を設けている。しかし地震により一部の発電所に圧力がかかっており、冷却剤が不十分となっている」と説明した。

●福島第1原発、冷却機能停止=放射性物質放出の恐れも-周辺住民に避難指示
      時事(2011/03/12-03:01)
 三陸沖の大地震で被災した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機で、11日夜、原子炉の冷却機能が停止した。同1号機では原子炉格納容器内の圧力が上昇、東電は原子炉の破損を防ぐため、圧力を逃がす操作の検討を始めた。この操作により、外部に放射性物質が放出される恐れもある。

政府は11日、原子力災害非常事態宣言を発令、半径3キロ以内の両町住民5862人に緊急避難を指示。半径3~10キロ圏内の住民4万5345人に対しても屋内待機を指示した。県によると、3キロ圏内の住民全員が避難を終えた。経済産業省原子力安全・保安院と東電によると、同原発は運転中の1~3号機すべてが地震直後に自動停止した。非常用ディーゼル発電機が故障し、2号機は冷却機能を停止したため、電源車を派遣し、復旧作業を進めている。

 一方、1号機では、通常400キロパスカルの格納容器内圧力が、600キロパスカルまで上昇。格納容器が破壊される恐れが生じたため、東電は圧力を逃がす操作を検討。操作に伴い、外部に放出される放射能の量や影響を調べている。2号機の原子炉冷却水の水位は、燃料棒の最頂部より約3.5メートル高い位置で維持されている。水位が低下すると燃料棒が露出し、放射能漏れの恐れがあるという。

 また、福島第2原発(同県富岡町、楢葉町)も1~4号機が自動停止。東京電力によると、1号機の原子炉格納容器内の圧力が上昇し、午後5時35分に非常時に炉内に冷却水を注入する「緊急時炉心冷却装置(ECCS)」が自動起動した。

保安院によると、冷却水は確保されているとみられるが、2、4号機は冷却のため海水を取り入れるポンプの動作確認が津波の影響でできなくなっているという。東京電力によると、福島第2原発の排気筒クレーン操縦室で作業員1人の死亡が確認された。同第1原発では、タービン建屋内にいた同社社員2人の所在が確認できないという。

●社会  福島第一原発 圧力上昇で空気放出へ
        NHK 03/12 03:33
 海江田経済産業大臣は記者会見し、福島県にある東京電力・福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉が入った建物内の圧力が高まっているため、建物内の空気を外部に放出する予定だと東京電力から報告があったことを明らかにしました。この作業に伴って、建物内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、量は微量とみられるということです。また、陸地から海への風向きを考えると、すでに実施している施設から3キロ以内の避難や、3キロから10キロ以内の屋内退避で住民の安全性は保たれるとしています。東京電力では、放出する時間については事前に知らせるとしています。住民に対しては落ち着いて対応してほしいと話しています。

●地震:放射性物質出る恐れ 福島第1原発
    毎日新聞 2011年3月12日 2時09分(最終更新 3月12日 2時45分)

福島第1原子力発電所 東京電力によると、今回の地震の影響で、福島第1原発1号機の原子炉圧力が上昇していることが分かった。原因を調べている。

 炉内の圧力が高まると格納容器が損傷を受ける。このため、同社は炉内の圧力を外部に逃がす操作の実施を検討している。実施すると、放射性物質が外部に出る恐れがある。

● 福島第1原発3号機、冷却装置の電源停止か
       日テレ  2011年3月12日 1:51
 原子力安全・保安院によると、「東京電力」の福島第1原子力発電所の3号機で、原子炉内の燃料を冷やす作業ができなくなる見込み。早ければ12日午前0時頃に冷却装置の電源が全て止まるとみられていたため、既に冷却作業ができなくなっている可能性もある。

 現在、復旧させるための電源車が現場に向かっているという。福島第1原子力発電所では、既に2号機でも原子炉内の燃料を冷やすことができなくなっている。こちらは現在、電源車による復旧作業が行われているという。

 保安院は、いずれにおいても直ちに放射能が漏れる可能性はないと説明している。

 一方、「東北電力」の女川原子力発電所では、火災が確認されていたが、既に鎮火され、放射能の漏れなどは確認されていないという。

●福島原発炉内蒸気、外に逃す作業検討 放射能漏れの恐れ
      朝日 2011年3月12日1時52分
 東日本大震災で、炉心を冷やす緊急炉心冷却システム(ECCS)が動かなくなった福島第一原子力発電所の1号機について、東京電力は12日未明、原子炉格納容器の圧力が高まっているため、容器内の放射能を含む蒸気を放出する作業を検討していることを明らかにした。実施すれば、外部に放射能が出る可能性があるとしている。

●【地震】福島第1原発1、2号機 電力供給不能に
     朝日 (03/11 23:16)
 経済産業省原子力安全・保安院などによると、福島第1原発の1号機と2号機は外部からの電力供給ができなくなりました。非常用ディーゼル発電機が動かず、緊急炉心冷却装置などが動かせない極めて異例の状態です。このうち2号機は電力供給がストップしたため現在、炉心の冷却が行われていません。

現状では周辺環境への放射性物質の流出などは起きていませんが、政府は、半径3キロ以内の大熊町、双葉町の住民586人に念のため避難を指示し、3キロから10キロの住民5万1207人に屋内退避を指示しました。

東京電力は、多数の電源車を現場に派遣して電力のバックアップを急いでいます。この地震では、福島を含む合わせて11基の原発が揺れを検知して自動停止しました。福島第2原発1号機では原子炉の格納容器内の圧力が上昇し、緊急炉心冷却装置が作動しました。宮城県の女川原発では、タービンのある一部施設の地下から煙が出て自動消火装置が作動しました。

一方、茨城県によると、東海第2原発では、3基ある冷却ポンプのうち1基が動かなくなりました。ただ、ほかの2基が作動しているため、今のところ問題はないということです。いずれも放射性物質漏れなどの異常は検出されていません。

 防衛省によると、北沢防衛大臣から原子力災害派遣命令が出たことを受けて、陸上自衛隊の中央即応隊で、原子力災害や化学災害に対応する専門部隊の中央特殊武器防護隊24人が、大宮駐屯地から午後9時ごろ、化学防護車4台で福島第1原発に向けて出発したということです。

●地震:原子炉の冷却機能に異常 福島
      毎日新聞 2011年3月11日 20時00分
福島第1原発3号機建屋
 経済産業省原子力安全・保安院によると、東北沖大地震によって原子炉を自動停止した東京電力福島第1原発1、2、3号機(福島県大熊町)は、非常用ディーゼル発電機が使用できなくなり、すべての電源が喪失して原子炉を冷却できない状態になっている。

 東電は、同原発1、2号機について放射能が施設の外部へ漏れる危険性があるとして、同日午後5時、原子力災害対策特別措置法15条に基づく緊急事態(15条事象)を保安院に通報した。保安院は原子炉の状況を調べている。

 15条事象は、原子力施設の周辺地域で放射能や放射線漏れを検出したり、原子炉の停止が不可能になったときなどに適用される。気象条件などを基に、どれほどの地域に放射能が広がる可能性があるかを予測し、住民に対し屋内退避や域外退避などを指示する。【酒造唯】


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