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43マイクロワールド

1/43スケールのカーモデルキットの製作を中心に、模型の話・レースの話・クルマの話・なぜかサッカーや映画の話題など。

ゴニョゴニョしてました

2012-12-23 | LANCIA RALLY 037~S4

年末の忙しさにかまけて、気が付けばまたひと月も放置。
このまま年越しもあんまりなので、頑張って更新します。

この連休で少しは余裕出来るかと思ってたんですけどね、PCが妙なマルウェアに感染してしまいまして、その対応ですっかり時間取られてしまいました。

今回私のPCに侵入しやがったのは、「System Progressive Protection」なる名称のマルウェアで、勝手にPCスキャンしたみたいな画面が出てきて、「ウイルスに感染してます。修復しますか?」とかなんとか英語で出てきて、セキュリティソフト購入画面が出てきてクレジットカードの番号入力を促します。無視して画面消しても何度もしつこく画面がポップアップする上にネットの新しいページ開こうとするたびに「このサイトは危険です。」とか警告文が出てきて邪魔しやがる。もう迷惑ったらありゃしません。


(ウィルス・スキャン画面 もちろんインチキ。アホか)


(クレジット・カード情報入力画面。払うわけねーだろw)

ぐぐればこのマルウェアの削除方法が出てくるんですが、自己流でゴニョゴニョして削除してやろうとやってたせいか、このプログラムの本体がどこにあるのか分からなくなってしまって削除にひと苦労。
一時はPCの初期化も視野に入れてデータバックアップまでしてたんですが、ゴニョゴニョやってるうちにどうにか削除できたみたいです。

私みたいなPCオンチがどうやって削除までこぎつけたか説明しても却っていい加減な情報になりそうなので詳しくは書きませんが、皆さんももし変なマルウェアに感染したら、速やかに正しい情報を元に対処されることをオススメします。
最近のこの手の不正プログラムは自らが削除されないように名前を変えて隠れこんだりするので、長く放置すればするほど対処が難しくなるようです。

それで、色々ゴニョゴニョやってたせいでマルウェア消えたあとも色々不具合が出ちゃって、ネット画面が正しく表示されないとか色々あったので、マイクロソフトの「システムの復元」でやっと正常に戻ったんですが、もしかして最初からこれだけしとけば済んだ話?
そのへんは良く分からないんですが、まあとにかくPCオンチには全く迷惑な話でしたわ。

 

てなわけで模型の話です。

とりあえず037完成のあとはエレールの038ことランチア・デルタS4を完成させたいと思ってまして。
思ってるだけで全然進んでないんですが、ここまでの進捗状況だけでも書いときます。

まあ皆さん、このクルマについてはご存知かと思いますが、本来は一般的なファミリーカーに近いデルタの名前を使っているものの中身は全く別物のグループB最強のモンスター・マシンと言えるS4の実体はコチラのディティール画像で見ていただけると早いかも。

今回の製作コンセプトは、「なるべくキットの素性を生かすべく、あるものはあるがまま、無いものは見える範囲だけ何とかする。」
てな感じで行きたいんですが、このコンセプトに沿って作ろうと思うと却って難しくて手が止まりがちです。

リアバンパーのない後方からは037同様内臓物がまる見えなんですが排気管以外全くオミットされちゃってます…。

エンジンルームの高い位置にマウントされてるオイルクーラーやエアクリーナーもしょぼ過ぎるパーツで使う気になれないし…。

S4は、037のスーパー・チャージャーに加えてターボ・チャージャーも直列に連結する凶悪ぶりで、エアクリーナーが送り込まれた空気がターボからインタークーラー、インタークーラーからスーパー・チャージャー、さらに次のインタークーラーへと流れる配管が車体最後部に並んでおりまして、さらにこれにターボなど排気系の配管が複雑に絡まる構造体が後方からの見せ場にもなるだけに、何とかそれなりに見える程度に再現しなきゃなりません。

参考までにメリのキットを見てみますと、このあたりのパーツは大体用意されてまして、苦労せずともそれなりに再現できるようですが、エレールのほうはほとんどパーツがありませんからねえ…。
最初は見えるとこだけちょこちょこっとパーツ追加しとけばいいやと思ってたんですが、資料画像を見てるうちに大体の構造がすっかり理解できちゃって、こうなると適当に作るほうがむしろ難しい。
一時はもうメリのキットで作っちゃおうかと思ったんですが、やはりエレールを何とか作ってやりたい。

ということで、迷い悩みながらもゴニョゴニョやって、まあこんな感じになってます。

実際の配管とはだいぶ違うし、整形もろくにしてませんけど基本的にはあんまり見えなくになるとこなので許してね。

今回の経験はメリのキット製作する時に最大限生かしたいと思ってます。

コクピットはこんな感じ。キットのシートを塗り分けてデカール貼っただけです。
エンジン・ルームとの仕切り窓、足元の仕切りなどを追加してます。
ダッシュは、ボディー側に付けるようになってます。シャーシ側に付けたいものだけど、色々面倒なので諦めます。

このクルマ、競技車輌なのにロールケージはありません。モノコックそのものにフレームが仕込まれてるみたいです。
コクピットとエンジン・ルームの仕切りから後ろへ伸びるしんばり棒は、下へ行くにしたがって狭くなるのが正解みたいですが、末広がりにしちゃいました。まあ、そんな見えなくなるので…(ry

オイルクーラーはジャンク・パーツ。「I.P.R.A」のデカールを貼ってあります。これってラジエターのメーカー名なんですかね?

ここまで、ほとんど筆塗りで済ませてます。気分は中学生の頃のモデリング!

シャーシ裏にはナットを埋め込んでます。六角形の穴を開けてそこにはめ込んでますが、プラが柔らかくコレだけでは強度が心配になったので、真鍮版に六角形の穴を開けたものを内側に貼り付けて補強してます。

 

これでシャーシ側はほぼOKですが、タイヤ/ホイールをどうしようか迷い中。

タイヤはまあエレールらしく、プラでもいいんですけど、これはホイールにディッシュ・タイプのカバーが付く仕様なんですが…

…なんの立体感もないカバー表現…orz

実車にはこんな荒っぽい感じのホイール・カバーが付くんですよ。
特に、前輪ね。チラリ見える内側のクーリング・フィンがワイルドだろ~?

で、ワッシャー・リングを利用して細切りプラ板を貼り付けてゴニョゴニョしてカバーを自作してみましたが…

うっわ、ワッシャー分厚過ぎw
これではオーバースケール過ぎます。ボツです。

さて、どうしたものか。
キットの素性を生かすなら、キットのパーツそのまま使うのもアリなんだけどなあー

次回へつづく。