出来る自信もないのにイベントに参加しちゃって、案の定ケツ割れして逃亡と言ういつものパターン
いつもいつもこんな状態なのに反省が無いですね・・・。まあ今年もこんな感じでグダグダやってくってことですかね。
さてさて今回「早作り」の生贄になったカマロですが、つまづいてしまって早作りは断念しましたので、方針転換してちゃんと完成させましょうかね。
とは言え、後戻りして作業するのは苦手な性質なので、残りの作業だけ納得(妥協)できるあたりまで時間をかけましょう。
とりあえず、正月のうちにやってた作業でまだ書いてなかったことを記録しておきます。
安物のプラキットではフェンダー内側が再現されてなくて隙間から向こうが見えたりすることが多くて、このAMTのキットも同様です。
インナーフェンダーまで自作するのは大変なので、プラ板を立ててせめて光漏れだけでも防ぐようにしておきます。
台座に固定するためのボルトナットも埋め込んでおきます。
シャーシ裏側はレジン・メタルの高級キットではありえないぐらいのリアルなモールドがされていて、ボルト穴やピン穴を開けるのは忍びないのですが、そこは割り切ってトランスミッションとプロペラシャフトに穴を開けてしまいます。
まあどうせ見ることもないし、リアルなモールドとは言え精密なパーツ再現されているわけでもないし。
内装はバスタブ方式のシートまで一体のワンパーツ。
うっすらとですがドア内側にまでモールドがあり、これどうやって抜いたのか不思議になりますね。
おそらくスライド金型なんですけど、それにしてもどういう分割なんですかね。スライド金型って簡単に言うけど結構高度な技術ですよね。プラモデルみたいな、世間的にはしょせんオモチャとしか思われない商品に高度な生産技術が用いられてるって有難いですね。
その反面、シフトゲート前に二列並んでいる4つのメーター(水温、油圧、電圧、燃料)が、なぜか前方向きでモールドされているのはご愛嬌w
繊細なモールドなので、黒く塗った後シルバーでちまちまと塗り分け。ほかの色は使ってません。
キットの構造上、やや上げ底気味のフロアは気になるけどディティールアップ無しでこれだけ再現されてれば43としては満足です。
なかなか良いキットです。
シフトレバーは省略されているので、これだけあとで自作して付けておきましょう。
さて、このキットで一番の山と言うか、ヘッドライトのカバーを取ってしまったので丸見えになるヘッドライトの自作と、同時にカーモデルの出来の決め手にもなるフロントグリル周辺の工作。
アルミパイプで作ったライトケースにアルミ板をポンチで抜いた反射鏡に同じくポンチで抜いたレンズを組み合わせて・・・・
と、文章にすれば一行だが現物合わせで雰囲気を確かめながらいくつも作り直してやっとこさ出来たつもりのヘッドライトをキットパーツを塗り分けたグリルに組み合わせて、ひと息つきましたが・・・
実車の雰囲気と違うんだよねー
そもそも、初代カマロには二種類のグリルがあって、上のがキットと同じヘッドライトガードが付いているタイプのガードを外したもの。ヘッドライトはやや奥のほうにある。
下がヘッドライトガードがなく、グリルが角張ったタイプ。ヘッドライトはケースに収まる感じでやや前に出ているように見える。左右の間隔もやや狭く見える。
どのグレードや年式にこのグリル違いが割り振られていたのか分かりませんが、パーツ交換の互換性はありそうですしアメ車なのでそのへんは自由に作って良いと思うんですが・・・せめてどちらかに決めないといけませんよね。
資料とにらめっこしながら作っていたわけではないので、何となく自分の中でこの二つのタイプを混同していたような気がする。イメージとしては下のタイプの雰囲気に近付けようとしていたのかも。
しかしグリルメッシュはキットのパーツを使うしかないので上のタイプ一択なんですが迷走した結果どっちつかずな雰囲気に・・・
ボディーにセットしてみると、全然ダメな感じ。接着してないので曲がっているのは仕方ないとしても、ライトの大きさやらグリルの繊細さなど、納得できるものではないですね。
というわけで、心が折れました。
その後、正月明けは何かと忙しく放置気味になってました。さいわいこの冬は雪は少なく、先日全国に大雪を降らせた寒波でも当地は20センチ足らずの積雪で雪国にしては大したものではありませんでしたが、仕事や新年会やらでどうにも制作する余裕がありませんでした。
イベントの締め切りには間に合いませんでしたが、投げ出したわけでは無いので何とか続けてみます。グリルさえどうにかなればゴールは見えそうです。