43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ホイールも、問題

2014-07-06 | Ferrari 330P4

一ヶ月にわたるW杯もいよいよ終盤、現在ベスト4が出揃ったところ。

前回優勝のスペインやイタリア・イングランドなど強豪国がグループリーグ敗退したり、コスタリカの躍進など番狂わせはあったものの、準決勝まで来ればブラジル・ドイツ・アルゼンチン・オランダと残るべくして残ったと言える4チーム。

特に、4年前とてもほめられるようなサッカーではないサッカーで決勝で敗れたオランダが、今回はいいチームになって来ましたね。ファンファールの理論的戦術を選手がよくこなしている、という感じ。絶好調のメッシを中心に勝ち上がってきたアルゼンチンとの対戦、楽しみです。

さて、330P4。
タイヤだけじゃなくて、ホイールにも問題アリなんだよね。

ホイールを構成するのはこの4つのパーツ。これに、センターピンとスピナーが付くんですが、それぞれ4つづつ、同じパーツの組み合わせです。
あれ?前輪と後輪、リムの深さが違うはずなんですけど・・・・。どう比べても、同じパーツ。

しかも、リムのパーツがキチンと収まりません。旋盤の工作精度が悪いと言うより、明らかに数値を間違っているぐらい、内径と外径が食い違ってます。

もしうまくはまったとして、このリムの深さだと全部後輪用になっちゃうよ・・・。というか、後輪用としてはちょっと浅すぎる。

実車はもう少し、なだらかに奥に向けて狭まっていくんだけどね。それはまあいいとして。

リムのはめ込みとスポークの深さ調整で、若干の加工が必要なようです。

 

で、懸案のタイヤ問題なんですが。

コレのタイヤが使えるんじゃね?と思いつきまして。1969年のフェラーリのF1マシン、312ですが・・・。

昔コレクションしていたブルムのミニカーです。

ホイールのリムのカタチもいい感じなんで、ホイールごとドナドナしちゃおうか?とも考えたんですが、星型スポークのカタチが変なんだよね。
タイヤも、パターンまでモールドされてるのはいいけど、ちょっと大味過ぎるし。

だったらもう、330P4そのもののミニカーを使えばいいんじゃね?と思いまして、オクで探してこれをゲット。
ミニカー付きマガジンなので、安く入手できました。マガジンのほうは大して資料になる画像もなく、役に立ちませんでしたが、ミニカーはビテスの製品のようで、それなりの品質です。塗装はキレイだね。

BBRのボディーと比べてみると、特にドア部分のボリュームが違います。縦方向にも横(厚み)方向にも、ビテスのはボリューム不足。
どっちが正しいかは分かりませんが、BBRの形状のままで良いです。

ホイールは、こちらは狭まり過ぎ。これは使えません。それ以前に、スピナー一体モールドはあり得ないでしょう・・・・ww
でも、タイヤの表情はいい感じです。タイヤレターが印刷されてないのも消す手間が省けて良いです。

で、タイヤを外してBBRのホイールにはめてみました。

うわー、ピッタリw

パターンも43としては満足できるレベルでモールドされてるし、タイヤ外径は僅かに小さいんですけど、これで問題ないでしょう。

ということで、タイヤ問題はあっさり解決。

 

タイヤを外されたビテスのミニカーが、虚しくたたずんでいるだけ・・・私は、罪深いですか?

完成品つぶして下手くそな模型作るって、多分常人には理解できないことやってますよね。でも、 そうゆう趣味なんです。ここを読んでくれてる人にも賛否両論ありそうですけど、分かってもらえる部分もあるはず。

 

さて、理屈こねてないで手を動かさなければ。工作が全然進んでないw

 

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